平成22年11月12日に、日本最大の豪華客船「飛鳥U」が坂出港林田埠頭にクルーズ入寄港しました。飛鳥Uは、全長240.96m、50,142t、水面から高さ45mの大きさを誇る客船で、2006年の就航以来、香川県へは初入港となりました。地元の旅行会社が企画した「坂出市民クルーズ飛鳥Uで行く秋の釜山と長崎チャータークルーズ」の最終港として入港しました。四国沿岸や瀬戸内海沿岸・九州沿岸などを訪れるクルーズ客船も年々増える傾向にあり、県内外との交流活動などが盛んに行われています。客船寄港に向けた誘致活動なども推進され、地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、四国沿岸や瀬戸内海沿岸などの新たな観光交流空間などの推進に向けた取り組みなどを目指しています。
坂出市役所みなと課:0877-44-5010
午後3時の接岸時には、鴨川福神太鼓の迫力ある歓迎演奏で初入港を祝い。その後、船内で寄港記念式が開催され、船長や機関長などに記念品・花束が贈呈された。船長は挨拶の中で、自身の両親が坂出市出身であることに触れ、小さい頃にはよく坂出に遊びに来られた話など、寄港への特別な想いを話してくれた。抽選で選ばれた市民100名の船内見学も行われ、参加者らはクルーによる説明を聞きながら、映画館やプールなどの船内施設を観覧し、豪華な船旅気分を満喫した。岸壁には飛鳥Uをひと目見ようと多くの人々が訪れ、美しくて優雅な船体に見とれ、写真におさめる姿が夜遅くまで絶えませんでした。翌朝6時40分、飛鳥Uは3度汽笛を鳴らして坂出に別れを告げ、黄砂でかすんだ瀬戸内海を神戸港へ向け出航しました。
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坂出港は、香川県のほぼ中央に位置し、江戸時代より塩の積出港として栄えた。昭和初期には岸壁も整備され近代的な商港として繁栄し、重要港湾に指定された。番の州埋め立てに伴う大規模臨海工場の誘致や、塩田跡地を活用した港湾開発などにより、現在は、四国北東部における流通拠点として重要な役割を果たしています。平成20年における港湾取扱貨物量は、四国の港湾における取り扱い貨物量の約1/4を取り扱っており、取り扱い貨物の多様化にも対応しています。
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市の北西部には、埋め立て地である番の州臨海工業団地があり、造船や化学工業が盛んである。その東側には、林田・阿河浜地区臨海工業団地があり、こちらでは製造業が盛んであるとともに物流企業が多く集積する物流拠点となっている。またその他に北東部の松ケ浦地区には塩業メーカーがある。番の州地区は、日本を代表する大企業が立地し。そのため専用桟橋が多く、ドルフィン(-16m)をはじめ多くの大型バースが整備されています。番の州地区での主な取扱貨物は、原油・石油製品・石炭・コークス等で、坂出港全体取扱貨物量の約9割を扱っています。
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中央ふ頭地区は、水深-10m、-8m、-6m、-4.5mの公共岸壁を有し、背後には倉庫、サイロが立地しています。港湾関連の官公庁である、坂出税関支所・坂出海上保安署・神戸植物防疫所・広島検疫所・高松港湾空港整備事務所・坂出市港務所が立地し。また、港湾関係団体では、坂出港運協会・香川県植物検疫協会・日本貨物検数協会・日本海事協会が立地し、港湾としての中枢機能を有しています。主な取扱貨物は、麦・飼料等で。飼料(牛・豚・鶏のえさ)は、四国の移入量の約80%を取り扱っており、坂出港が四国の飼料の供給拠点港となっています。
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林田地区、阿河浜地区は、坂出港の公共岸壁で最大の水深-12m岸壁をはじめ、-7.5m,-5.5m,-4.5mの公共岸壁を有し。背後地には麦のサイロ、自動車のモータープール等が立地しています。また、LPG輸入基地が立地し、専用岸壁ではLPGが輸入されています。主な取扱貨物は、麦・完成自動車・セメント・LPG等。坂出港での麦の輸入量は、四国のほぼ100%、完成自動車の移入量は、四国の約70%を占めており、四国の経済においても重要な役割を担っています。
