北九州港は約1700年前から アジア大陸との交易船の停泊地として利用されており、古くは朝鮮、中国との交易におけるわが国の西の門戸として、また、近代は日本の工業化を支える港としての役割を果たしてきた、歴史ある国際貿易港です。1963年に門司市、小倉市、八幡市、若松市、戸畑市の五市が合併して北九州市が誕生し、それを契機に、外国貿易の「門司港」、国内流通の「小倉港」、および工業港の「洞海港」を総称して「北九州港」となりました。外航定期コンテナ・国際フェリー航路の9割が、中国、韓国、台湾を中心にアジア各国の港と密に結びついているのが北九州港です。北九州港では、タコマ港(アメリカ合衆国)及びレムチャバン港(タイ王国)と姉妹港を、大連港(中華人民共和国)と友好港を締結し、相互港湾の発展を図るため、毎年活発な国際交流活動を行っています。 また、仁川港(韓国)との交流協定締結や、天津港・烟台港・青島港(中国)とのロジスティクスパートナー港協定締結により、相互の港湾空港物流及び旅客輸送の活性化を図っています。
北九州市港湾空港局総務経営課:093-321-5911
1889年に門司港が国の特別輸出港に指定されてから、2009年で120周年という節目の年を迎えました。門司港は古くから九州の「海の玄関口」として栄え、近代日本を支えた港町として歴史に名を刻んでいます。現在は、「門司港レトロ地区」として生まれ変わり、名所旧跡を保存活用しながら大正ロマン息づく街づくりを行っています。北九州港は、大阪南港に毎日2便、泉大津、神戸、松山、東京及び徳島に毎日1便のフェリー、名古屋に週5便、茨城港に週3便のRORO船が就航しており、西日本屈指の国内フェリー・RORO航路を有しています。九州最大のフェリー基地、新門司フェリーターミナルを始め、小倉(浅野)渡場、洞海港(戸畑・若松)など、九州と本州を繋ぐ連絡船や馬島を結ぶ航路などがあります。また、飛鳥Uなどの豪華クルーズ船をはじめ、パンスターハニー・クリッパー・オデッセイなど、外国からのクルーズ船も多く寄港しています。
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北九州港港の国際旅客船ターミナルには、国内最大豪華客船飛鳥U・にっぽん丸・ふじ丸・ぱしふぃっくびいなす・シルバーシャドーなど、クイーンエリザベスU世を始めとする世界の豪華客船がクルーズ寄港する名門港です。九州沿岸や瀬戸内海沿岸などを訪れるクルーズ客船も年々増える傾向にあり、域内外との交流活動などが盛んに行われています。客船の寄港に向けた誘致活動なども推進され、地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、九州沿岸や瀬戸内海沿岸などの新たな観光交流空間などの推進に向けた取り組みなども目指しています。また、地域住民との触れ合いを重視した歓迎セレモニーの設定や歓迎イベンでは、北九州市消防音楽隊カラーガード隊による演奏・演技や、県指定無形民俗文化財「小倉祇園太鼓」、入港歓迎花火の打上の披露などで迎えるなど、域内外との交流を深めています。
北九州市港湾空港局総務経営課:093-321-5911
北九州市内には、脇之浦漁港・脇田漁港・岩屋漁港・平松漁港・馬島漁港・藍島漁港など、漁港を有し、地元の漁業者は組合を結成し、玄界灘と響灘などの恵まれた海域で、季節の旬の魚貝類を漁獲し、地元漁港に新鮮な魚貝を水揚げしています。
北九州市農林水産部水産課:093-582-2086
北九州市漁業協同組合:093-751-3954
脇田漁業協同組合:093-741-0795
岩屋漁業協同組合:093-741-1556
戸畑漁業協同組合:093-881-4386
藍島漁業協同組合:093-751-1550
北九州東部漁業協同組合:093-471-7627
