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秋田県郷自慢湯沢市の名産物



湯沢市の概要 横手盆地南部の秋田県の南玄関口

2005年(平成17)3月、旧湯沢市・稲川町・雄勝町・皆瀬村が合併した湯沢市は、山形県、宮城県に隣接する秋田県の南東部に位置し、県都秋田市へは直線距離で約70km、宮城県仙台市へも同じく約95kmに位置しています。隣接する両県とは、国道13号、108号及び398号で結ばれており、秋田県の南の玄関口となっています。東方の奥羽山脈、西方の出羽丘陵に囲まれた横手盆地を貫流する雄物川と、その支流である皆瀬川、役内川沿いに豊かな水田地帯を形成しています。県境付近の西栗駒一帯は、雄大な自然林を有しているほか、豊富な温泉群にも恵まれています。江戸時代は秋田藩佐竹氏分家が支配し、秋田米の集散地や院内銀山からの銀運搬の中継地として、中心地は羽州街道の宿場町として栄え、伝統の曲木細工や仏壇などの木工業と清酒醸造が盛んで「東北の灘」といわれています。

湯沢市まるごと売る課:0183-55-8180


湯沢市の農業 水稲栽培 あきたこまちのふるさと

秋田県ブランド米「あきたこまち」のネーミングのふるさと、こまち農業協同組合管内は、気候条件や土壌条件に大変恵まれた県内屈指の高品質・良食味地帯に恵まれ、稲作や、リンゴ・イチゴ・ブドウなどの栽培が盛ん行われています。湯沢は酒米の生産が盛んで、古くから酒造業が発達し東北の灘と称されるほど、北海道から九州まで全国の蔵元から支持され、県内酒米生産量の約7割が湯沢で生産されています。また組合では、田植えツアー・ファームステイ・稲刈りツアーなど、消費者の方々との体験交流などを通じて、多くの方をこまちの里に迎え、本場「あきたこまち」を体感していただいております。

こまち農業協同組合:0183-78-2211
湯沢市農林課:0183-73-2111


秋田県オリジナル酒米 秋田酒こまち 秋田県産の約7割生産

秋田県農業試験場や酒造組合などと連携し新品種の開発に向け栽培試験を繰り返して多くの成果をあげています。秋田県のオリジナル酒米「秋田酒こまち」は、開発当初から湯沢市酒米研究会が試験栽培に当たり、新品種開発に大きく貢献しました。「秋田酒こまち」は、酒米の横綱と称される「山田錦」に勝るとも劣らない醸造特性を備えており、全国の酒造関係者が注目している酒米です。県内の酒造業との連携のもと、広く県内外に「酒米の里ゆざわ」をPRしながら、良質酒米の生産振興・販路拡大を目指しております。栽培されている品種は、美山錦をはじめとして5種類ほどありますが、総じて、病気に弱かったり倒伏しやすかったりと、一般の米に比べ栽培が難しいと言われています。また、品種によっては収穫後の乾燥調整が難しいものもあり農家は良質酒米の生産に気を遣っています。

湯沢市酒米研究会:0183-73-3131
こまち農業協同組合:0183-78-2211


あきたこまち特別栽培米 完全無農薬「フード米」生産

私たちは、あきたこまちの特別栽培米を生産しています。特別栽培米とは農薬や化学肥料をあまり使用せず、減農薬につとめ有機肥料をほどこしたお米です。 消費者の皆様へ安心安全なお米をお届けするため、トレーサビリティなどの情報提供もしています。安全で安心、そして美味しいお米を志向する消費者のため、有機肥料100%そして完全無農薬で栽培する「フード米」にもチャレンジしております。生育管理がむずかしいため作付け面積もなかなか確保できない現状ですが、消費者の自然健康食の意識が高まってきている中で、多くの皆様から支持されるお米作りを目指してチャレンジしております。

雄勝有機米生産部会:0183-52-2105
こまち農業協同組合:0183-78-2211


新たな農業を目指す 直播き栽培米 労働力省力化等に対応

駒形地区の農家は米以外に野菜生産などいろいろ手掛けているので、春先のイネ育苗作業の時は大変でした。その手間ひまを省くため、直播きが始められました。 稲が倒れやすい、刈り取りしづらい、収量が少ないなど管理も大変でした。しかし研究を重ね、耕作機械の進歩や技術の確立化し、次第に安定してきました。(直播き労働力は移植作業の70%程度で、労働力省力化や労働力不足を解決)現在は、収量も一般移植田とほとんど変わらなくなってきました。むしろ平成15年の冷害ではかえって直播き栽培の田圃が収量が多いという結果になりました。(直播き栽培米は移植育苗米に比べ、米粒に張りがあり、米粒が大きいのが特徴)

直播研究会:0183-42-4238
こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 日本一露地栽培面積のイチゴ栽培

湯沢市秋ノ宮は、イチゴの露地栽培面積で日本一を誇る夏イチゴの産地です。イチゴ生産者は「湯沢市いちご生産集出荷組合」を結成し、安全・安心で高品質なイチゴ栽培に取り組み、日本一イチゴ産地の役割を担っている。組合では、業務用として主に関東圏に出荷している。また、イチゴは国道108号線沿の出荷所では直売もしている。

