雫石町は、北東北地方の拠点都市である盛岡市の西方約16kmに位置しています。東は、滝沢市、盛岡市に連接し、西は奥羽山系の山々を境に秋田県仙北市に接し、南は矢巾町、紫波町、西和賀町及び花巻市とそれぞれ連山を境界に、北は岩手山鬼ヶ城稜線を境として八幡平市に接しています。地勢は、秀峰岩手山をはじめ1,000m以上の山が連なり、これら山岳や高原が総面積の大部分を占めており、標高300m以上が総面積の約80%に達している。また、山麓部には広大な傾斜地が開かれ、天然林、牧野、田畑がのどかな田園風景をつくりだし、田、畑の耕地は、葛根田川、雫石川、南川の三河川流域に展開しています。豊かな自然と共生した快適な生活環境の確保を図りながら、農業・観光を中心とした魅力ある産業の創出と創造性豊かな人づくりと、町の位置づけの優位性を活かした交流・連携を進め、自立する持続可能な「次世代のまちづくり」を推進しています。
雫石町企画財政課:019-692-6409
雫石郷には、先史時代から既に人々が定着し生活を営んでいました。文書として記録されているものはありませんが、町内各所で発掘される遺跡、遺物がそれを明確に物語っています。中世になると、文書に「雫石」の地名が登場するようになり、文治5年(1190年)には、源頼朝が奥州の豪族藤原氏一族を平泉に滅ぼした際、岩手の西部の一部を配下の戸沢衡盛に与えたとあり、雫石郷もその支配下となりました。これが古文書に記録される、当地方最初の領主ということになります。昭和30年4月1日(1955年)に町村合併促進法によって、1町3カ村が合併して新生「雫石町」が誕生し、今日に至っています。
雫石町企画財政課:019-692-6409
新岩手農業協同組合は平成20年5月1日に、JAいわてくじ、JA北いわて、JAいわて奥中山、JAみやこと合併し、新生「JA新いわて」としてスタートしました。当地域は、四国4県に匹敵する岩手県のほぼ半分をエリアとし、18の市町村(盛岡市旧玉山区、八幡平市、雫石町、葛巻町、岩手町、滝沢市、二戸市、軽米町、九戸村、一戸町、久慈市、洋野町、野田村、普代村、宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村)に跨る広大な面積を有しています。奥羽、北上山系を有することで中山間地帯の占める割合が高い地帯です。北上川流域の平坦部、高標高地、山間地、リアス式の沿岸地域と多様な地形となっています。当地域は、米をはじめ、野菜、花き、畜産酪農など多種多様な作物を生産しており、その生産量は全国でもトップクラスとなります。
新岩手農業協同組合:019-699-3311
雫石町農林課:019-692-6405
冷涼で爽やかな気象条件のもとでは、稲作にとっては病害虫の発生が少なく農薬の使用は少なくてすみます。JA新いわては、このような気象風土を最大限活かし、低農薬栽培並びに低コスト安定生産を進め、消費者ニーズに応える特色ある産地づくりをすすめています。「あきたこまち」は、秋田県農試で昭和59年に育種された品種であり、耐冷性にやや強く、粒形は小〜中。コシヒカリの血を受け継ぎ良食味の品種である。「いわてっこ」は、「ひとめぼれ」に「こころまち」を交配して育成された固定品種で、平成16年に登録。障害型耐冷性、穂いもちほ場抵抗性が強い。比較的粘りがあり、冷めてもおいしいのが特徴です。「かけはし」は、岩手県農試で昭和59年に人工交配された。耐冷性が強く粒はやや大きく、粒厚も厚い。食味は、あきたこまちに近い品種である。平成5年の冷害時に緊急種子増殖として沖縄(八重山)で種子生産が行われた。人と人、地域と地域のかけはしを願い命名された。
新岩手農業協同組合:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
雫石町農林課:019-692-6405
JA新いわてでは、冷涼な気象条件に恵まれ農薬使用も少ない安全・安心な小麦の生産を行っています。特に主力品種のナンブコムギは、食味が良いだけではなく、タンパク質(グルテン)も多く含まれ、クリーミーな地粉の色と麦本来の風味の強さは格別です。うどんやそうめんなどはもちろんのこと、その風味を活かしたパンやお菓子に加工されています。また、学校給食のパン原料は県産小麦が50%使用(ナンブコムギ30%+ゆきちから20%)され、地産地消の拡大・定着に取り組んでいます。
新岩手農業協同組合:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
JA新いわてのほうれんそうは、簡易ビニールハウスでの雨よけ栽培が基本です。他の作業との兼ね合いもありますが、年5〜6回転を目標に冬期間の寒締め栽培と組み合わせて栽培されています。加えて、真夏に気温上昇抑制資材を利用したトンネル栽培を間に入れて栽培する農家や、春と秋を中心に露地栽培に取り組む農家も増えています。ほうれんそうはカロテンやビタミンA・C、鉄分、マンガン、カルシウム、マグネシウムなどが豊富で体内の血液をつくる重要な増血成分。貧血予防にも欠かせません。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
岩手山麓地域は、山麓特有の「朝と夜の寒暖差」の大きな地域で、夏秋野菜などの栽培に適した地域で、トマトの栽培に適した土地でじっくり育つことで、良質な「雫石産トマト」が生産されています。トマトの栽培は昭和60年頃から雨よけ(施設)栽培に移行し、現在も主力品種となっている「桃太郎」が生産されています。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
夏秋トマト産地として知られ、主力品種の「桃太郎」トマトを使用した、「雫石トマトジュース」は、健康食品ブームの中で需要が伸びている、無添加果汁100%トマトジュースです。血行の源になる「カロテン」 、 「リコピン」 がふんだんに含まれています。
新岩手農業協同組合:019-699-3311
JA新岩手南部営農経済センター:019-692-3380
岩手県は全国有数の野菜産地です。昼と夜の気温の格差が大きく、この温度差が野菜の身をシャキッとしめ、おいしく育てます。そして、冷涼な気候のおかげで病害虫の発生が抑えられ、農薬の使用量を減らすことができます。キュウリは県内有数の主力産地で、全国各地に出荷しています。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
