関門海峡を挟んで九州に近接し、大陸へ最も近い下関は、海陸交通の要衝として早くから開け、日本の歴史とともに発展してきました。 商業・港湾都市として著しい発展を遂げたのは、特に徳川時代に入ってからで、毛利氏の統治下で培われた北前船による諸国物産の集散地としての性格は、今日の下関港を形成する基礎となりました。明治時代に入り関門、関釜両連絡船の基地が置かれるとともに大陸方面や台湾などとの貿易港になり、明治32年(1899)に関税法に基づく第一種港湾に指定されて一般開港場となりました。その後、大正から昭和初期にかけて港湾施設の整備が進み、おおよそ今日の下関港の姿が完成した。太平洋戦争後は、大陸貿易の途絶、関門トンネルの開通などから連絡港としての性格は薄くなりましたが、昭和45年(1970)に再開された関釜航路は、わが国最初の国際定期フェリー航路として脚光を浴び、昭和63年(1988)には下関港国際ターミナルが完成し、また、昭和55年(1980)に始まった中国青島航路フェリーは、平成10年1月から定期航路となるなど、大陸への窓口としての役割はますます大きくなっている。
下関市港湾局振興課:083-231-1277
国際化が進み国民のニーズも多様化し余暇ニーズも高まる傾向にあり、大型客船でクルーズを楽しむ国内乗船客も増え、また、海外から日本を訪れる大型客船も増加する中、九州沿岸などにも多くのクルーズ客船が入港するようになり、県内外との文化交流活動なども盛んに推進されています。関門海峡沿岸の美しい大自然や味覚などを堪能するため、客船で訪れる観光客も多くなり、下関地域の豊かな自然や産物などの特性を活かした地域振興や観光振興などを目指し、新たな文化交流活動の創出や広域連携観光交流空間の創出などに向けた取り組みなどが進められています。そのような中、下関港には日本最大豪華客船の飛鳥Uや、海外から訪れる豪華客船「クリッパー・オデッセイ」などがクルーズ寄港、地域間交流や国際交流などを実施し、地域の活性化や地域振興などを目指す交流活動などが展開されています。
下関市港湾局振興課:083-231-1277
バハマ船籍のクリッパー・オデッセイは、昭和海運が1989年に建造した本格的クルーザータイプ客船「おせあにっくぐれいす」と呼ばれていた客船。小型でハイグレードな客船として人気が高かった船ですが1997年に売却され、1998年よりクリッパー・オデッセイ船名になっている。アメリカ西海岸〜日本〜インドネシア〜オースオラリア〜ニュージーランド辺りをクルーズ。航路は主にオセアニア〜アジアをクルーズし、下関港にも寄港している。また、オーストラリアのオリオン エクスペディション クルーズ社運航の豪華客船「オリオンU」も寄港し、寄港に伴う歓迎セレモニーが開催された。「日本の美を訪ねてArt of Japan」として、あるかぽーと岸壁に2度目の寄港をした。入港にあたり、ささやかではありますが、お客様への歓迎の意味を込めて平家太鼓の披露や歓迎セレモニーを実施している。
下関市港湾局振興課:083-231-1277
関門海峡を望む下関港は古くから交通の要衝として栄えてきた。現在、下関港国際ターミナルを発着として、年間24万人以上の方々が韓国や中国と行き来しています。
本港地区は、下関駅にほど近くに位置し、第1突堤・第2突堤・細江ふ頭で構成される。いずれも貨物扱いが主であるが、細江ふ頭には国際貨客航路の発着点となる下関港国際ターミナルがある。
下関市港湾局振興課:083-231-1277
【下関港〜韓国(釜山)】(毎日運航)
関釜フェリー(株):083-224-3000
【下関港〜中国(青島)】(週2便)
オリエントフェリー(株):083-232-6615
【下関港〜中国(蘇州太倉)】(週2便)
上海下関フェリー(株):083-232-6615
【下関港〜韓国(光陽)】(週2便)
サンシャインフェリー(株):083-228-6300
本港地区と唐戸地区の中間にあたる岬之町地区は、下関港で唯一のコンテナターミナルがあり。南側の埠頭には日本通運などの倉庫やコンテナ・フレイト・ステーション(CFS)、くん蒸庫などといった港湾施設が立地。1977年(昭和52年)に埠頭が完成し、その後コンテナターミナルが整備され1992年(平成4年)に完成した。1992年(平成4年)に下関港〜韓国・釜山港間を結ぶサービスを開始。現在は関釜フェリー航路の「はまゆう」「星希(ソンヒ)」を利用したスペースチャーターで、日韓のローカルカーゴのみならず、釜山港でのトランシップにより、中国・インド・パキスタン・北米・欧州・南アフリカ等への輸送が行われています。
下関市港湾局振興課:083-231-1277
【下関港〜韓国・釜山】
下関港入港毎日8時00分 下関港出港毎日19時00分
日本通運(株)下関海運支店:083-235-0202
2003年(平成15年)2月に韓国・釜山港及び馬山港と下関港を週6便のサービスで結ぶ定期航路を開始。馬山港は農水産物の一大産地である慶尚南道の窓口であると共に、隣接した自由貿易地域の工業団地で生産される工業製品及び電子部品等の輸出機能を持っていることから、これらの貨物が同航路を利用しています。また、釜山港では、ローカルカーゴのみならずトランシップにより、中国や東南アジア・インドへの輸送も行っています。
【下関港〜韓国(釜山・馬山)】
下関港入港月・水・木・土曜日8時30分
下関港出港月・水・木・土曜日12時00分
下関海陸運送(株):083-234-1555
関門海峡沿いの港湾整備は、背後地の不足や船舶航行上の制約等により限界があることから、国際コンテナ貨物の増大や船舶の大型化に対応するため、関門海峡内に比べて制約が少なく、将来への発展可能性が高い新港地区に沖合人工島「長州出島」 の整備を進めています。1995年度より、全体計画約147haのうち第T期整備工事として、主に外国貿易貨物を取り扱う多目的国際ターミナルを核とする運輸・物流ゾーンの整備に着手しており、2006(平成18)年に-12m岸壁1バース概成及び背後用地の埋立て完了、2007(平成19)年より上屋等の施設整備に着手し、2009(平成21)年3月には一部供用開始しております。沖合人工島(長州出島)は、北部九州地域の中枢国際港湾の一翼を担う国際港湾として、また、時代のニーズに対応した、東アジアとの高速RORO船やコンテナ船によるシャトル航路の基地としての活躍が期待されています。