湯沢市いちご生産集出荷組合:0183-55-2114
こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 三関さくらんぼ 110余年の歴史と伝統

秋田県南部の宮城県や山形県と接する湯沢市の北部に位置する三関では、雄物川に流れ込む多くの支流に、扇状地が発達しています。そこは肥沃な土壌とミネラル豊富な地下水に恵まれており、さくらんぼが盛んに栽培されています。湯沢市のさくらんぼは、関口、上関、下関の3地区からなる三関地区を中心に栽培されている。最近は近隣の須川地区や雄勝地区で栽培も始まり、栽培面積が拡大しています。また、20代・30代の若手世代も加わり産地が活性化しています。

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 スイカ

山に囲まれた内陸性気候により、昼夜の気温の差が大きい気候風土が、香り良く、糖度が高く、より美味しいスイカを育みます。
時期:7月〜8月

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 大倉ぶどう

大倉地区は昼夜の温度差が大きく、水捌けの良い土地であることから、古くから葡萄や林檎の栽培が盛んな地区で、至る所に直売所もあり、新鮮な果実がお手頃な価格で販売されています。大倉地区では、キャンベル品種を栽培し、大粒でやや酸味が強く、コクのある甘みが特徴です。

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 駒形りんご 100年以上の歴史と伝統

雄勝地域のりんご栽培面積は215haと、県内でも有数の産地となっています。その中でも、駒形地区の栽培は歴史が古く、最初の植え付けから100年以上が経過しています。長い間、駒形地区では、「ふじ」、「王林」、「早生ふじ」等が主品目となってきましたが、近年、県オリジナル品種「秋田紅ほっぺ」の導入も進んでいます。「秋田紅ほっぺ」は、2009年に品種登録された新品種で、果皮色は花粉親の「さんさ」に似て明るく鮮やかな紅色を呈しており、食味は甘みが多く、酸味が少ないという特徴を持ち、加えて多汁で芳香があり、早生種の中でも優れた品質を有しています。

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 三関ブランド「完熟りんごジュース」

フルーツの郷湯沢市三関地区の気候と風土で栽培され、太陽をさんさんと浴びた完熟りんごを100%使用した、三関ブランドの無添加「完熟りんごジュース」です。

三関ゆめ蔵ぶ直売所:0183-72-3001


湯沢市特産 三関セリ 江戸時代からの歴史と伝統

三関地区では、「せり」の栽培が古くから行われていて、江戸時代から始まったと言われている。約50軒の農家が『三関せり出荷組合』を結成し、JAこまちを通して主に秋田県内に出荷しています。葉が大きく、深みのある緑色で茎もしゃきしゃきした歯触り感が良く、せり独特の匂いもほどよくあり、全体的にサクサクした食感は『三関せり』ならではのものです。また何といっても、真白で長く伸びた根が『三関せり』の特徴で、葉から根まで大変おいしく食べることができます。本格的な収穫は10月頃から始まり厳寒期を通して3月頃までです。露地栽培、ハウス栽培とリレー的に出荷しており新鮮な良い「せり」を出荷し出荷先からは多大な好評価をいただいております。

三関せり出荷組合:0183-73-3131
こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 トマト

JAこまちで作付けされているトマト品種は桃太郎8(エイト)で、この品種がこの土地にあってるし、酸味や糖度の食味バランスが抜群の品種です。トマトは、糖度だけじゃなく酸味もバランスよくないと美味しくならないと言われる。

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 きゅうり

JAこまちのきゅうり部会では、モミガラを主原料とした自家製堆肥や管内の畜産農家からの堆肥を使用した土づくりに取り組んでいます。 秋田野菜の中心品目で、きれいな水と寒暖差の大きな条件を生かし、身のしまりの良いきゅうりが栽培されています。

JAこまちのきゅうり部会
こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 枝豆

秋田の夏は、昼と夜の温度差が非常に大きく、日中、光合成をして得たエネルギーは、夜、気温がぐんと下がることにより、消耗が抑えられ、糖分がどんどん蓄えられます。 肥沃な土壌に育ち、味にこだわった枝豆を適期収穫の新鮮な状態でお届けします。

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 椎茸

しいたけ栽培に適した条件を生かし、肉厚で歯ざわりが良いのが特徴。全県下で栽培され、年間1,500トンを超える出荷量があります。

雄勝椎茸栽培組合:0183-52-5161
こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市特産 エノキ茸 秋田県唯一の産地

内町・御屋敷地域は、秋田県で唯一のエノキ茸栽培が、昭和48年から続いている生産地です。エノキ茸が成長するのには60日間かかり、オガクズ・米ぬか・乾燥おからを混ぜたものがエノキ茸が育つ土壌になり、そこへエノキ茸の種菌を入れ、じっくりと時間をかけながら土壌に菌をまわらせていきます。エノキ茸は、シャキシャキした食感と、その甘さが特徴で。エノキ茸は、食物繊維がキャベツの2倍含まれており、美肌効果もあるそうです。

