栗に砂糖を加えて炊き上げ茶巾絞りにした「栗きんとん」は、中津川が発祥の地です。江戸後期、舌の肥えた粋人たちをうならせる菓子を作ろうと、中津川の菓子職人たちにより出来上がった「栗きんとん」。その後、中津川宿・大井宿などの宿場を通して全国へ広まった。市内には、栗きんとんを造る和菓子屋が軒を連ね、伝統の味を守り伝えている。9月9日は栗節句と言われ、古くから栗餅・栗飯など食べて祝う日になっている。勿論、美味しい「栗」もしっかり生産しています。
中津川市役所観光課:0573-66-1111
「夏秋トマト」は、阿木地区が発祥の地と言われている。今は東美濃で広く栽培されています。「夏秋ナス」は、朝晩の温度差が激しい気候を生かし、ツヤの良い良質なナスを栽培しています。共にミネラル野菜としてのブランド化を目指しています。栽培体験ツアーなども行っています。
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中津川地域で生産されているお茶は、「恵那茶」として広く普及しています。岐阜県内では、揖斐茶・白川茶とともに知られている、安全・安心な恵那茶です。
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昭和40年代頃まで各農家が栽培し、相当量の桃が生産されていましたが、その後減少し、落合地区で昭和55年に始まった、農林地一体開発塾パイロット事業により、約10haの桃園が造成され、ブランド「落合の桃」が栽培・生産されている、郷自慢のブランド桃です。
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岐阜県では、県内で昭和20年以前から栽培されていた、特色ある野菜や果樹などを「飛騨美濃伝統野菜」と認証しています。中津川市では、4点が認証されました。「あじめこしょう」は風味ある唐辛子。「山ごぼう」は独特な風味と香り、柔らかい歯ごたえが特徴。「西方いも」は加子母の西方地区で代々作られている里いも。「瀬戸のたけのこ」は約270年前に島津藩から姫様が持参した竹が環境に合い、今も栽培され続けています。
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恵那市東野から始まったシクラメン栽培は、今ではシクラメンの種苗生産は中津川地区が日本一の生産地になっている、郷自慢の園芸産業です。
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成分無調整牛乳の発祥の地である中津川の牛乳は、その味の良さから、名古屋を中心に中京地区に広く流通し、消費者の高い支持を得ている、郷自慢の乳製品です。
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江戸と京都を結ぶ大動脈であった「中山道」は、中部山岳地帯を横断し、木曽を通っていることから「木曽路」とも「木曽街道」とも呼ばれていた。京都から江戸に向かう姫君たちほとんどが中山道を選び、市内の馬籠宿と落合宿の間にある険しい十曲峠を越えた。中津川宿から飛騨への道は「飛騨街道」と呼ばれ冬期の利用が多かった。また、長野県阿智村から岐阜県中津川市にいたる東山道は、1300年前の昔と変わらぬただずまいを存続させる「幻の古道」とも言われ、東山道最大の難所「神坂峠」を越えます。文豪「島崎藤村」のふるさと「馬籠宿」は、当時の面影が色濃く残っており、多くの観光客が訪れています。
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恵那文楽は、中津川市が誇る古典芸能として、今も大切に受け継がれています。恵那文楽の始まりは、元禄時代(1688〜1704年)に、淡路の「くぐつ師」〈人形つかい)が、巡業で美濃国を訪れ、上演した「人形浄瑠璃」を、川上地区の人たちが伝承し、多くの人々が技術の習得に情熱を傾け、「中津川宿の繰り人形」として名声を広め、江戸末期には黄金時代を迎えた。現在は毎年9月29日の恵那神社祭礼奉納で、前宮境内の直会殿にて上演される。
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明治27年に、旧加子母村の有志たちにより建てられた、芝居小屋「加子母・明治座」は、回り舞台やスッポン・両花道を備えた、劇場形式の農村舞台として活躍している。同時期に建てられた「常磐座」も、回り舞台を備えた芝居小屋で賑わう。昭和24年に建てられた「蛭子座」は、蛭川地区の郷土と歴史を象徴する劇場型木造建築で、毎年歌舞伎公演を開催しています。
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中津川には多くの伝統的な祭りがあります。数百年前からの伝統を受け継ぐ、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている「杵振祭り」や、子供たちが中心となって行う「ギオンバ」は幕末頃から続くという伝統あるお祭りです。中津川最大の夏のイベント「おいでん祭」では、300年前の絵図の発見を基に再現した踊を「風流踊り」と名づけ、現在では10以上の連が参加しお祭りを盛り上げ、全国からたくさんの方々が訪れています。
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諏訪湖畔の郷には、寛文2年(1662年)創業の「真澄」酒造蔵元があり、全国の酒蔵で使われている優良清酒酵母「協会7号」誕生の蔵として有名な酒蔵です。郷には9軒の地酒蔵元があり、自慢の地酒を醸しています。また、上諏訪の甲州街道沿い酒蔵街では、蔵元自慢の新酒ができる春と秋に、参加費2,000円で酒蔵から酒蔵を廻り歩き、自慢の地酒を楽しむ「上諏訪街道呑みあるき」が、毎年盛大に開催しています。
問合せ・申込先:0266-52-6161(宮坂醸造(株))
千枚田と呼ばれている「坂折棚田」は、今から約400年ほど前から築かれ始め、明治時代初期にはほぼ現在の様子に形成されました。東向きの斜面に作られた石積みの美しい、棚田が広がる田園風景は、日本の棚田百選に選定されています。また、岩村盆地の中に、瓦屋根と白壁の農家や土蔵が点在する農村風景は、「農村景観日本一」の称号を、京都教育大学・木村教授から頂ています。
恵那市役所農業振興課:0573-26-2111
恵那市観光協会岩村支部:0573-43-3231