5〜6月にかけて出回る露地もののグリーンアスパラガスは、県央地域が産地で、年近は国内生産が少ない冬出荷用として、秋の訪れが早い気候を活かし、県北地域を中心に「伏せ込み促成栽培」が行われています。アスパラガスはタンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく含んでいます。食物繊維も豊富で、カロテン(ビタミンA)・ビタミンCなどの肌に潤いを与える栄養素も含まれており、美肌効果も期待される。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
岩手県は全国有数の野菜産地です。昼と夜の気温の格差が大きく、この温度差が野菜の身をシャキッとしめ、おいしく育てます。そして、冷涼な気候のおかげで病害虫の発生が抑えられ、農薬の使用量を減らすことができます。ネギは県内有数の主力産地で、全国各地に出荷しています。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
一世帯当たりの豆腐消費量第1位の盛岡市を擁する岩手県。昼夜の気温差が大きく、水質の良い河川に恵まれるなど大豆づくりに適した風土があり、品質の高い大豆が生産されています。自然な甘さと豊かな風味があり、豆腐はもちろん、味噌や醤油などにも加工されています。岩手県では、煮崩れしにくい大粒の「岩手大納言」や「ベニダイナゴン」など、品質に優れた小豆が栽培されています。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
黒千石大豆は、普通の黒大豆の半分にも満たない可愛らしいサイズと、豊かな風味が特徴です。栽培に手がかかるため一度は消えてしまったものですが、わずかに残った種を岩手の農家が栽培し、見事に復活させました。雫石町などで盛んに栽培され、納豆やパン、スイーツなどに利用されています。
雫石町農林課:019-692-6405
「わんこそば」で知られる岩手は、そばの食文化が息づく地域で、各地で蕎麦栽培が盛んに行われている産地です。冷涼な気候に適するため特に県北地方で今も「そばかっけ」「柳ばっと」などのそば料理が今も伝わっています。タンパク質やビタミンB群のほか、機能性成分ルチンを含む栄養価の高い食品です。
雫石町農林課:019-692-6405
岩手山の豊富な伏流水が、生き生きとした雫石わさびを育ててくれます。毎日岩手山を眺めて、すくすく育っています。岩手県では初めてのボックス式栽培方法を導入。休耕田や遊休地の利用と安定した生産また、農薬を使わず、安心してお召し上がりいただけるわさびの栽培に取り組んでおります。
雫石町農林課:019-692-6405
森林を多く有するJA管内の重要な産物である椎茸は、原木栽培のほか、近年は菌床栽培が増えています。恵まれた広葉樹資源と冷涼な気候に育まれた原木椎茸を乾燥させた岩手の乾しいたけは、全国椎茸品評会で何度も優勝した逸品で、肉厚の「冬茹」は岩手の乾しいたけの代名詞で、食感と豊かな味や香りが評判です。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
雫石町農林課:019-692-6405
高貴な香りと歯触りでおなじみの舞茸は、1970年代に栽培が盛んになり、県内各地で原木・菌床栽培が盛んに行われています。ゼラチン質のぬめりが特徴のなめこは、天然ものと栽培ものでは食感や風味の強さが違います。現在、流通しているなめこのほとんどは菌床栽培もので、やわらかな香りとつるりとした喉ごしです。
雫石町農林課:019-692-6405
岩手県の小ぎくは、県南部で多く栽培されており、平成10年以降面積が拡大し、平成25年の作付面積は、全国第3位となっています。県内各地域で露地を中心に栽培されており、6月から11月まで全国各地に出荷されています。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
ユリは種類豊富で、花色は白品種を代表する「カサブランカ」を中心にピンク・赤系品種などを栽培しています。西和賀町で夏場を盛んに栽培しており、寒暖の差が大きい気候で作られたユリは、色と花の持ちなどが良いのが特徴です。
JA新岩手南部営農経済センター:019-692-3380
岩手県では、昭和39年からオリジナル品種の開発を始め、これまでに鉢物用の品種を含めて、計21品種を育成しました。県育成品種の他、各地域オリジナルの品種も育成されており、面積は昭和61年以降、出荷量は平成元年以降、全国第1位になっています。切り花のハウス栽培は5月から、露地栽培は6月から、出荷が始まり、11月まで全国各地に届けられています。
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
第58回岩手県畜産共進会が9月3日(水)からはじまりました。この共進会は、畜産農家相互の研さんを図ることを目的に開催され、岩手県全域から優良な家畜(牛・馬)が多数出品され、その展示と評価が行われるものです。初日の黒毛和種の部は、JA全農いわて中央家畜市場(雫石町七ツ森)で行われ、第1区(後継者の部)に出品した雫石町 前田紘幸さんのきみこ号が見事1等賞を獲得し、さらに若雌の区分(2・3区)を加えた第1〜3区の中で最高賞となる名誉賞を受賞しました。前田さんは「賞をとれると思っていなかったので驚いている。先輩方に話を聞きながらさらにがんばっていきたい」と受賞の喜びを噛みしめました。
岩手県畜産協会::019-694-1300
新岩手農業協同組合 畜産酪農課:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
6月27日(金)、第10回滝沢・雫石連合畜産共進会が、全農岩手県本部中央家畜市場で開催され、雫石町からは黒毛和種53頭、ホルスタイン種15頭の計68頭が出品されました。審査の結果、黒毛和種未経産の部で坂井勝利さんのゆりかね号、同じく経産の部で高橋清治さんのたかつる750号が名誉賞に輝きました。この共進会は、雫石町と滝沢市の優良な家畜(牛・馬)を一堂に集め、その展示と評価を行い、家畜の改良増殖と飼養管理の改善を促し、畜産農家相互の研鑽と生産意欲の高揚を図ることを目的として毎年1回開催されています。
新岩手農業協同組合 畜産酪農課:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
雫石町農林課:019-692-6405
平成24年1月中旬。ひときわ厳しい冷え込みの中もうもうと白い息を上げながら、数百頭の子牛が広いつなぎ場いっぱいに繋がれている。本日は、ここ雫石町のJA全農いわて中央家畜市場での今年最初の子牛のセリ。全国各地からの購入者が見守るなか、関係者を招いての鏡開きが行われ、続いて餅まきが行われた。「せーのっ!」新しい年への期待を込めて威勢よく餅をまく人々の中に、赤いツナギを着た青年がいる。雫石町で和牛繁殖を手がける横森啓太さん。JA岩手県青年組織協議会が認定した、今年の「純農Boy」である。
