岩船港は、県北唯一の地方港湾で、村上市・岩船郡及び山形県小国地方を背後地とし、県北部における物流拠点・地方産業発展の基礎及び広域観光レクリエーションの結節点としての役割を持っている商業港です。離島粟島との間にフェリー型船舶1隻、高速船1隻が就航し、粟島の生活や観光の拠点としても大きな役割を果たしています。平成12年5月には、「特定地域振興重要港湾」に選定されたことから、地域の人々とともに「観光」をテーマにした地域懇談会、ワーキンググループなどを開催して「岩船港振興ビジョン」を策定しました。現在、新潟県・村上市・民間が共同して岩船港を中心に、瀬波温泉や粟島など地域の歴史や自然を生かした観光振興に役立つ施設の整備を進めています。
新潟県村上地域振興局
地域整備部:0254-52-7955
栗島とは、粟島汽船が運航する内浦港と村上市の岩船港を結ぶ航路により結ばれており、カーフェリーと高速船が定期運航しています(2015年1月現在)。
◆高速船 awalineきらら 岩船〜粟島間 55分
◆普通船 フェリーあわしま 岩船〜粟島間 1時間30分
◆1日便数
1月〜4月 1便〜3便
5月〜8月 4便〜5便
9月〜12月 2便〜4便
◆平成27年 時刻表 http://awaline.co.jp/table.html でご確認ください。
◆高速船(片道料金)急行料金含む
おとな(中学生以上) 3,790円
こども(小学生) 1,900円
団体割引
15名以上おとな 3,420円
こども 1,710円
◆普通船(片道料金)
運賃/等級 1等 2等
おとな(中学生以上) 2,820円 1,880円
こども(小学生) 1,410円 940円
団体割引
15名以上おとな 2,540円 1,700円
こども 1,270円 850円
◆手荷物料金
高速船は3個まで無料。それを超える1個260円。
普通船は2個まで無料。それを超える1個160円。
自転車、小動物 1台/一匹 460円。
◆ご予約・お問い合わせ観光案内所
TEL:0254-55-2146(受付時間8:30〜17:00)
粟島汽船株式会社
TEL:0254-55-2131 FAX:0254-55-2406
岩船港は、古くは畿内から瀬戸内を通り、日本海を経由して奥羽、そして北海道までの舟運、通称北前船の寄港地として古くから栄えてきました。岩船漁港は、新潟漁業協同組合を始め水産事業者等に活用され、漁業者の漁業基地として使用され、北部の重要な役割を担っている。岩船は沖の好漁場である魚の宝庫にも恵まれており、季節の旬の新鮮な魚貝類が豊富に漁獲され、鮮度の高い魚貝類が水揚げされている。
村上市建設課:0254-53-2111
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
豊かな漁場に恵まれた岩船沖は季節の旬の魚の宝庫で、岩船港には季節の新鮮な旬の魚貝が豊富に水揚げされることから魚市場は大変賑わい、地域の食文化や地域産業を支える役割も担っています。
【春の魚】サクラマス・おおばイワシ・天然真鯛・ブリ・ワタリガニ等
【夏の魚】スルメイカ・アワビ・サザエ・天然岩ガキ・ホッケ・のどぐろ・甘ダイ等
【秋の魚】サバ・秋カマス・サケ・ズワイガニ・牡丹エビ・甘エビ・ハタハタ等
【冬の魚】ズワイガニ・サケ・真ダラ等
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
村上市農林水産課:0254-53-2111
平成20年4月、岩船港に新潟県岩船港支所が事業主体となって、JAにいがた岩船と連携してオープンしました。水揚げしたばかりのヤナギカレイやノドグロなど、地元ならではの魚介や加工品、地場産の野菜、農畜産物加工品を販売しています。新潟方面から瀬波温泉を訪ねるルート上にあることから、岩船産コシヒカリやにいがた和牛、村上牛、岩船麩、村上茶などの特産物を提供、観光客の方にも好評をいただいています。 新鮮な食をその場で味わえる「漁師食堂」には、刺し身定食や釜飯などのメニューを揃え、購入した魚介をおいしく料理して召し上がっていただくサービスがあります。広い緑地公園に隣接し、当支所の荷捌き施設ではセリ市場も見学できます。
