国際化がより進み国民のニーズもより多様化し余暇ニーズも高まる傾向にあり、大型客船でクルーズを楽しむ国内乗船客も増え、また、海外から日本を訪れる大型客船もより増加する中、九州沿岸や山陰沿岸などにも多くのクルーズ客船が入港するようになり、県内外との文化交流活動なども盛んに推進されています。九州沿岸の美しい大自然や味覚などを堪能するため、客船で訪れる観光客も多くなり、九州地域の豊かな自然や産物などの特性を活かした地域振興や観光振興などを目指し、新たな文化交流活動の創出や広域連携観光交流空間の創出などに向けた取り組みなどが進められています。そのような中、博多港には日本最大豪華客船の飛鳥Uや、海外から訪れる大型客船「レイジェンド・オブ・ザ・シーズ」などがクルーズ寄港、地域間交流や国際交流などを実施し、地域の活性化や地域振興などを目指す交流活動などが展開されています。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
博多港中央ふ頭に8月28日、クルーズ船「コスタ・クラシカ」(伊コスタ・クラシカ社)が今年初めて寄港した。同船クルーズは中国発着クルーズで、8月26日に上海(中国)発、28日に博多港に寄港し、29日に済州島(韓国)、30日に上海に戻った。乗客数は約1,100人。うち千人は中国人、その他百人。また今回は博多港から日本人約400人が乗船。30日上海からクルージングを経て9月1日博多港に戻った。また、8月28日には「コスタ・クラシカ」の今年初の寄港を記念して、福岡市とコスタ・クルーズ社の記念セレモニーが船上で開かれ、高島宗一郎市長は「東アジアカジュアルクルーズの発着港として博多港が選ばれたことを光栄に思う。今後いっそうの受け入れ体制の充実を図り、クルーズハブ港としての機能強化に取り組む」とあいさつした。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
国内航路は、年間でおよそ126万人が利用し、博多ふ頭旅客ターミナルから壱岐〜対馬航路や五島航路が就航しています。
【博多港〜壱岐〜対馬 航路】厳原・郷の浦福江他 便数日4便
船名 フェリーちくし他所要時間4時間35分
【博多港〜壱岐〜対馬 航路】厳原・郷の浦着他 便数日5便
船名 ヴィーナス他 所要時間2時間15分
【博多港〜壱岐〜対馬 航路】比田勝航路 便数日1便
船名 フェリーげんかい 所要時間5時間20分
九州郵船(株)本社:092-281-0831
東京事務所:03-3214-1881
壱岐支店:0920-47-0003
対馬支店:0920-52-0001
比田勝出張所:0920-86-2772
【博多港〜五島 航路】福江福江 便数日1便
船名 太古 所要時間9時間
野母商船(株)福岡支社:0959-72-4224
野母商船(株)福江支店:0959-72-4224
博多港は、古来より中国大陸や朝鮮半島・東南アジア等との経済・文化交流の窓口として栄え、今では九州を代表するコンテナ基地になるまで成長しました。コンテナ航路は世界に張り巡らされており、高頻度の寄港サービスが提供されるよう、その機能強化が図られており、コンテナ貨物等の増大・入港船舶の大型化など著しい発展を続けています。また、生活関連物資を安定して供給する生活港湾、国際航路・離島航路の客船が往来する交通の拠点ともなっています。さらに、海に開かれた町づくりの核としても注目の港であり、中央・博多埠頭、シーサイドももち地区等で、市民に開かれ、国際交流の拠点となるウォーターフロントづくりが積極的にすすめられています。
福岡市港湾振興部
港湾管理課:092-282-7118
博多ふ頭は、志賀島行きの船や壱岐・対馬・五島行きフェリーなどが発着するふ頭で、市民の憩いの場として人気のあるベイサイドプレイスや、博多港ポートタワー(高さ103m)、そして平成19年9月30日には博多港ベイサイドミュージアムがリニューアルオープンしました。そこには博多港の役割、歴史などの展示の他、博多港を子供向けにわかりやすく解説した映像やQ&Aコーナー、コンテナクレーン体験ブースなどがあり、社会科見学等にも利用されています。中央ふ頭は、国際定期旅客船が発着する博多港国際ターミナルや大型展示場マリンメッセ福岡がある、アジアや世界との交流の中心です。また、博多港のふ頭の中で一番最初にできたふ頭で、食料品や紙、雑貨なども扱っています。
