鹿角市は、秋田県北東部に位置し、青森県・岩手県・秋田県三県の県境に位置する郷です。市内中部にある花輪盆地に花輪・十和田の市街地があり、南部は八幡平や焼山がある山岳地帯となっている。北部は十和田湖付近の分水嶺までの丘陵地を市域、十和田湖自体は市域に含まれないが、周辺の八幡平温泉郷や景勝地などは、温泉保養等を楽しむ多くの国民や市民に親しまれていて、十和田湖と八幡平が十和田八幡平国立公園にも指定され、健康志向を求めている社会のニーズにも応えている。
豊かな自然に恵まれている鹿角郷は、秋田米・野菜・花き・リンゴ等栽培が盛んな地域で、国民の食生活を支える生産地の役割に努めている。また、秋田名物きりたんぽ発祥の地である鹿角には、古い歴史の、花輪ばやし・大日堂舞楽・花輪ねぷた等の伝統文化が、地域住民等の努力や市民等の協力等により今に継承されている。
鹿角市総務課:0186-30-0203
鹿角市と鹿角郡小坂町を事業区域として、鹿角農業のビジョンを示した地域農業振興計画を設定し、農業振興と地域経済の活性化に積極的にとりくんでおります。米は「あきたこまち」年間15万5千俵を生産し県内有数の産地です。野菜は「夏秋きゅうり」の生産量日本一で、果実では「鹿角りんご」、畜産は「かづの八幡ポーク・桃豚」を首都圏中心に生産販売し好評を得ております。
JAかづのでは、りんご生産部会・北限の桃生産部会・胡瓜生産部会・アスパラガス生産部会・花き生産部会・酪農生産部会・養豚生産部会を組織し、安全・安心で高品質な農産物の栽培・生産に生産者と組合が一丸となって取り組んでいます。
2014年3月現在、米・トマト・きゅうり・アスパラガス・りんご・枝豆の6品目が、特別栽培農産物に指定されており、農薬・科学肥料を通常の5割以下に抑えた資源循環型のクリーンな農業に取り組んでいます。
かづの農業協同組合:0186-30-0203
鹿角市農林課:0186-30-0241
鹿角地域は秋田県北部に位置し、十和田八幡平国立公園に囲まれた自然豊かな農村地帯で、「淡雪こまち」はこの豊かな大自然の中で育ちました。 奥羽山脈からの豊富な清水、広大で厚い黒土、そして昼と夜の寒暖差が大きく、一年を通じて冷涼な気候により、古くから米・野菜の栽培適地といわれています。 鹿角地域では、この気候を土台に、直播栽培(水田に直接種をまく栽培方法)を積極的に取り入れています。その年の気候にもよりますが、この栽培方法によりアミロース含量をコントロールすることが可能となりました。アミロース含量が均質で、よりおいしい“かづの「淡雪こまち」”の生産に向けて生産者一丸となって取り組んでいます。
かづの農業協同組合:0186-30-0203
鹿角市農林課:0186-30-0241
鹿角市は、古くからリンゴの栽培が盛んな地域で、地域特有の昼夜の温度差により、実が締まって着色に優れ、味の良い、ふじりんご・王林りんごが栽培・生産されています。無化学肥料栽培、農薬散布は最低限におさえた、安全安心の、シャッキとした美味しいりんごを楽しんでいただけます。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
JAかづのリンゴ生産部会
秋田県鹿角市は全国の桃産地では最も遅い9月中旬の市場出荷であることから「かづの北限の桃」と名付けられ、国立公園十和田・八幡平の大自然に囲まれた準高冷地で、じっくりと育ちました。
「かづの北限の桃」は、おいしい桃となる条件の3要素
@昼夜の温度差が大きいこと
A生育期間の日照時間が長いこと
B生育期間の降水量が少ないこと
が満たされており、着色が良く、糖度の高い桃になりました。ご贈答用にも、ぜひどうぞ。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
JAかづの北限の桃生産部会
鹿角は、古くからりんごの生産も盛んで、昼と夜の寒暖の差があることによって、実が締まって着色にも優れ、味の良いりんごが生産されています。鹿角地域のりんご生産者が丹精込めて育てた完熟りんごを厳選し、まるごと絞った「かづの北限の桃・りんごジュース」は、大地の恵みをそのまま、さわやかな酸味とまろやかな甘味の絶妙なハーモニーをお楽しみください。
