北海道沿岸に多くの客船が入港するようになり、道内外との交流活動なども盛んに推進されている。北海道の美しい自然や味覚などを堪能するため、船で訪れる観光客も年々多くなり、北海道の特性を生かした地域振興や発展を目指し、新たな観光交流空間の推進に向けた取り組みなどが進められています。そのようか中、2011年7月23日午前8時に、今年も日本最大級の客船飛鳥Uが入港しました。当日は午前8時15分より入港セレモニーが開催され、午後7時よりあばしりオホーツク夏まつりのメインイベントの一つ花火大会も開催されました。
網走市役所港湾課:0152-44-6111
今年三度目になる客船にっぽん丸がに入港しました。午後3時には出港セレモニーが行われ、にっぽん丸のデッキにはたくさんの方々が出てこられ、網走港にはにっぽん丸を見送ろうと100人以上近い市民が集まりました。乗客の方と市民の皆さんが紙テープでつながれている姿と、互いに手を振り合い感謝の気持ちを伝え合っている姿をみていると、何か込みあげてくるものがあり目頭が熱くなりました。9月3日にも、にっぽん丸が入港しました。
網走市役所港湾課:0152-44-6111
大正時代から避難港とし整備が進められ網走港は、北海道北東部オホーツク海に面し、網走川の河口部に位置する港湾です。昭和28年には網走港港湾管理者(網走市)が設立、昭和53年には重要港湾の指定を受けました。、重要港湾指定を契機に本格的な商港としての整備が進められ、現在では、北見市、網走市を核とする北網地域の産業・生活に係わる物流を支える港湾として、また、沖合、沿岸漁業の基地として重要な役割を果たしています。
網走市役所港湾課:0152-44-6111
網走港の背後地域は、農業、林業、水産業を中心とした産業が集積しているとともに、世界自然遺産に登録された知床をはじめとするオホーツク観光拠点が数多く立地しており、観光も含めた地域産業のますますの発展が期待されています。
網走市役所港湾課:0152-44-6111
流氷観光砕氷船「おーろら」の就航など冬季の流氷観光拠点としての機能も発揮しており、毎年多くの観光客が来訪しています。流氷観光砕氷船「おーろら」は、観光を目的として建造された砕氷船。砕氷船本来の目的は、氷海にて一般船舶の航路を切り開きながら、旅客や物資等を運搬する。その中で港から港を結ぶ、定期航路ではなく、遊覧(観光)を目的とした砕氷船は「おーろら」が初となります。年々増加するお客様への対応も1隻では限界になり、平成6年10月姉妹船「おーろら2」が進水翌平成7年1月完成、同年同月、現在の2隻体制で運航を開始しました。
道東観光開発(株):0152-43-6000
サンマ以外の北海道で獲れるほとんどの魚種が水揚げされる網走漁港。オホーツク海沿岸では水揚げ量も取扱金額もトップを誇っている。刺し網や底びき網と違い、はえ縄漁で獲られるキンキは傷が付かず鮮度がいいことから「釣きんき」として商標登録。豊潤な脂がのった網走沖産の「釣きんき」には、ほかの魚にはないおいしさと高級感があるのが特徴。また、藻琴湖で獲られるカキは、漁期も短く水揚げ量もわずかですが、隠れた名産品。カラフトマスは網走・斜里第一・ウトロの3漁協で全道の7〜8割を水揚げしています。
網走市役所水産漁港課:0152-44-6111
網走のシジミは漁獲量北海道一で、約7割を占めています。漁期は網走湖で5月〜10月、藻琴湖で12月〜3月と、ほぼ1年中漁獲されている絶品のシジミです。藻琴湖のシジミは「寒しじみ」として有名です。網走湖のしじみは粒が大きく、アサリかと見間違うほど大きなシジミです。23mm以下は落ちてしまう漁法で獲っているため、大粒そろいのシジミが水揚げされます。
網走漁業協同組合:0152-43-3121
西網走漁業協同組合:0152-61-3311
