県内有数の天然の良港に恵まれている萩漁港は、沿岸の豊かな好漁場に恵まれ定置網や底引き・まき網・釣りなど、様々な漁法で魚貝類が漁獲され約250種の季節の旬の魚貝が、萩漁港魚市場に水揚げされています。萩ブランドの「萩のあまだい」や「萩の真ふぐ」「萩の剣先イカ」など四季を通じて旬の主役が入れ替わり、その種類の多さは全国でもトップクラスです。四季折々の旬の地魚が水揚げされている萩は、山口県産天然フグの最大の産地で、萩の家庭料理の定番魚として食されています。萩沖合いの離島では、北浦の生ウニや見島のクロマグロ等、日本有数好漁場として有名で、萩沿岸の豊かな海の幸は、全国から注目を集めています。
萩市水産課:0838-25-4195
JF山口県はぎ支店:0838-25-0231
萩漁港は、地元の漁師が沿岸漁業を主体に営んでいることから、魚貝類を漁獲する漁場が近く、魚貝を漁獲をしてから直ぐに帰港できるため、水揚げされる魚貝の鮮度が良いのが特徴で、漁港には毎日豊富なな魚種の魚貝が水揚げされます。毎日たくさんの魚種が水揚げされることから、中買受人や買い付け担当は毎日厳しい目で魚を選別でき、買い付けできることもあり萩の評判が上がっている。萩漁港から、県外の高級料亭やレストランなどへの出荷が毎日あり、品質の良さが評価され、某有名な料理番組で萩の魚が使われるなど、人気の高い漁港です。
萩市水産課:0838-25-4195
JF山口県はぎ支店:0838-25-0231
萩のブランドNo1、脂ののった「瀬付きアジ」。萩沖の岩礁帯に年中住んでいる肥えたマアジです。通常の回遊性のマアジと違い、定着性のマアジです。岩礁帯が育む豊富なプランクトンや藻類を食べて育つ瀬付きアジは、ぽってりとよく肥えて上質な脂の乗った最高級品です。3月下旬から巻網が解禁となり、5月から8月上旬が旬となります。
萩市観光課:0838-25-3139
剣先イカは味の良さで最も好まれるイカです。萩沖の離島近海に好漁場があり、春先から晩秋にかけて漁獲されますが、夏から秋が最盛期となります。剣先イカの活き造りは萩の名物料理のひとつです。活きたままの姿造りがお勧めです。透明感があって、ほんのり甘い肉厚のお造りは応えられません。細切りの剣先イカをご飯にのせたイカ丼も人気メニューです。ぜひ一度味わいに萩を訪れてみて下さい。
萩市観光課:0838-25-3139
萩市は焼抜蒲鉾発祥の郷です。萩の焼抜蒲鉾は、近海で漁獲された新鮮な生魚エソを主原料に造ります。松板に盛り付け、樫の極上炭火で板面をゆっくり焼き上げた後、反転して表面を急速に焼き上げる加熱法で造られることから、焼抜と呼ばれるゆえんです。適度の弾力と独特な風味を備えたのが、萩・焼抜蒲鉾の特長です。
萩市観光課:0838-25-3139
萩では秋から冬の定番家庭料理の食材です。地元では「かなふぐ」と呼ばれています。庶民のふぐとして9月からでまわります。価格が1/10で、無毒のフグです。水揚げの際に一匹づつ活け締めにします。また、しろさばふぐをカラカラに干した干しフグは萩地方ではおせち料理の必需品です。軒下に吊るされた干しフグは萩の暮れの風物詩です。
萩市観光課:0838-25-3139
見島沖では2月からマフグ漁が本格化します。マフグはトラフグと違い、小型で体にトゲが無く、なねらかでナメラとも言われます。身は美しい飴色で、深い旨みがあり、地元漁師さんには「味ではトラフグより勝る」と言われています。お値段はトラフグの1/5以下です。マフグは全て天然物です。「フグ刺し」「ちり鍋」「唐揚げ」が王道ですが、オスにだけ入っている「白子」はまさにお宝の珍味です。調理はフグ調理免許証を持った人しか行えません。旬は2月〜4月です。