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瀬戸内海の大小多数の島々が点在する備讃瀬戸エリアは、魚介類の生息に最も適しており、島々の大半を擁する香川県は、種類の豊富さにおいて、世界第一級の産地とも言える。坂出市内には、乃生漁港・御供所漁港・西浦漁港・東浦漁港・岩黒漁港・櫃石漁港などの漁港があり、沿岸漁業基地や水揚げ基地の役割を担っています。坂出市沖には、最も有名な金手漁場もあり、21世紀は、観光が基幹産業になると言われる中。食文化は最大の観光資源であり、四季折々主役を担う瀬戸内海の魚介類への期待は高まっています。
坂出市役所産業課:0877-44-5012
坂出市漁業協同組合:0877-46-3705
瀬戸内海で代表する春の魚に、鰆と鯛があります。「鯛の浜焼き、鰆の刺身」と言われていますが、鰆は刺身のほか、塩焼き、照り焼き、酢の物としても賞味されますが、押し抜きずし、味噌漬け、そら豆やふきとの真子の煮付け、白子やあらの味噌汁などは、サワラを愛でる讃岐ならではの郷土料理です。また、春にはナシフグやシャコなどの漁獲も多くあります。
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マナガツオは梅雨入の頃に産卵の為瀬戸内海へ回遊してきます。脂肪が少なくクセがない柔らかい肉質の魚で、焼き魚、煮魚などで食されますが、地元では味噌漬けが人気があります。
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天然スズキは出世魚で、1本1万円にもなる大型魚になる高級魚で、夏は脂がのっておいしい地魚です。あらい、刺身、塩焼き、煮付け、鍋物、バター焼きと、なんでもできる白身魚です。瀬戸内海で一生を過ごす事の多い魚で、チヌ(黒鯛)は、秋から冬に、チヌ飯などの郷土料理として知られている地魚です。
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初夏のころ脂の乗った7・8cmに成長した真鯵が瀬戸内海に入り晩秋には20cm位に成長して外海へ出ていきます。出始めの10cm前後のものは焼いて三杯酢などに、少し大きくなったら、塩焼き、酢漬けに、郷土料理の姿ずしにもなります。
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サヨリの稚魚は夏頃から岸近くに見え始めますが値は付きません。漁獲するのは1年くらいたってからで、燧灘では網目の大きさを自主的に制限して小さなサヨリがとれないようにしています。サヨリは上品で淡白な味。身が透き通るように美しいので、それを生かした糸造りなどの刺身やすし種、ほかに塩焼き、酢の物、すまし汁、干物などにされます。
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タチガイは濃緑色で三角形の大型の二枚貝。貝柱はタイラギの名で売られています。貝柱は全体重の8〜10%を占めます。普通は船上で殻がむかれ、貝柱だけで流通します。繊維は軟らかく、甘味があり、ホタテガイより上物として扱われます。身の透き通った鮮度のよいものは刺身が絶品です。酢の物、天ぷら、塩焼き、バター焼きにしてもおいしい。ひも(外套膜。ベラともいう)の部分は干物、佃煮、天ぷらにされます。かつては有明海が有名でしたが、有明海の資源は激減し、今は備讃瀬戸が全国有数の漁場となっています。
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坂出沖は備讃瀬戸と呼ばれ、瀬戸内海でも随一の鯛の好漁場。そこでとれる豊富な鯛と、瀬戸内の塩田でつくられる讃州塩と呼ばれる良質な塩が見事に合わさってできたのが「鯛の浜焼き」である。平安時代の頃から朝廷に献上され、今も両陛下に献上されています。瀬戸内海の鯛にコンブや鶏卵を入れて、塩をまぶしてコモ包みにして蒸し焼きにする。おめでたいお魚ですので、お祝いの席に喜ばれています。特に「出産のお祝い」や「初節句」「お食い初め」に使われています。