福岡市港湾振興部
港湾管理課:092-282-7118
博多港最大のふ頭で、九州の物流の基地となっています。穀物、野菜などの食品から木材、自動車などさまざまな荷物を扱っていて、九州で消費される自動車の半分以上がこのふ頭を中心に陸揚げされます。香椎パークポートは、博多港初の国際海上コンテナターミナルで、現在は北米航路の基幹航路をはじめとした国際コンテナ定期航路が就航しています。コンテナ以外にも沖縄−博多間のフェリー・RORO船の就航や、完成自動車の中国向け輸出拠点としても利用されています。世界各地との航路をもつ九州の貿易経済活動を支える国際貿易港として発展しています。世界的に海上貨物輸送におけるコンテナ化が進んでいる中で、博多港の国際コンテナ取扱量は急増している状況であり、これを担う香椎パークポート、アイランドシティ国際コンテナターミナルの役割は重要です。
福岡市港湾振興部
港湾管理課:092-282-7118
三池港は、三池炭坑から産出される石炭を安定的に積み出す港として、明治41年に誕生しました。三池港の生みの親は、後の三井財閥の総帥となった団琢磨(だんたくま)氏であり、氏が当時の三井鉱山合資会社の専務理事のときです。団琢磨氏は、日本経済連盟の会長や日本工業倶楽部の初代理事長を務められた方ですが、工学博士でもあり、優れた先見性をお持ちでした。三池港の築港にあたっても、「石炭山の永久などありはせぬ。築港をやれば、石炭がなくなっても新たに産業を興すことができる。百年の基礎になる」と言われたといいます。
福岡県土整備部
港湾課:092-643-3674
現在における三池港は、団琢磨氏の先見よろしく、背後の大牟田テクノパークや大牟田エコタウンに立地する新たな産業を支え、さらには有明海沿岸道路などの広域アクセス道路網と連携した物流拠点として、その機能の多様化・高度化が求められており、既存施設を有効活用した外内貿機能の強化や航行する船舶の安全性の確保などを内容とした港湾計画(平成11年策定)に基づき着々と整備が進められています。平成18年4月には、三池〜釜山間を結ぶ定期コンテナ航路が開設されました。外貿コンテナ取扱量は順調に伸びており、今後もますますの発展が期待されています。
福岡市港湾振興部
港湾管理課:092-282-7118
博多漁港は、都心から近い市の中央に位置し、福岡市という大消費地を背後に擁する全国有数の漁港です。江戸時代に福岡藩が整備したものを受け継ぎ、昭和初期に底曳網漁業の基地として整備されてきました。漁港内には福岡都市圏の台所である鮮魚市場があり、遠洋漁業、近海漁業の漁獲物水揚げや九州各地から漁獲物がトラックにて集積し、西日本有数の活気ある市場となっている。サバ陸揚量全国4位(平成14年)、サワラ陸揚量全国1位(平成14年)、ハモ陸揚量全国4位(平成14年)、を誇る魚市場でもある。また、博多漁港を漁業基地にしている福岡市漁業協同組合では、まき網漁・釣り(イカ)漁・はえなわ漁などを主な漁業とし活動し、福岡の味として知られている、サバ・アジ・イカ・タイなど、玄界灘や近海の魚を水揚げしています。
福岡市役所水産振興課:092-711-4364
福岡市漁業協同組合本所:092-734-0527
福岡名物博多辛子明太子は、スケソウダラの卵巣を唐辛子などを使った調味料液で味付けしたもので、博多が発祥の地。朝鮮半島で唐辛子やニンニクなどと塩漬けされ物が、下関に入り伝わったようで、全国各地で似たような物は食されていましたが、1980年に山陽新幹線が博多駅まで開業したのを機に、博多名物辛子明太子は全国に広まりました。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
人の健康維持には、活性酸素を抑制することが極めて重要です。人体には活性酸素を胎児する機能がありますが、他に抗酸化栄養素を補う必要があります。抗酸化物質を効果的に働かせれば、老化・生活習慣病などの予防につながります。明太子魚醤はそのような成分を含む健康調味料です。毎日の料理に隠し味としてお使い下さい。料理の味も引き立ててくれます。
福岡の海玄海灘は、マダイが育つ海として日本一といわれています。桜の咲く頃に漁獲される真鯛は、桜色であるこから桜鯛とも呼ばれています。真鯛は、活づくり・煮付け・塩焼きなど、上品な味の高級魚です。チダイ・クロダイなども獲れれますが、漁獲量は真鯛がダントツです。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
