日本の渚百選に指定されている九十九里海岸の長生村エリアでは、年間通して自由に釣りが楽しめます。浜からの投げ釣りもでき、イシモチ・シロギス・ボラ等が釣れ、海水浴シーズンでも遊泳禁止区域内の釣りも楽しめます。また、鵜沼堰は、関東でもへらぶな釣りのメッカとして知られている。鵜沼堰は通年釣りが楽しめ、ヘラブナが中心ですが外にも淡水魚が釣れる。朝から日没まで釣が楽しめ、太公望を自認する方々には魅力のスポットです。また、生棲飛来する野鳥のバードウォッチングも楽しめます。
長生村役場産業課:0475-32-2111
昔は、一宮川が九十九里に注ぐ中洲を渡って海へ出るには、伝馬船「はしけ船」に頼るしかなく大変不便でしたが、戦後網元の亀吉さんが、手作業で100mに及ぶ木造の橋を、砂の川底に杭を打つ大変困難な作業で完成。この橋のおかげで、魚を運ぶ漁師たちは、自由に行き来ができるようになり、一人の男の執念が語り継がれている橋です。
特産「一松青海苔」の生産地でもある中瀬大橋は、長生村の歴史と漁業を伝え続けています。
長生村役場産業課:0475-32-2111
長生村の一松海岸は古くから青海苔の生産地です。日本でも数少ない汽水域で生産されている青海苔。天然青のりのため、生育も生産量も天候に左右され、近年は高級品となっている天然の青のりです。季節が秋から冬へかわるころ青海苔とりの準備が始まります。城之内地区の川一面に竹棒が立ち並びます。
長生村役場産業課:0475-32-2111
九十九里漁業協同組合長生事務所:0475-33-2012
長生一松産青海苔 日本でも数少ない汽水域で生産されている青海苔で、一枚ずつすきと天日乾燥で独特な青色と高い香りが楽しめます。通称一松川で紅藻類・緑藻類をネットを用いて養殖栽培し、紙のようにすいて干した食品です。香りが良いことからさまざまな料理や菓子、雑煮、せんべいなどに添えられ味を引き立たせます。特に正月料理に需要があります。
九十九里漁業協同組合長生事務所:0475-33-2012
長生村役場産業課:0475-32-2111
九十九里浜では、昔からのふっくらとした美味しい天然ハマグリが獲れています。特に、海の家や海岸通りのお店で食べる潮の香りいっぱいの焼きはまぐりは、海水浴シーズンの醍醐味です。ながらみは、7月〜8月に九十九里浜で獲れる巻貝の一種で「ダンベイキサゴ」と言い。海のエスカルゴとも言える地貝で、地元では塩ゆでが基本的な食べ方。酢の物としてキュウリやワカメと和えて美味し、かみ締めるほどに磯の香りが広がる珍味となっています。
九十九里漁業協同組合長生事務所:0475-33-2012
長生村役場産業課:0475-32-2111
沖合域を流れる黒潮と親潮の影響を受ける九十九里沖は、水温や塩分の濃さが、イワシ類の生息に適し、餌になるプランクトンも豊富に繁殖している海域で、イワシ類などの回遊魚の好漁場が形成されています。九十九里浜は、江戸時代からイワシ漁が盛んな漁村で、日本一のイワシの漁場があり、豊富な種類のイワシが漁獲され、季節の新鮮なイワシが安定して水揚げされています。背中が濃い青緑色の斑紋とお腹が銀白色の真サバ、ゴマサバは昼は深海に生息し夜間は表層に浮上する。秋サバは、脂がのって丸々と太った美味しい時期になります。
九十九里漁業協同組合長生事務所:0475-33-2012
長生村役場産業課:0475-32-2111
長生村の人々は昔、この「ズエ」という漁具を川などに沈めて小魚やドジョウを捕まえていました。非常に繊細な造りの竹細工で、現在では、伝統の漁はもちろんのこと、工芸品としても珍重されています。
長生村役場産業課:0475-32-2111
観光のイベントとして、観光地曳き網が長生村観光協会主体で行われます。沖合いに張った魚網を、参加した人々で掛け声とともに仲良く元気に引き上げられ、獲れた魚は、捕獲量次第で無料で分けてもらえます。普段、生きた魚に触れることのない子供達には、大変喜ばれています。海水浴期間中に、6回ほど(天候に左右されます)行われます。
場所:長生村一松海水浴場
長生村役場産業課:0475-32-2114
稲作や野菜栽培を中心とした長生村は、春になると緑のジュ−タンを敷きつめたような水田が広がり、四季折々の景観を楽しませてくれる農村地帯です。アイガモ農法でコシヒカリを栽培。アイガモが田んぼを泳ぎ回って雑草や害虫を食べ、牛ふん堆肥を肥料に安全安心なお米を作っている。アイガモを使った農薬の少ないコメの生産過程を市民に体験してもらおうと、南部アイガモ農法研究会では、アイガモのオーナーを募集している。