(株)かづの観光物産公社:0186-23-2019
奥羽山脈に自生の山ぶどうを栽培したものと「幻の山ブドウ」と呼ばれる高品質の改良種『岩松』のみで製造しています。収穫の時期により若干味や糖度がことなりますが、無添加、無調整の山ぶどう本来の爽やかな酸味と甘さ、濃厚な味を存分にお楽しみください。
(株)かづの観光物産公社:0186-22-0555
「しぼり大根」は八幡平松館地区で昔から大変重宝されている伝統野菜です。目が覚めるほどの辛さが自慢の辛味大根で、この「しぼり汁」をかけた料理がおいしいことから「しぼり大根」と称されています。八幡平山頂より流れ出る清らかな水とよく肥えた土のもとで育ったものだけが辛くなるという不思議な大根です。血液をサラサラにする辛味成分(イソチオシアネート)他、食物繊維・消化酵素・ビタミンCがたくさん含まれており、健康にとても良いといわれています。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
秋田県北部鹿角市での標高差と冷涼な気候風土を生かした露地栽培と、県南地区のハウス栽培の組み合わせで長期出荷しています。寒暖差のある秋田の気候が、身のしまりの良いきゅうりを育てています。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
JAかづの胡瓜生産部会
JAかづの産アスパラガスは、大地と太陽の恵みをうけて太くまっすぐ育ちます。色鮮やかなグリーンを身にまとい、味は甘く柔らかい自信作は、主な出荷先の市場からの評価も高い。気温の低い、朝収穫したものを出荷しています。濃いグリーンが美味しい目安で、歯ごたえがしっかりしてどんな料理にもあいます。また、アスパラガスには、カロチンが多く含まれており、病気に対する抵抗力を高める効果があります。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
JAかづのアスパラガス生産部会
JAかづの産のトマトは、全面積、秋田県特別栽培農産物の認証を受けて栽培しています。鹿角地方は、夏場の朝と夜の温度差が大きいので、甘く栄養たっぷりのトマトができます。リコピンという色素は、ガン予防の効果があります。中玉トマトは、新感覚・甘さ抜群・フルーツ感覚のトマトです。
品種は、レッドホープ・レッドオーレ。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
JAかづのトマト生産部会
JAかづののインゲン栽培は、 北東北最大の産地で、販売先からの引き合いが強くなっています。色あがりがよく柔らかで、食味は最高!歯ごたえがあります。枝豆は、大豆の未熟豆のことで豆と野菜の両方の特徴をもっています。
JAかづの産枝豆は、秋田県特別栽培農産物の認証を受けています。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
鮮やかな色と光沢、ホクホク感が強く、果肉も柔らかカボチャの収穫は気温の低い早朝に行われます。
品種、九重栗他。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
鹿角地域は、古くからの花の生産地として知られ、スプレーマム・バラ・菊・洋花は、トップブランドの花であり、高品質な花の栽培に生産者一丸となって取り組んでいる。花き生産部会では、ブランド「かづののユリ」(シンテッポウユリ)を栽培しています。シンテッポウユリは、日本原産のテッポウユリと、種から1年で開花する性質を持った台湾原産のタカサゴユリを交配して作られた。普通のテッポウユリは、球根による栄養繁殖ですが、シンテッポウユリは実生(種から)繁殖できるので、種を播いてから1年以内で開花します。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
JAかづの花き生産部会