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坂出商工会議所:.0877-46-2701
にんじんの原産地はアフガニスタン周辺で、日本には、江戸時代初期に中国から入ってきたのが東洋種の金時にんじんです。坂出市の金時にんじんは、昭和8年頃から栽培が始まり、お正月のおせち料理の素材としての需要が高く京阪神市場に出荷され、今では有数の産地となっています。赤は「リコピン」という色素のせい。トマトなどと同じ成分です。肉質が軟らかく、甘みがあり、にんじん臭さが少ないのが特徴です。粕汁やお煮しめなどの日本料理のほか、サラダ・ジュースなどでも人気です。11月〜3月が出荷時期です。
はまかいどう松山産直店:0877-57-3151
坂出市役所産業課:0877-44-5012
坂出市ではトンネル・マルチ栽培という栽培方法で「早掘かんしょ」が栽培されており、6月下旬から出荷されます。水はけの良い砂地で生産されており、紅の色が鮮やかで、形状の良いのが特徴です。坂出金時のブランド認証には、坂出市内で生産された高系14号の坂出金時であること、格付け団体が定めた青果物の出荷規格に基づく等級が「秀」以上のものであること、ウィルスフリー苗を使用したものなど条件がついています。
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松山地区は小原紅早生みかん発祥の地で、昭和47年、瀬戸内海に面した五色連山ふもとの、小原みかん園で見つかった「宮川早生」の枝代わり(突然変異)です。小原紅早生は、平成5年に種苗登録がされた比較的新しい温州みかんです。温州みかんは、制ガン作用の強いクリプトキサンチンが、他の柑橘類より多いことが特徴で、小原紅早生みかんは、さらにこの成分が多いそうです。「小原紅早生みかん」の出荷期間は、11/20〜1/31くらいです。
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瀬戸内地方では、古墳時代から塩づくりが盛んでした。やがて塩作りの天才、久米栄左衛門(通賢)が現れ、坂出の海岸が塩づくりに適していると考えた栄左衛門は、文政7(1824)年に塩田と田畑の開墾を計画、3年半の歳月と多くの人手により、現、坂出市街北部に広大な「入り浜式塩田」を完成させたのです。讃岐の塩づくりの歴史を永く後世に伝えています。現在は塩田はありませんが、昔ながらの塩田と同じ製法で再現した天然塩が作られています。
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坂出商工会議所:0877-46-2701
豆腐が中国から日本にわたってきたのは平安時代末期と伝えられています。古式製法で作られた瀬讃のにがりを使って本格的なつーふ作りがご家庭で作れる豆腐セットを全国へお送りしています。
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桶や樽は、古くから受け継がれてきた生活の器です。讃岐桶樽は、その木肌の美しさと使い易さで、今も愛されています。桶は、古くは檜の薄板を曲げて桜や樺の皮でとじ、底をつけた曲物でした。現在のような細長い板を円筒形に並べてたがで締め、底板を入れた構造になったのは室町時代になってからです。桶は一般にふたは用いませんが、特殊の用途のものにはふたがあり、これを樽と呼んで区別しています。桶や樽は古くから受け継がれてきた生活の器であり、木肌のもつやさしさが、暮らしに安らぎと潤いを与えてくれます。
坂出商工会議所:0877-46-2701
坂出は家紋入り鯉のぼり発祥の地。戦前から和紙、木綿の時代を経て、今ではナイロン繊維の鯉のぼりがさわやかに空に踊ります。和紙の時代は、物の少ない時代で県外からも買い付けの人が訪れ、徹夜で完成を待ちかねて求めていったそうです。また、手描き鯉のぼりの技も今なお受け継いでいます。