新岩手農業協同組合 畜産酪農課:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
雫石町農林課:019-692-6405
雫石牛は、岩手山麓の豊かな自然の中でのびのびと動き回り、農家の人々のこまやかな愛情につつまれて大切に育てられた黒毛和牛です。肉質はまろやかな独特の風味とコクに適度のサシが入っており、全国和牛能力共進会ではグランドチャンピオンを獲得、その他にも数々の賞も受賞しています。
新岩手農業協同組合 畜産酪農課:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
雫石町農林課:019-692-6405
岩手県の最高峰として知られる岩手山の南麓に位置する雫石町では、酪農も古くから営なめれており、広大な山地に広がる放牧場では、乳牛たちがのんびりと草を食んでいます。放牧場は近隣の酪農家たちが結成した「牧野組合」によって管理されています。
新岩手農業協同組合 畜産酪農課:019-699-3311
新岩手農業協同組合 南部営農経済センター:019-692-3380
雫石町農林課:019-692-6405
南部かしわは、昔の「かしわ肉」の味を持った鶏で、増体能力や飼料要求率にも優れている鶏です。種鶏の産卵能力が高い鶏を目標として岩手県畜産試験場が開発し、昭和60年に完成した特産肉用鶏です。放し飼いと長期飼育による「土の香り」のする本格的な鶏肉で、甘みとコクがあり、スープがおいしい、肉に締まりがあり、適当な歯ごたえがあって、しかも脂肪が少ないと言った特徴があります。
飼育管理に心を配り添加剤の使用を極力避けた「安全性」の高い鶏肉です。
新岩手農業協同組合:019-699-3311
JA新岩手雫石支所:019-692-0111
雫石町農林課:019-692-6405
小岩井農場酪農発祥の地「上丸牛舎」。約300頭のお母さん牛や子牛が暮らし、毎日生産される生乳は一部がミルク館製乳工場で製品化されています。明治41年から昭和10年に建設された4棟の現役の牛舎、日本最古と言われる2基のサイロは国登録有形文化財です。ゴールデンウィークには桜並木が見頃を迎えます。一号牛舎・三号牛舎には見学所があり、牛たちを様子をご覧いただけます。
問い合せ電話:019-692-4321
小岩井農場の一部を観光エリア「まきば園」として開放し、農場の生産的営みを産業観光としてご紹介するほか、自然観察や体験学習などを通じて、牧歌的なやすらぎや自然とのふれあいを体感いただいています。
【営業時間】
3月1日〜3月17日 9:00 〜 16:50 入場無料
3月18日 まきば園休園します
3月19日〜4月14日 9:00〜17:00 早春料金 大人400円 子供150円で営業
4月15日〜9月30日 9:00〜17:30 入場券の販売は閉園時間の1時間前
10月1日〜11月18日 9:00〜17:00 入場券の販売は閉園時間の1時間前
11月19日〜2017年1月3日 12:00〜20:00 入場券の販売は閉園時間の1時間前
【入場料(税込)】
※基本入場料 4/15から適用します。
※3/19〜4/14は早春料金(大人400円 子供150円)で営業します。
大人(中学生以上)通常料金800円 障がい者割引300円
子供(5歳〜小学6年生)通常料金300円 障がい者割引150円
※詳細は「まきばで遊ぶホームページ」下記でご確認下さい。
http://www.koiwai.co.jp/makiba/play/
小岩井農場まきば園:019-692-4321
アカマツ林や草原に囲まれた自然環境に調和する北欧風デザインの建物。徹底した衛生管理と最新の自動化システムにより牛乳、発酵バター、ナチュラルチーズ、粉乳や練乳などを製造する総合乳製品工場です。見学通路からは牛乳のビン・紙パックへの充填ラインや発酵バターの製造ラインなどが見学できます。見学後はおいしい牛乳をご試飲ください。小岩井の乳製品といえば全国的に人気のある、安全で安心なブランド商品です。
営業時間:10:00〜15:00(水曜定休)
11/4〜冬季お休み 入場無料
小岩井乳業(株)小岩井工場:019-692-3118
小岩井農場まきば園内にある農場直営の乳加工施設(製乳工場並びに売店)では、小岩井農場の酪農事業の生乳生産から製品加工までの一貫体制の優位性を生かした製品として、小岩井農場ならではの「低温殺菌牛乳」の他、これらをベースにした「のむヨーグルト」、「ソフトクリーム」等を商品化する「乳加工・販売事業」を行っています。小規模生産だからこそ可能な自然の風味を生かし、「質の高さ」「こだわり」「本物志向」に応えます。そこで使う生乳を生み出す過程は、土作り・草作り・牛作り・堆肥作りという環境保全・持続型・循環型であり、安全・安心・素性明らかを徹底しています。乳牛の代々の血統から乳牛が食べる小岩井農場の牧草などの飼料に至るまで、全て素性明らかです。また、予防的な抗生物質の使用は行わず、牛の健康を大切にしています。こうして生み出された搾りたての生乳の風味を最大限に生かす衛生・品質管理を徹底した加工処理によって、生産した最高品質の乳製品を味わっていただきます。
製品問い合せ:019-692-4321
CY30手作りチーズとのむヨーグルトセットA(通販商品)
生乳の風味をそのまま味わっていただくために「小岩井農場育ち」は生まれました。土づくり草づくりから一貫して育てた健康な牛たちの風味豊かな生乳のおいしさをそのままお届けできるよう、上丸牛舎に近いまきば園内に製乳工場を設立しました。集乳した新鮮な生乳は、脂肪球を均質化せず、やさしい温度でゆっくりと熱処理しています。職人手作りの「ナチュラルチーズ」、素材の風味を最大限に生かし、甘すぎず、酸っぱすぎずバランスの良い味に仕上げました。
製品問い合せ:0120-200-693
小岩井農場フレッシュチーズ【ストリング】
生乳の風味をそのまま味わっていただくために「小岩井農場育ち」は生まれました。タテに引き裂いて切れるストリングタイプのチーズです。生乳のおいしさ風味をそのままチーズに活かせるよう、新鮮な生乳の脂肪球を均質化(ノンホモ)せず、ゆっくりと優しい温度で加熱処理しました。生乳の風味そのままのミルク感とほんのり優しいさわやかな酸味が特長です。
小岩井農場熟成チーズ【ゴーダタイプ】
生乳の風味をそのまま味わっていただくために「小岩井農場育ち」は生まれました。ひとつひとつ丁寧に職人が手作り、8か月以上熟成させた、自家製ナチュラルチーズです。長期熟成させた芳醇な風味が特長。ゴーダ特有の苦みがなく生乳の風味が後味にフンワリと漂います。どんな素材とも合うことから食事用、調理用としても使われることが多い万能なチーズです。