かづの短角牛は、市内4か所の公共牧野を活用し、自然放牧5月上旬から10月下旬まで牧野でのんびり過ごします。最も大切な子牛の時期に放牧で育つので、いずれも健康状態が優良です。和牛のオリンピックと称される全国和牛能力共進会で全国第2位を獲得した雄牛「義平福」の子牛を始め、高級牛肉となる黒毛和牛や、ヘルシーな赤身肉を楽しめる希少な日本短角種の飼育がされています。
秋田県畜産農業協同組合鹿角支所:0186-25-3311
かづの農業協同組合:0186-30-0203
JAかづの酪農生産部会
豚は、餌・水はもとより、健康で美味しい肉質を求めて、種の交配方法や豚舎環境など、各農場の独自のこだわりと厳しい飼育の基準を設けて育てられています。
【主なブランド豚】十和田湖高原ポーク桃豚・八幡平ポーク・秋田シルクポーク・秋田県産美味豚・大張野豚・大和豚
かづの農業協同組合:0186-30-0203
JAかづの養豚生産部会
「桃豚」は秋田県小坂町にあるポークランド・十和田湖高原ファーム・ファームランドの3つの農場のみで飼育された私たちポークランドグループのブランド豚のこと。SPF農場と認定されるには「日本SPF豚協会」での厳選な審査を受けなければなりません。農場の管理状態・抗生物質など薬品の使用量・豚の血液検査・内臓検査等々の審査が毎年行われます。ポークランド・十和田湖高原ファーム・ファームランドは数少ない日本SPF豚協会から認定を受けたSPF豚農場です。
ポークランドグループ:0186-29-4000
秋田産しいたけは、各地のしいたけ栽培に適した条件を生かし、肉厚で歯ざわりが良いのが特徴です。全県下で栽培されており、年間1,500トンを超える出荷量があります。
JAかづの営農販売課:0186-23-2497
明治5年創業かづの銘酒株式会社は、青垣の里と啄木に歌われたように、八甲田山や八幡平に囲まれた盆地の中に位置しています。きびしい冬の清新な空気と水で寒造りに徹し、小型の仕込み樽で一本ずつ大事にていねいにつくりあげています。日本最古の1200年の歴史を閉じた尾去沢鉱山。観光鉱山マインランド尾去沢として甦った。地底坑道は年間を通じ12〜13度を保っており、酒の熟成にもってこいの場所である。ここに当社の貯蔵場を設け、じっくり熟成を図っている。円熟した風格を感じさせる大吟醸となる。
かづの銘酒株式会社:0186-23-2053
伝統の福寿 浅利佐助商店、明治5年の創業より、長い間一貫して味噌・醤油をつくり続け、今年で140周年を迎えました。県業界ではトップに位置し、県内はもちろんの事、青森、岩手、宮城、首都圏、北海道、九州まで広く営業展開しております。今後は海外での展開も検討しております。総合調味料メー力一を目指す福寿 平成24年、食品安全の国際規格ISO22000を取得、製品の品質向上、消費者二一ズにマッチした新商品の開発、福利厚生の充実、そして味噌、醤油をべ一スにした総合調味料メー力一を目指し一丸となり頑張っています。
株式会社浅利佐助商店:0186-23-3127
美味しい味噌や酒粕が造られる鹿角では、漬物も美味しい。JAかづの産直生産者部会では、消費者との信頼関係を強固なものとするため、商品. の生産履歴記帳など、安全・安心な商品づくりに取り組んでいます。
JAかづの産直生産者部会
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
かづの商工会:0186-22-0050
きりたんぽ発祥の地、鹿角。少し固めに炊いたご飯をすり鉢で粘りが出るまですり潰して、串に付けて焼いたきりたんぽをささがきゴボウ・長ネギ・比内地鶏・セリ・きのこ等と比内地鶏スープでお鍋にしたもの。お米が美味しく寒い秋田ならではのきりたんぽ鍋。
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
かづの商工会:0186-22-0050
鹿角では室町時代から伝わる伝統的な郷土料理に「けいらん」があります。もとは仏事やハレの日に出されていた精進料理で、お吸い物に玉子に見立てた白玉のおもちが浮かんでいる。お餅の中には小豆クルミ入り餡が入っていて、ちょっと甘くて、でも、なぜか舞茸風味の汁とあっているお吸い物。
