国際化がより進み国民のニーズもより多様化し余暇ニーズも高まる傾向にあります。大型客船でクルーズを楽しむ国内乗船客も増え、また、海外から日本を訪れる大型客船もより増加する中、東北沿岸にも多くのクルーズ客船が入港するようになり、県内外との文化交流活動なども盛んに推進されています。東北の美しい大自然や味覚などを堪能するため、客船で訪れる観光客も多くなり、東北地域の豊かな自然や産物などの特性を活かした地域振興や観光振興などを目指し、新たな文化交流活動の創出や広域連携観光交流の創出などに向けた取り組みが進められています。そのような中、秋田港には日本最大豪華客船の飛鳥Uや、海外から訪れる大型客船「クラブ・ハーモニー」などがクルーズ寄港、地域間交流や国際交流などを実施し、地域の活性化や地域振興などを目指す交流活動が展開されています。
秋田市商工貿易振興課:018-888-5726
平成24年8月3日に、豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」が「竿燈・ねぶた東北二大祭りクルーズ」で竿燈祭り観光のため、秋田港(中島埠頭)に寄港しました。入港時には、歓迎セレモニー(船長へ花束贈呈、吹奏楽、民謡手踊り)が行われ、停泊中は乗客や見学者のための物販・土産販売も行われました。このクルーズは、乗客数は約500人で、敦賀港(福井県)を出港し、8月3日に秋田港に寄港、4日に青森港に寄港し敦賀港に戻りました。
秋田市商工貿易振興課:018-888-5726
日本最大級となる20,563トンの「フェリーしらかば」「フェリーあざれあ」の2隻が秋田と北海道(小樽・苫小牧)、新潟、福井(敦賀)を結んでいます。客室はお手頃価格のツーリストクラス(和室/寝台ベッド)、個室となるステートルーム、デラックスルーム、スイートルームと様々なタイプがそろっています。また展望大浴場やサウナ、レストラン、グリル、シアターなど船内施設も充実。北海道、新潟、中部、関西へは日本海の船旅がおすすめです。
○時刻表・運航状況【http://www.snf.jp/】
新日本海フェリー(株)秋田フェリーターミナル
旅客:018-880-2600 貨物:018-880-2711
秋田港は、古くから日本海における海上の要所として発展してきており、昭和26年に重要港湾に指定されました。近代港湾としての秋田港の本格的な整備は、昭和40年に秋田湾地区新産業都市の指定を受けてからで、本港地区、大浜地区、外港地区、向浜地区と発展し、流通・産業拠点として東北電力(株)秋田火力発電所、秋田製錬(株)などのエネルギー、非鉄金属企業や日本大昭和板紙(株)秋田工場〈日本大昭和板紙東北(株)、秋田プライウッド(株)、新秋木工業(株)などの木材関連企業が立地し、それらに関連した外貿貨物とともに石油製品やセメントなどの内貿貨物が取り扱われ、地域経済に重要な役割を果たしています。近年では、外貿コンテナ船や内航フェリーの定期航路も就航し、物流の効率化が図られています。
東北地方整備局
秋田港湾事務所:018-847-2511
年々、取扱量が増加しているコンテナ貨物やフェリー貨物の安全かつ安定な輸送を確保するため、外港地区・防波堤(第二南)の整備を重点的に推進します。また、地域の産業振興に資する物流の効率化を図るため、貨物船の大型化に対応した航路泊地の維持浚渫や、船舶の安定運航の確保に必要な港内静穏度の向上のための施設整備を推進しています。平成24年4月12日には、秋田港国際コンテナターミナルが供用開始記念式典が執り行われた。秋田県知事は、新国際コンテナターミナルの供用で、物流の効率化、輸送コストの低減が図られる。そして、3年間の荷役機械使用料の減額も行う。さらなるコンテナ貨物の増加に対応するため、コンテナヤード拡張にも今年度着手する。中国、韓国、ロシアなどの対岸諸国のポートセールスを推進し、航路拡大を図って行きたい。」と述べました。
東北地方整備局
秋田港湾事務所:018-847-2511
秋田では漬け物の事を「がっこ」と言い、秋田ではなくてなならないものです。長く厳しい秋田の冬は、野菜が不足しがちでしたので、漬け物で補ってきました。キュウリ・大根・人参の酒かす漬け・かぶの甘酒漬けや千枚漬け・高菜の塩漬け・うりの鉄砲漬け・秋田ふきの味噌漬け・干し大根の醤油漬け・・・などなどたくさん有ります。
秋田市観光振興課:018-888-5602
秋田の銀線細工は、江戸時代から約200年の歴史が有り、0.2〜1.2mmの純銀線を加工して、アクセサリー・置物・額などを作ります。1mm以下の細い純銀の線をより合わせ、手作業で製作する銀線細工は秋田独特のもので、歴史は古く江戸時代にさかのぼりますが、技法は嫁かんざしに始まります。
秋田市観光振興課:018-888-5602
桜皮細工品は、江戸時代の天明のころに生まれました。創業半世紀の歴史をもち、その技法は今なお受け継がれ、桜皮細工品製造されています。
秋田市観光振興課:018-888-5602
朱塗りの光沢とやさしい手触りの生駒塗りは、秋田市のうるし工芸を代表するもので、塗りおわんやお盆、日常生活用品、冠婚葬祭用品など古くから親しまれています。生駒親雄さんが沖縄に渡り、琉球漆器を研究し、朱塗りを基調とした「生駒塗」を始めました。芸術性も高め現代にも合う製品が生み出されています。