エノキ茸生産組合:0183-52-3142
こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市の酪農 地熱利用で乳製品を作る工場 栗駒フーズ

昭和36年、全国有数の豪雪地帯の村の開拓地で酪農を始めた2戸の農家と、里で酪農経営をしている1戸の農家が『夏は涼しい山で放牧しながら搾乳し、冬、雪が降ると里の交通の便のいい牛舎に牛を移動させて搾乳する』という、『夏山、冬里酪農』を目指し、共同で酪農経営をはじめ、昭和40年4月に3戸(男4名、女3名)で農事組合法人皆瀬牧場として発足し、昭和47年には全国で当牧場の実績が評価され、毎日新聞、富民協会主催の全国農事コンクールに於いて、最優秀賞と農林大臣賞を受賞している。 現在は秋田県の生乳て゛最高品質の原料乳を低温殺菌牛乳の原料として製造者としている。

株式会社栗駒フーズ:0183-47-5859


湯沢市名物 白神乳酸菌 米糀ヨーグルト

白神山地は、秋田県北西部から青森県南西部にまたがる13万ヘクタールに及ぶ広大な山地帯の総称である。このうち原生的なブナ林で占められている区域16,971ヘクタールが1993年12月に世界自然遺産として登録された。針葉樹林と広葉樹林を比較すると、杉林に代表されるような針葉樹林は人間が手を加えなければその林の再生は容易ではないが、広葉樹林は自然に再生が行われている。この再生を担っているのが微生物である。この乳酸菌で作ったドリンクタイプのヨーグルトです。

株式会社栗駒フーズ:0183-47-5859


湯沢市名物 白神乳酸菌 栗駒高原れんこんヨーグルト

れんこんヨーグルトは、栗駒高原ヨーグルトとれんこんの力をブレンドした、高い栄養価と植物繊維/カリウムを豊富に含有する、大好評のヨーグルトです。砂糖不使用の無脂肪れんこんヨーグルトは食べるタイプで、サッパリした食感です。毎朝食べても飽きないヨーグルトです。

株式会社栗駒フーズ:0183-47-5859


湯沢市名物 栗駒高原搾りアイス

栗駒高原・皆瀬牧場のミルクたっぷり極上アイスをセットにしました。栗駒高原牛乳を愛飲しているお客様から「こんなにおいしい牛乳だから、さぞかしおいしいアイスクリームが出来るでしょう」と言われて生まれた栗駒高原アイスクリーム。現在では9種類の味ができました。もちろん、すべて一個一個手作りです。

株式会社栗駒フーズ:0183-47-5859


湯沢市の畜産 黒毛和牛「三梨牛」 独自の「三梨配合」

湯沢市稲川のわずか14件の飼育農家が生産している黒毛和牛で、年間約250頭しか生産されていない「三梨牛」は、柔らかく甘みのある肉質が高級和牛として、高い評価を受けています。栗駒山系の湧水を地下から汲み上げ、稲藁、乾草、そのほか22種類に及ぶ良質な飼料を混ぜ合わせた「三梨配合」といわれるこの地域独特の飼料を配合したものを、 気象条件や牛の状態に合わせて与えています。さらにストレスを与えないように大自然の中でのびのびと大事に育てられています。

JAこまち園芸畜産課:0183-78-2255
湯沢市農林課:0183-73-2111


湯沢市の畜産 黒毛和牛「皆瀬牛」 栗駒山麓の自然で育つ

黒毛和牛「皆瀬牛」は、栗駒山麓の豊かな自然に囲まれて育った皆瀬牛肉は、肉質がまろやかで、しかも風味豊かな、とろけるような柔らかい牛肉です。

JAこまち園芸畜産課:0183-78-2255
湯沢市農林課:0183-73-2111


湯沢市特産 トルコギキョウ

JAこまちでは、洋花ブームの火付け役となったトルコギキョウ栽培に早くから取り組み、6月、9月のブライダル需要期に安定した供給をしております。流行の品種をいち早く取り入れ華やかさを演出いたします。

こまち農業協同組合:0183-78-2211


湯沢市名物 横堀の鯉 役内川の鯉釣り・アユ釣り

雄物川の支流である 役内川 は鯉釣り・アユ釣りの名所で、毎年県外からも多くの釣り人が訪れる評判の清流です。豊富で冷たい清流の恵みをうけた横堀鯉は身がしまり、川魚特有の臭みもありません。横堀地区には現在、鯉養殖店が「菅八養鯉店」・「今啓鯉店」が営業を続けています。 かつては一般家庭でも養殖されていたほど盛んだった 役内川です。