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
かづの商工会:0186-22-0050
八幡平鹿角地域の「鹿角そば」で、知られる鹿角市芦名沢地区は、古くからそば栽培がが盛んな地区で、地区には十一面観音を祭った芦名沢神社があり、旧暦4月17日に祭典が開かれ、祭典に訪れる参拝人をもてなすために茶屋を設けたのが、芦名沢そばの始まりとされています。鹿角名物「鹿角そば」は、つなぎを一切使用しない「手打ちそば」であることも特徴。
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
かづの商工会:0186-22-0050
鹿角市は十和田八幡平国立公園を背景にひかえ、八幡平の山頂部にはブナ林、山稜部にはハイマツ林が広がり、標高に応じて変化するさまざまなタイプの森林景観が見られる。セラピーゾーンは4つに分かれ、アクセスも異なるのが大きな特徴。八幡平ゾーンは、ブナの原生林や高山植物、個性的な温泉に恵まれ、主要拠点となる八幡平ビジターセンターもここにある。湯瀬渓谷ゾーンは、新緑や紅葉の渓谷散策が楽しみ。また、大湯ゾーンには大湯環状列石に代表される歴史と文化、800年の歴史を誇る温泉、数々の滝などがあり、変化に富む。そして、東山ゾーンは、市中心部に位置し、アクセスが容易で各種スポーツ施設を備える。
鹿角市観光交流課:0186-30-1310
八幡平・湯瀬・大湯の3つの温泉郷を抱える鹿角の温泉は、湯量豊富で効能豊か。ゆったりとした気分でくつろぐことができる。森林セラピーの拠点として最適。八幡平温泉郷は、国立公園八幡平地域をはじめとする八幡平エリア八幡平アスピーテライン沿いに点在する自然豊かな自然に囲まれた、国内有数規模の湯量を誇る温泉。古くから湯治場としてにぎわう豊かな自然に囲まれた温泉。標高の高い場所にある温泉は、野趣あふれる温泉が多く、秘湯と呼ぶに相応しい情緒が残る温泉郷。山の恵みたっぷりで、「森林浴と温泉浴が楽しめる自然の宝庫」である。
鹿角市観光交流課:0186-30-1310
湯瀬温泉郷は、「川の瀬からお湯が沸く」ほど、湯量が豊富なことから「湯瀬」の名がついたと伝えられている。肌がつるつるになるアルカリ性単純温泉で、美肌効果があり、「日本三大美人の湯」の1つである。名勝湯瀬渓谷にこじんまりとまとまった温泉郷である。
鹿角市観光交流課:0186-30-1310
大湯温泉郷は、約800年前の昔から大湯川沿いに自然湧出した温泉で、効能の素晴らしさと豊富な湯量から、江戸時代にはこの地を治めていた南部藩の保養温泉地であった。国立公園十和田湖の誕生により十和田探訪に便利な温泉郷となった。多くの日帰り入浴施設や滝があることから、「湯めぐり」「滝めぐり」を楽しめる。
泉質は、弱アルカリ性食塩泉。効能は外傷に対しての殺菌力が強く、リウマチ、神経痛、婦人病や胃腸等には特効性がある。病後回復期、疲労回復、関節痛、五十肩など。
鹿角市観光交流課:0186-30-1310
郷自慢の大沼地熱発電所
郷自慢の澄川地熱発電所
花輪ばやしは、花輪通総鎮守として近郷の厚い信仰をあつめてきた花輪の産土神、幸稲荷神社の祭典にあたり、8月19日、20日の2日間にわたって奉納される祭礼囃子である。屋台演奏の際の楽器は、中太鼓2、打太鼓8、横笛3、三味線2、摺り鉦1で構成されるが、横笛は篠笛で高度な運指法を用いる。伝承されている囃子は13曲で、次のように大別される。
1、平安時代末期ごろ都からこの地に入った貴人の笛の曲に、後に摺り鉦、三味線がついて祭礼囃子となったとされる曲(6曲)
・二本滝 ・宇現響 ・羯鼓 ・霧ばやし ・本ばやし(本屋台ばやし)・祇園
2、江戸時代中頃から末にかけて地元で作られたとされる曲(4曲)
・追込 ・不二田 ・矢車 ・シャギリ ・開化宇現響
3、江戸時代末に流行した遊芸囃子を取り入れたとされる曲(2曲)
・拳ばやし ・吉原格子
鹿角市生涯学習課:0186-30-0209
保存団体 花輪ばやし祭典委員会