下関市港湾局振興課:083-231-1277
下関市内には、小串漁港(旧豊浦町)・川棚漁港(旧豊浦町)・涌田漁港(旧豊浦町)・室津下漁港(旧豊浦町)・蓋井島漁港・吉母漁港・吉見漁港・安岡漁港・下関漁港・六連島漁港・玉喜漁港・阿川漁港・島戸漁港・角島漁港・肥中漁港・和久漁港・矢玉漁港・二見漁港・宇賀漁港などがあり、地元の漁業者は漁業活動の拠点や水揚げなどの漁業基地として使用している。地元漁業者で結成する県内有数の漁業協同組合を組織し、日本海と瀬戸内海という二つの異なる好漁場で、季節の多種多様な旬の魚を水揚げしています。下関市地方卸売市場唐戸市場・下関市地方卸売市場南風泊市場・下関市地方卸売市場特牛市場・下関市地方卸売市場新下関市場・下関漁港地方卸売市場では、生鮮食料品その他各種食料品を扱う総合市場として地位を保ちながら、市民の台所として親しまれています。漁業協同組合では、豊かな海で漁獲された旬の味を全国の食卓へ届けています。
下関市農林水産振興部水産課:083-231-1240
山口県漁業協同組合:083-231-2211
王喜支店:083-282-1135
王司支店:083-248-0711
才川支店:083-248-0258
長府支店:083-245-1134
壇之浦支店:083-222-2993
下関外海統括支店:083-258-0012(下関ひびき支店)
彦島支店:083-266-2478
下関南風泊支店:083-267-8678
六連島支店:083-266-4636
伊崎支店:083-223-0308
吉見支店:083-286-2017
吉母支店:083-286-2019
蓋井島支店:083-286-6241
豊浦統括支店:083-786-0244(豊浦支店)
豊浦室津支店:083-772-0208
川棚支店:083-772-0126
小串支店:083-774-0734
湯玉支店:083-776-0003
二見支店:083-782-1003
矢玉支店:083-788-0019
和久支店:083-786-0039
阿川支店:083-786-1001
粟野支店:083-785-0014
黒井漁業協同組合:083-772-0247
角島漁業協同組合:083-786-2311
関門海峡を挟んだ下関港は毛利氏の統治下で培われた北前船による諸国の物産の集積地として徳川時代に基礎を形成しました。唐戸漁港として、明治末期から大正初期にかけて近代漁法がはじまり、トロール漁業、機船底びき網漁業が発達。かっては、日本一の鯨のまちでもありました。次第に遠洋・沖合へと出漁が活発となったが、小瀬戸で急流のため漁船の接岸が困難と手狭にもなったため、唐戸漁港の反対側の南風泊分港の漁港増設とその近接地へ加工工場団地が造成昭和45年(1970年)に完成。昭和49年(1974年)11月からは市営の下関市地方卸売市場南風泊市場が開設され下関唐戸魚市場(株)のふぐ部門が進出した。
現在の唐戸市場は、市の中心地区にあります。1933年(昭和8年)に「下関市唐戸魚菜市場」として開設され、平成13年にウォーターフロントの再開発により、現在地に移転し魚介類を中心とした総合市場になりました。月曜〜土曜は午前5時〜午後1時までの営業で、7時頃までは仲買人さんが買って行きます。一般の方は9時頃から買いにきますので、7時〜9時は穴場です。日曜・祝日は午前9時〜午後3時の営業です。市場には、回転寿司や食堂もあります。主な取引は真鯛・ヒラメ・ハマチです。天然真鯛は、尾びれが力強く鋭角に尖っています。ヒラメの天然ものは腹のヒレをめくると真っ白。ハマチの旬は冬場です。もちろん色々な季節の魚介類が扱われています。
市場問合せ:083-231-0001
唐戸市場:083-223-8331
下関市地方卸売市場課:083-231-1440
唐戸市場はふぐの市場としてはもちろんのこと、タイやハマチの市場としても有名です。地元の漁師さんたちが獲得したり育てた魚も直接販売しており、地方卸売市場としては全国的にも珍しい販売形態を行う市場です。農産物の直売所もあり、漁業者や農業者が軒を並べて販売しています。また、あらゆる食材を取り揃えた「総合食料品センター」としての役割も果たしており、季節を織り成す食材で活況を呈しています。現在は、毎週末と祝日に「活きいき馬関街(ばかんがい)」を開催中です。この「馬関街」は魚食普及を目的に魚を楽しんで食べてもらうための飲食イベントとして開催しており、旬の魚をリーズナブルにお買い求め頂けるほか、多数の海鮮屋台が出店し、出来立ての魚料理を味わって頂ける、目にも舌にも楽しいイベントとなっております。また、唐戸エリアで取り組む元気な街づくりの一環として、唐戸市場まつりを4月の春まつり、10月の秋まつりとして開催し、「食」のフエスティバルを行っています。唐戸市場は「関門の台所」として、地方卸売市場及び交流市場としての役割を担い、訪れる人々の食生活に寄与するため、伝統を守りつつも新しい試みにチャレンジしています。
唐戸市場業者連合協同組合:083-231-0001
受付時間:月曜日〜土曜日/午前5時〜午後1時
日曜日・祝日/午前8時〜午後3時
下関市地方卸売市場課:083-231-1440
受付時間:月曜日〜金曜日/午前8時30分〜午後5時
土曜日/午前9時〜午前12時
下関は、トラフグの産卵地である玄界灘沖や瀬戸内海西部沿岸に近かった事や、東シナ海、日本海、瀬戸内海ともにフグの好漁場であった事に加え、交通の要衝の地であった事などで一大集積地となりました。古くは唐戸市場がふぐの取引市場でしたが、唐戸漁港は大型船が入りにくい事や、市場が手狭になった事などで、昭和49年に南風泊市場がふぐの取引市場として開設されました。8割程の取引がこの南風泊市場で取引されている。ふぐ調理師が一番多く下関に集まっていることも関係し。加工団地で処理されたフグが関東方面に出荷されて行きます。