長生村役場産業課:0475-32-2111
JA長生高根支所:0475-32-2216
九十九里の温暖な海洋性気候と土壌はトマト栽培に適し、高糖度のトマト生産に取り組んでいます。ながいきトマト・長生トマトは、九十九里の温暖な気候と土壌に恵まれ、地域の特産となっている桃太郎などの完熟トマトです。地域には一大産地が形成され、身がしまって糖度が高く日保ちの良いブランドトマトは、東京近郊に多く出荷されています。現地の直売市場などでも直売されています。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
江戸時代に八代将軍吉宗の命で、千葉県でさつま芋栽培が始まり、数年かけて栽培に成功し全国に広がりました。千葉県産さつま芋は自慢の味覚です。千葉県産大根は、青首大根が主流、青首大根は甘みが強く、生でも煮物でも評判の品種。大根の首の緑色の部分は、土の上に出て日に当たった部分で甘みがある里野菜です。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
九十九里浜のミネラル豊富な砂質土壌と塩分をたっぷり含んだ潮風が、玉ねぎ栽培に適し、昔から玉ねぎ栽培が盛んな郷で。甘く肉厚で栄養価も高い若どり玉ねぎは、冬場の貴重な野菜として親しまれていた。この若どりの玉ねぎをヒントに誕生したのが「葉玉ねぎ」です。以来、長生生まれの葉を食べる玉葱は「ながいき葉玉ねぎ」と命名され、生産が始まった。一般玉ねぎは9月中旬に種をまいてから約8ヶ月間で収穫す。「葉たまねぎ」は、3月上旬〜中旬が旬。糖度はスイカ並み、春の日差しと九十九里の潮風をあびて育った「ながいき玉葱」は甘く、辛味が少ないたまねぎです。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
九十九里の温暖な海洋性気候を活かした里野菜栽培が盛んで、特産のキュウリなどが栽培されている。12月〜5月が出荷期。季節の野菜栽培が盛ん郷では、九十九里自慢の茄子などの里野菜を生産し出荷しています。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
太平洋に面し海洋性気候と砂壌土・砂土から成る、九十九里浜の特異性を生かし、露地メロン栽培が行われています。露地メロン栽培の起こりはかなり古く、明治〜大正年代といわれ、昭和24年〜45年頃から産地化が進みメロンの一大産地を形成している。現在は、スイートメロン・プリンスメロンを主に栽培し、九十九里自慢の糖度の高い露地栽培メロンを生産しています。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
千葉県は気象条件や土壌条件に恵まれた梨の栽培適地で、栽培面積・収穫量・産出額・ともに日本一を誇ります。主力品種の「幸水」は、真夏を迎える8月上旬には県内各産地が出揃い、梨が食べたくなる時期と、最も味の乗る収穫最盛期が重なることなどから、昔から千葉県の梨はおいしいと言われている。千葉県に多い火山灰土壌は、肥料を持つ力が強い上に排水性も良いことから梨の栽培に向き、樹が健康で元気に育ち。健康で元気な樹には、おいしい果実が実ります。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
九十九里の温暖な気候は、花弁栽培に適し、シクラメン・ストックなどが育てられている。栽培農家の家族と花好きパートさん達が、綺麗な花づくりに励んでいます。シクラメンは、葉っぱの数だけ花が咲くといわれ、次々と花が開き、長い期間楽しめます。産地直送などにも対応し、ユーザーの皆様から高い評価を頂いている。
JA長生高根支所:0475-32-2216
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日本の酪農は享保13年(1728年)、徳川8代将軍吉宗が当時の安房国嶺岡(現在の嶺岡乳牛研究所周辺)に、インド産の白牛3頭を輸入し放牧したのが始まりと言われており、千葉県が日本酪農発祥の地です。現在もその伝統が受け継がれ、酪農家戸数は都府県第2位(平成21年現在)、乳牛飼養頭数は第4位、生乳生産量は第2位の販売実績を誇り、全国有数の酪農県です。県内各地で飼育されている「八千代ビーフ」は、八千代牛乳ブランドを提供する、千葉北部酪農農業協同組合が生産している。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