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
国の重要無形民俗文化財に指定されている大日堂舞楽は、秋田県内最古の歴史を持ち、約1300年もの間伝承されてきた。五大尊舞、権現舞等の舞があり、正月2日大日霊貴神社養老礼祭に奉納されます。2009年にユネスコ無形文化遺産に登録された。鹿角市の大日堂舞楽は、約1300年の歴史をもつ県内最古の舞楽である。この舞楽は、小豆沢に鎮座する大日霊貴(おおひるめむち)神社が正月2日に行う祭典に奉納されるもの。この舞楽に参加する能人は、大里、谷内、小豆沢、長嶺の4地区の氏子35人である。長い歴史をもつ素朴な伝統行事、厳かな神事の舞いは、まさに「神々の舞い」と呼ぶにふさわしい。
鹿角市生涯学習課:0186-30-0209
保存団体 大日堂舞楽保存会
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
毎年8月7、8日に行われる藩政時代末期頃から花輪に伝わる七夕行事です。花輪ねぷたの特色は将棋の駒形をした10台の高さ5m余りある王将大灯篭と鼓面が2mある10台の大太鼓にあります。8日行事の最終日には、米代川に架かる稲村橋に整列し、いっせいに王将大灯篭に火を放ち、燃やして流す勇壮かつ幻想的なねむり流しは、今日では類例がなく、この民俗行事の重要な特徴であり、最大の見せ場となっている。 花火が打ち上げられ、王将大灯篭、大太鼓、花火の競演を楽しむことができます。花輪ねぷたの大太鼓は、牛皮の樽太鼓で、片方に2名づつ両面で4名が野球のバットほどある大撥を両手に持って打ち鳴らすものであり、一里四方に響きわたると言われている。
鹿角市生涯学習課:0186-30-0209
保存団体 花輪ばやし祭典委員会
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
毛馬内の盆踊りは、近年、毛馬内の本町通りを会場に開催され、起源は文献資料から少なくとも江戸中期には行われていたことが確認されています。
秋田県三大盆踊りの一つに数えられる毛馬内の盆踊は、大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」の二つで構成されています。「大の坂」は京都の念仏踊りの流れをくむという説、また、明暦3年(1657)にすでに継承されていたとする説もあり定かではありません。昭和初期までは唄が付随していましたが、唄い手が途絶え、現在は太鼓と笛の囃子だけで踊っています。一方「甚句」は南部領だった約450年前に戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされています。唄詞は豊作を祝うもの、郷土の風物等を紹介するものなど多くが唄われています。二つの踊りともかがり火を囲んで踊る輪踊りで、常に内側を向いて優雅に踊るのが特徴です。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
鹿角市生涯学習課:0186-30-0209
保存団体 毛馬内盆踊保存会
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
五穀豊穣への祈りと先祖の供養をかね、毎年8月15日に開催されており、県の民俗無形文化財に指定されています。太鼓の打ち手は打者1人、補助者3人の4人1組で構成され、勇壮、華麗に演じ、直径約1.2m、胴長約1.5mもの大太鼓が50殻も一堂に会し競演を繰り広げる姿はまさに圧巻です。
鹿角市生涯学習課:0186-30-0209
保存団体 大湯大太鼓保存会
十和田八幡平観光物産協会:0186-23-2019