南風泊市場:083-267-8181
下関市地方卸売市場課:083-231-1440
セリには色々な方法がありますが、ふくと言えば袋セリと言われるほど袋セリは個性的で有名な方法ですが現在、市場で採用しているのは、下関市彦島南風泊市場だけとのことです。袋セリの起源は、元々市場で着る物が昔は袖の長いカッパしかなかった頃に、その袖口に手を入れ、指を握り合ってセリをしたのが始まりと言われています。(皆に判る一般セリでの喧嘩がおこらないため)時が過ぎ、袖の長いカッパを着用することが無くなった現在になってカッパの代用品として袋を利用したのが袋セリの起源とのことです。袋の中では、高度の駆け引きが必要で、瞬時にふくの値打ちを見極めて、目当てのふくを獲得しなければなりまん。40秒位で決まるそうです。下関市況には「生フグ白・黒」「死フグ白・黒」と4種類あり、下関では、「生フグ白」は白生きと呼ばれ最高級品とされています。ふぐの袋セリは、午前3時頃から始まりますが、一般の見学はできません。
南風泊市場:083-267-8181
下関市地方卸売市場課:083-231-1440
下関は、日本で水揚げされる天然のふぐ類が8割近くが集まり、また長崎県や熊本県で、主に生産される養殖トラフグも大部分が集まる一大集積地である。下関に集まったフグはここで売買され、毒を持つ内臓部分などが除去する加工が成されたあと、全国各地の消費地へと運ばれる。山口県は1989年にふぐを県魚に指定し、下関とふぐは象徴的な結びつきが強い。日本で唯一アメリカへトラフグの輸出が許可されているのも下関市ですあり、東南アジアなどへも輸出が開始されています。
下関市農林水産振興部水産課:083-231-1240
南風泊市場:083-267-8181
南風泊漁港の近接地に、昭和45年(1970年)に加工工場団地がに完成し。それ以後、第8次漁港整備計画(昭和63年度〜平成5年度)に基づき、昭和63年(1988年)度からふぐ主体の活魚槽等の付帯施設を含めた市場施設の整備が行われ、ふぐを主体とした約32,000uの蓄養水面を有した西日本一の活魚の一大集散基地と、その背後地に蓄養施設、水産加工場及び冷蔵施設等、143,200uの用地を持つ、第二次南風泊水産加工団地が平成7年(1995年)に完成した。加工場団地には、現在までに、第一次、二次あわせて40社が進出し、水産加工業を営んでいる。
下関南風泊水産団地協同組合:083-267-6508
下関市産業経済部商工振興課:083-231-1220
特牛市場は、豊北町の水産物を一元集荷・販売する水揚市場(産地市場)として昭和57年に「豊北町水産物地方卸売市場」として開設され、平成21年4月より現名称となった。北浦地区の多種多様かつ新鮮な水産物を提供しています。また、唐戸・南風泊市場との連携による、一層の安定供給や水産業の活性化が期待されている市場です。
特牛市場:083-786-0165
下関市地方卸売市場課:083-231-1440
【特牛市場への交通アクセス】
*JRをご利用の場合
JR山陽本線特牛駅下車、特牛駅よりバスで約10分(特牛港バス停)
*乗用車をご利用の場合
美祢ICより豊北町方面へ約1時間、国道191号線沿い
豊北町には、豊北市場という公設の水産物市場があります。水産物は、イカ、貝類、夏のイサキ・ウニ、冬の青物(ブリ、ヒラソ、カンパチ)、かさご、あじ、いわし等々と魚種は豊富で以前からある北浦ブランドの一翼を担っています。 その中でもイカは、市場水揚げの約60%を占めており、夏は主にケンサキイカ、冬はスルメイカが大量に水揚げされていて、豊北市場の注目すべき水産物になっておりました。特にケンサキイカは、身も厚く旨味も強いので、活きイカとして一部は呼子のイカ料理店にも出荷されています。めでたい「真鯛」。今の時期のマダイは「寒のマダイ」と呼ばれ、春先の「桜ダイ」とともに一年で最も美味しい時期になります。また、2006年度の天然ブリ漁獲高は、山陰が全国1位だった。 秋から冬にかけて山陰沖から東シナ海で生まれたスルメイカはエサを求めて北上した後、産卵のため再び南下し、山陰沖で漁獲されます。
山口県漁業協同組合:083-231-2211
下関外海統括支店:083-258-0012(下関ひびき支店)
豊浦統括支店:083-786-0244(豊浦支店)
日本海沿岸(北浦)では、ケンサキイカが豊富に獲れます。各県の水産研究センターのデータによると、山口県は全国第2位の漁獲量を誇ります。下関市豊北市場における平成17年のイカ類の水揚量2,600t中ケンサキイカの水揚げは、55%を占めています。ケンサキイカは、肉厚で柔らかく、甘みが強い、「イカの女王」とも呼ばれる最高級のイカ。主要漁獲地の萩市や下関市などでは、それぞれ、ケンサキイカのブランド化を進めています。角島」沖合で釣られ、豊浦町に程近い「特牛(こっとい)漁港」に水揚げされた、最高級Aランクの「剣先イカ」だけが名乗ることを許されているイカの王様が「下関北浦特牛イカ」です。毎年10月中旬の日曜(8:30〜12:00)に、「下関北浦特牛イカ」や魚介類の格安販売はもちろん、魚やサザエのつかみ取りコーナーなど、盛りだくさんのイベント「北浦さかなまつり in 特牛」が開催されます。
山口県漁業協同組合:083-231-2211
下関外海統括支店:083-258-0012(下関ひびき支店)
豊浦統括支店:083-786-0244(豊浦支店)
下関おきそこでは、多くの種類の魚介類が漁獲されますが、その中に、アンコウ(鮟鱇)があります。下関を代表する「ふく」と並んで、鍋物商材としては欠かせない冬の味覚です。 アンコウといえば茨城県が有名ですが、水揚げ日本一なのは下関です。平成20年に約860t水揚げされ、平成15年からブランド化や消費拡大に取り組みを始め、全国的にも知られるようになってきましたが、その殆んどが市外に出荷され、市内で消費されるのは3%位です。定番のアンコウ鍋。茨城では味噌ですが、下関では主に醤油仕立てでいただきます。