玄海灘の冬の魚として代表的な魚にヒラメがあります。砂地の海底に住み、オオクチとも呼ばれ、名の通り大きな口で小魚を餌にします。目の位置がヒラメの反対側煮あるカレイも獲れ、左ヒラメ・右カレイと呼ばれています。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
冬の味覚として人気のあるトラフグを、福岡では人口種苗を放流し資源を増しながら漁獲量を上げています。トラフグ養殖をしている所はたくさんありますが、玄海の海では珍しい無毒フグ、シロサバフグが養殖されています。安価なことから最も親しまれているトラフグです。無毒フグ、クロサバフグも養殖されています。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
文禄の役に出兵した兵士が、スッポンとあり合わせの材料を煮込んで食べたのが始まりと言われている。亀煮からがめ煮と名付けられ、当時はスッポンだったが、現在は鶏肉が遣われ、他の地域での筑前煮と同じ。鶏肉と牛蒡の消費量が全国一位の福岡市民は、がめ煮をたくさん食べているようである。
福岡市役所観光振興課:092-711-4331
七百七十年の伝統を誇り、全国的に知られる博多祇園山笠は、櫛田神社の祇園神(素盞嗚命)に対する氏子の奉納神事であります。
博多祇園山笠の起源には諸説があり、櫛田神社の社伝によると、祭神の一つ祇園大神(素盞嗚命)を勧請したのが天慶4(941)年。すでに都(京都)では現在の祇園祭につながる御霊会が行われており、勧請間もなく始まったという説。また、文献的初見である「九州軍記」に基づいて永享4(1432)年起源説もある。博多祇園山笠の起源は諸説あるが、1241年に宋から帰国した聖一国師が博多の町に流行していた疫病を封じ込めるため、町人の担ぐ施餓鬼棚に乗って祈祷水を撒いたのが始まりとする説を、博多祇園山笠振興会は起源としており770年を超える歴史と伝統を誇る祭りです。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
櫛田神社:092-291-2951
博多祇園山笠振興会:092-291-2951
博多祇園山笠は、毎年7月1日から15日にかけて開催され、期間中10数メートルの絢爛豪華な飾り山笠が市内10数箇所に立ち並び300万人と言われる観客を魅了する。博多祇園山笠は7月1日から開幕し、まずは博多部を中心に合計14の飾り山が公開されます。この期間は絢爛豪華な飾り山を見物しながら博多の街を散策するのが良いでしょう。人通りの多い繁華街や商店街の飾り山周辺には賑やかな出店なども立ち並び、お祭りムードを盛り上げてくれます。また、山笠期間中ならではの限定サービスを行っているお店も多いので、上手に活用して山笠気分を盛り上げましょう。飾り山は、飾り山の高さ(10m前後)と同じ距離だけ離れて見ると丁度良いと言われています。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
博多祇園山笠振興会:092-291-2951
福岡観光コンベンションビューロー:092-733-5050
「お汐井取り」は毎年7月1日と9日の二回行われ、1日は各流の当番町や役付きのお汐井取り、9日は全員参加でのお汐井取りが行われ、両日とも同じコースで行われます。見応えがあるのは参加人数が多い9日のお汐井取り。ほとんどの参加者にとって、この日が約一年振りの水法被に締め込み姿となり。各流ごとに集合して、「お汐井道」と呼ばれる小道をたどって一路箱崎浜を目指します。当日、各流の舁き手たちは石堂川(御笠川)にかかる石堂橋から箱崎浜へ向かい、筥崎宮を参詣、そして櫛田神社を参詣します。当日はお年寄りから小さなお子さんまで多数参加しますので、移動ペースはそれほど速くありません。一緒について歩いてもさほどつらくはありませんが、当日は「お汐井道」は歩道のない細い道も多く、車も通常通り通行していますので交通事故には十分注意してください。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
博多祇園山笠振興会:092-291-2951
福岡観光コンベンションビューロー:092-733-5050