曽根漁業協同組合:093-471-7128
玄界灘と響灘は、広大な大陸棚という地形的な条件と、暖流である対馬海流の影響を受けた水産資源が非常に豊富な海域であり、北九州市は、関門海域を挟んで日本海(筑前海域)と瀬戸内海(豊前海域)に面しており、水産業は、これら三海域の特性に応じた漁業が営まれています。筑前海域の沿岸部は天然礁に恵まれ、タイ・ブリ・ヒラメなどを対象とした、釣り・刺網・小型定置網漁業や、アワビ・サザエなどの磯根漁業が盛んに行われている。潮流の速い関門海域は、クロダイ・カサゴなど、釣り・たこ壷・小型底びき網などの漁業が営まれている。豊前海域は曽根干潟が広がり、ガザミ・甲イカ・スズキ・カレイなどを対象とした、かご・刺網・小型定置網による漁業や、かき養殖などが盛んに行われている。また、恵まれた海域では、イカ・アジ・サバ・いわし・鯛・ヒラメ・キス・カレイ・カサボ・サワラ・クロダイ・シログチ・スズキ・カワハギ・ブリ・メバルなど、様々な種類の魚が四季を通して市場に並び、水揚げされる魚の鮮度が良いことも特徴です。魚の干物は、全国的にお土産の定番となっている特産です。
北九州市農林水産部水産課:093-582-2086
北九州市漁業協同組合:093-751-3954
脇田漁業協同組合:093-741-0795
岩屋漁業協同組合:093-741-1556
戸畑漁業協同組合:093-881-4386
藍島漁業協同組合:093-751-1550
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関門海峡は日本有数の潮の流れが速く、たこはそれに流されないように海底の岩にしがみつく。そのため、たこの足が太く短く、身が引き締まっており、食べたときのプリプリとした食感を生み出している。また、貝やカニなどのえさも豊富で、噛めば噛むほど旨味が出てくる。旬となるのは7月〜8月頃と一般的に言われるが、ほぼ年間を通しておいしく食べられる。3月〜5月は、たこが未だ子どものため、禁漁期にしている。北九州市漁業協同組合平松支所が2006年3月にブランド名を商標登録しています。名物弁当として「関門海峡たこめし」を。りんごチップで燻製した「関門海峡たこの燻製」なども販売。「関門海峡たこコース」(たこ尽くし)など・・色々と食し方があります。
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豊前海区は全国でも有数なガザミ(エアタリガニ)の産地です。「豊前本ガニ」のブランド名で呼ばれています。平成12年をピークに漁獲量が減っていましたが、努力の結果、現在はだいぶ漁獲量が戻ってきました。特に秋のものはおいしく、絹のような滑らかな身質で、ミソは濃厚な旨味を持っています。ゆでた身を二杯酢で食べるのが一般的で、鍋や味噌汁に入れてもおいしく、また、肝臓と卵(内子)が入った甲羅に熱い酒を入れた甲羅酒も美味です。平家蟹は中型の蟹で瀬戸内海から九州沿岸にかけて広く生息しています。甲長3センチで脚を長く伸ばすと約15センチ位になります。甲羅の背面には、左右対象に溝が深く刻まれ、それが怒った人の顔に見えることから、壇ノ浦の合戦に敗れた平家武者が化身したという伝説が有名です。
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昭和50年代末から豊前海の北部を中心に養殖が行われています。豊富な栄養で春先から育てたカキは、初冬には身入りの良い大粒のカキに育ちます。収穫したカキは、ひとつひとつ丁寧に磨かれ、紫外線で殺菌処理された海水に浸けられて出荷されます。産地直売、宅配便等でも販売され、大変好評です。殻付きのまま焼くもよし、蒸してもよし。「むき身」ではフライや鍋等いろいろな食べ方が楽しめます。門司区の漁港では、1月の土日に「豊前海一粒かき」のかき焼き祭りを毎年開催しています。200台の焼き台設置、豊前海一粒かき販売1kg800円(10〜15個程度。大きさにより数が異なる。)牡蠣を食べたり、求めたりと大勢の人々が楽しみます。