北海道内のシラウオ漁獲量の約98%が網走湖産で、上品で淡白な高級魚です。全国でも珍しく体長8cmほどの透明で幼魚のような姿の成魚です。春に網走湖内で生まれ育ち、秋に海で越冬して、春に網走湖に戻って産卵します。素揚げ、酢味噌和え、卵とじなどで食されています。
漁獲期は9月〜10月
西網走漁業協同組合:0152-61-3311
オホーツクサーモンとも呼ばれるカラフトマスが遡上する河川は、オホーツク海沿岸に限られ、その内の60%が網走・斜里などオホーツク東部が占めています。鮭と同じように降海、遡上しますが、鮭と異なり海洋で過ごす期間は1年半、2年毎に遡上するが遇数年と奇数年で遡上のピークが違う。また、鮭と違い、母川回帰の率は6割で他は近隣河川に遡上するそうです。
網走漁業協同組合:0152-43-3121
高級魚キンキの漁獲量・漁獲高とも道内ではダントツ一位を網走が占めている。深海魚なので水揚げされると目玉が飛び出し大きな目から地元では「メンメ」などと呼ばれています。魚に傷を付けないように新鮮な状態で捕獲するため、延縄漁法を用いますが、四隻の漁船にしか許可されていない貴重な魚です。
網走漁業協同組合:0152-43-3121
オホーツク海の網走前浜でのみ漁獲される「あぶらがに」は、地元の隠れた名品のひとつ。タラバガニに負けないおいしさと、殻の表面に艶があり油を塗ったように見えるのが特徴です。網走ではほかにもタラバガニ、イバラガニ、毛ガニ、ズワイガニも獲れるので、まさにカニの宝庫です。
網走漁業協同組合:0152-43-3121
オホーツク海の網走には、毛ガに・タラバガニ・ズワイガニ・が地元漁港に水揚げされています。毛ガに(3月〜8月)タラバガニ・ズワイガニ(3月〜12月)が時期です。
網走漁業協同組合;0152-43-3121
秋の季節一色になると海でも鮭漁や鱒漁が始まり、漁港は水揚げされる魚で大変賑わいます。東京農業大学と網走水試紋別支場が開発に協力し、網走水産加工業協同組合が製造した、手造り漁醤油「鮭太郎」「鱒次郎」は、網走自慢の魚醤です。また、イクラやホタテのミミや卵巣・精巣を使った魚醤の開発にも取り組んでいます。
網走第一水産加工業協同組合:0152-47-2088
網走産のオホーツクサーモン(カラフトマス)を白魚醤油(オホーツクサーモンと塩だけで熟成させた魚醤)に漬け込んで、揚げた「網走ザンギ」を北海道米のご飯の上に載せたどんぶりご飯です。市内の食事処で味を楽しむことができ、大変好評です。
網走市観光協会:0152-44-5849
じゃがいもの品種は全世界で2000種を超えます。澱粉の原料にと、カレーなど食用として、ポテトチップなど加工用の3種に分かれますが、網走では主に澱粉原料用として栽培されています。3月下旬に種芋を植えて約130日で澱粉となります。
JAオホーツクあばしり:0152-43-2311
直販店の特徴は、地元の漁師が手作りした商品をメインにしているとこと。秋サケの「知床寒風干し」、「ナマコ正油漬」など、魚のおいしさを知り尽くす漁師たちが手間隙かけて手作りした逸品が「俺が作ったからうまいぞ」と書かれたシールを貼られて並んでいるのが魅力です。毎年10月以降に獲れる4kg以上の雄サケで、水揚げのわずか数パーセントにしか満たない特銀サケ(シロザケ)を「ウトロの特銀」と名付けて販売に力を入れるなど、特産品のブランド化にも取り組んでいます。
ウトロ漁協直販店「ごっこや」:0152-22-5058
我が国有数の生産地と知られている紋別のホタテは、オホーツクの海で育った大粒なホタテ貝で、身は食べごたえのあるのも特徴で、4年間オホーツクの海で育った貝です。身のしまった食感と抜群の風味も評判です。3月〜11月が時期です。
紋別漁業協同組合:0158-24-2131