製品問い合せ:0120-200-693
創業百十余年の伝統を守り続ける宮田醤油店は、岩手の最高峰岩手山の山麓、雫石の森の中の工場でじっくりと熟成させた岩手丸大豆醤油を醸造しています。岩手丸大豆醤油は、厳選された原材料を使い寒期に仕込みます。冬の寒さが厳しくそして夏はむし暑い、寒暖の差が大きい岩手の四季の温度変化を利用し、二度の仕込みを繰り返しながら長期間じっくりと発酵・熟成させた天然醸造醤油です。原材料と味にこだわり、岩手県産大豆を中心に、国産丸大豆を厳選して使用しております。丸大豆に含まれる油成分は、もろみの発酵中にまろやかさをつくり上げる要因となり、製品段階では取り除かれるものです。
(株)宮田醤油店:019-693-1110
雫石商工会:019-692-3321
日本古来から栽培されてきたといわれている大豆「黒千石」。岩手県在来の黒豆で、皮は黒く、中は緑色というのが特徴です。糖分が多く豊かな甘味を持ち、皮の部分がしっかりしているので煮崩れせず、黒豆に含まれるアントシアニンは、抗酸化作用を持つといわれています。雫石町では数年前から転作畑で作付けさ れ多くの加工品が誕生しており、豆本来の味が楽しめると好評です。
しずくいし高倉納豆生産組合:019-693-4170
雫石商工会:019-692-3321
普通の黒大豆の半分にも満たない可愛らしいサイズと、豊かな風味が特徴。栽培に手がかかるため一度は消えてしまったものの、わずかに残った種を岩手の農家が栽培し、見事に復活させました。雫石町などで盛んに栽培され、納豆やパン、スイーツなどに利用されています。わかふじ農産が加工販売している、黒千石大豆を使った味噌、醤油をはじめ、南部小麦を使った乾麺などがあります。
(有)わかふじ農産:019-691-5811
雫石商工会:019-692-3321
自家栽培した南部小麦だけを使い、乾麺タイプの美味しいうどんを作りました。乾麺ではあるものの生麺にも負けない腰の強さと、しっかりとした麦を味が楽しめる自慢のひと品です。ちなみに乾麺を製造するのは町内の老舗高村製麺所。昭和生まれの懐かしの製麺機で手間暇かけて製造しています。
(有)わかふじ農産:019-691-5811
雫石商工会:019-692-3321
南部かしわは、岩手県農業研究センター畜産研究所で昭和60年に1代目、平成15年に2代目が誕生しました。南部かしわの特徴は、天然記念物「岩手地鶏」の血液が入った岩手独自の地鶏です。昔懐かしい、かしわ肉の味を持ち「美味しくてコク」があります。大型で発育が良く早熟で生産性、経済性に優れています。特定JAS規格「地鶏肉」の認証の1つの条件である、在来鶏血液百分率の条件を満たしています。赤い羽装が美しい有色コーニッシュ(雄)と美味しく、天然記念物でもある岩手地鶏の赤笹種(雌)から生まれた二元交雑鶏(雌)と、美味しい軍鶏(雄)から、非常に旨味のある独自の交雑鶏(雄)をつくりだしました。
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
その肉質はまろやかな独特の風味とコクに適度のサシが入っており、全国和牛能力共進会ではグランドチャンピオンを獲得、その他にも数々の賞も受賞しています。同じ岩手県の最高ブランド牛である 前沢牛にも劣らない高い評価を受けています。
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
雫石そばは、雫石で栽培・製粉加工された純粋な雫石産のそば粉を使用して作られています。真心を込めて作られた雫石そばは、香り高く豊かな風味とコシに加え、甘みも引き出された絶品です。雪が多く寒い土地のだからこそ、美味しく育った雫石そば。是非ご賞味ください。
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
雫石には古くから「亀甲織」と呼ばれる独自の織物があります。伝統が培った確かな技と、手織りの温もりが伝わってくる逸品です。
縦糸を横糸にからませながら織る正六角形の模様が美しく、通気性に富んだ麻の織物で、昔は武士が愛用した高価なものでした。大正時代までは広く織られていましたが、継承者が途絶え幻の織物となっていたものを近年復元し、今では原料の麻、カラムシの栽培から染め、製作まで一貫して行っています。
しずくいし麻の会:019-692-0122
(農業トレーニングセンター内)
雫石商工会:019-692-3321
@バック
A雫石巾着
B半巾帯
Cベスト
Dミニボストンバック
Eテーブルセンター
しずくいし麻の会:019-692-0122
(農業トレーニングセンター内)
雫石商工会:019-692-3321
雫石の昔ながらの暮らしを偲ばせ、その土地の息吹を伝える民工芸品は、人々が大切に守ってきた暮らしの風習や伝統によって支えられています。毎年8月に行われる「雫石よしゃれ祭」といえば雫石あねっこの手踊りパレードが呼び物です。雫石あねっこは、京美人の流れをくむ色白でふくよかな顔立ちで、性格は素朴な中にも芯の強さを持ち、働き者といわれます。雫石には、そんな働き者の雫石あねっこを題材とにした人形や、素朴な里の暮らしが思われるワラ細工、木彫りなど、昔なつかしい、ほのぼのと心暖まる民芸品がいっぱいです。
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
@雫石あねっここけし
A)雫石民話こけしかっぱ
B雫石民話こけしざしきわらし
C雫石民話こけしおしらさま
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
くるみ皮の工芸品は、あけびに比べ圧倒的に少量です。くるみ皮素材そのものが大変貴重な上、製作作業もかなりの重労働を要します。そんな貴重なくるみの手提げ籠は時々くるみの実を潰し布でくるんだも ので拭いてあげると、光沢を失わず丈夫で長もちします。
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
雪深い山里・雫石素朴な暮らしを今に伝える、ワラや木を使った実用民芸品の数々。 古くから農家の副業として盛んに作られていたホオノキの木杓子づくりの技術を活かして、ホオノキを材料に木皿なども作られるようになりました。ハンドクラフトの持つ暖かい雰囲気は、伝統工芸品に限ったことではありません。色も種類もバラエティ豊かな皮革製品は、スポーツやリゾートに訪れる若者に人気の高いお土産です。毎日使うたびに、雫石の楽しい思い出がよみがえってくるような、オシャレでかわいい小物ぞろいです。親しい方へのプレゼントに、ときには自分のためにはいかがですか。