【営業時間のお知らせ】
漁師市場、農産市場 毎日 午前8時30分〜午後5時
漁師食堂 平日 午前10時〜午後3時 土日祝日 午前10時〜午後4
JF新潟岩船港支所直営
岩船港直売所:0254-56-7107
豊かな漁場に恵まれた岩船沖は旬の魚の宝庫です。新鮮な海鮮が漁協直営ならではの価格でお楽しみ下さい。季節の旬の鮮魚を調理無料でご要望の魚に、おまか鮮漁セットなど、岩船漁港自慢の新鮮魚を楽しんで頂けます。県を代表するブランド魚柳カレイは、肉質も良く卵も楽しめます。10月〜12月に水揚げされた柳カレイを一夜干しにした自信の加工品なども評判の魚です。
JF新潟岩船港支所直営
岩船港直売所:0254-56-7107
漁協直営だから出せるこの味、この価格。岩船港にこだわったメニューをご賞味ください。岩船港で揚がったばかりの魚介類を使用。とれたて新鮮!海の幸をご堪能下さい。名物は最高峰の岩船産コシヒカリ使用の海鮮釜飯。お土産用も承ります。
漁師丼 1,000円(税込1,050円)旬の魚介をたっぷり載せた豪快丼。
漁師定食 1,000円(税込1,050円)漁協特選!刺身の舟盛りがこの価格。
漁師御膳 1,500円(税込1,575円)さらに豪華な満腹美味の膳。
JF新潟岩船港支所直営
岩船港直売所:0254-56-7107
瀬波の海で揚がったマスです。秋過ぎに生まれた卵は川底で冬を越し、翌年春に孵化します。稚魚は1〜2年川の上流で暮らし、その後海へ下るもの(サクラマス)と、そのまま川に残るもの(ヤマメ)に分かれます。海に下ったものは、約1年後の桜の咲く時期に 川に戻って来ます。地元、三面川河口の定置網で捕れたサクラマスは 脂がのってるのにあっさりとした味で、春を代表する魚です。
JF新潟岩船港支所直営
岩船港直売所:0254-56-7107
鰤は、夏に北海道南部へ北上し、秋口から南下を始める魚で、冬に南下するブリを定置網で漁獲、水揚げしたものが最上級の「寒ブリ」として高く評価されている。主な水揚げ産地としては、新潟県佐渡沖や北陸産が有名。産卵期は2〜4月で、全長1m位に成長する出世魚で。太平洋側では、ワカシ−イナダ−ワラサ−ブリに。日本海側では、フクラギ(ツバス、ツバイソ)−イナダ(ヤズ)−ハマチ−ブリに出世する。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
ヤリイカは、岩船では産卵前の冬が旬で、この頃のヤリイカは身厚で甘味がある。スルメイカに次いで水揚げ量は多いが、この頃の日本海はシケが多く量的にはスルメイカほど多くは獲れない。胴の長さは雄で40cmにも達し、雌は雄よりも小さくせいぜい30cm止まりである。鮮度の見分け方はスルメイカとほぼ同じで獲れたては無色透明でその後、茶褐色に変わる。鮮度が落ちてくるとその色も次第に薄くなる。
スルメイカは「夏イカ」と呼ばれるように、夏が最も水揚げが多い時期で美味しい旬と言える。主に日本海で成長し夏〜秋にかけて漁獲されなる。成長する時期が餌の豊富な春から夏なので大きく成長し、日本海でのイカ釣り漁業で沢山水揚げされる。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
鮑は、メカイアワビ、クロアワビ、マダカアワビ3種の総称。メカイはもっとも平たく赤褐色、クロはやや細長く緑色調の黒色、マダカは3種中最大で、殼も厚くて丸く、背面の孔管が高く突出している。3種とも本州から九州まで分布し、旬は秋の産卵をひかえた夏。 地元岩船では夏場、沿岸の岩場に生息するアワビを潜って獲る。
岩船沿岸では、夏場の産卵前(7〜8月)に岩カキのシーズンを迎える。地元の漁師たちが岩場に潜り、一個一個とってくる。マガキよりも殻が厚く、調理する時は、なかなか容易には剥けないが、養殖物よりもむっちりと身がふくらみ、大き目のものはとても一口では食べられないくらいボリュームがある。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
鯛の中でも特に真鯛は海産魚の王と称され日本人に愛好されている。日本海で獲れる天然真鯛は、桜のような美しい色をしているので「桜鯛」とも呼ばれています。幼魚はカスゴ、タイ子などと呼ばれ絶好のすし種にて食されている。