菅八養鯉店:0183-52-2429
今啓鯉店:0183-52-2024
雄勝漁業協同組合:0183-52-2584


湯沢市の伝統工芸 川連漆器 約800年の歴史と伝統

川連漆器は今から約800年前、武士の内職として武具の漆塗りから始りました。産業の基盤が作られたのは約400年前といわれ、日用雑器としてお椀作りが始まったことが記録に残っています。この流れで今も生産の6割が椀類ですが、小物から大物、丸物から角物まで何でも作れる器用な産地として名高く、箸から家具まで広いアイテムがあります。一つ一つ職人が真心を込め作り上げ、しかも安価で普段使いの気軽な器として親しまれています。

秋田県漆器工業協同組合:0183-42-2410


湯沢市の伝統工芸 曲木家具 100年以上の歴史と伝統

1819年にドイツで設立された家具ブランド、トーネットは「モダンスタイルの原点」ともいえる曲木椅子を数多く生み出し、特に1859年に発表されたNO.14は歴史に残る名作となり、現在までに約2億脚製造されたといわれています。日本に初めてトーネットの曲木技術が伝わったのは、1901年のことです。1910年に、曲木に適したブナやナラの豊富な、秋田県湯沢市に、秋田曲木製作所(現在の秋田木工株式会社)が設立されました。それ以来秋田木工は、「木が木で立っていたときよりも立派に美しく」という信念のもと、熟練した職人の丹念な手作業で、曲木家具を生み出しています。中でもチェア「No.16」は、創業当時から作られ、今なお多くの方にご愛用されています。秋田木工は、この技術を約100年間守り続けて、今もひたむきに曲木家具を造り続けています。木を知り尽くした職人達が一脚一脚丁寧に造り上げる曲木家具は、機能性や実用性、そしてその美しさで、不朽のスタイルとしてその存在感を示し続けています。

秋田木工株式会社:0183-73-0123


湯沢市の伝統工芸 秋田仏壇 古い歴史と伝統

秋田県湯沢市川連を中心として生産される仏壇。発祥の地にちなんで川連仏壇とも呼ばれています。秋田仏壇の背景には800年以上の歴史をもつ川連漆器があり。昭和30年代後半、この川連漆器の製造販売を行っていた阿部雄二氏が、仏壇製造を開始したことから始まったと言われています。川連塗りの技法を生かした塗りが施されており、蒔絵や金箔押しなどにも、伝統の漆器作りの技術が生かされています。

秋田仏壇協議会:0183-78-5100
湯沢市産業支援センター内


湯沢市の伝統工芸 桐細工 全国唯一の桐原木共販市場

昭和60年から、全国唯一の桐原木共販市場が開催されています。買い手は東北・関東・北信越や遠くは奈良県からも訪れ。楽器を取り扱う業者やタンス製造業者などからは、信頼される桐原木市として定着しています。 また、桐細工は木質と木肌が美しく、火や水に強く防虫防カビ効果があり高級材として定評があり、伝統の技に新しいアイデアを取り入れた手造り工芸品です。

雄勝広域森林組合:0183-72-1197
湯沢市農林課:0183-78-1172


湯沢市の伝統工芸 川連こけし 古い歴史と伝統

湯沢市を中心に生産されている県指定の伝統的工芸品で、特色として胴体と頭部が作り付けで、髪に赤い手絡、後頭部につん毛を付けたものが多く、胴は前垂模様が有名です。古くから子供用の玩具や湯治場のお土産品として親しまれ、近年は素朴で愛らしい姿から、贈答品や観賞用として全国的な人気があります。毎年、小正月行事の「犬っこまつり」に合わせて「秋田県こけし展」を開催しており、絵付け体験や即売などのブースは、地元だけでなく、全国からの観光客で賑わいます。

川連こけし工人会:0183-78-5100
湯沢市産業支援センター内


湯沢市の伝統工芸 木地山こけし 古い歴史と伝統

湯沢市に伝わる「木地山こけし」は、ロクロ挽きで作られる伝統的なこけしで、特色として胴体と頭部が作り付けで、髪に赤い手絡、後頭部につん毛を付けたものが多く、胴は、梅花模様が有名です。古くから玩具や湯治場のお土産品として親しまれ、近年は素朴で愛らしい姿から、贈答品や観賞用として全国的な人気があります。毎年、小正月行事の「犬っこまつり」に合わせて「秋田県こけし展」を開催しており、絵付け体験や即売などのブースは、地元だけでなく、全国からの観光客で賑わいます。

川連こけし工人会:0183-78-5100
湯沢市産業支援センター内


湯沢市の伝統麺文化 稲庭うどん 300年以上の歴史と伝統

300年以上の歴史を誇る稲庭うどんは、手延べ製法の干しうどんであり、日本三銘うどんのひとつに数えられています。ひやむぎより若干太く、やや黄色味かかった色をしている乾麺で、製造工程は、食用植物油を使用せず打ち粉としてでん粉を使う点や、乾燥前につぶす事による平べったい形状が特徴。麺は気泡により中空になっており、そのために食感は滑らです。稲庭うどんは、江戸時代初期に稲庭地区に住んでいた佐藤市兵衛という人が干うどんを作ったのが始まりとされています。