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
@木製花瓶
A一輪ざし
Bようじ入れ
C南部木杓子
Dおいらん形杓子
E御飯べら
F返しべら
雫石商工会:019-692-3321
しずくいし観光協会:019-692-5138
300年以上前の元禄時代、地区の有力者達が上鵜飼村(現在の滝沢市鵜飼の北部)から健全娯楽である田植踊りを学び、葛根田の若者達に伝えたのが始まりとされている。稲作り作業の様子を、苗の植つけに始まって米俵の出来上がるまでの仕事をそれぞれかたどったもので、3時間半から4時間を要する長時間の演目のため、見る人を飽きさせないための配慮から、狂言、万歳等を数番入れるのが演舞構成の概略である。かつては、旧暦正月の真冬に、招待を受けた公演の地域の入口から、太鼓を先頭に体形を整え、笛、太鼓、鉦の「流し」と称する囃子も賑やかに乗りこんで演じたと言われている。
葛根田田植踊保存会
雫石町社会教育課:019-692-6413
繋の正福院(現在盛岡市の大宮神社)の山伏が、寛文年間(1661〜1672)に大村地区の若者達に教え踊らせたのが始まりと言われている。350年近くという長い伝承の歴史の中、幾度も存亡の危機に見舞われたが、そのたびに地区の方々に支えられ現在に至っている。山祗神楽の最も基本となる鶏舞は、天の岩戸開きの際に鶏が鳴き踊った姿を現すとのいわれのある舞で、大村小学校の全児童が伝承活動に取り組んでいる。
例大祭(毎年9月12日・山祗神社)
山祇神楽保存会
雫石町社会教育課:019-692-6413
この剣舞は、300年以上前の元禄時代頃、がんじゃ坊と称する山伏がこの地域の人々に道を説く傍ら指導したものが起源とされ、以来長い間、地域の人々の心のよりどころとして、親から子に、子から孫にと伝承され今日まで伝わってきた。西根念仏剣舞には、悪役人を倒して村の平和を取り戻した勇士の故事を後世に伝えるために取り入れられた「追口」という特色ある踊手がある。
西根念仏剣舞保存会
雫石町社会教育課:019-692-6413
安庭の細川長二郎氏が秋田県の吉田小若師の門に入って人形芝居を学び、昭和3年に独立したのが始まりで、秋田県指定文化財・猿倉人形芝居の系統としては岩手県内に唯一残る人形芝居である。一時は宮古方面にまで巡業して活躍した安庭の人形芝居は、町内はもとより県内でも高く評価されている。
<演 目>
金比刀羅利生記(田宮坊太郎伝仇討ち)・南部恐山孝子大仇討ち・道成寺清姫、安珍和讃・尾入心中情話・前世因果和讃・貫哲坊曲芸手踊り・善悪二葉松・岩見重太郎狒狒退治・塩釜六社境内、花岡常太夫返り討ちの場・まむしの勘太・その他
あやつり人形芝居保存会
雫石町社会教育課:019-692-6413
雫石は昔から角力(相撲)の盛んなところで、特にも明治から大正にかけてはその最盛期というべき華やかな時代だった。その頃三陸方面を巡業した入舟一行の「中角力(なかずもう)」は、至る所で人気を博し、酒宴の席で余興に演じられたものが上長山出身の力士によって移入され、定着したと言われている。
上長山無形文化財振興会
雫石町社会教育課:019-692-6413
秋田県仙北地方の「仙北サイサイ」(秋田甚句の元歌)がもととされ、藩政時代、宿場町となった雫石で酒盛り歌として歌われたどどさい節。「ドンドンサイサイドドサイサイ」の囃子言葉が耳に残る。雫石のどどさい節は、その後、秋田県仙北地方に移入され、かの有名な「ドンパン節」に作り替えられたと言われている。
安庭民踊省一会
雫石町社会教育課:019-692-6413
今から400年以上も昔、雫石城主斯波久詮(注)と南部信直との戦の中で、葛根田川から雫石城までの秘密の水脈をめぐる南部方の隠密と、水の取入口にあった斯波方の茶屋女とのかけひきから生まれたと言われ、江戸時代末期から明治にかけて、正装で踊る格調高い踊りが成立したとされている(注:戸沢氏とする説もある)。現在、男踊りと女踊りの2つの踊り形式が伝わる雫石よしゃれ。唄い出しに「ハァー」がつかないなど、古い伝統を受け継いでいるものを町の文化財に指定している。
上長山無形文化財振興会
雫石町社会教育課:019-692-6413
雫石が秋田街道の宿場町であった頃、茶屋女達が酒席で騒ぎ歌として歌っていたものが「南部茶屋節」と呼ばれていた。もともとは、八戸方面で歌われていた「二上り甚句」という唄が内陸に入りこんだもので、いつの頃からか「南部茶屋節」となり、「南部茶屋ふくし」と呼ばれるようになったと言われている。昔は、よしゃれ・お鋳銭坂・茶屋ふくしの三つは、女のたしなみとしてぜひ覚えておくものだと言われた。
安庭民踊省一会
雫石町社会教育課:019-692-6413
雫石を代表する夏の祭り、雫石よしゃれやさんさ踊りのパレードが行われます。京美人の系統を引くといわれる「雫石あねっこ」たちが、濃紺に白いかすり模様の着物に編み笠をかぶった姿で手踊りのパレードを繰り広げます。地域それぞれの伝統さんさやよしゃれパレード、伝統のあねっこ姿や色とりどりの衣装に身を包んだ踊り手が祭りを盛り上げました。
雫石よしゃれ保存会/上長山無形文化財振興会/安庭民踊省一会
雫石町社会教育課:019-692-6413
県立雫石高の郷土芸能委員会は、23日開催の第58回雫石町無形文化財芸能祭で、同町御明神の「亀の子つき唄」を24年ぶりに復活させる。亀の子つき唄は、歌いながら約60kgの石を男女8人で持ち上げて落とす伝統芸能。住家の土間の土を固めるために行う作業で歌った歌だが、担い手が絶えていた。同町無形文化財保存会が復活に取り組み、同保存会所属の同校郷土芸能委が代表して演じる。同校郷土芸能委は12月20日に京都府で開かれる第4回全国高校生伝統文化フェスティバルにも2年連続で参加。同校郷土芸能委の生徒18人は全国大会で踊る上駒木野さんさ踊りと、同芸能祭に向けた亀の子つき唄の練習に励んでいる。
雫石町社会教育課:019-692-6413
雫石町無形文化財芸能祭では、町内で伝承されてきた民俗芸能が一斉に披露されます。雫石町指定無形民俗文化財8演目をはじめ、町内の民俗芸能保存団体13団体が延べ26演目を行う予定です。見どころは、雫石高校郷土芸能委員会による「亀の子つき唄」です。上演が困難な状況となり、中止されていましたが、今回24年ぶりの復活となりました。
日時:平成27年11月23日(月・祝)
会場:雫石町中央公民館・野菊ホール
雫石町社会教育課:019-692-6413
優美な唄と踊りの祭典「雫石町ふるさと民謡舞踊まつり」を今年も華やかに開催します。雫石町ゆかりの唄い手、踊り手、三味線・尺八奏者ら芸能人が野菊ホールに勢ぞろい。それぞれが自慢の唄と踊りを披露します。入場前売り券絶賛販売中!全席指定ですので良い席はお早めに!
