国際化がより進み国民のニーズもより多様化し余暇ニーズも高まる傾向にあり、大型客船でクルーズを楽しむ国内乗船客も増え、また、海外から日本を訪れる大型客船もより増加する中、瀬戸内海沿岸にも多くのクルーズ客船が入港するようになり、県内外との文化交流活動なども盛んに推進されています。瀬戸内の美しい大自然や味覚などを堪能するため、客船で訪れる観光客も多くなり、瀬戸内地域の豊かな自然や産物などの特性を活かした地域振興や観光振興などを目指し、新たな文化交流活動の創出や広域連携観光交流空間の創出などに向けた取り組みなどが進められています。そのような中、今治港には日本最大豪華客船の飛鳥Uなどがクルーズ寄港、地域間交流や国際交流などを実施し、地域の活性化や地域振興などを目指す交流活動などが展開されています。
今治市産業部観光課:0898-36-1541
【今治桟橋〜大島(下田水港)】高速艇
協和汽船:0898-22-6825
【今治桟橋〜大三島(宗方港)〜大崎上島(木江港)】フェリー・快速船
大三島ブルーライン:0898-32-6713
【今治桟橋〜大島(友浦港)〜伯方島(木浦港)〜岩城島(岩城港)〜佐島(佐島港)〜弓削島(弓削港)〜生名島(生名港)〜因島(土生港)】快速船
芸予汽船(株):0898-32-6712
【今治桟橋〜小大下島(小大下港)〜大下島(大下港)〜岡村島(岡村港)】フェリー・旅客船
今治市関前支所岡村港務所:0897-88-2252
【波止浜港〜来島〜小島〜馬島】渡船
くるしま:0898-41-8425
今治港は、瀬戸内海のほぼ中央に位置し、日本三大潮流と伊予水軍で知られる来島海峡に接し、大正11年に四国で初めて外国との貿易が認められる開港場に指定されるなど、古くから海上交通の要衝として重要な位置を占めてきました。また、今治地域は造船やタオルなどの産業を中心とした経済圏を形成しており、今治港は地域の発展に大きな役割を果たしてきました。また、平成4年には、四国で初めて韓国との定期コンテナ航路が開設され、現在は週5便就航しています。
四国地方整備局
松山港湾空港工事事務所:089-951-0161
今治港は、平成4年に、四国で初めて韓国との定期コンテナ航路が開設され、現在は週5便就航しています。港の背後には物流機能を充実させるため、港湾関連用地と工業用地を確保。今後は西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)など、広域的な高速道路網を有効に活用した、海陸一貫複合輸送の拠点としての役割が期待されています。
四国地方整備局
松山港湾空港工事事務所:089-951-0161
今治市内には、大浜漁港(今治地区)・小部漁港(波方地区)・宮窪漁港(大島宮窪地区)・桜井漁港(今治地区)・来島漁港(今治地区)など、27地区に漁業基地を有し、地元漁業者で組織する、桜井漁業協同組合・今治漁業協同組合・大浜漁業協同組合・小部漁業協同組合・菊間町漁業協同組合・渦浦漁業協同組合・津倉漁業協同組合・宮窪町漁業協同組合・伯方町漁業協同組合・大三島漁業協同組合・関前村漁業協同組合では、来島海峡で一本釣り漁や小型機船底引き網漁・建網漁などの漁業活動をしている。市街地中心部に位置する今治漁協は、東に穏やかな燧灘と北は急潮渦巻く来島海峡の合流地点を前面に有し、水揚げ高が市内最大規模の漁協。市内北西に位置する大浜漁協は、日本三大急潮と伊予水軍で知られる来島海峡を前面に有し、古くから鯛やスズキ等高級魚の一本釣りを主体として発展してきた地域。今治市沖合いの大島北側に位置する宮窪町漁協は、前面の伯方島との間に好漁場を有する。今治市島嶼部では最大規模の漁協です。
今治市農水港湾部水産課:0898-36-1546
今治漁業協同組合:0898-23‐3333
大浜漁業協同組合:0898-23‐3737
宮窪町漁業協同組合:0897-86‐2008
来島海峡は複雑な海底の地形に加え岩礁が多く、激しい潮の流れにもまれた真鯛が多く生息し、鯛の一本釣りの漁場としても有名です。海来島海峡の潮流にもまれ育った鯛は、身が引き締まり、口の中で身がはじける味で、郷自慢のブランド魚です。瀬戸内海で随一と言われるほどの味わいを待つ地元の新鮮素材を活かした今治名物の伝統蒲鉾を造りだしています。
今治蒲鉾組合(山田蒲鉾店):0898-22-1746
室町時代から戦国時代にかけて因島をベースとして活躍した村上水軍が出陣する際、必勝祈願と士気向上のために食べたとされています。瀬戸内海の魚介類と海草をたっぷりと入れ、昆布をつかった出汁で煮込む。特に「八方の敵を喰う」という意味で、タコは必ず入れたと伝えられています。酒盛りの後、鍋に飯を入れて、雑炊で締めくくるのが水軍流せす。