萩市観光課:0838-25-3139
獲れたばかりのカタクチイワシを鮮度を落とさぬよう水淡いして、薄い塩水で煮沸してから天日で干し上げた「いりこ」はカルシウムやビタミンがたっぷりで、コクがありまろやかでダシに最適です。ちりめんより少し大きいカタクチイワシが原料となっているのが「かえり」です。そのまま食べても良し、酢のものや煎り甘辛にしても良し。
萩市観光課:0838-25-3139
萩市に属する見島は、山口県の最北端に位置し、萩市の沖合い45kmの日本海上にある島、萩市に7つある離島で、相島・大島・櫃島と並び、現在も人々が暮らし続けている、北長門海岸国定公園にも含まれている島です。見島はその中で最も本土から遠い位置にあり、古くから大陸との交易で栄え、約1000年の歴史がある島で、現在(2010年10月末)島には、約520世帯・約1,010人の人々が暮らし、農業と漁業を兼業し古くから伝統漁業を守り続けている島です。県内最北端であるが、対馬海流が流れている影響で瀬戸内側よりも平均気温が高く、海中では様々な種類の熱帯魚や珊瑚などを目にすることが出来る温暖な島です。南側にある本村地区、北東側にある宇津地区の二集落に分かれてほぼ全島民が暮らしています。また、本村の北側の払子には航空自衛隊の基地(見島分屯基地)があり、必要に応じて施設内で生活している人がいる。
萩市総務課:0838-25-1239
萩市見島支所:0838-23-3311
【本村地区】は、集落のやや東寄りに位置する「本村港」が島の玄関となり、その真向かいに駐在所、約50m東に見島火力発電所、その北側に教育関係の施設が集中し、見島小学校・見島保育園・見島中学校があり、同じ敷地内に見島公民館(見島総合センター)があります。
【宇津地区】は、交通の要となる「宇津港」が集落の北東端に位置し、宇津集落が入り江を取り囲む形をしていることから、港は船舶の出入りに好位置にあり栄えている。
また、見島一番の景勝地宇津観音崎がある。全国で3ケ所祭られていると言われる正観音があり、大変ご利益があるとされ遠く九州や四国方面からも参拝者が訪れています。毎年8月10日に、千日参り(ちょうちん祭り)が開かれ、この日お参りすると千日参ったご利益があると言われている。
萩市見島支所:0838-23-3311
見島観光協会(見島支所内)
定期航路として「夢見航路」専用高速船「おにようず」が就航している。「夢見航路(見島〜萩)」を70分で結ぶ。
【夢見航路】
通常1日2往復運航。見島宇津港を基準に宇津港→本村港→萩港、萩港→本村港→宇津港での運航が基本。
【旅客運賃】
萩〜見島各港 大人:1,940円/小人:970円/中学生:1,360円
15名以上団体割引あり
【運航時刻表】http://www6.ocn.ne.jp/~hkaiun/misima_jikoku.html
萩海運:0838-25-2040
見島の農業は、きゅうりの栽培が最も生産額が高く、農業の中心となっており、他に、農家の皆さんが1年をかけ作り上げる「コシヒカリ」は、商品名を「鬼楊子」(見島に伝わる伝統の凧の名)と名づけ、米袋にデザインを施しブランド米として販売している。また、古くから葉たばこなども栽培している島です。宇津地区は半農半漁を営む農家が多く、山麓から中腹にかけて点在する棚田の耕作地が多く、水稲を中心に兼業農家を営んでいる。地区だは中山間地域等直接支払制度に取り組み、棚田耕作地の保全に努め、集落協同で、農地や農道・水路等の保守管理を行い、農道の一部にひまわりを植栽するなど景観形成にも努めている。棚田からの展望は日本海が一望できる景勝地で、「やまぐちの棚田20選」に選定されています。
萩市農政課:0838-25-4192