山口県漁業協同組合:083-231-2211
下関外海統括支店:083-258-0012(下関ひびき支店)
豊浦統括支店:083-786-0244(豊浦支店)
山口県では1570〜73年に北浦を中心とした長洲捕鯨が始まっています。1982年に商業捕鯨が一時停止されてから鯨肉を食べる機会が少なくなりました。昔は日本のどこでも「さらしくじら」・・などが売られ、鯨料理を食べる文化がありました。下関市では鯨の食文化を正しく継承するために市内の小学校で年6回も給食で提供されています。市の動物もクジラになっています。洋捕鯨基地として栄えた下関ではくじらの料理のフルコースを堪能できます。もちろんくじらベーコン・赤身刺身・竜田揚げなど単品でも味わえます。捕鯨を行っていたマルハニチロ水産(現在のマルハ)は下関が創業地です。
下関市農林水産振興部水産課:083-231-1240
下関は瓶詰めうに(アルコール漬けうに瓶詰)の発祥の地です。下関において発見、考案されたアルコールを添加するビン詰めうにによってうに加工品は長期の保存が可能となり、平成18年にはそのような高い加工技術が認められ、下関地域と隣接する北浦地域で加工製造するうに加工品について、地域団体商標として「下関うに」、「北浦うに」が登録されました。下関市の潮待貝塚からは縄文時代のウニの化石が発見されています。6〜8月、黄金色の身は卵巣・精巣で、栄養分を蓄えた産卵前が一番おいしい時期です。に飯、うに丼、生うにを使ったメニューのほかに、うに味噌、うに醤油などたくさんの加工品もあります。
山口県うに協同組合:050-3389-8777
辛子明太子のルーツは、朝鮮半島の「明太子のキムチ漬」と言われている。朝鮮半島に最も近い港であった山口県下関市に明太子は大量に輸入され、この地において「まぶし型」辛子明太子が生まれたとされる。その後、福岡県で、塩漬けしたたらこを唐辛子調味液に入れて二次漬けする現在の辛子明太子が生まれたとされる。韓国では、スケトウダラのことを「明太(ミョンテ)」といい、その子供だからということで日本ではスケトウダラの卵巣を「明太子」と呼んでいます。韓国から辛子漬けの明太子が海を渡ってやってきて、着いたところが下関。下関において、日持ちがするように、また日本人の嗜好にあうようにとさらに工夫がなされ、現在の辛子明太子のスタイルができあがりました。
山口県西部水産加工業協同組合:083-267-1637
下関はかって捕鯨基地として栄え漁師まちですが、現在も調査捕鯨の基地になっていて、クジラとの関係がとても深いまちです。ミンククジラの赤身を醤油麹で鯨の旨味を凝縮した「くじらの魚醤油」が造られています。
山口県西部水産加工業協同組合:083-267-1637
下関の特産一位は「ふく」ですが、安岡町では古くから練り物も盛んです。昭和26年創業の椛コ田実商店では、天然のシロサバフグを練り込んだ「ふく入り蒲鉾」、とらふぐの皮を使用した、とらふぐの“にこごり風”かまぼこ「福晶露」などを製造し、「福晶露」は、第61回全国蒲鉾品評会で水産庁長官賞受賞を受賞しています。また、第2位の漁獲量のある、ハモは夏場は関西方面に出荷されていますが、その時期以外で漁獲されたハモを使用した「西京はもしゅうまい」なども開発され、「下関ふくしゅうまい」とともに人気商品となっています。
(株)村田実商店:083-258-1127
吉見安岡蒲鉾協同組合:083-258-4797
新下関市場は、昭和51年6月唐戸市場から青果部のみを現在地の勝山地区に移転し、業務を開始。以来、青果部の中核拠点市場として重要な役割を果たしています。下関市地方卸売市場新下関市場で青果物、花き、鳥卵及びその加工品の購入販売ならびに販売の受託を行う卸売業者です。
新下関青果(株):083-256-1171
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
【新下関市場への交通アクセス】
*乗用車をご利用の場合
下関ICより長府方面へ約5分、国道2号線沿い
萩市上田万(旧阿武郡田万川町)が原産の山口県オリジナル柑橘です。カボスやスダチの仲間で、大きさはゴルフボールよりやや大きく、青々とした緑色が美しい果実です。爽やかな香りとまろやかな酸味があり、果汁がたくさん絞れるのが特徴です。平成10年頃には、長門市俵山地区、下関市豊北町田耕(たすき)地区でも産地が誕生し、栽培技術などについても連携を図りながら北浦地域の特産として力を入れています。収穫時期は8月上旬からで、カボスやスダチよりも早く始まります。
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
JA下関豊北営農経済支部:083-782-0021
清見と山口県原産の吉浦ポンカンを交配し育成された山口県オリジナル柑橘です。品種名は「せとみ」で平成16年3月に品種登録されました。せとみの中でも一定基準の糖度と酸度をクリアーしたものを「ゆめほっぺ」として販売しています。みかんのように手で皮をむくことができ、中袋もとても薄く、そのまま食べられます。また、独特の食感があり、近年人気の「デコポン」よりも糖度が高く甘いのが自慢の山口県期待の柑橘です。
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
JA下関東部営農経済支部:083-282-1213
JA下関西部営農経済支部:083-263-4380
JA下関菊川営農経済支部:083-287-1238
JA下関豊浦営農経済支部:083-772-0242
JA下関豊北営農経済支部:083-782-0021
JA下関豊田営農経済支部:083-766-2929