日時:平成28年3月6日(日)正午開演(11時開場)
場所:雫石町中央公民館 野菊ホール
雫石町中央公民館:019-692-4181
明治24年の創業以来、日本最大級の民間総合農場として有名な小岩井農場。岩手山の裾野に広がる、面積3000haの緑の大地は、その原料となる優れた素材を生み出しているのです。そればかりではなく、ここは人々の憩いの場所としてもこよなく愛されています。
【小岩井農場 一本桜】
秀峰岩手山を背景に、小岩井農場の緑の大地に根を張る一本桜(樹種:エドヒガン)。この桜は、夏の強い陽射しから放牧の牛を守るために植えられたものです。一本桜の樹齢は約100年と言われ、小岩井農場の歴史を見守り続けています。
問い合せ電話:019-692-4321
小岩井農場の創業は1891(明治24)年、いわゆる近現代と歩みを共にしてきたといえます。1996(平成8)年、登録制度の導入と同時に文化財となった場内の建造物9棟は、すべて明治末期から昭和初期にかけての建築で、その半分以上が現役で使用されています。西洋建築にヒントを得た建築群は当時の人々には驚きをもって迎えられた事でしょう。
【小岩井農場本部事務所】
1903(明治36)年建設。木造一部二階建、鉄板葺、下見板張り。意匠的に注目されるのは玄関ポーチの円形の垂れ飾りがついた鼻隠しと、重厚な扉・窓枠・窓台など。当初は周辺の樹木が小さく、二階の望楼部分から農場全体を見渡すことができた。宮澤賢治が作品中に「本部の気取った建物…」とうたっている。
問い合せ電話:019-692-4321
1916(大正5)年建設。木造四階建、鉄板葺、下見板張り。飼料用穀物を乾燥するための倉庫。内部にはエレベーターが設置されており、四階から下の階へ降ろしながら、分別をした。当時の場長が欧州視察の際目にした倉庫をモデルに建設された。現在は主に一階を倉庫として使用している。
問い合せ電話:019-692-4321
1934(昭和9)年建設。木造二階建、鉄板葺、下見板張り。一階は搾乳牛用の牛舎、二階は乾牧草の倉庫。当時、場主であった岩崎久彌の命により「30年後でも恥ずかしくない牛舎を」と建てられた、当時最新鋭のスタンチョン式牛舎。他の牛舎と屋根の傾斜が違い、雪が落ちやすいようにできている。
問い合せ電話:019-692-4321
1908(明治41)年建設。木造二階建、鉄板葺、下見板張り。一階は分娩用の牛舎。出産を控えた乾乳牛(出産前で搾乳を休んでいる牛)の飼育用。もともとは土間であったが、コンクリート敷きに改築している。牝牛はこの牛舎内で出産をする。農場内で最古の牛舎。
問い合せ電話:019-692-4321
1908(明治41)年建設。木造二階建、鉄板葺、下見板張り。一階は搾乳牛用の牛舎。かつては産室があったが、撤廃しスタンチョン設備を導入、搾乳専用に改築した。二階部分の柱には建築時の手斧(ちょうな)の削り跡が残る。板張りのサイロ(内部はコンクリート製)が特徴的。
問い合せ電話:019-692-4321
1907(明治40)年、1908(明治41)年建設。レンガ製。青草を食べさせることができない冬場の家畜のエサを確保するため、「サイレージ」という発酵させたエサを作る施設。崩落防止のため下部をコンクリートで補強しているが、かつては基部までレンガだった。現存する日本最古のサイロといわれる。
問い合せ電話:019-692-4321
1905(明治38)年建設。小山を掘って作られた掘り抜き貯蔵庫。電気のない時代、製乳所(現在の乳業工場)の附属設備として、主に乳製品の冷蔵のために作られた。夏場は暑さでバターが溶けるのを防ぐため、庫内で瓶詰め作業を行った。1952(昭和27)年まで本格的に使用。
問い合せ電話:019-692-4321
御所湖にある雫石民俗資料館は、御所ダム建設による水没を契機に、それまで地域に伝わってきた貴重な資料の消滅・散逸を防ぎ、保存と学習の場とするために昭和49年に作られました。開館以来、多くの見学者が訪れています。
※資料館本館先史時代の土器・石器や古文書類、雫石特産の織物「亀甲織」(きっこうおり)や筏流しの資料などを展示しています。旧御所村の消防ポンプや御所ダム建設前の航空写真もあり、昔の様子を知ることができます。
※南部曲り屋現在では県内でもほとんど見ることができなくなった茅葺き屋根の南部曲り屋。資料館では、ダム水没地にあった南部曲り屋を移築し、開放しています。築100年以上の曲り屋の中には明治から昭和までの民具・農具がたくさん、往時の生活を今に伝えています。他、資料館には水車小屋や竪穴式住居もあり、どちらも自由に見学できます。皆様どうぞお越しください。
【開館時間】9:00〜16:00(定休日:木曜日・年末年始)
【入館料金】無料
雫石町歴史民俗資料館:019-692-3942
根田地熱発電所は、昭和53年5月に1号機、平成8年3月には2号機が完成しました。葛根田1号機では、日本で最初に高温熱水還元クローズドシステムを採用しています。岩手県で一番高い岩手山の懐に葛根田地熱発電所があります。岩手県岩手郡雫石町の北東約23km、十和田八幡平国立公園内に位置し1号機は出力50,000kW、2号機は出力30,000kW、計80,000kWの発電所です。ここでは、東北自然エネルギ(株)が蒸気を供給し、東北電力(株)が発電を行っています。
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(葛根田地熱発電所)
東北電力(株)地熱統括センター:022-799-6135
郷自慢の葛根田地熱発電所
雫石町には、約1300年前に発見された歴史ある網張温泉、南部藩の湯治場として栄えた国見温泉、南部藩主の湯治場として栄えた国見温泉や、最近新たに掘削された源泉など9つの異なる温泉が点在し、「温泉天国・いわて」でもとびきりの湯どころとして知られています。山あいの静かな秘湯をはじめ、眺望自慢の露天風呂など多種多様な温泉が楽しめます。ひとつとが異なる泉源と泉質を楽しめる雫石自慢の温泉です。