秋田杉を使った桶樽の歴史は古く、秋田城からは平安後期と推定される桶が見つかっています。江戸時代の亨保年間には佐竹藩の保護のもと産地が形成、大量に生産されました。桶は柾目の材料を使い、竹・銅たがなどで締め、木底をはめた器で、おひつなどのように固定した蓋のないものをいい、樽は主として板目の材料を使い酒樽など固定した蓋のあるものをいいます。特に、天然秋田杉は年輪が揃っていて木目が細かく美しく、香りも良く収縮が少ないため狂いが生じにくい特徴があり、秋田杉樽桶の木のぬくもりは、生活に潤いと豊かさを与えてくれます。秋田県の産地は、能代市、大館市、八郎潟町、秋田市、横手市、男鹿市、北秋田市、湯沢市、鹿角市、上小阿仁村、五城目町、にかほ市、羽後町。
鹿角市商工振興課:0186-30-0250
かづの商工会:0186-22-0050
毎月3と8の付く日に開催される花輪の朝市。江戸時代の頃から行われていたとされている。四季折々の野菜や山菜、衣類や金物まで幅広く販売されている。
開催日程、毎月3と8のつく日。
鹿角市商工振興課:0186-30-0250
毎月2と7の付く日に開催される尾去沢の朝市。明治時代から昭和初期の昭和11年まで鉱山事務所や鉱山長屋通りの路上に市が立ち並んだ。鉱山地帯では田畑が少ないので、市でまとめ買いをし、鉱山全盛期には大盛況だった。
開催日程、毎月2と7のつく日。
鹿角市商工振興課:0186-30-0250
毎月4と9の付く日に開催される大湯の朝市。1682年より以前から行われていたとされる。大湯は当時、街道沿いの宿場であったため、来満峠を超えて八戸等から塩乾物等の海産物や鉄材が馬の背で運ばれたと伝えられている。
開催日程、毎月4と9のつく日。
鹿角市商工振興課:0186-30-0250
国道282号沿いに位置し、十和田湖と八幡平を結ぶ観光拠点施設。ふるさと鹿角の歴史と伝統に培われた祭りや物産・名匠の数々を一堂に紹介。さらに鹿角発祥のきりたんぽや職人達の手によって受けつがれている工芸を実際に体験するコーナーもあり、お土産も豊富に取り揃えている。また、旅行カウンターも設置しており、観光情報発信基地である。
道の駅かづの:0186-22-0520
秋田名物きりたんぽ料理と湯治場文化
きりたんぽ発祥まつりは、市内各所より、きりたんぽ鍋のお食事処が集まり、本格的な鍋から創意工夫に溢れたオリジナル鍋まで、多種多様なきりたんぽを味わうことができます。更に、「きりたんぽ発祥まつり2016」では、きりたんぽの歴史を辿って開発された発祥の地ならではの「きりたんぽ発祥鍋」も登場しました。その他にも、きりたんぽの手作り体験や伝統芸能の公演など、大人から子供まで楽しめる内容が盛りだくさんです。
鹿角市産業活力課:0186-30-0248
ハタハタは魚編に神、あるいは雷と書き、これは雷神の古名とされる「はたたかみ」に由来し、冬を告げる雷が轟く時期にハタハタが捕れ始めることから、雷神の使いといわれているそうです。秋田県の魚であり八峰町魚でもある「鰰ハタハタ」は、初冬頃に八森海岸に産卵のために、大群で押し寄せて来る八峰町自慢の魚です。
八峰町役場:0185-76-2111
男鹿半島沿岸で捕れるアワビは、型も良くサイズも大きいことから、高い評価を得ている黒アワビです。男鹿半島のサザエは、荒波で流されないように自然とトゲが長くなるのが特徴。三方を日本海に囲まれた男鹿半島は、ウニの好漁場で、蕩ける甘みの馬糞ウニや、ムラサキウニが採れることで有名で、秋田県産ウニのほとんどが男鹿産。戸賀地域などでは、伝統漁の素潜り漁を守り続ける漁業風景が継承されている。
秋田県漁業協同組合能代支所:0185-54-3032
にんにく生産量日本一を誇る青森県で、十和田市は県内一の産地で、大玉で雪のように真っ白な深みのある味わいが特徴。10月上旬に種子を植え付け、越冬後6月下旬に収獲します。雪国の厳しい寒さに耐えてこそ「白さと旨み」が出る、十和田が誇る自慢の特産にんにくです。
十和田おいらせ農業協同組合:0176-23-0311
岩手山のバナジウム天然水は、日本名水百選に選ばれ、バナジウムを多く含んだ水としても認知されている、ミネラルウォーターです。十和田八幡平国立公園の湧水、ナチュラルミネラルウォーターは、体内でインシュリンと同じような血糖値を下げる働きをします。又、バナジウムは体内から有害な毒素や老廃物を排出する働きもあります。
八幡平市松尾総合支所:0195-74-2111