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筑前海・豊前海で、3〜7月頃に漁獲される甲イカは16年以降漁獲量がかなり増加しております。本州以南の沿岸域から南シナ海まで分布し、春に産卵のため浅海に集まってきます。スルメイカなどが柔らかい軟甲なのに比べ、コウイカの甲は石灰質で堅い甲があるのが名前の由来です。身が厚く刺身に向きますが、焼きもの、煮物などにしても大変おいしいです。ケンサキイカも筑前海で4〜9月頃に、漁獲されます。
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筑前海で3月-8月、11月-3月に漁獲されているウニには、アカウニ、バフンウニ、ムラサキウニの3種類があり、種類によって漁期が異なります。近年、アカウニは、生ウニの高級品として需要が伸びています。資源を増やすため、稚ウニ(アカウニ)の放流事業を行っています。ウニの食用となる部分は生殖巣で、生で食べるほか、塩蔵したもの、
またアルコールで加工したものを「練りウニ」として食用にします。またウニの生殖巣は、旨味成分となるアミノ酸を含みビタミンAを豊富に含んでいます。
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筑前海を中心に採られ、養殖も行われています。刈り採ったワカメは、生または湯通ししたものを塩蔵し、出荷しています。冬から早春の生は、さっと湯に通してそのまま醤油や柚子、レモンなど柑橘類をしぼると、ワカメそのものの美味しさを味わうことができます。ひじきは、浅場で波の荒い岩や大きな石の上に育ち、初夏から晩秋にかけて発芽し、翌年の春には、60cm〜1mに成長します。主な漁期は、年が明けの大潮の干潮時に漁師や海女が磯にでて鎌などで刈り取って収穫します。、秋の新芽の時期に採取したものを「めひじき」といい、希少価値の高い商品として販売しています。寒い冬の時期にしか食べられない、あかもくは、ワカメやコンブなどと同様の褐藻類に属する海藻です。生命力がとても強く、長くなると7m位まで成長します。強い粘り気が特徴で、フコイダンが豊富な上、食物繊維、カルシウムも含まれています。低カロリーのため、健康的な食品として注目を集めています。臭みがなく、さっぱりとしているため、そのまま三杯酢などで食べるのはもちろん、どんな料理にも相性が良いと評判です。
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JA北九は、平成21年10月1日に北九州市、中間市、遠賀町、岡垣町、芦屋町、水巻町の2市4町の3JAが合併して発足しました。福岡県の北部に位置し、長崎街道の歴史をとどめ、北は関門海峡と周防灘、玄界灘、南には福地山系を臨み、遠賀川を代表する河川がもたらす豊かな自然に恵まれています。米、麦・大豆類の穀類をはじめ、国の指定である若松キャベツや濃縮トマト等の野菜や高倉びわ、いちじくなどの果樹、全国的に知られる合馬たけのこや小倉牛など、組合と地域が一体となった産地づくりを行っています。さらに地産地消アンテナショップ2店舗、直売所8店舗を中心に野菜ソムリエの育成、農業体験や料理教室などの食育活動を含め、販売だけではないJAならではの「農と食の総合提案」を実践しています。
北九州農業協同組合:093-631-2366
北九州市農林水産部農林課:093-582-2078