なしは、日本なし、中国なし、西洋なしの3つに大別され、日本なしは「青なし」と「赤なし」に分類されます。青なしに代表されるものは「二十世紀梨」、赤なしに代表されるものには「幸水」「豊水」があります。青なしは、程よい甘さとシャリシャリとした食感があり、赤なしは、果肉が 柔らかめで、甘みが強く、酸味がほのかにあるのが特徴です。
すいかの原産地はアフリカ中部の砂漠地帯で、日本へは17世紀に伝わったとされています。夏の果物を代表するすいかは、古くからの夏の風物詩となっています。最近は赤みが強く、タネの周りに空洞が少ないもの、硬くシャリシャリ感のあるようなものが主流となってきています。
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
JA下関東部営農経済支部:083-282-1213
JA下関西部営農経済支部:083-263-4380
JA下関菊川営農経済支部:083-287-1238
JA下関豊浦営農経済支部:083-772-0242
JA下関豊北営農経済支部:083-782-0021
JA下関豊田営農経済支部:083-766-2929
メロンの原産地はアフリカ、中近東、中央アジアといわれており、紀元前から栽培されていました。日本では、弥生時代にはマクワウリにあたる東洋系が栽培されていたことがわかっています。西洋系は、ネットメロン主流ですが、明治時代に温室で栽培されてはじまったこのメロンは、高級品で一般的なものではありませんでした。西洋系メロンと東洋系のマクワウリの雑種であるプリンスメロンが大ヒットしてから庶民の口にも入るようになりました。また、ネットメロンが現在でも高価なのは、手塩をかけて一つの株(苗)から一つの果実のみを収穫するからなのです。
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
JA下関東部営農経済支部:083-282-1213
JA下関西部営農経済支部:083-263-4380
JA下関菊川営農経済支部:083-287-1238
JA下関豊浦営農経済支部:083-772-0242
JA下関豊北営農経済支部:083-782-0021
JA下関豊田営農経済支部:083-766-2929
いちごの原産地はアメリカで、日本へは江戸時代末期にオランダ人によって長崎に伝えられました。当時日本では野生のいちごを食べていたので、あまりにも大粒なオランダのいちごは、すぐには普及しませんでした。以前は春に食べる季節の果実でしたが、品種改良や栽培技術の向上により、現在では冬から春の食材となっています。下関では主に「とよのか」「紅ほっぺ」「さちのか」の3品種が栽培され、ビニールハウスを利用して環境にやさしいイチゴづくりに取り組んでいます。
JA下関いちご生産出荷組合:083-256-2246
トマトの原産地は南米のアンデス山脈で、日本へは江戸時代にオランダ人により長崎に伝えられました。当時は臭みが強かったため食用としては普及せず、明治時代にアメリカから品種改良されたものが伝わってから食用として利用されました。品種改良によって現在のような食べやすいトマトになり、今では食卓には欠かせない野菜の一つになっています。
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
JA下関東部営農経済支部:083-282-1213
JA下関西部営農経済支部:083-263-4380
JA下関菊川営農経済支部:083-287-1238
JA下関豊浦営農経済支部:083-772-0242
JA下関豊北営農経済支部:083-782-0021
JA下関豊田営農経済支部:083-766-2929
山口県農業試験場(現山口県農林総合技術センター)で中国野菜のサイシンを母親、ブロッコリーを父親として育成され平成8年より栽培され始めた山口県のオリジナル野菜です。名前の由来は、サイシンのような花と茎を食べる野菜のことをいう「はなな」と「ブロッコリー」の一部をとって付けられました。花の部分だけでなく茎や葉も全部食べられ、甘味があり、くせの無いのが特徴です。和洋中華すべての料理に合い、ビタミンCや食物繊維が豊富な点も魅力です。県内を中心に、広島、岡山、東京、北九州などでも販売されています。
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さといもの原産地はインド東部からインドシナ半島などの熱帯地方で、タロイモと同じ仲間です。日本へは中国や南方から縄文時代に伝わったとされています。縄文時代には主食であったとの説もあり、稲作より歴史のある作物です。親芋に小芋、さらに孫芋とたくさん芋がつくことから、子孫繁栄の縁起ものとしてお正月などの行事には欠かせない食材となっています。
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チシャは、山口県ではおなじみの野菜で、昔は「庭にチシャが植えられていたら、その家には長州人がいると思え」と言われる位親しまれています。チシャとは「乳草」の意味で、ちぎったときに乳状の液が出てくるのでこう呼ばれます。葉は茎の周囲に互い違いにつき、その葉をかきとって食べることから「かきチシャ」という名前があります。11月〜3月頃、寒さが増すと紅はになります。かきチシャを生のままいただく「チシャなます」はきどりのない家庭料理。山口県の郷土料理としておなじみです。チシャなますはチシャもみ、ちさもみともいい、チシャを手でちぎり、酢みそか三杯酢であえた料理で、あぶったいりこやメバルを加えることもあります。ちょっとほろ苦さが旨さを引き立てます。
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