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
鶯宿という名は鶯が傷ついた足を湯にひたして治していたのが由来とか。ドライブ中に気軽に立ち寄れる日帰り入浴の宿も豊富な由緒ある温泉郷。開湯より四百五十余年、江戸時代には南部藩主の湯治場となり、明治時代その効能が評判を呼び、一般の人々にも広く知られ街道筋の温泉場として賑わいをみせたそうです。近代的ホテルだけでなく通り沿いの旅館、自炊宿など昔ながらの宿もあり、当時の佇まいを残す、盛岡市の奥座敷として有名な山間の情緒豊かな温泉街です。
鴬宿温泉観光協会:019-695-2209
しずくいし観光協会:019-692-5138
元禄時代の発見され、古くは南部藩の湯治場として栄えた国見温泉は、効能豊かな緑色のお湯が特徴の秘湯です。全国的にもめずらしい緑色の源泉が魅力。この湯の源泉はほぼ無色透明ですが、湯温が下がるにつれて緑色になっていくという不思議なお湯。湯花の量がとにかく豊富で、「国見の湯花は効く」と好評。冬期に貯めた湯花を春の開湯時に販売もしています。電気は自家発電で定期バスも無い場所ですが、貴重な自然、そして由緒ある歴史が受け継がれており、湯治客や駒ケ岳への登山者で賑わいます。
しずくいし観光協会:019-692-5138
岩手山麓の温泉スポットである網張温泉は、千三百年前に発見された名湯。その昔は帝釈温泉と呼ばれていたそう。国立公園内の温泉&スキーの宿として有名で、本館は近年全面リニューアルされ、登山基地としても人気を博しています。周辺には設備の整ったキャンプ場や「自然の小径」なども整備され、森林浴やアウトドアも楽しめます。
しずくいし観光協会:019-692-5138
温泉の中では珍しい中性泉。葛根田川と玄武岩に囲まれた静かな温泉です。肌にやさしく、よく暖まるのが特徴。岩手山南麓のネイチャーライフ拠点。
しずくいし観光協会:019-692-5138
鳥越街道の先は南八幡平自然休養村。日本最大級の地熱発電所のそば、ブナ原生林やたちのぼる地熱の蒸気が秘湯の雰囲気をかもしだします。周辺の山々への登山基地でもあり、新緑、紅葉、大渓谷に感動の連続。自炊施設。昔なつかしい山小屋風山荘の造りで秘湯の中の秘湯。滝ノ上温泉元湯の100%天然掛け流し(ラジウム温泉)。紅葉は特に素晴らしい。イワナの宝庫、ブナ原生林と火山の風景が見られる。マイナスイオンの世界に包まれる。
しずくいし観光協会:019-692-5138
雫石プリンスホテル南側に設けられた大露天風呂はスキーやゴルフ、アウトドアのあとにゆっくり疲れをほぐす人々でオールシーズン人気の温泉です。温泉遺産に認定された、源泉かけ流しの湯「高倉温泉」。独特のピートの香りのする柔らかい泉質が旅の疲れを体の芯まで癒してくれます。また目の前の池には新潟県の山古志村から取り寄せた有名な錦鯉が泳いでおり湯船に浸かりながら目を楽しませてくれます。
しずくいし観光協会:019-692-5138
秀峰岩手山を一望する展望露天風呂や光射す森の露天風呂を有する山麓の自然に抱かれた宿。森林浴と温泉が同時に楽しめるのが魅力です。盛岡市から西へ20km。自然豊かな岩手山南麓の湯の宿「ゆこたんの森」。森の中の露天風呂、山麓を一望する浴場など5箇所の良質の温泉での心身の癒し、約14haの敷地内の広葉樹林、湧水により形づくられる沢や湿地帯、そこに息づくカタクリなどの山野草や小動物との出会い。
しずくいし観光協会:019-692-5138
御所湖西岸にある1軒宿の温泉。御所湖と岩手山を一望できるロケーションで、美肌効果のある湯が女性客に人気。日帰り入浴もできる。御所湖西岸の温泉。美肌効果が高いアルカリ性の湯。
しずくいし観光協会:019-692-5138
全国でもめずらしい日帰り入浴できる「道の駅」。国道46号(秋田街道)沿いにある道の駅。日帰り入浴が人気ですが、他にも雫石の新鮮野菜、特産品を豊富に揃えて販売する産直施設は、地産地消メニューで自慢のレストランも好評。敷地内にはそば打ち体験施設やハーブ園、オートキャンプ場もあります。橋場温泉は、国道46号の「道の駅・雫石あねっこ」に併設されている日帰り温泉。アクセスに優れ、気軽に立ち寄ることができます。温泉質はアルカリ性単純温泉で、つるつるした感触が特徴。産直はレストランなどを利用しながら、一日過すことができます。
しずくいし観光協会:019-692-5138
弘法桜は、弘法大師が訪れた時、杖にしていた桜の枝をつきさしたものが根づいたといわれ、樹齢は推定八百年。同じエドヒガン桜で有名な盛岡の「石割桜」よりも古く由緒ある桜です。ゴールデンウイークには老木と思えない見事な桜を見せてくれます。
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
八幡平国立公園中、最大の湿原として知られる千沼ヶ原は、その名の通り大小900以上の池塘(ちとう)があり、周りをアオモリトドマツ林に囲まれ、岩手山、駒ケ岳、烏帽子岳などの姿を映す、湿原特有の色鮮やかな高山植物は秀逸です。そのスケールの大きさ、原始性が保たれている点など、尾瀬に匹敵するといわれています。
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
逢滝は、鷲宿温泉街を突き抜けて西和賀町へ向かう道路沿いにあり、温泉街から歩いても数分の距離で、「大滝大明神」の鳥居が目印だ。瀬音に近づいていくと眺望が開け、川辺に出る。新緑や紅葉が見事な逢滝は大瀑布というわけではないが、水量の豊かな流れが清々しい。
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
岩手山南麓を流れる葛根田川の上流部にあり、玄武洞から滝ノ上温泉まで約10kmの渓谷。ブナの原生林をはじめ、多様な広葉樹が広がり、新緑や紅葉が特に美しい。渓谷の奥には、「鳥越の滝」があり、岩肌から深緑の滝壺に落ちる約30mの滝はみごと。紅葉の時期には、多くの人でにぎわいます。