JAあぶらんど萩見島支所:0838-23-2021
見島牛は、和牛の原型と言われる牛で、室町時代に朝鮮半島から渡来した当時の姿をそのままに伝えており。以来、今日まで混血することもなく、日本で最も古い和牛といわれています。西洋種の影響を受けていない日本の在来牛は、見島牛と口之島牛の2種類しか残っていない貴重な和牛です。役用種で毛色は黒褐色で、平均的体高はメスで1.17m、オスで1.25mです。当時、本土で飼育されていた和牛よりも小柄ですが、体はよく引き締まり、体のつり合いも良く、角は小型で外上方に開き、やや横に延びています。四肢、ひづめは共に短く、強靭である。また、晩熟で満3歳でようやく繁殖年齢に達します。性質はきわめて温順で臆病ですが、力が強く抗病性も高く、粗食にも耐えるなどの特性をもっているために、古くから農耕や壁土練等に重宝されきました。島の晩台山と日崎周辺の2箇所に、見島公共牛放牧場があり、見島牛は飼育されており、国の天然記念物に指定されています。肉質は全身霜降りで大変おいしいということですが、天然記念物のため食肉としては流通していません。グルメブームで有名になった見島牛の飼育は、島でしか見ることが出来ない貴重な地域産業で、島内で食肉化することは無く、出荷数も制限しています。本土では、見島牛とオランダの牛を交配した「見蘭牛」を食すことができる。
萩市農政課:0838-25-4192
JAあぶらんど萩見島支所:0838-23-2021
見島の漁業の歴史も古く、古くから伝統漁業が続いている島で、農業と漁業を兼業する漁業者が多く従事者は9割を超え、漁業を主体に暮らしを支えている島です。また、見島を取り巻く海域は、日本有数の好漁場として知られ、近年は特に全国から注目されるようになり、離島の将来を見出す島としても注目されている。本村地区には、「本村魚港」があり「JF山口県見島支店組合員」等の漁業基地となり地域を支えている。本村・浦地区では、専業の漁師も多く、一本釣りに加え、延縄漁、建網漁、海女漁など、四季を通じて何らかの漁法で漁を続けている。宇津地区には、「宇津魚港」があり「JF山口県宇津支店組合員」等の漁業基地となり地域を支えている。宇津地区では、農業と兼業している漁師が多く、マグロ釣りなどの一本釣り、海女漁、敷網漁を続けている。また、見島には「かけどり(競り)」制度があり、土曜を除いて毎日夕方に行われる。「かけどり(競り)」は、漁師以外でも、島に水揚げされた水産物(アワビ等)を競り場に持っ行けば誰でも参加でき、漁協が買い取る制度。
萩市水産課:0838-25-4195
JF山口県見島支店:0838-23-2311
JF山口県宇津支店:0838-23-3011
見島の漁業は、マグロ、ブリ、タイ、イサキ等をねらって操業する一本釣漁業、アワビやサザエ等をねらって操業する素潜り漁業が主体。 宇津の一本釣業者は、4〜6トンクラスの漁船で曳き縄釣り(トローリング)、竿釣り、まき餌釣りを行い、主な漁場は、見島周辺(1〜15マイル)。見島より北〜北東方向に天然礁が連なり、周年を通じて漁業が営まれ、特に八里ヶ瀬漁場は好漁場として全国的に有名です。
一本釣漁業の年間操業パターン
1〜3月 クロマグロ、ブリ、タイ、ヒラマサ、ハマチ、イカ
4〜6月 ブリ、アジ、イサキ、ヒラマサ、タイ、ハマチ
7〜9月 クロマグロ、アジ、イサキ、イカ、タイ
10〜12月 クロマグロ、ブリ、イカ、ヒラマサ、ハマチ
見島は、数年前からクロマグロを狙う釣り師で賑わい、見島の北には八里ガ瀬、千里ガ瀬などの大きな曽根があり、クロマグロの他にヒラマサ、ブリ、マダイなどが釣れ、シーズンになると休日には70隻以上の船が集まり賑っている。