秋田県稲庭うどん協同組合:0183-43-2029


湯沢市の伝統酒蔵文化 地酒蔵元 古い歴史と伝統

湯沢市は「東北の灘」と称される酒造りが盛んな地域で、豊富な良質米と清らかな水、そして気象条件が合致し、端麗で滑らかなのどごしの酒を造り続けています。日本酒のおいしいことで知られる秋田県の中でも、湯沢市は、酒造りが盛んな土地で、最盛期には20を超える銘柄が造られていました。現在も6つの蔵元が市内に点在しています。

秋田県酒造協同組合:018-863-6455
湯沢商工会議所:0183-73-6111


湯沢市の伝統発酵文化 味噌/醤油醸造 古い歴史と伝統

酒造業と並び、湯沢では、秋田の良質なお米と大豆を主原料とした、味噌・醤油の醸造も盛んで、全国から好評を得ています。また、古くから保存食として漬物がよく食され、蕗のとうやチョロギ、いぶりがっこなどの多彩な漬物が食卓をにぎわします。発酵食品を代表する調味料「みそ」「しょうゆ」は、湯沢は農業が盛んな土地柄でもあり、明治の初めごろまでは、自家製のみそをつくり、しょうゆに代わる「タマリ」が使われていました。そんな中、みそ・しょうゆの醸造地として発展したのが、皆瀬川の流れに沿い、交通の要衝だった岩崎地区でした。

湯沢商工会議所:0183-73-6111


湯沢市の醤油/味噌醸造蔵
石孫本店 百六十余年の歴史と伝統の醸造蔵元

安政二年(1855年)初代石川孫左エ門は元々酒処であるこの地が醤油醸造にも適することに着眼し、杜氏南部三郎を招いて研究を重ねました。その後、当時の岩崎藩藩主・佐竹公へ醤油を献上、賛を博したことから広く一般にも用いられるようになり、事業の基盤を確立します。当時はまだ醤油というものがこの地には広まっておらず、‘たまり’が主流だったと言われています。しかし、幕末・明治と時代が移り、中央・他県からの人や文化が入るにつれて、醤油を使う習慣も定着したようです。初代・孫左エ門が醤油醸造を始めたことは、時代の先駆けだったと言えるでしょう。石孫は創業安政二年以来の正真正銘の手造りを続けるために、現在も明治・大正期に建造された蔵を仕込みの場として使い続けております。伝統を後世に残すことも仕事のひとつと考え、古来の手法にこだわって参りました。正直、効率は良くありません。早く・大量に…という時代の流れにも逆行しておりますが、最先端の機械とは違う不思議を、蔵人が五感を研ぎ澄まし、肌で感じ、自然の力を借りながらも直接手をかけて育ててこそ‘手造り’の良さ・美味しさをお伝えできると信じ、日々努力しております。伝統の技術と蔵人の感性。‘本物の手造り’が、私たちの誇りです。

有限会社石孫本店:0183-73-2901
湯沢商工会議所:0183-73-6111


醸造蔵元 石孫本店 麹づくり 百六十余年歴史の伝統製法

醤油づくりで最も重要ともいわれる「麹づくり」。今は機械制御で品質の安定を目指す手法が一般的ですが、石孫本店では「麹蓋」を使っています。お盆のような形の容器を使う手法で、一度の仕込みに数百枚を使い、大量の麹蓋を積み替えたり、中に入っている麹を手でほぐしたりと手間がかかります。麹蓋は、室とよばれる部屋に運ばれて麹を成長させます。部屋床の穴に木炭がセットされ、天井の窓の開閉で温度を調節し、夜中も人が見守りながら調整するので、「麹の世話をする」と呼ばれています。また、小麦を炒るのには「石炭窯」を使っています。室から出された麹は木桶に運ばれ、木桶の中で発酵と熟成の時を過ごしますが、桶にはその蔵元独特の微生物が住み着いており、石孫本店では、長い歴史の中で独特の微生物の生態系ができていて、それが独特の美味しさを醸しています。

有限会社石孫本店:0183-73-2901


大地の恵みを大切に 伝統に培割れた 丸大豆天然醸造醤油

丸大豆天然醸造醤油は【材料も製法も頑固です】
「百寿の原料は秋田県産大豆、秋田県産小麦、粗挽きの天日塩のみ」と、水は枯れることなく水を蓄えた石孫の井戸水を使用した昔ながらの純正醤油です。大豆は砕かず丸大豆のまま、文化財指定の蔵に鎮座する胴回り4メートルもの大木樽に仕込み、1年以上熟成させた一番搾りのみを使用します。古来の伝統製法を頑なに守り続けて仕込んだ醤油です。
【急かさずじっくり仕上げた】丸大豆天然醸造醤油です。
小麦を石炭で炒るところから始め、石室の中で炭を埋火(うずみび)にして麹を造り、「家付き酵母」を大切に守り育てながら伝統的な製法で丁寧に仕込みます。雪に閉ざされる厳寒期に仕込みを始め、蔵人が寝ずの番で麹を育て、静かに四季を暮らします。そしてようやく熟成させたもろみを布袋に入れ、漆塗りの木船でゆっくりゆっくり搾ります。布袋から自然に滴らせ、あくまで自然に、急かさずじっくり…。味・色・香りとも芳醇で、完成度が高いと評価を頂いております。醤油とは、料理の脇役ではありますが、主役が引き立つには良い脇役があってこそ。是非ともご賞味いただきたい、石孫の秘蔵っ子です。