甘アマダイはアマダイ中最も普通に見られ、全長45cm位で30〜150mの深さにすむ。 シロアマダイは全長60cm位でアカよりやや浅い所にすむ。キアマダイは最も深いところにすみ、全長は30cm位。 旬は夏で、 底引き網、はえ縄、釣りなどで揚る。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
鮭は、昔から庶民に親しまれてきた魚であるり、産卵のため生まれた川に戻ってくる秋が旬で。川に遡る前の海で獲れたものが最上の秋鮭で、背びれの後方に小さい脂ひれがある。海で生活し、産卵期に河川に戻るものと、淡水で一生を過ごすものがあり。春ふ化したシロザケの稚魚はすぐ海に下るが、ほかの種類では何年も淡水で過ごしてから海に下るのもいる。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
ズワイガニは、新潟では11月上旬の解禁から漁が行われるが、この頃から強い季節風が吹くため、その水揚げ量は少なく、高値で取引される。水深40〜300メートル、水温5度以下の砂泥底にすみ、深海手繰網や籠などで獲る。冬のズワイガニは最高の美味とされる。肉質は脂質含量が低いが、卵巣の栄養価はきわめて高い。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
甘エビ・牡丹エビは、富山湾以北の日本海にかけ獲れ。冬、放卵のために水深150〜250mの水域に集まってくる頃が最盛期。おもに底引網、エビ籠で獲る。新潟ではナンバンエビと呼ばれ、刺身やすし種で使われる。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
ヒラメは、100〜200mの海底にすむが、産卵期の春には20〜30mの浅瀬によって来る。新潟では夏の禁漁期(7、8月)以外は、ほぼ一年中揚がる。
ヒラメが一番脂が乗ってくるのは秋から冬にかけてで、春の真ダイに対して秋のヒラメといわれるほど、この頃のヒラメの刺身は、白身の高級魚として価値が上がる。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
真鱈は、山陰以北の日本海側などの寒帯海に分布し。寒風が吹き荒れる特に寒の時期が旬で、新潟沖でも寒の頃、旬を迎える。この頃はシケが多く、数少ない出漁時にタラバ(沖の魚場)に向かいタラ漁に挑む。日本近海では150m程度の深さにすむが、南にいくほど深くなり500mを超えることもある。延縄、刺網、底引網などで漁獲する。
スズキは、日本各地の沿岸に分布する日本の代表的海産魚。セイゴ(30cm以下)、フッコ(30〜60cm)、スズキ(60cm以上)と成長に伴い名が変わる出世魚。全長は1mに達し、夏は内湾から川にも入って餌をとり、冬場は深みに移り産卵する。定置網、釣り、刺し網などで揚がる。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
「笹川流れ」は新潟県最北端にある11kmと続く、日本百景にも選定されている名勝天然記念物指定地区、水質も素晴らしいきれいな岩場が続きます。
普通、牡蠣と言えば、「真牡蠣」の事をいい養殖もので冬に出回りますが、「岩ガキ」は全く別物で、天然物で夏が旬です。「海のチーズ」と言われ、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。天然物ゆえ、出荷時期も漁獲高も限られた大変貴重な高級食材です。
JF新潟岩船港支所:0254-56-7621
村上の鮭の歴史は古く、平安時代には遠く京都の王朝貴族に献上されていた記録があります。江戸時代に入ると村上藩の大事な財源として、自然ふ化で増殖を考案し、明治時代には日本初の人工ふ化にも成功、溯上数の大幅な増加ができるようになりました。この長い歴史の中から鮭文化を築き、一年を通して美味しく食べられる百種類以上の鮭料理が生み出され、守り伝えられています。
村上市農林水産課:0254-53-2111