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ストックは、甘い芳香を放つ一年生植物で、茎に沿って穂上に花を付けます。管内では、比較的簡易なビニールハウスでの無加温栽培がされています。 播種は8月〜9月で、12月〜3月にかけて花穂の長さ15〜20cm、 開花6〜8輪のものを収穫します。オリエンタルユリ・スカシユリの栽培は、昭和50年代後半から始まり、その後LAユリが栽培されるようになりました。山口県オリジナルのプチソレイユは、カラフルな花色の透かし百合と、小さな花の姫百合を交配して誕生した小輪タイプの新しい百合です。
JA下関花き部会:083-256-2246
2012年9月1日(土)豊田町、みのりの丘にて第70回下関畜産共進会を開催しました。黒毛和種の部では、田上達成さん「いちひさ」ホルスタインの部では、(有)佐々木牧場さん「イトザクラランド マセラテイ ポリヴァー」が グランドチャンピオンに輝きました。
第70回下関市畜産共進会・しものせきモーモーフェスタ2012の開催、下関市豊田町において、第70回下関市畜産共進会が開催されます。
この共進会は、日頃の肉用牛繁殖農家による和牛の改良効果を確認するとともに、優良な雌牛を地域内で保留し、農家の飼養管理技術の向上を図るものです。また、2年ぶりにホルスタインの共進会も開催され、県内約半数の乳用牛が飼養されている酪農家の育成・飼養管理技術の高さが期待されます。なお、県民参加型のイベント「しものせきモーモーフェスタ2012」を同時開催し、「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」マスコットちょるるも応援に来ます。
下関市産業経済部農政課:083-231-1226
JA下関営農経済部産地振興課:083-256-2246
下関農林事務所畜産部:083-766-1018
寿永4年(1185)3月24日、わずか8歳の安徳天皇は壇之浦に入水され、平家は滅亡しました。安徳天皇は赤間神宮に葬られますが、その後、その命日に上臈(じょうろう)となった官女達が参拝したことに始まるのが、かの有名な「先帝祭」(下関市指定無形民族文化財)です。昭和2年創業のみやこ人形店では、この絢爛(けんらん)豪華な姿をそのまま人形として手作業で表現し、現在までその伝統を受け継いでおります。
みやこ人形店:083-222-6006
下関を代表する魚、「ふく」を加工して作られるふく提灯は、昭和初期から作られていたらしいのですが盛んになったのは戦後になってからといわれています。ふくの背中を切り開き、熟練の技で皮をきれいに残しつつ身を取り出します。皮は水でよく洗い、もみがらを入れて形を整えますと愛嬌のあるふくれ姿となります。
ふくの顔を形どったユニークなふく凧。大空に舞って人々に福をもたらし、部屋に飾っても福を招くものとして創案されました。現在は「安岡ふく凧の会」の方により保存活動が行われております。凧上げのイベントでは、単凧や連凧で大空にその勇姿を見せてくれます。
酒井商店:083-231-1470p>
緑豊かな山々に囲まれた盆地「下関市菊川町」にて古くから作られている伝統の手延べそうめんは、きれいな水と、空気で作られた、美味しい素麺です。大変歴史の古い素麺で、府中から徳川10代将軍への献上品としていました。手延べそうめんは小麦粉に塩水を加えて練り、1本の帯状に切り出して表面に油を塗って、よりをかけながら少しずつ引き延ばして乾燥させます。下関市菊川町では白いそうめんを乾かす風景は冬の風物詩です。最近ではオリゴ糖を多く含むヤーコンいもを練り込んだヤーコン麺が登場。ひと味違う食感が評判で、そうめんと合わせ、料理方法のバリエーションも広がっています。
菊川町手延素麺組合:083-287-1237
きれいな菊盛りのトラフグ刺身を食べる時、箸を入れるのは、外側からか、内側からか?料理人である作り手は、最後の中心の花びらが技術的に一番難しいそうです。花形の最後の花びらを最後まで残し、最後の最後にその花びらに手を付けるのは、その会席の花形である人物が手を付けるのが「しきたり」との事。大皿に盛られた美しいふぐ刺しの作り手に感謝と食べ手に気兼ねのない「人に優しく」の心意気というものです。また、内側から取ると、刺身が早くなくなる感じがするそうです。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
フグは古くから各地で食べられたようですが、ふぐ中毒に死亡する事も多く、河豚食禁止令が出されもしました。1888年に、伊藤博文が下関の春帆楼を訪問した際にふぐを食べ、その味に感嘆した伊藤は山口県知事に働きかけて、山口県下ではふぐ食が解禁された事がフグは下関となった大きなきっかけです。その後、ふぐ調理師以外は調理ができなくなりました。下関市には多くのふく料理店があります。
下関駅では「ふくめし」なる駅弁が販売されています。1960年に登場し、10月から翌4月までの期間限定で、ふぐをかたどった丸い容器にフグのダシ汁で炊いたふぐ飯の上に、ふぐの天ぷら、ふぐの煮つけ、山菜などがのっています。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
日本では、8,000年以上前から捕鯨が行われてきており、鯨食文化が育ってきました。現在は調査捕鯨を中心に捕鯨が継続されているだけです。調査捕鯨の基地が下関である事もあって、今も鯨を食べられるお店が数多くあります。 くじら肉は、高タンパク質、低カロリーです。大変ジューシーで美味しい肉で、どこも余すことなく利用されます。鯨の肉の中で最も美味しいとされる、身と尾の間の部分の肉が、おばいけ(尾羽毛)と言われる部分で、刺身として、そのまま酢味噌などをつけて食べられています。また、おばいけを塩漬にし薄く切って熱湯をかけ、冷水でさらしたものを「さらしくじら」と言い、「おば雪」「花くじら」とも呼ばれる。こちらも同様に酢味噌で食べられる。 節分におばいけの大きいものを食べると、1年を元気に過ごす事ができると伝えられています。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