竹林面積日本一を誇る北九州市の、合馬たけのこは北九州を代表する食材として日本全国に出荷されています。合馬は粘土質の赤土があり、たけのこの生産に適しており、合馬たけのこはアクが少なく、風味豊かでやわらかく舌触りは格別で、新鮮なものは刺身(生)でも食べられ、特に「白子」と呼ばれる筍は最高級品で京都方面の高級料亭などでも高級食材として使われています。
北九州農業協同組合:093-631-2366
合馬たけのこ体験園:093-452-0240/p>
若松のブランド農産物。冬キャベツの生産量は九州一を誇る。若松区はキャベツの一大産地で、年間出荷量は約6000t。国の指定産地にもなっています。生産されているのは、中身が詰まって重く感じられる「寒玉系」と、丸くて柔らかな「春系」の二種類。若松キャベツは甘みが強いのが特徴です。
北九州農業協同組合:093-631-2366
「鍋春菊」ともいう。歯が丸くてキザキザがないのが特徴。元々室町時代に地中海から下関へ渡来し「ローマ」と呼ばれて食用されていた。大葉春菊は10月〜3月ごろの冬季は「鍋旬ぎく」、4月〜5月ごろには「サラダ旬ぎく」として共販出荷されています。北九州市オリジナルの野菜で、通常の春菊とくらべて、葉が丸くてギザギザがなく、肉厚なのが特徴。 春菊特有のにおいもひかえめでアクも少なくやわらかいので、サラダや酢みそ和えなど『生』でもおいしく食べられます。
北九州農業協同組合:093-631-2366
若松特選トマトの栽培は、かん水を最小限に抑制し、トマトの生命力を引き出す方法で高糖度のトマトを生産しています。また、堆肥と有機質肥料による土づくりに始まり、微生物農薬や適期防除により減農薬栽培を実施して、甘味と酸味のバランスの良い完熟した物のみを出荷しています。甘みと酸味のバランスがよく、トマト本来の味と香りが凝縮し、プロの料理人の方からも高い支持を得ています。また、玄界灘の海風が吹く、北九州市若松では、甘みのある、味わい豊かなブロッコリーが自慢です。
北九州農業協同組合:093-631-2366
100年の歴史をもつ初夏の味「高倉びわ」は、明治34年(1901年)頃、遠賀郡岡垣村(現岡垣町)高倉の大村氏が長崎県茂木町のびわを視察、栽培の有望なことを認め、若干の果実を郷里に持ち帰る。明治36年大村永壮氏が、びわが岡垣村の自然条件に適していることを知り、千葉県より田中の苗木20本を取り寄せ、栽培を始めたのが高倉びわの始まりです。8月になると、赤く色づき収穫期を迎えるいちじく。JA北九では、桝井ドーフィン・蓬莱柿(ほうらいし)・とよみつひめの三種を栽培している。おもに桝井ドーフィンは福岡へ、蓬莱柿は北九州へ出荷されます。 収穫は11月上旬まで続くので、長く楽しめます。
北九州農業協同組合:093-631-2366
北九州市小倉南区合馬にある三岳梅林は昭和3年に昭和天皇御成婚記念に梅を植えたのがはじまりで、市内有数の梅の名所です。その梅の実を素材に、地元の主婦が集まって合馬特産品としてうめちゃんシリーズの商品を作っています。 自慢の梅を活かした梅ドレッシング、 梅酢味噌、梅ジャム、梅干、こんにゃくなど、うめちゃんシリーズの商品を作っています。 梅ドレッシング・梅酢味噌は一度、青梅を酢に漬込み熟成させてできた梅エキスのたっぷり入った梅酢をベースに製造しておりますが、合わせる調味料も梅の香りを消さないようにこだわったものを選びました。用途に応じてポン酢タイプのドレッシングもございます。 安心・安全・美味しいを考えた合馬の主婦の手作りです。
梅の里工房:093-451-1116