有限会社石孫本店:0183-73-2901


昔ながらの製法を守り 丁寧に手造りされた 天然醸造味噌

【井桁印岩崎味噌】は、二代目が造った味噌です。石孫で初めて味噌を造ったのは、二代目石川孫左エ門。味噌が、米飯に次いで‘滋養調味品’であるところに目を付けましたが、当時(明治初期)の、家庭で作る仕込味噌はいささか粗末なものだったそうです。せっかくの栄養源、もっと美味いものをと‘完全なる製造法’を見つけ、提供するために腐心し、出来上がったものが「井桁印(イゲタじるし)岩崎味噌」でした。
【昔ながらのしょっぱい造り】
過去に一度、限定醸造で中辛口の味噌を造ったことがございました。石孫には今までなかった、珍しいしょっぱい仕上がりでしたが、その後、このしょっぱい味噌をご所望のお声をたくさん頂き、お応えすべく模索したところ、辿り着いたのが二代目の造り。二代目孫左エ門の製法を【復刻版石孫味噌】として再現いたしました。塩分が高いのではございません。こだわりの材料も昔のまま、秋田県内産の大豆と米で仕込みました。大豆の旨味を生かそうと、大豆と米麹の割合を1:1としたため、米麹の甘みが少ない分しょっぱく感じられます。塩分が多くてしょっぱいのではございません。塩分は一般的なお味噌と大差ございませんので、安心してお召し上がり下さい。

有限会社石孫本店:0183-73-2901


JAこまち開発籾発芽玄米100%使用 籾発芽玄米塩麹

地元湯沢のJAこまちが開発した籾発芽玄米‘芽吹物語’を原料に、玄米100%使用した「籾発芽玄米塩麹」は、玄米100%味噌の「籾発芽玄米仕込孫左エ門味噌」と同じです。新製品開発を目指す蔵人達は、せっかく玄米で麹を造る技術があるんだから製品の種類を増やすことや、広く皆様に麹菌の良さを知って頂きたい、ならば塩麹を造ってみようと、蔵人たちの思いがきっかけで生まれた「籾発芽玄米塩麹」です。野菜の漬物のもととしてはもちろんですが、魚やイカを漬け込んだり、塩味ばかりで物足りない時に隠し味として風味を加えたりしてお使いください。

有限会社石孫本店:0183-73-2901


犬っこまつり 毎年2月第2土曜日とその翌日開催

犬っこまつりは、元和の昔より、約400年もの長い間続いたといわれる湯沢市の民俗行事です。 そのころ、白昼堂々と人家を襲う「白討(はくとう)」という大盗賊がいましたが、湯沢の殿様がこれら一味を退治し、再びこのような悪党が現れないようにと、米の粉で小さな犬っこや鶴亀を作らせ、旧小正月の晩に、これを家の入口や窓々にお供えして祈念させたのが、この犬っこまつりの始まりとされています。花火、郷土物産展示即売会、南家佐竹太鼓演奏、どんど焼き、愛犬祈願祭など、多彩なイベントでにぎわいます。

湯沢市観光物産協会:0183-73-0415


小町まつり 毎年6月第2日曜日とその前日

小町まつりは、芍薬の花香る六月第二日曜日に湯沢市小野地区出で行われます。まつりは祝詞奉上に始まり、巫女舞で神前を清め、小町の魂をなぐさめる謡曲が歌われるうちに市内から選び抜かれた七人の小町娘が登場し、小野小町が作った和歌を朗詠し小町堂に奉納します。年々人気が高まり、多くの観光客が集まるようになった「小町まつり」。前日の宵祭では『小町・深草逢瀬の図』が行われ、本祭では小町娘による和歌朗詠・奉納、撮影会などが行われます。

湯沢市まるごと売る課:0183-55-8180


七夕絵どうろうまつり 毎年8月5〜7日の3日間開催

秋田藩佐竹南家に京都からおこし入れになられたお嬢様のために、京への郷愁を五色の短冊に託し青竹に飾りつけたのが始まりとされる約300年の歴史ある祭り。浮世絵や美人画が描かれた大小数百の絵どうろうが、夕やみの夜空を艶やかに彩ります。