下関の「うに」が美味しいのは、地形と水の関係だと言われています。下関は瓶詰めウニ発祥の地と言われるだけあって、うに商品は多彩であり、また、うに料理を食べられるお店もたくさんあります。うにの瓶詰には、粒うに・練りうに・混合うに・うにのあえものなどがあります。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
下関海域では鯛が沢山漁獲されます。鯛は鯛が親鯛に連なって泳ぐ様から連子鯛(レンコダイ)と言われ、子孫繁栄・家庭円満と祝い魚として祝宴の席で振舞われていました。焼物、煮つけ、酒蒸しなど大変美味しく頂けます。
下関の豊かな産地で育ったいのしし肉は古くから食べられています。夏には焼肉、冬にはしし鍋(牡丹鍋)で。肉の血抜きと内臓処理ちゃんと出きていれば、臭みも無く低カロリーの大変美味しい肉です。下関市では近年被害を山里にもたらす、有害獣として捕獲したイノシシとシカを食肉に加工する「ジビエ解体処理施設」を、同市豊田町八道の市豊田農業公園「みのりの丘」内に建設する事と決まり、自治体として解体処理施設を整備するのは山口県内で初めて。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
韓国・釜山と下関を結ぶフェリーから毎日新鮮な食材が入って来るため、市内には韓国焼肉店や家庭料理のお店が立ち並びます。特に下関駅前のグリーンモール商店街が良く知られています。和牛ホルモンと沢山の野菜を唐辛子味噌仕立てのタレで煮込む「とんちゃん鍋(和牛ホルモン鍋)」は伝統ある名物料理です。
稲の無農薬、無化学肥料栽培「アイガモ農法」が盛んな菊川エリアでは、アイガモ米だけでなく、アイガモの肉も特産品になっています。アイガモの肉は不飽和脂肪酸に富んだヘルシーな赤身肉で、同じ菊川の特産品であるそーめんやヤーコン麺、海老芋などと一緒に食しています。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
瓦そばは、下関市豊浦町川棚温泉の名物料理です。幕末に兵士が瓦の上で野草や肉を焼いて食べたという言い伝えから考案されたのが瓦そばです。あたたかい特製のそばつゆでいただく料理で、見た目も楽しい料理です。
又、韓国と国際航路で結ばれている下関。韓国焼肉店や家庭料理店が多く立ち並び、この地ならではB級グルメがとんちゃん鍋。とんちゃんとはホルモンのこと。定番のホルモン鍋とは違い特製スープはごくごく少量であとは野菜の水分だけで煮込みます。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
下関はフグの集積地で、市場に供給されない規格外のトラフグを、無駄なく活かした「とらふぐの魚醤」が造られています。内臓を使用していないので特有の臭みが無い、天然発酵食品の自然調味料です。
株式会社河久:083-227-8829
山口県特産品奨励賞は過去に二回受賞させて頂いています。一つは「フグ一夜干し 昔作り」で、もう一つが「ふぐ刺し一味漬け」です。「フグ一夜干し 昔造り」は余分な添加物は使用せずに、昔ながらの手法で塩漬けにし、乾燥させた商品で長く愛されている商品です。パッケージも再生可能な段ボールを使用しています。
株式会社河久:083-227-8829
とらふぐ雑炊が「水産庁長官賞」を受賞し、「海の王様雑炊」と名付けました。「海の王様雑炊」の味付けには 「とらふぐ」「とらふぐ魚醤」「塩」「酵母エキス」だけで製造しました。トラフグは長崎県産 とらふぐエキスは弊社でトラフグと塩、醤油麹だけで造った無添加商品です。酵母エキスは天然の調味料。それをブレンドしてレトルト調理をした。
株式会社河久:083-227-8829
明治21年、時の総理大臣・伊藤博文公のひと声で、ふく食先駆けの地となった下関。株式会社河久の本社はふくの競りが行われる南風泊市場のすぐ近くにあります。ふくの本場・下関、南風泊から極上の味をお届けします。一枚一枚丁寧に盛り付けられた職人の技が際立つふく刺しをはじめ、天然のとらふくを余すところ無く堪能できるフルコースをどうぞご賞味ください。
株式会社河久:083-227-8829
寿永4年(1185)平家は長門壇之浦の合戦で源氏に敗れ、その短い栄華の夢を終えました。関門海峡を舞台に繰り広げられた史実を基に、歴史情緒豊かなお祭りです。源平壇之浦の合戦で滅びた平家一門を偲ぶ豪華絢爛な「先帝祭」。平家両軍の紅白の幟をたなびかせた無数のいくさ船と鎧武者が合戦模様を再現する「源平船合戦」。人柱となって下関繁栄の礎となった「お亀さん」を偲んで行われる「八丁浜踊り」など関門海峡沿いの各地で5月2〜4日に開催されています。先帝祭は、わずか8歳の安徳天皇が祖母二位の尼に抱かれ『波の底にも都の候ふぞ』の言葉とともに入水され、平家は滅亡しました。「関の先帝 小倉の祇園 雨が降らなきゃ金が降る」といわれるこの祭は、入水された安徳天皇を弔うため、その命日に遊女に身を落した平家の官女達が参拝したことに始まったものです。先帝祭は下関市指定無形民俗文化財に指定されています。
下関市観光交流部観光政策課:083-231-1350
平家踊りは、この戦いで敗れた平家一門の供養の踊りに源を発し、加えて港町という地域性から全国各地の踊りが融合されつつ、現在のスタイルになったといわれています。軽快なリズムを刻む二上りの三味線と、高低二種類の勇壮な太鼓と空樽(からだる)からなる囃子方(はやしがた)をバックに、七七調を基本とした口説き節の音頭がリードします。また、踊りは、手を胸より上で交互に繰るような動きを基本としていることから「糸繰り式」と言われ、11拍子という奇数拍子で踊る点が特徴です。市内各地の夏祭りや盆踊り、親しまれていますが、中でも市内最大の夏祭りである「しものせき馬関まつり」日曜日の平家踊総踊り大会は、数千人を超える踊り手が会場を埋め尽くし、見るだけでも平家踊りの魅力、太鼓のリズムの迫力を実感していただけます。平家踊りは、国内各地はもとより、フランスのニース国際カーニバル出演をはじめ、中国、ロシア、韓国、アメリカ、オーストラリア等海外公演にも数多く出演し、山口県を代表する郷土芸能として注目を集めています。