あまがだい農産物直売所は、地域振興のため近在の農家の人々が協力して、野菜など約50種(花や苗などを含みます)を販売しています。季節によるバリエーションが豊富で、消費者が安心する良質の農産物を販売しています。野菜は無農薬、お米は有機肥料米です。毎月第4土曜日、日曜日は感謝デーで粗品がプレゼント。また、毎月第1・3日曜日、午前8時から10時くらいまで(年末年始を除く)長生村役場駐車場で朝市が開かれています。自家用に無農薬で栽培した野菜の持ち寄りを呼びかけているのが朝市の特徴です。
JA長生高根支所:0475-32-2216
長生村役場産業課:0475-32-2111
アジのたたきは、地元でとれた新鮮なアジの頭と尾などを取り除き、生姜と紫蘇(しそ)と味噌などを混ぜ合わせ包丁でたたき、それを皿に薄くのばし、食べやすいように切れ目を入れ最後に酢を入れます。海辺の方の家庭でよく作られています。6月〜10月頃のアジが一番美味しいそうです。
長生村役場産業課:0475-32-2111
長生村商工会:0475-32-0152
太巻寿司は、昔から祭りなどがあると必ず作られ、いろいろな絵柄を巻き込んだ千葉県独特な巻ずしです。地域により絵柄が異なり、花、かたつむり、松、ともえ、渦巻などさまざまな工夫を凝らしています。食べておいしく見た目にも楽しめるものが増えています。
長生村役場産業課:0475-32-2111
長生村商工会:0475-32-0152
一松神社の神占いであるお的式は、天文3年(1534年)正月4日に始まったといわれ、現在に至っています。弓を射るのは神主で、お的を15メートルくらいから射ます。第1の矢は、この年の吉凶(神の矢)、第2の矢は、早生稲の豊凶(早生の矢)、第3の矢は(中生の矢)、第4の矢は、晩生稲の豊凶(晩生の矢)。これらの神占により作柄を予想して種蒔きをします。神社の年の初めに行われる神事の一つで、現在もそれぞれの子孫が受け継いでいます。
長生村役場産業課:0475-32-2111
岩沼の獅子舞は、元和7年(1621年)初めて村祭りを催したとされ、毎年10月19日前後の土曜日、皇産霊(ムスビ)神社の祭礼に、仮舞台を作り、囃子方、舞方等によって演じられ、神前に氏子安全、五穀豊穣、悪病退散の祈願を行い、横笛、太鼓、大小つづみ、鐘、ほら貝、拍子木などの囃子連に合わせて獅子舞が奉納されます。梯子の上で舞う狐と獅子の曲芸は素人とは思えないすばらしいものです。千葉県の無形文化財に指定されている。
長生村役場産業課:0475-32-2111
鈴賀神社の祭礼に奉納される驚ばやしは、昭和52年に復活した村を代表する郷土芸能で、海岸から神社までの道を笛や太鼓に合わせた踊りとともにみこしが海へ繰り出します。驚ばやしは明治の後期、部落内若衆の健全な娯楽教養を目的とし、浜大漁、五穀豊穣を祈願し鈴賀神社の祭礼に奉納されます。
長生村役場産業課:0475-32-2111
江戸時代、九十九里沿岸では地曳網を使ったイワシ漁が盛んになり、その中で労働歌や大漁祝い歌が歌われました。「東浪見甚句」は江戸時代から伝わる民謡の一つとして大漁祝いの席で歌われ、海や漁の様子、東浪見の風景などが歌詞になっています。現在は観光地曳網として偲ぶだけです。夏になると新浜海岸で漁師気分になって、アジ、イワシ、スズキ、ヒラメ、イシモチ、たまにタイなどが網で引きあげられます。誰でも自由に無料で参加できます。とれた魚は持ち帰れます。
一宮町観光協会:0475-42-1425
白子町は九十九里浜海岸に面し、沿岸の南部はなだらかな九十九里平野で、町の中心部を南白亀川が流れ、白子海岸へ注いでいる。平安時代、白い亀が南方から白い蛇を背に渡来し、白蛇が御神体として白子神社に祀られている。川の両岸にはソメイヨシノを中心に河津桜・大島桜の3種類が植えられ、それぞれ開花の時期が違うため長期間にわたって花を楽しむことができる。河口付近は漁業者の舟だまりが形成され役割を担っている、また、河口付近は、ハゼ・ボラ・イワシ・スズキの子供のセイゴやフッコ、イシモチなど、釣りを楽しむ人々で賑わっている。
白子町役場産業課:0475-33-2111