今治郷土料理普及協議会(旅館米長):0898-32-0554
18世紀江戸時代に今治地方では白木綿が生産されるようになり、明治19年綿ネル製織を開始、明治27年に阿部平助氏が綿ネル機械を改良して、タオル製造が開始されるようになりました。昭和59年頃からコンピュータの導入により、生産額が急増。現在機械台数約4,000台、従業員約3,000人、年間出荷額約500億円。全国生産60%を占め、質量共に日本一を誇っています。
今治市産業振興部観光課:0898-36-1541
素焼きのほうろくの上に、五色石を敷き詰め、鯛を中心に、えび・ほご・はまぐりなどと、小さな穴をあけた卵を盛り合わせて、もう1枚ほうろくで蓋をして焼く。昔は上下に炭火を置いて焼いたが、今は天火で焼く。味付けは塩だけで、魚の大小、種類によって潮のふり加減をかえるのがコツです。
今治郷土料理普及協議会(旅館米長):0898-32-0554
今治市を中心とした瀬戸内海地方に伝わる郷土料理。紅藻に属する「いぎす草」を大豆粉と一緒に煮溶かして固めた食品。具材に海老・煮干し・にんじん・ゴボウ・枝豆・こんにゃく・ひじきなど、他の具材を組み合わせた物もある。味付けも醤油や塩味からかなり甘いものもある。醤油や酢味噌などのタレをかけて食べることもある。
今治郷土料理普及協議会(旅館米長):0898-32-0554
温暖な瀬戸内海の気候を生かした柑橘類が多く栽培されています。主力は温州みかん、新しい品種の不知火・はるみ・あまかなども栽培されています。今治平野を除き、複雑狭隘な耕地での急傾斜の果樹園がほとんど中心となっています。
また、最近はチューリップやユリの球根・切り花栽培の農家も増加してきています。
今治市産業振興部観光課:0898-36-1541
鳥生レンコンは、大正時代に地区の先駆者によって導入され、以来、今治立花地区の特産品としての歴史を誇り、四国では徳島に次ぐ、第2の生産量となっています。味が良く、日持ちのする高品質な栽培を維持するため、冬場堆肥を施用し地力の維持をはかり、高品質のレンコン栽培に力をいれています。市場からは高い評価を得ています。また新鮮さを保つため、土付きで出荷している事でも有名です。
今治市産業振興部観光課:0898-36-1541
桜井漆器の起源は、江戸時代後期、19世紀前半さかのぼります。また、瀬戸内海の交通拠点として商業活動が活発で、その中から御用米の運搬の廻船業者が発生しました。必然的に大阪商人と関わり、大阪の紀州屋敷商人の勧めで、帰りの船で漆器を仕入れて帰り、全国的に広まっていきました。また、行商先では、椀屋さんが農村に販路を広げ、秋の収穫後に支払うと言う、掛け売りができ、集金業務を中心とした店舗が設置され、月賦百貨店へと発展。これが現在のクレジット商法の祈願ともなりました。
伊予桜井漆器会館では作業工程が見学できます:0898-48-0418
四国を代表する伝統産業の一つに菊間瓦があります。約700年前の鎌倉期弘安年間でに始まったと言われています。この地方が温暖で雨が少なく瓦の乾燥に適していた事、原料の粘土や燃料の松葉にも恵まれ、輸送の船便も便利だた事からも発展しました。伝統ある技法や技術により、全国でも高い評価を得ています。
今治地域産業振興センター:0898-32-3337
日本最古の道後温泉は、3,000年の歴史と伝統を誇り、日本の温泉湯治場文化や市民の温泉保養文化などを、今に伝え続けている貴重な存在の温泉保養地です。明治27年に建築された本館は木造三層楼の建物で、国の重要文化財に指定されていますが、現在も、市民の温泉保養の場として使用されています。
道後温泉事務所:089-921-5141
瀬戸内海の大三島周辺は、きれいな海と砂浜に恵まれ、そこで育ったヒラメは肉厚で、一味違います。両目とも頭部の左側に付いているのが特徴で、春の産卵期が脂がのって美味しい旬の時期です。
大三島漁業協同組合:0897-83-0136
今治市大三島支所 :0897-82-0500
温暖な気候と肥沃な扇状地に豊かな美味しい水がそろう西条市では、愛媛みかんの産地としても有名です。一番多いのは温州みかんですが、次いで多い伊予柑は伊予の国(愛知県の旧令制国名)にちなんで付けられた名です。他に、はるか・はるみ・甘夏柑・八朔・紅まどんな・せとか・アンコール・デコポン・甘平などの種類も栽培されています。
西条市役所農林水産課:0897-56-5151