生後約30か月、一頭一頭大切に育てられた黒毛和牛。そのなかでも、厳しい品質検査により選び抜かれた牛だけに『小倉牛』の名が与えられます。北九州市内で生産される黒毛和牛から年間わずか100頭程度しか認定されない、まさに「厳選された牛肉」です。霜降りの映える、きめ細やかな肉質とジューシーな味わいが特長です。 小倉牛の販売について、市民に密着した小倉牛を育てるためと、偽物を排除するために平成元年度より黒毛和種牛のうち枝肉格付で一定ランク以上の肉質に認定されたものを『小倉牛』と命名し、市内の食肉店や飲食店等に限定した指定店制度をとっています。
北九州農業協同組合:093-631-2366
小倉牛流通促進協議会:093-922-3111
バナナが日本に輸入されたのは明治36年頃。門司港には台湾から大量のバナナが陸揚げされていました。輸送中に蒸れたバナナなどを独特の口上で売りさばいていたのが「バナナの叩き売り」の始まり。今では石碑が残されています。「門司港バナナの叩き売り保存会」の協力を得て、平成9年から『バナちゃん道場』が開かれ、後継者育成も行われ、毎週土曜日の正午より、栄町銀店街内タケハラデンキ前において、当時をしのび実演販売をしています。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
「ぬか味噌炊き」とは北九州小倉の名物で、イワシやサバなどの青魚をぬか味噌と共に煮こんだお料理です。 小倉藩を統治する小笠原家が、ぬか漬けを大切にし、庶民にもひろく広まりました。そんなぬか床を小倉では「ひゃくねんどこ(百年床)」と呼び、各家々で代々受け継がれで、江戸時代から伝わる伝統料理です。い伝えによると、ぬかみそだきは、江戸時代、国替えによって小倉藩主となられた小笠原公が、大変ぬかづけがお好きで、入城に際して家宝のぬか床を持ってこられ食していたのが、そもそものきっかけだといいます。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
関門海峡対岸の下関が本場とされるが、対岸にある門司港も下関とともに、「門司フグ」ブランドが存在しています。「ふぐ」が味わえる店が数多くある。門司港は老舗が多い下関に比べ、比較的手頃な価格で味わえます。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
おなじみの「焼うどん」は小倉が発祥!発祥のお店は小倉の鳥町食道街で今も焼うどんを作り続けています! 戦後、焼きそばを作ろうとした小倉の店主がそば玉を切らしていたため、そば玉の代わりにうどんを利用したのが「焼きうどん」の始まり。乾麺を使ったもっちりとした麺と地元野菜に絡まる香ばしいソースが特徴。
焼きカレーは、昭和30年代の門司港にあった喫茶店始めたと言われ、ご飯の上にカレーとチーズなどを載せオーブンで焼く。TVや雑誌で取り上げられ、全国的に有名になったもの。今や門司港を代表する名物料理。門司港駅観光案内所では焼きカレーを食べることのできるお店23軒紹介されています。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
般的にちゃんぽんといえば、ゆでた太麺を使いますが、戸畑ちゃんぽんはもちもちした細い蒸麺しが特徴。一度蒸すことで熱いスープにからんでもつるりとのど越しが違います。こってりしたスープともちもちした麺が絶妙にマッチしています。昭和15年ごろ戸畑の製麺店で誕生したといわれています。JR戸畑駅近くの商店街など数店で食べられる。また、門司港周辺で食べられる麺料理ひ門司港発祥の料理で「ちゃんらー」と言うラーメンがあります。和風ラーメン(うどんダシ)のスープにちゃんぽんの麺を使用して作られた大衆食堂の味。戦後の食糧難の時代に安価でボリュームのある麺料理として門司港の人々に愛されてきたそうで、麺の上にのっているのは、もやし・ワカメ・ネギ・ごま・コショウだけです。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
