風光明媚な小袖海岸は北緯40度。小袖海岸にはウニ・アワビを潜って採る海女がおり、日本で最も北の海の海女として「北限の海女」と呼ばれています。真夏でも水温が20度を下回る海で7月〜9月に、人魚のように華麗に魚貝を採る働海女の姿が見られます。小袖海女センターではシーズン中、実演や記念写真に応じています。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
小袖海女センター:0194-54-2261
久慈沖で漁獲される大半はスルメイカかヤリイカです。イカの漁獲量は年によって変動がありますが、近年久慈漁港では、トップランクの漁獲量を誇っています。鮮度をよりよい状態で届けられるように、昼獲りして夜間に消費地に運ぶ方法が増えています。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
久慈市漁業協同組合:0194-52-7611
久慈沿岸で水揚げされる中心は銀鮭です。稚魚の放流事業が成功し、漁獲量は安定しています。稚魚は3〜4年で成魚になって戻ってきます。年末になると魚屋などの軒下に新巻鮭が吊るされるのが久慈の風物詩です。塩漬けされ、その後塩抜きして寒風に干されます。冷たい風にさらされる事で身が締り、美味しさが増します。久慈のお歳暮ナンバーワンの魚です。
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久慈市は、かって10年以上イワシの漁獲が県内第1位でした、イワシが激減していましたが、またイワシが増えてきており、美味しいマイワシ・カタクチイワシが獲れています。また、サバも漁獲変動の大きな魚ですが獲れています。真サバの旬は9月〜11月で秋サバと言われています。サバもイワシも鮮度が命の魚です。
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今年は猛暑で海水温度が下がらず、なかなか北上して来なくて、ヤキモキしましたが、遅れてやって来てホッとさせてくれました。秋になると庶民の味覚として一番の魚です。久慈は全国有数の漁獲量となっています。
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真ダラは水深150〜200mの大陸棚辺りに生息していますが、厳寒期の12月〜2月には産卵のため、沿岸にもどってきます。久慈沿岸の漁師まちでは定置網などで、季節の魚、真タラ・スケトウタラを漁獲し水揚げされています。
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県内で比較的水揚げが多い天然ヒラメ、マガレイ・ナメタガレイ・宗八カライなどが漁獲され水揚げされています。漁協組合ではヒラメの稚魚を放流するなど増殖事業を実施しています。久慈沿岸は砂地の海底が多く、ヒラメが育つのに適した海であり、30cm以上に育ったヒラメのみを漁獲し水揚げしています。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
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久慈で水揚げされるのはミズダコです。ミズダコは全長5mにもなる世界最大級のタコで、久慈産のミズダコは足を広げると3mの大物もいます。ほぼ、1年を通して漁獲され水揚げされている自慢の魚です。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
久慈市漁業協同組合:0194-52-7611
久慈産のウニやアワビは、プランクトンやミネラルが豊富な海の豊かに海藻が茂る沿岸海岸の好漁場に生息し、栄養豊富な昆布などの海藻などを食べて成長します。地元の漁協組合では、旬のウニやアワビを漁獲し水揚げしています。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
久慈市漁業協同組合:0194-52-7611
三陸海岸の豊な海で育った、三陸ワカメ・昆布は有名なブランド品であり、ミネラルや植物繊維が豊富な天然の自然食品です。三陸産いわてワカメは、肉厚で弾力があり、歯ごたえが良いと評判が高い自慢のワカメです。
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久慈市漁業協同組合:0194-52-7611
久慈市漁業協同組合には食品加工工場が併設されており、しめ鯖やしめさばかぶら漬け、サンマのかぶら漬け、うにの風味をそのままに、塩うに瓶詰め、取れたてそのままを貝にのせて焼いた焼きウニなど色々な加工品も製造しています。
久慈市漁業協同組合:0194-52-7611
三陸沖の好漁場や沿岸の豊富な水産資源に恵まれ、季節の新鮮な地魚が漁獲され水揚げされています。地元の水産加工業者は地元産の新鮮な地魚を活かし、独自の伝統技術や秘伝の味によって、自慢の味の水産加工品を生産し全国に供給しています。
久慈市冷凍水産加工業協同組合:0194-52-1131