秋田市観光振興課:018-888-5602
国の重要無形民俗文化財に指定されている土崎神明社の例祭である、「土崎神明社祭の曳山行事」は、7月20日・21日の両日、秋田の夏を熱く彩る「土崎港曳山まつり」の愛称でも親しまれています。2016年に、ユネスコ無形文化遺産に登録された。
曳山行事が、今のような形で行われるようになったのはいつの頃からなのかは、はっきりとはわかりません。しかし宝永2年(1705)、神輿渡御(みこしとぎょ)が行われたという記録があり、寛政元年(1789)の祭りを見た津村淙庵の「雪のふる道」に、たくさんの曳山が曳かれている様子が描かれていることから、古くから現在のような曳山が神明社の例祭のなかで行われていたことが伺われます。
秋田市文化振興課:018-888-5610
土崎神明社:018-845-1441
竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたという。
元々、藩政以前から秋田市周辺に伝えられているねぶり流しは、笹竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾り町を練り歩き、最後に川に流すものであった。それが、宝暦年間の蝋燭の普及、お盆に門前に掲げた高灯籠などが組み合わされて独自の行事に発展したものと言われている。
ねぶり流しは、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあり、厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていった。
秋田市文化振興課:018-888-5610
秋田市竿燈まつり実行委員会事務局:018-888-5602
毎年1月17日に開く、梵天祭は江戸時代頃(開始年代不詳)に始まった秋田県固有の特殊神事で、梵天(ぼんでん)と呼ばれる依代(よりしろ)を神社に奉納いたします。
五穀豊穣や家内安全・産業発展などを祈願して梵天を奉納する村(町内)梵天を始め、現在では商売繁昌・安全祈願の法人・団体の梵天や、子供の健やかな成長を祈る子供会・スポ少の子供梵天など、様々な団体・グループが1年の幸を願い梵天を奉納されています。
県内には特色ある梵天祭が各地にございますが、当社の梵天祭は≪力の神≫三吉霊神にあやかろうと威勢よく先陣を競い、境内を激しくもみあいながら奉納する勇壮さが大きな特徴であり、その力強さから『けんか梵天』とも呼ばれています。
太平山三吉神社総本宮:018-834-3443
古くから「秋田市民の台所」と親しまれている「秋田市民市場」は、今も多くの地元民で賑わう市民市場で、旬の野菜や果物、鮮魚などの生鮮食品のほか、地酒や秋田銘菓などのみやげ品なども揃い、地元民のみならず観光客も楽しめる市場です。地元で水揚げされた新鮮魚介、量り売りの筋子やタラコ、塩干や乾物、山菜やきのこ、旬の野菜など、約90店が並び、鮮度と豊富な品揃えも市場の特徴です。秋田自慢のお米と地酒、秋田銘菓にきりたんぽ等、秋田自慢のお土産もお楽しみ下さい。また、市民市場直営のお寿司処「いちばん寿司」とお食事処「焼焼庵」は、市場直営店ならではの 厳選素材とこだわりの味で大人気です。他にも、市場らしく早朝から営業している食堂もあり、お食事も思う存分楽しんで頂ける市民市場です。
秋田市民市場:018-833-1855
本荘西目沿岸で捕れる岩牡蠣は、霊峰鳥海山の雪解け水が、年間10度前後の冷たい湧水となり、岩牡蠣がじっくり育てます。その為、殻の大きさに対して、中の身も立派な海のミルクです。また、沿岸で捕れるアワビは、型も良くサイズも大きいことから、高い評価を得ている黒アワビ。サザエは、荒波で流されないように自然とトゲが長くなるのが特徴、水深20〜30m程度の岩礁域に生息し夜行性で、主にワカメ、ホンダワラ、カジメなどの海藻を食べて成長する。豊かな海に恵まれた沿岸は、ウニの好漁場で、蕩ける甘みの馬糞ウニや、ムラサキウニが採れることで有名です。
秋田県漁業協同組合本荘・西目支所:0184-22-1363
「秋田の田舎漬」で知られている横手市は発酵食文化が栄えてきた土地柄で、納豆の発祥の地でもあります。漬け物、甘酒、味噌など、発酵食品をたくさん生み出しています。発酵食品は保存目的だけでなく健康パワーの効用も多く秘めている、素晴らしい健康食品です。
横手市役所観光物産課:0182-45-5519
江川漁港沿岸の沖合いは、全長20cmを超す天然クルマエビの漁場となっている。前日に1本約300m程の刺し網を仕掛け、刺し網を巻き上げ、ビチビチと激しく暴れるクルマエビを漁獲します。天然クルマエビは、サイズ・鮮度・味・どれをとっても一級品で、高級食材として取引されています。江川漁港沿岸の砂浜域では、5月〜10月にさし網でガザミ(ワタリガニ)が漁獲されています。漁獲量の変動が大きいのも特徴の地魚で。7月〜8月が漁獲時期で、鍋物など美味しいだし汁が特徴のカニです。
秋田県漁業協同組合天王町支所:018-878-2156