小倉旦過にはおでん屋台をはじめ、数軒の屋台があります。旦過の屋台では、酒を販売しない(持込みは可)代わりにおはぎを販売している。北九州市一円にチェーン展開をするうどん店でも、おはぎを販売している。また、八幡東区の20店舗以上で食べることができる、八幡ぎょうざがあります。かつて八幡製鐵所に勤務する労働者の間で、スタミナ食として餃子がよく食べられていた。現在、B級グルメとして、八幡揚げぎょうざの中身は、トマトソースととろけるチーズと言うものがあるそうです。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
小倉織は、江戸時代から明治三十四年まで 小倉で生産された木綿織物です。幕末期には小倉が日本の木綿織物の代表的な産地の一つだったと言われています。小倉縞、小倉縮、小倉袴の三種類を総称して小倉織といいます。とりわけ、小倉縞の呼び名のとおり、たて糸が織りなす鮮やかな縞模様が強烈な印象を与えてくれます。元々は武士の袴や帯として織られたものです。小笠原藩士の婦女子が中心となって、綿を栽培し、糸を紡ぎ、織った布は特産品として全国で珍重されました。経糸が多いため表現としては、たて縞となります。徳川家康が陣羽織として愛用し遺品にも残されています。当時は珍重され、その後全国的に広まったが、昭和初期に途絶えたが、現在は、北九州市在住の創作織物作家、築城則子さんにより伝統工芸品として復元されています。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
建武2年(1335)の建立と伝えられ、須賀神社で古くから行われている祇園祭りです。大きな飾りが有名です。祭りは毎年7月中旬の土日2日間行われます。御神幸に随従する飾山は、人形を中心にしてスダレ(竹ヒゴに造花をつけた飾花)、テマリコ(花)、提灯、五色の小幟を配した舁山で総高約7m、市内の人形飾山の中でいちばん高い山笠です。山笠の運行などはすべて役柄が決められています。例えば、前後4本のかき棒は青年(15〜25才)が2本、若中老(26〜30才)が1本、本中老(31〜40才)が1本をかき、また、サイトリ(山笠を安定させるための引き綱の役)は青年会に入ったばかりの人が受け持つ、というように厳然と守られています。また、およそ200年前から行われている伝統行事の乙丸のほら貝祭りや、日吉神社の祇園祭に供奉する山笠行事の二島の祇園や、安屋海岸の八幡岬に鎮座する大比叡神社の脇田祇園など、多くの伝統行事が開催されています。
北九州市若松区役所:093-761-5321
戸畑祇園大山笠は国の重要無形民俗文化財に指定されており、博多祇園山笠、小倉祇園太鼓とともに福岡県の夏の三大祭りと称され、全国的に有名な祭り。200年の歴史を誇り、昼は4体の大山笠が古式ゆかしく12本の大幟を立て、小若山笠を従えて練り歩きます。夜になると、大幟などの装飾を取り払って、提灯309個を12段(約10m)に重ねた光のピラミッド(提灯大山笠)に姿を変えます。『ヨイトサ、ヨイトサ』のかけ声とともに進んでいく姿は圧巻です。
北九州市戸畑区役所:093-871-1501
黒崎祇園は岡田神社、春日神社、一宮神社の氏子によって古くから行われている祭礼で、7月に開催されています。笹山笠は、昭和43年に県無形文化財、昭和51年に県無形民俗文化財に指定されました。長崎街道の宿場町として今も貴重な史跡や町並みが残る木屋瀬地区では、、「筑前木屋瀬祇園祭」が開催されます。歴史ある「木屋瀬祇園山笠」は、本町六町の赤山笠と新町七町の青山笠の2台の山笠が町中を練り回った後、勢い太鼓の響きに合わせて境内に走り込みます。これを初日は「奉納」、2日目は「宮入り」といい、この祭りの最大の見せ場です。また、長崎街道を2台の山笠が駆け抜ける「追山」も見るものを圧倒する勢いがあります。