荒川は、国土交通省の調査において3年連続(平成15年から17年)できれいな水質ランキングで日本一を記録し、同ランキングでは常に上位を維持しています。また、2県をまたぐ1級河川で県境から河口までの全川が最もきれいな水質環境基準AA類型となっていることも、「荒川」の清らかさを示しています。
荒川の水は、古くからかんがい用水として、新潟県を代表する銘柄米「岩船産コシヒカリ」の生産に利用されているほか、水道水源やダム(大石ダム、横川ダム他)で発電用に利用され、地域住民の生活を支えています。
荒川には、魚類では代表種であるサケ、サクラマス、アユをはじめ、ヤマメ、イワナ、カジカなど、多様な水生生物が生息しています。
荒川漁業協同組合では、漁業資源の保護を目的に、サケやマスの稚魚の放流を行っています。春には、地域の幼稚園児による稚魚放流式を開催し、小学校ではサケの採卵実習や飼育による生態観察も実施するなど、「荒川」が地域の自然や産業を学ぶ教材となっています。
荒川では、平成19年から「サケ釣獲調査」が実施され、全国各地から1600人を超える釣り客が訪れています。川の水面幅が100mを超える大河でのサケ釣りは全国的にも珍しく、大好評を得ています。
問い合わせ先
荒川漁業協同組合:0254-62-1163
「平成の名水百選」に選定されている荒川では、毎年サクラマス遊漁が解禁します。
【荒川サクラマス遊漁】
遊漁期間:平成27年3月16日〜5月31日
募集期間:平成27年1月10日〜1月31日
募集人数:200名(200名を越えた場合は抽選)
遊漁の区域:上流関川村地内丸山大橋下流端から、下流村上市地内荒川橋上流端までで、荒川頭首工上流50m、下流600mの区間及び支流を除く荒川本川の区域。
遊漁料金:年券 30,000円(現場売り無し)
問い合わせ先
荒川漁業協同組合:0254-62-1163
【三面川サクラマス遊漁】
遊漁期間:平成27年3月16日〜6月15日
募集期間:平成27年2月1日〜2月16日
募集人数:200名(200名を越えた場合は抽選)
遊漁の区域:三面ダムより下流の三面川本流の区域、雲ノ上橋下流より下流高根川本流の区域。
遊漁料金:年券 20,000円(現場売り無し)
問い合わせ先
三面川鮭産漁業協同組合:0254-52-3758
にいがた岩船農業協同組合は平成13年3月、関川村、荒川町、村上市、にいがたあさひ、山北町の5つのJAが合併し誕生しました。管内は村上市(荒川地区、村上地区、朝日地区、山北地区)と関川村にまたがり、新潟県の北端に位置し、山形県と隣接。南北約70km・東西約40kmに及ぶ本県総面積の11.1%相当を占める広域JAです。大自然に恵まれた当地域は周囲を朝日連峰、飯豊連峰と磐梯朝日国立公園に囲まれ、中央部を雄大に流れる大河「三面川」「荒川」は江戸時代から鮭の上る川として有名で、新潟県屈指の銘酒の里であることからも良質な水で知られています。また河川流域には肥沃な水田が広がり岩船産コシヒカリの産地を形成し、地域農業の基盤となっております。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
「日本一」のコシヒカリ。岩船米はその中でもひときわおいしいといわれています。ここ岩船はコシヒカリの最適地といわれ全水田面積の80%以上にコシヒカリが作られております。「三面川」と「荒川」の良質な水、「朝日連峰」「飯豊連峰」に囲まれた大粒に稲を実らす気候、品質食味を重視した健康な稲作りの追求。コシヒカリにあった、気象と土壌、それに生産者の技術力があわさり最高のお米を生産しているのです。岩船地方の大自然と生産者のたゆまぬ努力が生み出す絶妙なハーモニーをお楽しみください。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
村上市農林水産課:0254-53-2111
10月〜3月に出荷される長ねぎは柔らかく、白く美しいことから「やわ肌ねぎ」と呼ばれ、全国に出荷され高い評価を得ております。適度な湿度と昼夜の寒暖の差により甘みのあるまろやかな口当たりが自慢で、様々な料理をおいしく引き立ててくれます。栽培に当たっては、土作と農薬使用量の低減に重点を置き、安全・安心と環境に配慮しております。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