湯沢市観光物産協会:0183-73-0415


愛宕神社祭典 大名行列 毎年8月第4日曜日開催

大名行列は、毎年、愛宕神社の祭典に奉納される、秋田藩佐竹南家拾万石の格式を持つ行列です。行列は総勢数百人で豪華絢爛たる往時をしのぶ大絵巻模様を呈し、正徳四年(西暦1714年)初めて町になった際に、愛宕神社祭典の余興として行ったのが始まりといわれています。 昔そのままの豪華な姿に身を固め、馬上豊かな殿様を中心に武頭(おものがしら)、押(おさえ)が護衛し、槍、鉄砲持ち、弓、挟箱、合羽籠、鷹匠、餌差、御殿医、薬籠、徒士(かち)をはじめ、きらびやかな飾り山、練子(ねりこ)、囃子(はやし)、小若などの行列が続き、各町内に設けられた会処前では奴振りを披露しつつ市内を練り歩きます。毎年8月第4日曜日に行われます。

湯沢市まるごと売る課:0183-55-8180


全国まるごとうどんEXPOin秋田・湯沢

全国まるごとうどんエキスポ」とは、日本3大うどんのひとつである「稲庭うどん」の地元、秋田県湯沢市で行われる、全国各地のうどんを集結させ、「うどん」食文化を通じて地域の垣根を越えた連携を生みたいと、2011年から始められた秋田県湯沢発の「食のイベント」で、市民参加型の湯沢市民みんなでつくりあげるイベントです。東日本大震災からの復興の先駆けとして、湯沢の地域、市民が一丸となって「湯沢の魅力」を打ち出すことで、「地域をつくろう、地域をもりあげよう、東北を盛り上げよう」というモチベーションを熟成し、そのパワーを秋田から東北、そして日本に広げていこうと始められました。

全国まるごとうどんEXPO実行委員会
(事務局)湯沢商工会議所:0183-73-6111


名水百選 力水 環境庁「日本名水百選」認定

湯沢城の城下町として栄えた湯沢は「東北の灘」と言われ、各地に湧き出る豊かな清水とその恵を活かした酒造や漬物などの名物食材でも知られる地です。湯沢城があった場所は現在中央公園として整備され、敷地の一角、城址古館山麓の石垣近くの泉から古くから湧き出す水が「力水」と呼ばれ、かつては殿様の御用水としても重宝されたといわれる名水として現在も人々を惹きつけています水温は12℃前後で安定し、水場には地元の人たちがこの水を汲みに集う姿が見られ、お茶を入れるのに最適との評判がある水です。地元の方々が水源保存活動等を実施するなど、「力水」の豊かな資源は大切に継承されています。

湯沢市都市計画課:0183-73-2111


秋の宮温泉郷 文人も愛した桃源郷

栗駒山のふもとをうるおす役内川のほとり、武者小路実篤などの文人にも愛された風光明媚な秋の宮温泉郷。秋田県最古の温泉郷として知られる秋ノ宮は、その名にふさわしく静かで落ち着いたたたずまいを見せています。 湯量豊富な源泉が約50存在。泉質は単純泉、ナトリウム塩化物泉、アルカリイオン泉ナトリウム塩化物酸塩泉など。各宿がそれぞれに源泉を持っている極めて贅沢な温泉郷で、せせらぎの音を聴きながらの露天風呂は、桃源郷のおもむきを感じさせます。

湯沢市観光物産協会:0183-73-0415


古くから温泉街として栄えた 小安峡温泉・大噴湯

皆瀬地域は地熱に恵まれ、古くから温泉街として栄えた「小安峡温泉」と「大湯温泉」があり、数々の自然に恵まれた名所が訪れた皆様を四季折々に楽しませてくれます。皆瀬川の急流が長年にわたり両岸を深く浸食してできた小安峡谷は、岩づたいの階段を降りると、その先には遊歩道が続き、「シューッ、シューッ」と大地の息吹を感じさせる熱湯と蒸気が激しく噴出しています。ここが小安峡一の名所「大噴湯」です。温泉の泉質は、ナトリウム塩化物硫酸塩水とアルカリ性単純温泉の2種類で、 お湯は透明で無味無臭、石けんの効きも良く、入浴後の爽快感は格別です。

湯沢市観光物産協会皆瀬事務所:0183-47-5080


皆瀬川最上流渓流沿いの秘湯 奥小安・大湯温泉 文化年間の開湯

栗駒山の西麓、皆瀬川最上流の渓流沿いに噴煙を上げる大湯温泉。開湯は文化年間(1804〜1817)と言われ、昔ながらの佇まいを残し、自然景観そのままの温泉郷です。 春の緑は人々の目を楽しませ、山菜の宝庫としても楽しんでいただけます。秋の紅葉は山一面が色付き、大自然のすばらしさを満喫できます。泉質は、 単純温泉・単純泉 ・硫黄泉。

湯沢市観光物産協会皆瀬事務所:0183-47-5080


各宿に源泉が湧く秘湯 泥湯温泉 明治の宿として歴史は古い

宮城と秋田の県境に湧く泥湯温泉は、明治の宿として歴史は古く、ひなびたムードが漂う山懐の秘湯です。栗駒国定公園内に位置し、四季折々に装いを変える美しい山容が望めるのも特徴で、高松岳トレッキングの拠点に利用されることも多い温泉です。高松川沿いには「木造の宿・奥山旅館」「小椋旅館」の2軒が点在し、それぞれの宿に源泉が湧き、いずれの湯も肌ざわりがやわらかです。

