信州上田は古くからお米の産地です。強粘土の水田が多く、粘り気のあるおいしいお米を作るのに適しています。塩田地区は江戸時代には「塩田三万石」と呼ばれたほど有名なお米の産地です。特別栽培米コシヒカリ「蛍」、信州稲倉の棚田で栽培された棚田米などがあります。
JA信州うえだ農産物流通センター:0268-29-1001
「信州伝統野菜」伝承地栽培野菜に認定された山口大根。山口大根は、山口地区で400年程前から栽培されている伝統野菜です。辛味と甘味がバランス良くあり、水気の少ないのが特徴です。「おろし」や「漬物」にして食べるのが主流ですが、熱を加えると甘味が増す特徴があり、天ぷらにしても食べられています。
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ふじ・クラウンふじ・シナノスィート・シナノゴールド・秋映(あきばえ)・つがる、など6種類のりんごが栽培されています。クラウンふじは、堆肥・カルシウムの多い肥料のみ使用、味にこだわって袋も掛けていません。健康に役立つリンゴとして栽培が難しいため栽培者を限定しています。
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上田市の「ぶどう」は9月になると本格的に収穫がはじまり、近年は多くの品種が栽培されています。巨峰を始め、エレガンス巨峰、ピオーネなど、また、ナガノパープル、ゴルビーなどの新種も。また、陣場地区では世界最高峰のワイン造りを目指して、ワイン用葡萄「マリコヴィンヤード」にも力を入れています。
JA信州うえだ農産物流通センター:0268-29-1001
【陣場台地の遊休荒廃地化】
丸子地区塩川の陣場台地は、遥かに浅間山、蓼科山など360度見渡せる眺望に富んでいます。この地域は年間降水量が平均900ミリと少なく、干害を受けやすい場所でしたが、かつては盛んだった養蚕のための桑畑が広がっていました。昭和40年代からは桑畑に変わり薬用人参の栽培が行われてきましたが、連作障害や価格の低迷、農家の高齢化等により作付けが減り、平成に入ってからは陣場台地の農地約25ヘクタールのほとんどが遊休荒廃化していました。
【ワイン用ぶどう栽培の導入】
このような中、世界水準の高級ワイン造りを目指して、長野県内に自社栽培地を探していたメルシャン株式会社の求める気象条件等と合致しているとして、陣場台地が栽培候補地となりました。地域の遊休荒廃地の解消と地域振興に鑑み、地権者の同意も得て事業導入を決定し、平成14年から長野県の地域づくり総合支援事業により農地造成や、排水路や調整池の整備などを実施して、平成19年度末に21ヘクタールの造成が完了しました。
【椀子(マリコ)ヴィンヤードの開園】
このワイン用ぶどう畑は『椀子(マリコ)ヴィンヤード』と命名され、安定的に年間80トン以上の収量を目指して栽培が始まりました。メルシャン(株)は「農業生産法人(有)ラ・ヴィーニュ」を設立し、地元雇用を含め常時5名体制でメルロー、シャルドネを中心に主に6種類のワイン用ぶどうを丹精込めて栽培しています。
上田市丸子地域自治センター産業観光課:0268-42-1037
上田市内にはアカマツ林が多く、松茸の産地として知られていますが、特に塩田一帯は有名な産地で、9月中旬から11月初旬までは、山の中腹に十数件の「松茸小屋」が営業します。
別所温泉森林公演には、全国でも珍しい松茸の資料館があります。
野沢菜や切干大根・しめじあんなどを小麦の皮に包んで焼いた信州の伝統的な田舎風焼おやつです。信州の味を代表する「おやき」を自分で作る、おやき体験も楽しめます。
上田市観光課:0268-22-4100
上田紬は、大島紬・結城紬とともに三大紬ととして知れれている名産品。養蚕が盛んだった上田の郷では、生糸を引いた残りの繭を真綿にして糸を紡ぎ、自家用の紬織物を作っていたが、次第に商品として全国に広がった。独特の模様と色彩は、素朴さの中にも古典的な美しさを持ち、今も多くの人々に愛されています。
上田市観光課:0268-22-4100
信州上田の郷の、おいしい水とおいしい米と気候風土と伝統の技から醸しだす、上田の銘酒は絶品ぞろいで評判が高い。
上田市観光課:0268-22-4100
信州最古の別所温泉郷の湯治場文化と郷の歴史文化
野沢菜は宝暦年間に野沢村の健命寺の住職が京都より持ち帰った蕪の種が野沢村特有の気候風土で変種しもの。野沢菜漬けを土地では「おはづけ」といいます。野沢菜本漬けと言う商品もあります。良く洗浄して古来より行われる越冬する漬物に近い漬けこみをしたもので、一度発酵させた野沢菜漬けの事を野沢菜本漬けと言います。ぜひ、野沢温泉で召し上がってみて下さい。本当の味を!12月中頃から食べられます。
野沢温泉村役場:0269-85-3111
佐久の伝統と気候風土が育て上げた天下の名産として「佐久鯉」は全国ブランド品。千曲川の清流で育ち3年間の手間と時間をかけて育て上げる。佐久鯉は冷たい流水で飼育されるため育ちが遅いがそれだけに臭みもなく、身が引き締まり美味しい鯉となる。佐久の鯉の「甘露煮」です。
佐久商工会議所:0267-62-2520
諏訪湖畔の郷には、寛文2年(1662年)創業の「真澄」酒造蔵元があり、全国の酒蔵で使われている優良清酒酵母「協会7号」誕生の蔵として有名な酒蔵です。郷には9軒の地酒蔵元があり、自慢の地酒を醸しています。また、上諏訪の甲州街道沿い酒蔵街では、蔵元自慢の新酒ができる春と秋に、参加費2,000円で酒蔵から酒蔵を廻り歩き、自慢の地酒を楽しむ「上諏訪街道呑みあるき」が、毎年盛大に開催しています。
問合せ・申込先:0266-52-6161(宮坂醸造(株))