洋野町は、世界三大漁場の一つである三陸沖を抱え、プランクトンやミネラル豊富な海に海藻が茂る沿岸の好漁場にも恵まれています。地元の漁協組合では、ウニ漁やアワビ漁・ワカメの彩藻業などが盛んで、特に潜水によるウニ漁は有名です。サケ定置網や季節の旬の地魚を漁獲し水揚げしていることでも有名な漁師まちです。
洋野町役場農林水産課:0194-65-5916
種市海岸は岩場が多いため海藻が良く育ち、海藻を食べて成長するウニ・アワビには絶好の生息地になっています。漁協組合では育てる漁業を展開し、キタムラサキウニとバフンウニの稚貝を育て、岩盤に浅い溝をほってウニ・アワビを放流しています。種市産ウニは生で食べるより、缶詰や塩ウニなどの加工用に多く使われています。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
種市産のアワビは、プランクトンやミネラルが豊富な海の豊かに海藻が茂る沿岸海岸の好漁場に生息し、栄養豊富な昆布などの海藻などを食べて成長します。地元漁協では、旬のアワビやホヤを漁獲し水揚げしています。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
プランクトンやミネラルが豊富な海に海藻が茂る好漁場には、三陸ワカメが良く育っています。三陸産ワカメは、ミネラルや植物繊維が豊富で天然の自然食品です。三陸産いわてワカメは肉厚で弾力があり、歯ごたえが良いと評判が高い自慢のワカメです。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
県内で比較的水揚げが多い天然カレイ、マガレイ・ナメタガレイ・宗八カライなどを漁獲し水揚げされています。地元ではメガラと呼ばれているメバルは、脂ののっている魚で焼き魚・煮付け魚に最高魚として需要が高く、地元では漁獲し水揚げしています。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
マダラは水深150〜200mの大陸棚辺りに生息していますが、厳寒期の12月〜2月には産卵のため、沿岸にもどってきます。洋野沿岸の漁協組合では定置網などで、季節の魚、マタラ・スケトウタラを漁獲し水揚げされています。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
洋野沿岸の好漁場には、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊しています。秋の時期に回遊して来る丸々太った脂のった鮭や銀鮭も回遊してきます。地元の漁協組合では、季節の旬の銀毛鮭やサクラマスを漁獲し水揚げしています。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
洋野沖で漁獲される大半はスルメイカかヤリイカで、イカの漁獲量は年によって変動がありますが、地元漁協では、安定した漁獲量を確保ています。地元漁港に水揚げされるミズダコは、全長5mにもなる世界最大級のタコで、洋野産のミズダコは足を広げると3mの大物もいます。1年を通して漁獲され水揚げされている魚です。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
ブリは成長するにつれて名前が変わる温暖性の回遊魚で、春から夏は北上し、秋から冬は南下し、南下を始める「寒ブリ」は美味し絶品です。サバは漁獲変動の大きな魚ですが獲れています。真サバの旬は9月〜11月で秋サバと言われています。サバは鮮度が命の魚です。
種市漁業協同組合:0194-65-4551
戸類家漁業協同組合:0194-65-2636
小子内浜漁業協同組合:0197-3411
新鮮なアワビを茹でて天日干ししたアワビを「乾鮑」と呼び、中華料理にはかかせない大変大切な高級食材で、大きい乾鮑は高値で珍重されています。中華料理の本場香港では、高級な乾鮑の産地として、青森・岩手が知られており、非常に高値で取り引きされています。
洋野町役場農林水産課:0194-65-5916
県立種市町高等学校には日本で唯一の「潜水課」がある。明治31年に日本郵船の貨客船が座礁し、船はその後潜水夫によって挽きあげられた。八戸南部藩の領地であった、種市のもぐりは「南部もぐり」と呼ばれた。昭和27年に潜水課が誕生し、現在は海洋開発課となって、潜水と土木の基礎的知識と技術を学ぶことができる、全国唯一の学科があり、人材を育てています。
岩手県立種市町高等学校:0194-65-2145
酪農王国として有名な岩手県の旧大野村の大自然の中で、酪農家が自信を持って「ゆめ牛乳」と「ゆめヨーグルト」を生産し販売しています。酪農家の皆さんが、生産から販売にいたるまで、全ての過程に現役の酪農家が携わり、安全・安心な乳製品づくりに努めています。
(有)おおのミルク工房:0194-77-4301
岩手県の乾しシイタケの生産量は全国第3位。中でも種市の乾しシイタケは県の品評会で団体2連覇の自信作です。生産量も岩手県ナンバーワンです。
洋野町役場農林課:0194-77-2113
洋野町はグーズベリーの本州唯一の産地で、グーズベリーはセイヨウスグリの事で、白い透き通った実を付け、草色から赤紫色にじゅくしていきます。ジャムやゼリー、ワインなどに加工されています。ヨーロッパでは普通に栽培されていますが、日本では珍しい果物です。寒さには強いのですが、暑さには弱い果物です。ビタミンやカロチン、植物繊維、クエン酸などを多く含んだ栄養価の高い果物です。
洋野町役場農林課:0194-77-2113
洋野町では本格的な海の体験が出来るコースがあります。4月〜8月「海釣り体験」、「タコ漁体験」はミズダコの篭の引き揚げを体験できます。「カニ漁体験」はちょっと寒いですが、カニの季節の1月上旬〜3月末になります。「潮干狩り」は6月上旬〜8月上旬で、貝類・ツブや磯の生き物が発見できます。B&G種市海洋センターではヨット・ウィンドーサーフィン・水上スキーなどの学習もできます。また、捕れたてウニ丼作り体験もあります。
洋野町役場農林水産課:0194-65-5916
稲作体験は苗植えから脱穀なで季節ごとに体験ができます。グーズベリー摘み体験は6月中から7月中に摘んで持ち帰れます。蕎麦打ち体験、炭焼き体験。久慈平岳散策体験はキノコや山菜が出迎えてくれます。また、農業体験や野菜もぎ体験などもあります。また、地元のお年寄りが民芸のわら細工を教えてくれる「わら細工体験」もあります。
種市町ふるさと交流館アグリパークおおさわ:0194-66-2662
風光明媚な小袖海岸は北緯40度。小袖海岸にはウニ・アワビを潜って採る海女がおり、日本で最も北の海の海女として「北限の海女」と呼ばれています。真夏でも水温が20度を下回る海で7月〜9月に、人魚のように華麗に魚貝を採る働海女の姿が見られます。小袖海女センターではシーズン中、実演や記念写真に応じていまます。
久慈市役所農林水産課:0194-52-2111
小袖海女センター:0194-54-2261
階上町は、神亀年間(724〜728年)行基僧が応物寺を創建した記録が残っている歴史の古い町で、三陸リアス式海岸に面した漁業が盛んな漁師まちです。町には、小舟渡漁港・榊漁港・追越漁港・大蛇漁港・荒谷漁港があり、漁協組合では、釣り・定置網・刺し網・採介藻を中心に沿岸漁業で、三陸の季節の旬の魚介類を漁獲し地元漁港に水揚げしています。小舟渡漁港には、外来船による水揚げも多くなっています。
階上町役場産業振興課:0178-88-2111
階上漁業協同組合:0178-89-2111