博多祇園山笠の、待ちに待った山笠シーズン最初の「山舁き(やまかき)」となるのが、7月10日の「流舁き(ながれがき)」です。この日の舁山は、ホームグラウンドである流区域のあちこちを舁き回ります。山舁き初日と言うこともあって、男衆達の気合いは十分で山足(山笠の走るスピード)も非常に速くなりがちです。舁く姿を見続けるのならば追い駆けるか進路を先読みして先回りするしかありません。いずれにしても、30人以上の男達が代わる代わる舁き続けて疾走する舁き山に先んじるのはかなりの体力を必要とします。体力に自信のない方やゆっくりと見物したい方は、場所を決めて舁山の通過を待った方が良いでしょう。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
博多祇園山笠振興会:092-291-2951
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13日の「集団山見せ」は、福岡市の中心部を舁山が疾走する華やかで特別な日です。その名の通り、7つの流すべての舁き山が一堂に会し、福岡市役所前の桟敷席を目指し舁き山が集まります。例年、7月13日の午後3時半から始まる集団山見せは、日中ということもあってコースの明治通りには、多くの見物人が集まります。沿道は開始の1時間〜30分前には埋め尽くされてします。よい場所で見たい方は早めに現場に到着するようにして下さい。集団山見せ1番山笠出発の合図に、太鼓と打ち上げ花火が鳴り、集団山見せの始まりを知らせます。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
博多祇園山笠振興会:092-291-2951
福岡観光コンベンションビューロー:092-733-5050
博多祇園山笠のクライマックス「追い山」は、緊張が高まる中、午前4時59分、大太鼓の合図とともに、一番山笠が一斉に櫛田入りし、清道旗を回ったところで、いったん止まり、「祝いめでたーのー」と七流を代表して「博多祝い唄」を大合唱します。再び舁き出した山笠は、夜明けの博多の街に駆けだしていきます。次に、二番山笠が午前5時5分に舁き出し、5分ごとに次々と各流が舁き出します。舁き手は須崎町の廻り止めまでの「追い山笠コース」約5キロを約30分かけて懸命に舁き、「櫛田入り」「コース」ともに所要時間が計測されます。7つの舁山と走る飾り山「上川端通」が、一同に並ぶ冷泉公園から櫛田神社にかけての「土井通り」は、櫛田入り前の緊張感が伝わる、もっともオススメの見物スポットです。櫛田入りを控えた舁き手たちの表情は真剣そのもので、見ている方にまで緊張が伝わってきます。また、「櫛田入り」の舁き手を選抜する「棒競り(ぼうぜり)」も見ものです。通常、櫛田入りの1時間以上前に行われ、「我こそは」と櫛田入りを希望する舁き手たちが、流の実力者の前に整列して真剣な表情と気合いをアピールします。櫛田入りの舁き手に選ばれることは大変な名誉のため、棒競りには多くの舁き手が殺到し、さながら「押しくらまんじゅう」のようです。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
博多祇園山笠振興会:092-291-2951
福岡観光コンベンションビューロー:092-733-5050
博多どんたくは、福岡市で毎年5月3日と5月4日に開催される祭りで。動員数は200万人を越え、青森県弘前市の「弘前さくらまつり」や長野県の善光寺の御開帳、広島県広島市の「ひろしまフラワーフェスティバル」と並び、動員数で国内最大級の祭りです。また博多祇園山笠とともに福岡博多を代表する祭りの一つとして知られている。
博多松囃子は、1179年(治承3年)に病没した平重盛に博多の者が恩(日本で最初の人工港「袖の湊」造営などの)を謝すため始まったと伝えられ、と貝原益軒の『筑前国続風土記』に記されている。また元日節会が平安時代に地方に伝わり、博多の人々がそれを発展させたのが始まりとも言われるが、確かな起源は定かでない。室町時代の松囃子の習慣が博多にも伝播したのが始まりとも考えられる。「博多松ばやし」が起源とされるどんたくでは、市内各地の演舞台やどんたく広場でのパレードで、博多のまちは祭り一色になります。また同時に開催される、国の無形民俗文化財である「博多松ばやし」は、福神・恵比須・大黒の三福神と稚児で構成され、市内を祝ってまわります。
福岡市民の祭り振興会:092-441-1170