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堺屋醤油鰍ヘ、文政2年(1819年)鎌田酒造「屋号堺屋」として創業、昭和22年(1947年)独立。醤油の美味しさの源である優良な微生物(麹菌、乳酸菌、酵母)がたくさん棲みついている。長い歴史で引き継がれた伝統の職人技が評価され、全国醤油品評会で過去4回「農林水産大臣賞」を受賞しています。長年培ってきた製法技術のもと、新たな商品開発にも力を入れている。瀬戸内の海水を、職人が特別の平釜で炊き上げ、こだわりの塩を使用して作られた「讃岐白」は、ぶっかけうどん用のつゆとドレッシングぽん酢のセットです。また、香川たまごかけご飯ブームの火付け役となったたまごかけしょうゆや、アレンジだし醤油等も醸造しています。
堺屋醤油株式会社:0877-47-3151
日本八大天狗(てんぐ)の一つで、白峰山に住むと伝わる相模坊(さがんぼう)天狗をシンボルにしたお祭りで讃岐に流され失意のうちに亡くなった崇徳上皇の墓を相模坊天狗が守った―という伝説に基づき、香川県坂出市大屋冨町の相模坊社などで始まった。1991年から毎年実施している。2月第2週の土・日曜日に開催され、金時ニンジンやサツマイモなど10種類の具が入った天狗うどんの接待なども行列ができる盛況ぶり。餅投げや鴨川福神太鼓の演奏もあり、地域住民は日が暮れるまで恒例行事を楽しむ。天狗ウォーク、天狗バザール、天狗村など各種イベントが賑やかに開催されます。名物天狗うどんが大人気です。
坂出市役所にぎわい室:0877-44-5015
瀬戸内地方では、古くから塩づくりが盛んでした。香川県沿岸各地の遺跡からは弥生・古墳時代の製塩土器が出土するなど、塩づくりの跡をたくさん見ることができます。
安永9(1780)年に引田町で生まれた久米左衛門が、坂田の海岸が塩づくりに適していると考え発展をとげましたが、塩業は入り浜式塩田から流下式(枝条架)塩田にかわり、イオン交換膜製塩法によって塩田は終焉をむかえました。例年は5月に「さかいで塩まつり」を開催しています。塩の滑り台や塩作り体験などいろいろなイベントが催されます。又、塩釜神社では昔ながらの方法で西方下塩を奉納祭が行われます。
坂出青年会議所:0877-46-8068
1966年(昭和41年)に「坂出まつり」が開催され、その後、瀬戸大橋の開通をきに名称を変えて坂出駅前ハナミズキ広場をメイン会場として、金曜日に前夜祭が開催され、続く土曜日に瀬戸大橋パレードや総おどりなどが行われるほか、坂出港中央埠頭沖ではライトアップされた瀬戸大橋をバックに海上花火大会が行われる。最終日となる日曜日の夕刻からは市内の太鼓台が集結して太鼓台競演が行われる。約10万人の来場者で賑やかに行われる最大級のイベントです。
坂出市役所にぎわい室:0877-44-5015
温暖な気候と肥沃な扇状地に豊かな美味しい水がそろう西条市では、愛媛みかんの産地としても有名です。一番多いのは温州みかんですが、次いで多い伊予柑は伊予の国(愛知県の旧令制国名)にちなんで付けられた名です。他に、はるか・はるみ・甘夏柑・八朔・紅まどんな・せとか・アンコール・デコポン・甘平などの種類も栽培されています。
西条市役所農林水産課:0897-56-5151
【高松〜小豆島(土庄:とのしょう)フェリー航路】
小豆島の玄関土庄港へ1日15便
四国フェリー(株)
高松のりば:087-822-4383
土庄のりば:0879-62-0875
【高松〜小豆島(土庄) 高速艇航路】
小豆島の玄関土庄港へ1日15便
「スーパーマリン」運航便(所要時間 約30分)
「ひ か り」運航便(所要時間 約35分)
サンポート高松:087-821-9436
土庄港:0879-62-0875
【高松〜宇野(岡山)フェリー航路】
四国フェリー(株)
高松のりば:087-851-0131
宇野のりば:0863-31-4244
内海フェリー【小豆島草壁港と高松港航路】
フェリー「ブルーライン」と高速艇「サン・オリーブシー」
で、毎日41往復運航
内海フェリー(株):0879-82-1080