萩市水産課:0838-25-4195
JF山口県見島支店:0838-23-2311
JF山口県宇津支店:0838-23-3011
萩沖45kmの沖合にある見島や八里ケ瀬周辺の海域は青森県大間に並ぶマグロ類の宝庫。毎年11月に開催する「萩クロマグロ釣りトーナメント」で、俳優の松方弘樹さんが2年連続で300kgオーバーの本マグロを釣り上げたことで、全国的に知られるようになった。見島のマグロは、漁獲量は年間約300tで全国有数の産地で、品質は東京築地市場でも高く評価されています。漁場保護や漁業者と遊漁関係者の相互理解を目的に、毎年11月、クロマグロ釣りの成果を競う催しとして、「萩クロマグロ釣りトーナメント」が開催されている。釣り好きとしても知られる俳優の松方弘樹がゲスト参加し、2008・2009年と2年連続で300kg超の超大物のクロマグロを釣り上げて優勝した。
萩市水産課:0838-25-4195
萩では「驚いた」を「たまげた」と言います。この「たまげなす」元は「田屋なす」といい、500g以上の大きいものを「萩たまげなす」と呼びます。萩市伝統郷土野菜で、40cm近くもある巨大なすです。市内の6軒の農家で手間暇かけて栽培している、希少価値の高い野菜です。大きいのに大味ではなく、きめ細かく種もほとんどなく、身がしっかりと肉厚、柔らかく甘みがあって焼きナスにすると香ばしく食欲をそそる逸品です。
萩市観光課:0838-25-3139
昭和16年12月13日に我が国唯一のゆず自生地として、国の天然記念物に指定されました。自生ゆずの穂木を採取して接木した在来種のため、改良品種と違い、果皮が厚く香りが良く、日持ちする特徴を持っています。
萩市観光課:0838-25-3139
相島は火山活動によりできた島で、その土壌がスイカ育成に適しているといわれています。大きさ・糖度ともに高い評価があり、萩の地元でも普通のスイカに比べ値段は高いですが、人気商品です。
萩市観光課:0838-25-3139
山口県最北端、標高100〜150mの田万川地区にある小川の平山台で栽培されています。一日の気温差が大きく、果物の甘みを引き出すのに最適な気候です。小川産の桃は前品種無袋栽培ですので、太陽をいっぱい浴びて、色が美しく糖度の高い桃として有名です。美味しくなるのを待って収穫されていますから、より美味しい桃が期待できます。
萩市観光課:0838-25-3139
萩焼の起源は400年前にさかのぼります。朝鮮の陶工、李兄弟によって、薪の使用を許された松本御用窯として開窯したのが始まりです。その後李朝の作風はだんだん遠のき、萩焼独特のものが焼成されました。萩焼の特徴は焼き上がりの柔らかさとその吸水性にあります。登り窯で低温度で長時間ゆっくり焼くので、感触が柔らかく、土があまり焼き締まっていないので、重たく保湿性をもっています。さらに、吸水性があるため長年使っていくうちに茶や酒が浸透して色が変わっていきます。
萩市観光課:0838-25-3139
日本海萩漁港の漁師文化と郷の伝統文化と食文化
長門市の仙崎漁港沖は入り組んだ地形と激しい潮流がぶつかり合う屈指の漁場で、長門のブランドイカ「先崎いか」が豊富に水揚げされます。ブランドイカは鮮度抜群で、美味しい長門自慢の魚です。
長門市役所商工水産課:0837-23-1145
益田市には7つの漁港があり、海辺は昔からの漁村風景が広がる漁師まちです。魚市場では早朝から競りが始まり、市内の市場へと流れていきます。水揚げは1位はブリ、鰯・真アジ・真イカ・ヒラメ・真鯛などが獲られています。石見西部地域栽培漁業部会では、毎年4〜7月にかけてヒラメを中間育成して、益田の海岸に放流しています。
益田市役所産業振興課:0856-31-0365