久慈市では、冬の作物であるほうれん草を、夏場のヤマセを利用して「夏場の雨余けほうれん草」として夏場に出荷しています。また、厳しい寒さの中で栽培される「寒締めほうれん草」は10月頃に種を播き、冬出荷します。普通のほうれん草より葉が肉厚、茎が太く、糖度も栄養価の高いほうれん草も注目されています。
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
久慈市には、行者ニンニクが自生している所があります。行者ニンニクはアミノ酸を多く含んでおり、血栓の予防や動脈硬化や脳梗塞の予防にも効果があると言われています。山形町では、本格栽培に取り組んでいます。
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
久慈市ではコナラ・ミズナラなどの落葉広葉樹でシイタケの原木栽培をしています。肉厚のかさに白い亀裂の入った花どんこと呼ばれる逸品です。ほうれん草に次ぐ主力作目になっています。その椎茸は乾しいたけにも加工されています。
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
久慈市は豊富な森林資源があります。アカマツが多く自生する三陸沿岸はマツタケの産地です。舞茸はミズナラ・くぬぎ・栗の木の根元に生えます。ホンシメジはコナラや松林に群がって生えています。
秋はキノコの収穫期です。
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
いわて山形村短角牛は、岩手県を代表する民謡の「南部牛追い唄」に歌われた日本短角種の祖先「南部牛」がルーツとなっています。春から秋は新鮮な水と空気にかこまれた牧草地帯にのびのびと放牧され、雪に閉ざされる冬期間は里の牛舎で飼育される、低脂肪でアミノ酸をたっぷり含んだ赤身の肉牛です。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
冬の保存食として昔から伝えられてきたのが、凍み豆腐です。凍み豆腐は豆腐を冬の外気で凍らせた後、常温で熟成させ、長方形に切り稲わらで連ね、一定期間天日干しで作ります。今も冬の市民の味に欠かせません。
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
寒大根は、東北地方に伝わる伝統保存食です。昔は冬に野菜が無いのを補うために考えられた傑作です。清流にさらしてから、冬の寒風で2週間ほど干します。冬、煮物などに使われます。
新いわて農業協同組合久慈中央支所:0194-52-1311
数千万年以上以前の樹脂の化石が琥珀です。久慈の琥珀は約8500万年前のもので、南陽スビが起源樹種と考えられています。普通の宝石は不純物が混じると価値が下がりますが、琥珀は生成過程で古代の昆虫・葉・花・樹の皮など自然に入り込んだ者は、大変希少な価値のある者として学術的にも高い評価を受けます。色も約250色あるといわれています。久慈には琥珀博物館もあります。年末年始と2月末に冬季休館あり。
大人:500円 小中学生:200円
琥珀博物館:0194-59-3831
かって木炭王国を誇っていた技術は、現在も受け継がれています。岩手県のチャコールマイスター(製炭士)の認定者もいます。現在では庭先製炭が行われています。日本で製炭の生産量1位は岩手県。岩手県内で1位は久慈市です。燃料用炭・茶の湯用炭・炭せっけん・炭シャンプー・消臭用・木酸液など色々と作られています。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
久慈市の伝統「市日」は、歴史が古く645年を数えるとも言われている市です。毎月、3と8がつく日に開き、たくさんの買い物客でごった返します。新鮮な野菜や果物・山菜などを、全てを市日で済ませてしまうはど、市民の台所的存在になっています。魚貝類や日用品まで並び、ほとんどが揃う市日は、市民に支持され続いています。
久慈市役所商工観光課:0194-52-2111
毎月、3と8がつく日に開く「市日」と同時開催する、冬のイベント「北三陸くじ冬の市」は、道の駅「くじ」など中心市街地を会場に開催します。久慈市の冬の味覚や風物・郷土芸能・田楽フェステバル・鍋フェステバル、無料試食や野菜の詰め放題など、盛りたくさんのイベントが準備されています。
久慈市役所商工観光課:0194-52-2111
普代村の黒崎沖は三陸漁場の心臓部といわれ、資源の豊富な漁場として知られています。村には漁港が6ヶ所あり太田名部漁港が水揚げ中心港になっています。10月から始まる秋鮭定置網は圧巻で1番活気づく季節です。地元漁港には、サバ・イワシ・マグロ・スルメイカ・ブリ・カレイ・ヒラメ・タラ・サンマ・カツオなどなど、寒流系の魚も、暖流系の魚も豊富に水揚げされるのが特徴の漁師まちです。
普代村役場建設水産課:0194-35-2111
普代村漁業協同組合:0194-35-3111
洋野町は、世界三大漁場の一つである三陸沖を抱え、プランクトンやミネラル豊富な海に海藻が茂る沿岸の好漁場にも恵まれています。地元の漁協組合では、ウニ漁やアワビ漁・ワカメの彩藻業などが盛んで、特に潜水によるウニ漁は有名です。サケ定置網や季節の旬の地魚を漁獲し水揚げしていることでも有名な漁師まちです。
洋野町役場農林水産課:0194-65-5916