湯沢市観光物産協会:0183-73-0415

秋田名物稲庭うどんの里と伝統果樹栽培


上の岱地熱発電所 地熱を活用した地域活性化を目指す

上の岱地熱発電所は秋田県湯沢市の東南約33kmの高松地区に位置した国有林の中にあります。発電所本館は山小屋風でPR館はログハウスを採用しています。動力には東北自然エネルギー(株)が生産した蒸気を使用し、東北電力(株)が発電を行っています。その発電量は28,800kWで湯沢市全世帯の使用電気量に相当します。
東北電力(株)秋田支店:018-863-3151(代)

「地熱のまち“ゆざわ”」を目指す。
湯沢市は、小安峡温泉、秋の宮温泉郷、泥湯温泉などが市内に点在する”いで湯の宝庫”です。温泉は、地下のマグマにより加熱された熱水を利用しており、また、小安峡大噴湯や川原毛地獄も温泉と同様に、地下の熱エネルギーが地表に現れている現象の一つです。 このような地下の熱資源は、火山列島である日本に豊富に存在しており、湯沢市が位置する西栗駒一帯は、日本でも有数の地熱賦存地帯と言われています。 湯沢市内では昭和40年代から、国や民間企業による地熱発電に向けた調査が行われており、平成6年から上の岱地熱発電所が稼働しているほか、平成27年から市内2番目となる山葵沢地熱発電所(湯沢地熱)が着工されました。現在も市内2地域数ヶ所で大規模地熱発電所の建設に向けた調査が行われています。
湯沢市企画課:0183-73-2113

郷自慢の上の岱地熱発電所


横手市名物 発酵食文化

「秋田の田舎漬」で知られている横手市は発酵食文化が栄えてきた土地柄で、納豆の発祥の地でもあります。漬け物、甘酒、味噌など、発酵食品をたくさん生み出しています。発酵食品は保存目的だけでなく健康パワーの効用も多く秘めている、素晴らしい健康食品です。

横手市役所観光物産課:0182-45-5519



由利本荘市名産物 岩牡蠣 黒アワビ ウニ

本荘西目沿岸で捕れる岩牡蠣は、霊峰鳥海山の雪解け水が、年間10度前後の冷たい湧水となり、岩牡蠣がじっくり育てます。その為、殻の大きさに対して、中の身も立派な海のミルクです。また、沿岸で捕れるアワビは、型も良くサイズも大きいことから、高い評価を得ている黒アワビ。サザエは、荒波で流されないように自然とトゲが長くなるのが特徴、水深20〜30m程度の岩礁域に生息し夜行性で、主にワカメ、ホンダワラ、カジメなどの海藻を食べて成長する。豊かな海に恵まれた沿岸は、ウニの好漁場で、蕩ける甘みの馬糞ウニや、ムラサキウニが採れることで有名です。

秋田県漁業協同組合本荘・西目支所:0184-22-1363



にかほ市海岸の海鵜生息 本州日本海側唯一の繁殖地

にかほ市は、鳥海山の山すそは海岸の近くまで広がり、その平野部に市街地が集中しています。日本海を流れる対馬暖流の影響を強く受け、年間平均気温は約12℃と、秋田県内では最も温暖な地域です。にかほ市は古くから景勝地として知られ、多くの文人墨客が訪れました。象潟漁港からの鳥海山「象潟や 雨に西施が ねぶの花」(芭蕉)」で有名な蚶満寺の山門は、秋の日差しの中でとても美しく見えます。小砂川は、鳥海山の溶岩流が日本海の荒波によって浸食された断崖の岩場となっています。金浦は港町特有の入り組んだ迷路のような町で、江戸時代には北前船の寄港地として千船ほどの来航がありました。また海岸には、海鵜が生息し、大須郷海岸に本州日本海側としては唯一の繁殖地となっています。

にかほ市産業建設部観光課:0184-38-4305



奥州三名湯 鳴子温泉 1100年以上の歴史

鳴子温泉は、1100年を超える歴史を持つ温泉で、温泉の発見は承和4(837)年。鳥谷ヶ森(鳴子火山)が大爆発し、熱湯が噴出したといわれ、一説には、そのときの轟音から村人が「鳴郷の湯」と名づけたとも伝えられている。源義経が兄・頼朝に追われて平泉へ落ちのびる途中に鳴子を訪れたことや、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で鳴子から尿前を通る出羽街道中山越えを選んだことも知られており、義経や芭蕉にちなんだ名所旧跡や古道なども数多く残されています。江戸時代には、鳴子温泉は出羽・羽後両街道の要所で、尿前・鍛冶谷沢・中山・鬼首に宿駅があり「玉造四駅」として栄え、鳴子温泉は、福島県の飯坂温泉、宮城県の秋保温泉とともに「奥州三名湯」に数えられていた。

大崎市鳴子総合支所地域振興課:0229-82-2026
鳴子温泉旅館組合:0229-83-3441
(鳴子観光・旅館案内センター内)