昔ながらの焼畑農法で栽培された赤かぶです。焼畑のかぶは引き締まって、色が良く漬物の原料として最適です。甘酢で漬けた赤かぶは適度な歯ごたえと辛味が自慢です。また天然色素は、血液の浄化作用を持つといわれています。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
心を癒す芳香のあるエレガントで華麗なオリエンタルユリ。環境に優しく、高い品質のユリができるよう圃場を蒸気で殺菌するという方法を取り入れています。純白のカサブランカやシベリア、またソルボンヌといった3品種を中心に主に関東、関西方面に出荷しております。市場でもトップクラスの評価を頂いております。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
雪国・新潟の北端に位置する村上は、意外にもお茶の産地でもあります。他の産地に比べ寒い冬の期間が長く、また日照時間も短いという産地としては不利な条件にありながら、それゆえ渋味の素であるタンニンの含有量が少ないためまろやかで、甘味が強く感じられるお茶が栽培されます。不利な条件を克服したからこそ得られる、他の産地にはない独特の優れた味わい、それこそが村上茶の魅力です。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
村上市農林水産課:0254-53-2111
村上牛は、新潟県内で育てられた黒毛和牛で格付等級A-3、B-3以上のものを「にいがた和牛」と呼びます。にいがた和牛のうち村上市、関川村、胎内市で飼育された格付け等級A-4、B-4以上のものを「村上牛」と呼びます。
村上牛飼育は、まず良質な素牛を厳選することから始まります。生後10ヶ月の子牛を地元、県内をはじめ岩手、宮城、山形などから購入し、粗飼料(コシヒカリの稲ワラ、乾牧草)を毎日与え、大麦、大豆、とうもろこし、ふすまなど約7種類の穀物を配合して出荷まで約22ヶ月間肥育。この穀物配合割合と、文字通り山紫水明、風光明媚な村上の環境、そして牛に対しての心配りと愛情が「同じ黒毛和種でも村上牛はひと味違う」と言われるおいしさの秘密です。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
村上市農林水産課:0254-53-2111
かつては養蚕が盛んだった村上市朝日地区。しかし安い輸入繭に押され、農家は次々と養蚕をやめて行きました。そんな中、繭に付加価値をつけたいということから生まれたのがシルクフラワーです。アレンジメントやコサージュはもちろん、オリジナルのウエディングブーケもシルクフラワーで作ることができます。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
朝日村まゆの花の会
朝日シルクフラワー製作工房:0254-72-0387
椎茸は、栄養はもちろんのこと、制ガン効果のあることでも知られております。ならの木に植菌した原木栽培で、シイタケ本来の味です。焼くと旨味が出ますので、 炭火・鉄板焼きにお奨めです。
にいがた岩船農業協同組合:0254-52-0511
村上地方の漆技は約600年前、京都から寺院建築に来た漆工が始めたとつたえられます。その後歴代藩主がこれを奨励し、漆樹栽培も活発になり、約270年前、藩主により木彫堆朱・堆黒が藩内に広められ発展してきました。国の伝統的工芸品に指定され、現在は堆朱・堆黒・朱溜・採漆・金磨・三彩彫といった6種の技法をひとくくりとして、村上木彫堆朱は成り立っています。
村上堆朱事業協同組合:0254-53-1745
村上市商工観光課:0254-53-2111
「羽越しな布」は、新潟県村上市山北地区や山形県鶴岡市関川を産地とし、羽越地域の山間部に生育するシナノキ、オオバボダイジュおよびノジリボダイジュの樹皮から取れる靭皮繊維で糸を作り、布状に織り上げたもので、ざっくりとした手触りと落ち着きのある風合いに特徴があります。現在は、バッグ、帽子など多くの日用品に加工されています。