下関市観光交流部観光政策課:083-231-1350
住吉の大神は、伊邪那岐命が黄泉の国(死の世界)から帰って穢を清められた時出現されました神様です。仲哀天皇の9年(200年)神功皇后が新羅国等へ外征の際 、吾和魂は王身に服いて寿命を守り、荒魂は先鋒となりて師船を導かんとの御教示により大神を守神として進軍いたし、神助により交戦することなく戦勝した。この神恩に感謝し、神功皇后は現在の地に祠を建てて、住吉の大神の荒魂をおまつりになったのが住吉神社の起こりです。住吉神社の建造物は、国宝に指定されている本殿をはじめとして、拝殿、唐門、透塀などすべてが神社建築史上見逃せない貴重なものといわれている。 この拝殿は、本殿の正面中央に接し、これと直角に建てられている。切妻造・破風・懸魚(破風の下または左右に下げた飾り)などに特徴がある。天文8年(1539)毛利元就が寄進したもので、その後、補修や屋根の葺替え等があったとしても、創建当初の原形や特質はいささかも損なわれていない。
御田植祭は、千数百年前に、神功皇后が住吉の大神をまつられた際に、ご神殿にお供えするお米を作ったことに由来する古式ゆかしい伝統行事で、豊作を祈り、農業の発展と平和で豊かな生活を願う祭りです。いまから1千数百年前にさかのぼりますが、神功皇后が住吉の大神さまをおまつりになったとき、毎日のお供えのために田んぼに苗を植えられて、 神主 践立に命じられてお田植の神事が行われるようになったといわれています。当日は早乙女・八乙女たち総勢50人の地元の中学生が奉仕し。 下関市の農業祭として同中学校の生徒らが受け継いでいます。また、境内では季節の苗物市やたくさんの露店が立ち並びます。
住吉神社:083-256-2656
○菊川夏まつり花火大会
打ち上げ花火のほか、バザーやバンド、子供ダンス、ビアガーデンなど各種催し物でにぎわいます。近くで上がる2,400発の花火は迫力があり、菊川盆地ならではの轟きが体験できます。
下関市菊川町観光協会:083-287-1114
○豊浦夏まつり&花火大会
豊浦の魅力の一つである美しい海の風景を満喫できる会場で開催します。まつりのフィナーレを飾る、3,000発を超える打上花火をぜひご覧ください。
下関市豊浦町ふるさとづくり推進協議会:083-772-4001
○関門海峡花火大会
関門海峡の美しい夜景を舞台に海峡の両岸から打ち上げられる約13,000発の華麗な花火。美しい関門海峡の夜景に加え、対岸から打ち上げられる花火とのコントラストが非常にきれいなのが特徴です。
(財)下関21世紀協会:083-223-2001
山口県最西端に位置する下関市には、古くから湯治場として栄えたいで湯の里や、道の駅に併設された温泉など、様々なタイプの温泉があります。
下関市つくの温泉・津波敷温泉・滝部温泉・一の俣温泉・西ノ市温泉・日野温泉・大河内温泉・川棚温泉・菊川温泉・吉田温泉・吉見温泉など、だいたい泉質は、アルカリ性単純硫黄温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病などの効能があります。殆んどの温泉場で、日帰り入浴ができます。
滝部温泉は、地下1,000mから湧出するロマンのいで湯、西日本の名泉・お肌にやさしい天然のぬめりが期待できます。日野温泉いこいの家は、地図等にも載っていない知る人ぞ知る秘湯、成分のほとんどが炭酸水素ナトリウムという数値は最高の美人湯です。大河内温泉の平田旅館は、江戸の中頃に発見され、湯治客に人気があります。
川棚温泉には、10軒の宿があり、泉質:含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉、痛風、神経痛、関節痛、動脈硬化、高血圧症など効能があります。
また、美しい関門海峡の行き交う船をながめ、やすらぎのひとときをここちよい潮風とともに体感できる下関温泉。そして、日乃出温泉は、市街地(大和町)で唯一の天然温泉の銭湯です。銭湯料金で気軽に入浴ができます。
下関観光コンベンション協会:083-223-1144
周南市沖から大分県の姫島にかけての瀬戸内海は、ふぐの生息に適した海域で、そのため古くからふぐ漁が盛んで、ふぐ延網漁法発祥の地です。周南市内には、ふぐ料理を提供しているお店が多くあります。そのメニューは豊富で、刺身・から揚げ・ふぐちり・そして雑炊と各店自慢のふぐ料理を提供している。周南市自慢のふぐ料理をぜひご堪能下さい。
周南市商工観光課:0834-22-8372
北九州港は約1700年前から アジア大陸との交易船の停泊地として利用されており、古くは朝鮮、中国との交易におけるわが国の西の門戸として、また、近代は日本の工業化を支える港としての役割を果たしてきた、歴史ある国際貿易港です。1963年に門司市、小倉市、八幡市、若松市、戸畑市の五市が合併して北九州市が誕生し、それを契機に、外国貿易の「門司港」、国内流通の「小倉港」、および工業港の「洞海港」を総称して「北九州港」となりました。外航定期コンテナ・国際フェリー航路の9割が、中国、韓国、台湾を中心にアジア各国の港と密に結びついているのが北九州港です。北九州港では、タコマ港(アメリカ合衆国)及びレムチャバン港(タイ王国)と姉妹港を、大連港(中華人民共和国)と友好港を締結し、相互港湾の発展を図るため、毎年活発な国際交流活動を行っています。 また、仁川港(韓国)との交流協定締結や、天津港・烟台港・青島港(中国)とのロジスティクスパートナー港協定締結により、相互の港湾空港物流及び旅客輸送の活性化を図っています。
北九州市港湾空港局総務経営課:093-321-5911
長門市の仙崎漁港沖は入り組んだ地形と激しい潮流がぶつかり合う屈指の漁場で、長門のブランドイカ「先崎いか」が豊富に水揚げされます。ブランドイカは鮮度抜群で、美味しい長門自慢の魚です。
長門市役所商工水産課:0837-23-1145