北九州市八幡西区役所:093-642-1441
小倉南区は伝統祭が多い地区です。小倉南区隠蓑の里に古くから伝わるまつり。源平合戦で敗れた平家の一門は、安徳帝は入水したと偽り、安住の地を求め隠蓑の里にさしかかりました。源氏の追っ手が迫っているのを知った里びとは、ワラの中に安徳帝をかくまい、追っ手の目をくらますことができたという伝説にちなむ祭りです。毎年12月15日安徳帝を偲ぶ祭と農村の収穫儀礼行事を合わせた祭として行われています。1月8日にはお尻をピンピン振って豊作を祈る珍しい「八日座祭(尻ふり祭)」。元和5年(1619)、時の領主、細川忠興が宇佐八幡宮の放生会を復活させた際、鈴石八幡宮の放生会も復活させた「貫のお祓い」。市指定無形民俗文化財になっている、曽根の神幸行事・能行の盆踊り・合馬神楽・葛原新町楽。県指定無形民俗文化財の沼楽・横代神楽・道原楽など多くの伝統まつりが開催されます。
北九州市小倉南区役所:093-951-4111
毎年7月中旬に開催される前田祇園祭は、室町時代初期と言われます。北九州市無形民俗文化財に指定され、平成17年には、八百年祭を迎えました。また、官営八幡製鐵所の誕生から、その城下町として栄えた八幡東区中央町、戦前から続けられている祇園山笠は、人形飾り山笠が、八幡中央区商店街アーケードや中央町付近を昼夜練り歩きます。7月上旬には大蔵祇園、下旬には茶屋町祇園・枝光祇園も開催されます。例年8月24日の地蔵盆の日に開催される、前田の盆踊は、江戸時代から明治時代にかけて行われていた地方歌舞伎の芦屋役者や植木役者の影響が大きいといわれる遠賀川流域系の盆踊りの一つです。前田の盆踊りは、昭和55年に北九州市無形民俗文化財に指定されています。
北九州市八幡東区役所:093-671-0801
北九州市の夏の風物詩「わっしょい百万夏まつり」は、1988年(昭和63年)市制25周年を機に、市民の心を一つに合わせ多くの人々が楽しめるまつりとして初めて開催されました。幕開けは、鮮やかな色彩のフロートや趣向を凝らした山車の行進や総参加数約4,000人の大パレード。続いて北九州を代表する小倉祗園太鼓、黒崎祗園山笠、五平太ばやし、大里電照山笠などが一堂に集まる夏祭り大集合。総勢約15,000人ほどが参加しての百万総踊りや花火大会など、北九州の夏祭りをまとめて楽しめます。8月上旬の土日に小倉北区城内、小文字通りほかで開催されています。
北九州市役所観光・コンベンション課:093-582-2054
開港後100年以上経つ門司港のある門司区では、日本三大みなと祭のひとつである「門司みなと祭」が5月第4日曜日とその前日に開催されます。目玉は、カーニバル形式で門司区内を踊り歩くパレードです。音楽隊、仮装車を先頭にミスポート門司や各団体のシャギリ隊など50台以上の車と、1000人を超える人々が区内を5時間近くかけてパレードします。艦船の公開などもあります。ダンスと言えば、平成7年3月の門司港レトロ施設のグランドオープンを契機に官民一体となって、現在は毎年5月ゴールデンウィークの時期に開催される、門司港レトロフェスタがあります。門司港駅前のレトロ広場や国際友好記念図書館前の文化広場を中心に開催されます。
北九州市門司区役所:093-331-1881
昭和49年に小倉南区の誕生と同時に生まれた「小倉南民踊の夕べ」が、小倉南区制25周年(平成11年)を機に「まつりみなみ」に。子どもからお年寄りまで参加できる一大イベントになりました。2,000人規模で踊る総踊りは、小倉南区民のパワーの結晶です。8月中頃の土曜日に志井公園一帯で開催される市民の祭典です。
北九州市小倉南区役所:093-951-4111