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
古くは源義家と安倍貞任との戦いで切り開いたと伝えられる国見峠は、その歴史を伝える古道が残り、ブナの原生林に覆われた趣のある峠です。紅葉のピークは10月中旬頃からで、ブナの黄色に添えられたウルシの赤が、原始の紅葉といわれる所以でもあります。
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
御所湖には白鳥などの野鳥が数多く飛来します。羽を休め再び北の地へ帰る春まで、餌付けやバードウォッチングが楽しめます。
飛来期間:11月上旬〜3月下旬
雫石町観光商工課:019-692-6407
しずくいし観光協会:019-692-5138
岩手高原スノーパーク、網張温泉スキー場、雫石スキー場の3つのスキー場が雫石にはあります。初級から上級まで、誰でもが楽しめるウインターリゾートを提供します。世界アルペンの会場にもなったビッグなスキーエリア雫石。多彩なコースが楽しめる雫石スキー場。温泉とスキーを一緒に満喫できる網張温泉スキー場、ファミリーで楽しむならKID FREEが魅力の岩手高原スノーパーク。雫石でウインターシーズンを満喫してください。
岩手高原スノーパーク:019-693-4000
網張温泉スキー場:019-693-2211
雫石スキー場:019-693-1111
しずくいし観光協会:019-692-5138
小岩井農場で開催されるいわて雪まつりは、みちのく5大雪まつりの一つです。毎年違ったテーマで趣向をこらした雪像造りには、自衛隊員など延べ4000人が参加。期間中、ステージショーやファンタジー花火など連日多彩なイベントが繰り広げられ、約30万人の観光客でにぎわいます。日が暮れると、雪像や氷像は色とりどりの照明でライトアップされ、幻想的な空間を醸し出します。
開催日時:平成28年1月30日(土)〜2月7日(日)
開催場所:小岩井農場(雫石町)
問い合わせ先:岩手雪まつり実行委員会事務局
(小岩井農場まきば園内)TEL:019-692-4321
いわて雪まつりの歴史
牧歌的情緒にみちた小岩井の地で雪を利用し、岩手にふさわしい冬のまつりをつくろうと、雪原に12基のかまくらが灯った。続いて雪像も登場。昭和46年八月県営小岩井有料道路が全面開通するなどモータリゼーションの波及と共に岩手の雪まつりへと歩みだしました。
雫石町内の産直施設についてご紹介します。雫石産の自慢の農産物を揃えております。ドライブ、温泉へのお出かけに併せて、ぜひ産直でのお買い物をお楽しみください。※新鮮野菜や加工品は人気のため午前中で売り切れることもあります 。温泉も併設されている『道の駅雫石あねっこ』内にある産直施設です。安全・安心・安価がモットー。こだわりの雫石町内産!安価な朝採り新鮮野菜のほか、餅菓子や漬物、パンなどの加工品が豊富です。
営業時間:8:30〜17:00※冬期営業となります。
道の駅雫石あねっこ:019-692-5577
雫石銀河ステーション(雫石駅)の2階にあるエキナカの産直です。最近では盛岡駅から電車を利用して買いにいらっしゃるお客様も増加中。新鮮野菜や加工品のほか、雫石牛のメンチカツやコロッケ、豚唐揚などのお惣菜も人気です!ホテルや旅館、飲食店などへの業務用産直としての機能も担っております。
営業時間:10:00〜18:00
休日なし
驛田舎産直:019-692-6201
長山街道の人気ジェラート店『松ぼっくり』の隣にある産直です。葉物野菜やキノコなど採れたてがたくさん!夏季は花苗や野菜苗も販売しております。おいしい手作りジェラートを食べたあとはお土産に新鮮野菜や加工品をどうぞ。
営業時間:4月〜10月 10:00〜18:00 11月〜3月 10:00〜17:00
休日:12月31日〜1月4日
産直 松の実:019-693-1301
雫石町には、お花、牛肉・牛乳、お米、野菜などがそろっていることから、それぞれの漢字を一文字ずつ取って命名された産直「花牛米菜」(かうべな)です。地元雫石の採れたて野菜や加工品のほか、奥中山高原の乳製品などJA新いわて管内のおいしい食材がたくさん。地元生産者の安全安心な野菜や雫石牛・南部かしわを使った各種お惣菜も販売。
営業時間:9:00〜18:00
休日:年末年始
産直所「花牛米菜」:019-692-6360
花巻温泉の創始者、金田一国士(くにお)は「花巻に宝塚に匹敵するリゾート地を建設する」という当初の計画よりはるかに壮大なスケールで大正12年8月台温泉から湯を引いて開業いたしました。第一号旅館となる花盛館を始め、松雲閣、紅葉館、蓬莱館、千秋閣の旅館群の他、今はなき貸し別荘、公会堂、遊戯場、動物園、テニスコート、プール、そして日本初のナイタースキー場などを完備し、総合レジャーランドとして発展。昭和2年株式会社花巻温泉創立。同年、大阪毎日新聞社と東京日日新聞社主催の「日本新八景」人気投票で花巻温泉が、200万票を獲得し開業わずか4年で全国1位となり花巻温泉は全国に名を知らしめる事となりました。
花巻温泉総合予約センター0198-37-2111
「秋田の田舎漬」で知られている横手市は発酵食文化が栄えてきた土地柄で、納豆の発祥の地でもあります。漬け物、甘酒、味噌など、発酵食品をたくさん生み出しています。発酵食品は保存目的だけでなく健康パワーの効用も多く秘めている、素晴らしい健康食品です。
横手市役所観光物産課:0182-45-5519
岩手山のバナジウム天然水は、日本名水百選に選ばれ、バナジウムを多く含んだ水としても認知されている、ミネラルウォーターです。十和田八幡平国立公園の湧水、ナチュラルミネラルウォーターは、体内でインシュリンと同じような血糖値を下げる働きをします。又、バナジウムは体内から有害な毒素や老廃物を排出する働きもあります。
八幡平市松尾総合支所:0195-74-2111