村上市商工観光課:0254-53-2111
毎月2と7のつく日(2、7、12、17、22、27日)に開催され、月に6回開かれることから「六斎市(ろくさいいち)」と呼ばれています。とれたての新鮮な野菜や魚などの、地元の旬が一堂にそろっているほか、衣料品や日用雑貨・生花にいたるまで、色々なお店が長さ400メートルの道路に130軒余立ち並び、大勢の買い物客で賑わいます。開催時間は、午前9時から午後1時頃までで、大正8年(1919年)から開かれており、村上市民や近郊の人々の台所として続いている歴史ある古い市場です。
村上市商工観光課:0254-53-2111
吉祥清水は、大正13年に、大毎集落の住民有志38名が、吉祥岳の麓に湧き出る清水を飲料水として集落内に引き込んだことに始まり、現在まで継続して維持管理を行い、90世帯の家庭に引き込まれ、日常生活用水として大切に飲まれています。平成5年には多くの方に利用していただけるよう清水の水飲み場を整備し、現在では新潟市近郊などから年間約1万人がおいしい清水を求め訪れています。平成19年には「新潟県の輝く名水」に認定され、更には平成20年に環境省が水環境の一層の推進を図ることを目的に募集した「平成の名水百選」に認定されました。こららの快挙は、地域の皆さんが「地域の宝」として長年守り育み続けてきたことが評価されたものであり、清水の里に生きる住民の自信と誇りに繋がっています。
村上市商工観光課:0254-53-2111
名水と良質米の産地である村上は、当然のごとく地酒も旨く2軒の酒蔵がある。宮尾酒造は文政8年(1819)の創業。酒大洋酒造は地元にあった14の酒蔵が合併し一つになって旨い酒造りに徹している。朝日連峰を水源とするほのかな甘みを持つ軟水の伏流水や三緬川の伏流水を使用し、徹底した手造りで酒を醸している。関東信越国税局酒類鑑評会や全国新酒鑑評会で連続金賞等に輝いている。
村上商工会議所:0254-53-4257
世界発の鮭の自然ふ化システムと村上の鮭文化
鮭のまち村上の「鮭魚醤」は、村上商工会議所と村上鮭加工組合が協同開発した製品です。一般的な魚醤はアラを原料に使いますが、「鮭の魚醤油」は鮭の身と皮を使って仕込むため、独特な臭みが有りません。仕込から完成まで8ヶ月ほどかかり、天然醸造で仕込んだ魚醤です。鍋料理・お吸い物・麺つゆなどに適しています。皮や身に含まれるコラーゲン、β-カロチンも豊富です。
村上商工会議所:0254-53-4257
新潟県の無形民俗文化財で、県下三大祭りの一つに数えられる村上大祭(毎年7月6日〜7日に開催)は、勇壮にして華麗な祭です。村上が誇る文化遺産「おしゃぎり屋台」は、名匠が作製した江戸時代から伝わるものもあり、見事な彫刻と村上伝統の堆朱・堆黒を施した豪華で美しくきらびやかな作りの屋台です。祭り当日は、おしゃぎり屋台が勇ましくそして華やかなに曳きまわされ、町中が祭り一色になります。三基の神輿に御神霊を奉還して、荒馬14騎、稚児行列を先導に町内を巡行する「お旅神事」ですが、圧巻は19台のオシャギリ(屋台山車)です。彫刻を施し、村上伝統の堆朱・堆黒の粋をこらしたオシャギリの中には、200年以上前の作のものもあり、まさに絢爛たる美しさ。
村上市商工観光課:0254-53-2111
村上市観光協会::0254-53-2258
瀬波大祭は、西奈彌神社の祭礼です。
朝、神霊が神輿に移されると、祭りの始まりを告げる先太鼓を先達に、渡御行列が始まります。これに5台の屋台が続きますが、先頭の浜町の屋台には、神社の祭神である気比大神が敦賀から海路を使い、瀬波の地に上陸したことに由来して、気比丸(お船様)が乗せられます。
西奈彌神社の大祭は、9月4日に行なわれます。神輿(みこし)1基と屋台5台が、瀬波の町を華やかに巡行します。
村上市商工観光課:0254-53-2111
村上市観光協会:0254-53-2258