若松区では、昭和61年より北九州港洞海地区の発展に寄与する目的で実施されています。洞海湾の夏の夜を彩る風物詩として、毎年30万人もの観客を誇るビッグイベントへ成長し続けています。当日は洞海湾を行きかう船舶を止め、湾の中央に花火用台船を浮かべ、そこから大玉10号をはじめとした打上花火や仕掛花火などの計4,000発の花火が繰り広げられる。長さ400mの若松・戸畑のシンボル、若戸大橋にかかるナイアガラは、洞海湾に降ろされた光のカーテンのようで、その圧倒的な美しさは感動的です。また、新しい年を迎え、寒さが一段と激しさを増す1月10日、北九州市若松区大字小竹の脇之浦漁港一帯で、勇壮な脇之浦はだかまつりも壮観です。
北九州市若松区役所:093-761-5321
吉祥寺は、浄土宗第二祖鎮西上人の生誕の地であり、創建は建保から元和(1213〜1224)の頃と伝えられています。平成10年に開園した隣接の吉祥寺公園には芝生広場や展望台などがあります。4月下旬には、藤の花が寺の境内を天蓋のように覆い、白紫に染め上げます。特に野田藤3本は樹齢150年程で、市の保存樹に指定されています。20数年前に始まり地域の郷土芸能として定着している「吉祥太鼓」も披露されます。八幡西区では、三ヶ森桜まつりや則松金山川 チューリップまつり、あじさい縁日、香月・黒川ほたる祭り、撥川ほたる祭りなども開催されています。
北九州市八幡西区役所:093-642-1441
河内温泉「あじさいの湯」は、八幡東区河内地域で湧出した温泉と帆柱自然公園の豊かな自然が調和した、ゆったりと憩える天然温泉です。内湯には、大浴場、ジャグジー、ドライ・ミストの2種類のサウナを完備し、露天風呂からは周辺の山々を眺めながら、四季折々の景色を堪能できます。
営業時間:午前10時30分から22時まで
入館料:大人800円、小人(3歳以上小学生以下)400円、シニア(65歳以上)500円、障害者400円 小人は、水曜日は無料
無料送迎バス:JR八幡駅前、到津の森公園前から運行
泉質:アルカリ性単純温泉
効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復など
河内温泉「あじさいの湯」:093-653-4126
北九州市公園緑地部公園管理課:093-582-2464
玄海とらふぐは、鐘崎港ふく船団が玄界灘で漁獲した天然とらふぐです。玄界灘の荒波にもまれた天然とらふぐは身肉はきめ細かく艶やか、日本最大のふぐ市場、下関南風泊市(はえどまりし)でも最高級品の評価を得ています。市場で扱われる天然とらふぐの50%は鐘崎産です。
宗像市役所:0940-36-1121
中津市の水産業は、周防灘に面した日本有数の干潟を利用した「干潟漁業」と「漁船漁業」が中心に営まれ、内水面漁業は、「アユ」「ウナギ」「すっぽん」などの養殖が営まれている。主要漁業は、アサリ・キヌ貝を中心とした「採貝業」、干潟漁場を利用した「のり養殖魚業」、漁船漁業で「小型底びき網」「船びき網」「刺網」が行われている。魚種は、1年をとおして「ベタ」、春夏は「スズキ・サヨリ・キスゴ・紋甲いか・ハモ」、秋冬は「カレイ・シャコ・コチ・ガザミ・のり」などが水揚げ。特に、「アサリ」は、昭和60年と61年、全国一の水揚げを誇っていたが、近年は環境の変化等により資源量が激減、このため、中津市では、大分県漁協中津支店、大分県と共同であさりの資源量回復計画に取組んでいます。
中津市役所農政水産課:0979-22-1111
フグは6000年前の縄文時代から食べられていたそうです。下関のフグは厳しく管理され、全国ブランドの下関フグは広く知られています。下関では「ふく」と呼び、福につながるから、ふぐでは、不遇・不具の語感になってしまうとのこと。ふく職人が腕を競う、菊盛り・牡丹盛り・鶴盛り・亀盛り・まり盛りなど、芸術的な盛り方があり、下関自慢の郷土食文化です。
下関市役所観光振興課:083-231-1350