国際化がより進み国民のニーズもより多様化し余暇ニーズも高まる傾向にあり、大型客船でクルーズを楽しむ国内乗船客も増え、また、海外から日本を訪れる大型客船もより増加する中、山陰沿岸にも多くのクルーズ客船が入港するようになり、県内外との文化交流活動なども盛んに推進されています。山陰の美しい大自然や味覚などを堪能するため、客船で訪れる観光客も多くなり、山陰地域の豊かな自然や産物などの特性を活かした地域振興や観光振興などを目指し、新たな文化交流活動の創出や広域連携観光交流空間の創出などに向けた取り組みなどが進められています。そのような中、浜田港には日本最大豪華客船の飛鳥Uや、海外から訪れる大型客船「クラブ・ハーモニー」などがクルーズ寄港、地域間交流や国際交流などを実施し、地域の活性化や地域振興などを目指す交流活動などが展開されています。
浜田市役所観光振興課:0855-25-9530
国内最大のクルーズ客船「飛鳥U」が浜田港に寄港。昨年11月に 続く2度目の寄港で、乗客、乗組員計1200人余りを、地元保育園児の鼓笛演奏などで歓迎。同日朝、停泊した浜田市熱田町の福井埠頭(ふとう)で歓迎セレモニーがあり、みなと保育園の園児68人が、今春から練習を重ねた鼓笛演奏を披露。浜田港振興会長の宇津徹男浜田市長が、飛鳥Uの浅井寿船長に入港盾と、記念の神楽面を贈った。長浜小6年生24人は、ホテルのような豪華客船を見学。タイタニック号より大きい」などと船員から説明を聞いた後、エレベーターを使ってプール、テニスコート、映画館などを備えた 船内を巡った。乗船客は石見銀山観光など、同市内や近郊の日帰りツアーを楽しんだ。飛鳥Uは同日夜、浜田港を出港。29日朝、境港に入港する。
浜田市役所観光振興課:0855-25-9530
浜田港は、昭和32年に重要港湾に指定され、主に木材を主流として発展してきた島根県唯一の国際貿易港です。平成13年には韓国釜山との定期コンテナ航路が開設、また、平成20年にはロシアウラジオストク港とのコンテナ貨物の輸送も可能なRORO船が就航し、平成22年には重点港湾、さらに平成23年には日本海側拠点港(原木)にも選定されました。
島根県浜田県土整備事務所
浜田港湾管理所:0855-27-0088
浜田港では、平成13年から韓国釜山港との定期国際コンテナ航路を開設し、週1便が運行しています。また、浜田港の主な港湾施設として、多目的クレーンや荷捌き用フォークリフトなどの重機械をはじめ、保税上屋やCFS(コンテナ・フレイト・ステーション)、冷凍・冷蔵コンテナ貨物用電源設備、植物消毒用くん蒸倉庫などが整備されています。
島根県浜田県土整備事務所
浜田港湾管理所:0855-27-0088
浜田漁港は、県西部に位置し、漁港の歴史は、古く応神天皇の世(270年)で、浜田近海の漁場が開発され、これに伴って天然の湾に恵まれた浜田浦、松原、瀬戸ヶ島に港が作られたものである。島根県最大の漁獲量を誇り、県内唯一の特定第3種漁港。この漁港区域が水産の町として急激に発展したのは明治に入ってからであり、特に昭和27年に第3種、昭和44年に特定第3種漁港に指定され発展し、今日では西日本有数の漁業基地に成長した。浜田漁港は、通常の競りとは違い、上着の内側に手を隠して競り落とす、独特の「懐競り」を行う漁港としても有名。また、島根県は全国でも珍しい2艘曳機船底曳網で出漁します。この方法は70tクラスの漁船2隻が1つの底曳網を引き回し、底魚を獲るもので、主な魚種は、ノドグロ・カレイ・アナゴ・キス・イカ等。まき網漁業・イカ釣り漁業・定置網漁業・延縄漁業が盛んな漁港で、アジ類陸揚量全国5位(2002年)、カレイ陸揚量全国1位(2002年)、アナゴ陸揚量全国3位(2002年)、サワラ陸揚量全国3位(2002年)を誇り、全国的に知られている有名漁港です。
浜田市役所水産課:0855-25-9520
漁業協同組合JFしまね
浜田支所:0855-22-3300
「どんちっち」浜田市の民俗芸能、石見神楽を意味する言葉。従来から島根県西部沖で獲れるマアジは脂ののりがよく、旬にはトロにも匹敵すると言われていました。脂質含有量を調査したら、一般には6.9%位のところ、浜田港に水揚げされるマアジは旬には10%を超え、時には15%を超える事もある事がわかりました。その高品質のマアジを「どんちっちアジ」としてブランド化しています。4月から8月が旬です。
浜田市水産振興課:0855-25-9520
島根県漁業協同組合浜田支所:0855-22-3300