福岡商工会議所商工振興本部:092-441-1118
櫛田神社で、10月23日24日に行われる秋季大祭は、博多の秋の風物詩。博多おくんちは秋の実りに感謝する祭りで、約1200年前から伝わっているという伝統行事。稚児行列や獅子頭の「御神幸」、ブラスバンド、九州各地のミスやミス日本などが並ぶ華やかなパレードは必見で、ほかにも、五穀豊穣の大市や相撲大会など催しも盛りだくさん。 牛車にひかれた御輿を先頭に、稚児行列や獅子頭などが博多の街を回ります。また、境内では奉納相撲なども行われます。
櫛田神社:092-291-2951
筥崎宮は日本三大八幡宮の一つで、国の重要文化財である筑前一ノ宮の筥崎宮。毎年1月3日に行われる玉取祭は、玉せせりと呼ばれ、「玉競り」と書き、文字通り氏子達が集団で玉を競(せ)って一年間の吉凶を占う正月行事だ。男達が締め込み姿で競う姿に、身が凍えるような寒さも吹き飛んでしまいそうだ。最後に奪った競子が浜側なら大漁、陸側なら豊作に恵まれるといわれている。
【放生会】
福岡市民なら、着物に身を包んで博多三大祭りの一つ「放生会」に行った人も多いはず。福岡市東区の筥崎宮の秋祭りは、毎年9月12日から18日まで行われ、この日は約1kmの参道に約500もの露店が並び、連日連夜大勢の人で賑わっている。「放生会」とは、万物の生命を慈しみ殺生を戒めるための神事で、同時に実りの秋を感謝し、商売繁盛や家内安全を祈って多くの参拝者が足を運ぶ。
筥崎宮:092-632-5588
博多どんたくの起源とされる博多松囃子は、博多どんたくの中で行なわれている「松ばやし」で、本来は小正月(旧正月15日)の行事で、800年以上の歴史的があり、現在は毎年5月3日、4日の博多どんたくパレードの先頭で活躍し、多くの観光客を魅了する。松囃子の構成は、福神は福神流が、夫婦えびすは恵比須流が、大黒天は大黒流が、そして稚児は稚児流が担当して登場する。見るだけで縁起の良さそうな博多松囃子は、現在「博多松囃子振興会」により後世に受け継がれている。
福岡市文化財保護課:092-711-4666
博多松囃子振興会
毎年9月15日に、賀茂神社で行われる「千灯明」の歴史は古く、康和3年、1101年に 大宰権帥として赴任した大江匡房卿が始めたものです。 学問の神様として知られる、太宰府天満宮の境内にある心字池に、天神さまの御神霊にささげらられる神事で、約1,000本のろうそくが灯り、巫女たちが神楽「悠久の舞」などを奏上する幻想的な神事が「千灯明」です。 心字池に巡らされた約1,000本のローソクに、御神火がともると、浄闇を照らす燈明の明かりが、心字池の水に映り幽玄の世界に誘います。
賀茂神社:092-864-3734
博多の初夏の風物詩となった船乗り込みは、6月に博多座で開催される歌舞伎の役者が、到着をお披露目する歌舞伎独特の伝統行事です。川岸からは花吹雪が舞い、多くの市民から威勢のいい掛け声が響きます。
2013年5月30日〜5月29日(水)、博多川にて「六月博多座大歌舞伎」出演者が登場して恒例の「船 乗り込み」が行われ、当地で襲名披露、今年は10名の出演俳優が登場し、関係者や一般応募の同船者らとともに、幟を立てた10隻の小舟に乗り込みました。
博多座:092-263-5555
冬場の漁業として昭和63年から、加布里漁港漁師まちで牡蠣養殖が始まり、年々生産量が増加し、今では7つの漁港漁師まちで生産しています。糸島漁協漁師まちでは、自慢の牡蠣街道ができるまでに発展し、秋からの牡蠣の収穫期には、各漁港の牡蠣小屋では、新鮮で大ぶりのプリプリの牡蠣を堪能することができます。連日たくさんのお客さまで賑わっています。
糸島市水産振興課:092-323-2089
玄海とらふぐは、鐘崎港ふく船団が玄界灘で漁獲した天然とらふぐです。玄界灘の荒波にもまれた天然とらふぐは身肉はきめ細かく艶やか、日本最大のふぐ市場、下関南風泊市(はえどまりし)でも最高級品の評価を得ています。市場で扱われる天然とらふぐの50%は鐘崎産です。
宗像市役所:0940-36-1121
島の岬の草原で潮風に吹かれて育つ壱岐牛の姿は、のどかな壱岐を代表する牧歌的風景です。1310年(延慶3年)に書かれた「国牛十図」で、日本一の国内牛として紹介されている、約700年の歴史と伝統のブランド牛です。今も肉牛として、黒毛和牛のブランドを誇る壱岐牛で、壱岐の島の主要な産業に発展しています。
壱岐市役所農林課:0920-44-6111