岩船大祭は、神様が「石の舟」でこの地にお越しになったという伝説に由来する、石船神社の例祭。また、「舟囲い」とも謂われ、その年の海の恵み・山の恵み・あらゆる生業(なりわい)に感謝する、この地方の一年を締めくくる秋祭りです。さすがに圏域の玄関口として栄えてきた港町の祭りと思わせるのは、行列の先頭を行く『御舟屋台』。拝殿から大鳥居まで若衆に担がれ参道の階段を下り、屋台に移される「御舟」は、漆(うるし)を何度も重ねて朱色に塗った豪華なもの。人々があげ申す「木遣り唄」に合わせ、玉槍、御神輿、おしゃぎり屋台(9台)が町中を練り歩く勇壮なこのお祭りは、たくさんの提灯の明かりに揺られながら、去りゆく季節を惜しむかのように「ともやま」行事が終わる夜おそくまで続きます。
村上市商工観光課:0254-53-2111
承安3年(1173年)創建の塩竈神社の秋例祭。明治時代中期に造られた重量800kgの神輿が、御神体を乗せ一日かけて塩谷地区を巡行します。夕暮れ時、鳥居前で男衆が神輿をもむ様は見応えがあります。
毎年9月20日会場塩谷集落
塩谷神輿保存会 広報部事務局
TEL:0254-66-5574
荒川地区のほか、神林地区・胎内市の一部でも伝承されているこの踊りは、上・下鍛冶屋集落で演じられたのが始まりといわれ、300年以上もの歴史があります。先獅子(雄)、中獅子(雌)、後獅子(雄)と呼ばれる三匹の獅子で踊り、優雅な舞から躍動感あふれる力強い踊りまで、集落によって趣きもさまざまです。毎年、集落の祭りで披露されています。
・金屋 7月14日(夜)・15日
・上下鍜冶屋 8月22日(夜)・23日
・大津 8月23日(夜)・24日
・坂町 8月24日(夜)・25日
村上市荒川支所産業建設課:0254-62-3105
出羽神社の例大祭で奉納される神楽が起源とされ、その歴史は約300年と伝えられています。岩戸神楽を中心としたもので、会津地域の神楽とよく似ています。神楽舞のほか、「手踊り」「剣舞」「鳥刺し舞」などさまざまな演目があり、見る人を楽しませてくれます。
・鳥屋 7月 9日(夜)・10日
・荒島 8月17日(夜)・18日
・切田 8月21日(夜)・22日
・佐々木 8月23日(夜)・24日
村上市荒川支所産業建設課:0254-62-3105
村上市で毎年開催している「町屋の人形さま巡り(ひな祭り)」は、70軒前後の商店(町屋)が、家々のひな人形や五月人形を展示し見学してもらうもので、人形は平成の新しいものから古くは江戸時代のものまであり、各家によって様々な人形を見ることが出来る日本でも有名なひな祭りです。村上市は幸い戦火や大きな震災に見舞われることがなかったため、江戸時代からの古い人形が残っていることから、古い時代のひな人形が残っているお店が多く、同様に家も昔ながらの造りが多く残っており、古い時代にタイムスリップしたかのような雰囲気の建物が数多く見受けられます。
開催期間:平成27年3月1日〜4月3日
5月1日〜5月31日には、「春の庭 百景めぐり」が開催します。
お問合わせ先
村上市観光協会:0254-53-2258
粟島は、新潟県北部の日本海に浮かぶ離島で、東西4.4km・南北6.1km・海岸線23.0km・面積9.78km2に、人口361人(平成27年1月)が暮らす島で、島の東部に村の中心である内浦地区と、西部に釜谷地区の2つの集落があり、民宿が多く夏は海水浴客で賑わう観光産業が盛んな島です。島全体が県立自然公園になっていて、5月の花の時期に連絡船より眺める粟島は、萌黄色の島の中に桜の花がちりばめられ、紺碧の海の色との対比がとても美しい島であり、観光船で島を一周できるほか、自転車を借りることができ、シーズン中は開始時間前に並ばないと借りられなくなるほど人気がある。島内には温泉が湧き出る「漁火温泉おと姫の湯」があり、島民の温泉保養や観光客の温泉交流の場として賑わいを見せている。標高265mの小柴山を中心に島のほとんどが山地で占められており、海岸線は東海岸は平坦であるが、西海岸は奇岩が多く立ち並ぶ断崖絶壁となっている。また、山地の東海岸は杉や竹で覆われていて、西海岸は日本海の強風の影響で樹木はほとんど発達していない。
栗島浦村役場:0254-55-2111
天然の岩ガキは夏場に食べられる牡蠣です。栄養に富み「海のミルク」ともよばれています。獲れる場所も少なく、数も少ないため珍重されています。山形県漁協念珠関支所では、7月末(土曜日)に毎年「天然岩ガキフェスティバル」を開催しています。
鶴岡市観光物産課:0235-25-2111