アカムツは体表は赤いのですが、口膣が黒いことから、「ノドクロ」と呼ばれています。島根県沖から山口県沖にかけて、日本有数の漁場となっています。底引き網で漁獲。浜田市場で8月から1月に扱われるサイズ150g以上の鮮魚で8月から1月の旬の時期に限定して、「どんちっちノドクロ」としてブランド化しています。身は柔らかく淡いピンクで、煮付け料理に適した美味しい魚ですが、塩焼き・刺身・蒸しもの・魚すきなどにしても、大変美味しい高級魚です。
浜田市水産振興課:0855-25-9520
島根県漁業協同組合浜田支所:0855-22-3300
カレイは、島根県ではなじみの魚です。浜田漁港で水揚げされる代表的なカレイは、「ミズカレイ」「エテカレイ」「ササカレイ」などがあります。カライに塩干しは特産品となっています。特に一夜干は絶品です。白身は絹のような身質にくわえ、旨味・甘味・脂質分が適度に混在して美味しい、浜田地区で沖合い底引き漁獲した8月から2月の旬の時期の物を「どんちっちカレイ」としてブランド化しています。
浜田市水産振興課:0855-25-9520
島根県漁業協同組合浜田支所:0855-22-3300
山陰浜田港のアンコウ水揚量は全国でも上位に入り、味もトップクラスです。冬に鍋として食されることが多い魚です。
体全体がやわらかいので、まな板ではさばきにくく、下あごを鉤に引っ掛けて吊るし切りにします。この吊るし切りはアンコウ独特のさばき方です。
「アンコウの七つ道具」という言葉が有名なように、アンコウは捨てるところがない魚といわれており、鍋以外に身は唐揚げ、皮は酢の物、肝は酒蒸し、肝ステーキなど多くの調理法があります。
浜田市水産振興課:0855-25-9520
島根県漁業協同組合浜田支所:0855-22-3300
浜田市内で一般に流通している「アンコウ」は、「アンコウ」と「キアンコウ」の2種類があり。漁獲量では、圧倒的に「キアンコウ」が多いため、市内では「キアンコウ」のことを主にさします。漁師さんによると「キアンコウ」の方が美味しいとのことです。
「アンコウ」が美味しいのは、やはり秋から冬の鍋シーズンです。
また、『アンコウの七つ道具』と呼ばれるように、骨以外はあますところなく食べられ、特に肝は一般にアンキモと呼ばれ栄養価が高く、ビタミン、ミネラルを多く含んでいます。
皮や鰭に老化防止のコラーゲン、粘膜を健康に保つ効果があるビタミンAや、動脈硬化、脳卒中に効果的なDHAやEPAなど含んでいる。
浜田市水産振興課:0855-25-9520
ピオーネは、巨砲とカノンホール・マスカットを配合して誕生した黒色の大粒のぶどうです。水はけが良く、寒暖の差が大きいほど身が締まり甘みが増します。浜田市金城町はこのピオーネの栽培に最適な土地で、生育がよく、品質も良いので、高い評価を受け、年々生産者も増え、生産量を増やしています。収穫は8月中旬から9月中旬頃です。
浜田市金城支所:0855-42-1233
赤てんは浜田市の特産品で、ピリッ辛い唐辛子の入った練り物です。お酒のつまみに良く食べられているもので、明治頃からのの歴史を持ってます。漁業が盛んな浜田市では水産加工品が豊富で練り製品は種類もさまざまです。
浜田市水産課:0855-22-2612
石州半紙は、島根県西部石見地方に伝承されてきた、半紙という規格の手漉きの和紙です。江戸時代(1603〜1867)には、石州で漉かれる半紙と言う規格の紙が、大阪商人たちの帳簿用紙として重宝され広まりました。原料は地元特産の楮(こうぞ)の繊維から紙を作る。石州半紙の最大の特徴は、紙の中でも最も強靭な紙質であり、それは独特な原料処理方法にある。国の重要無形文化財に指定され、石州半紙技術者会の4軒の家族を中心に伝統技術が伝承されている。ユネスコ無形文化遺産にも決定。
浜田市文化振興課:0855-22-2612
日本海浜田漁港漁師まち文化と郷の食文化と伝統文化
益田市には7つの漁港があり、海辺は昔からの漁村風景が広がる漁師まちです。魚市場では早朝から競りが始まり、市内の市場へと流れていきます。水揚げは1位はブリ、鰯・真アジ・真イカ・ヒラメ・真鯛などが獲られています。石見西部地域栽培漁業部会では、毎年4〜7月にかけてヒラメを中間育成して、益田の海岸に放流しています。
益田市役所産業振興課:0856-31-0365
宍道湖は斐伊川と海水が混じり合った汽水湖で中海ともつながっている。汽水湖は河川から流入する栄養分が多くプランクトンが多くの生き物を育てています。一番の特産は「大和しじみ」です。しじみの旨み成分はしじみ汁が白い色をしていることです。真水に入れると溶け出します。「大和しじみ」は旨み成分を保持しています。砂抜きする時は必ず塩水ですることが大事です。
松江市役所水産課:0852-55-5220