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青森県郷自慢つるが市の名産物



つがる市の概要

つがる市は旧木造町、旧森田村、旧柏村、旧稲垣村、旧車力村が平成17年2月11日に合併して誕生しました。つがる市は青森県の西北部、津軽平野の中央部から西に位置しています。東は岩木川を境に北津軽郡中泊町、五所川原市に接し、西は日本海に面し、その海岸線は「七里長浜」と呼ばれ、北は中泊町小泊・五所川原市市浦、南は西津軽郡鰺ヶ沢町まで続き、海岸沿いは「屏風山」と呼ばれる丘陵地帯が続いています。南方には津軽の秀峰「岩木山」と世界遺産「白神山地」を望み、中心部は、岩木川により育まれた広大な津軽平野が拓け、津軽藩の新田開拓以来の一大穀倉地帯が形成されています。面積は253.85平方qで。その土地利用は、農地56.0%、宅地4.5%、山林13.7%、その他25.8%となっています。気候は、日本海の影響を受ける典型的な日本海型気候で、夏季は比較的冷涼で病害虫の発生が抑えられることから、稲作や夏秋野菜の作付けに適している地域となっています。冬季は、強い冬型の気圧配置が続くため降雪が多く、また日本海特有の強い西風の影響による地吹雪のため交通が途絶することがあるなど、住民生活に影響を及ぼしています。つがる市はその昔、一面不毛の湿地帯だったこの地を新田開拓のためにと先人たちが悪条件やさまざまな障害に立ち向かいたゆまぬ努力を注いで開拓した地です。初夏のみずみずしい緑が広がる水田風景や、秋の黄金色の稲穂が風にそよぐ壮大な田園風景は自慢の自然風景のひとつです。七里長浜に美しく続く屏風山防風林風景は、先人たちが、日本海からの強い偏西風と大砂丘から飛ぶ砂塵から新田を守るため、実に200年以上にわたって続けた植林事業の成果です。また、国の重要文化財に指定されている遮光器土偶が出土したことでも有名な亀ヶ岡遺跡をはじめ、石神遺跡、懸川遺跡などの遺跡が数多くあります。約2万8千年前の世界最大規模と言われる埋没林、日本最古のりんごの木や、樹齢約千年と推定される、日本最大の大きさと言われているヤチダモ(一本タモ)などがある歴史ある市です。

つがる市総務部総務課:0173-42-2111


200年以上の植林事業が続く 七里長浜屏風山防風林

鯵ヶ沢の川尻から十三湖近くまで延びる七里長浜は、その名の通り28km(約7里)以上ある長大な砂浜。砂浜と平行して点在するいくつかの湿原や泥炭地では、ノハナショウブやニッコウキスゲの群落が見られるなど、自然の草花の宝庫となっています。透明度の高い遠浅の海は絶好の散策のポイントとして人気があります。五所川原市十三から西津軽郡鰺ヶ沢町鳴沢に至る延長30kmの屏風山地区クロマツ林は、津軽藩4代藩主津軽信政以降今日に至るまで日本海からの風潮害を防ぐために永々と造成されてきたものである。

つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


津軽国定公園 十三湖 天然記念物の大鷲

十三湖は、青森県津軽半島北西部の岩木川の河口にある、海水と淡水が混合した汽水湖と呼ばれる湖です。周囲は30km、水深は最大でも1.5mですが、独特の荒涼たる風景に囲まれた湖です。幻の鳥といわれるオオセッカや天然記念物の大鷲など、飛来する鳥や生息している鳥が多く、バードウォッチングも楽しめます。 また、スズキ、チヌ等の好釣場でもあります。特産物の大和シジミが生息する、自然豊かな湖です。

つがる市経済部商工観光課:0173-42-2111


つがる市の漁港/漁業 車力漁港・木造漁港/車力漁業協同組合

市内の七里長浜には車力漁港/木造漁が点在し、車力漁業協同組合の漁業基地の役割を果し、つがる市の漁業/地域産業や市民の食文化などを支えています。車力漁業協同組合では組合員約290名が、十三湖での大和シジミ漁を中心に水揚げしております。また、沿岸漁業で刺網漁や定置網漁などを主体に行い、季節に回遊してくる旬の魚介類を漁獲し、水揚げされた魚介類は地域の食生活を支えています。

つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111
車力漁業協同組合:0173-56-2679


つがる市の名産物 十三湖産 大和シジミ

十三湖産の大和シジミは、岩木山を源流とする清流と津軽のミネラル豊富な海水が混合した汽水湖で育ちます。シジミは昔から薬効の高い食材として重宝され。 肝臓をアルコールから守り、貧血の予防に良く、ビタミンB12や鉄は、レバーにも匹敵する、などと言われています。 十三湖産大和シジミは、これらの成分が非常に多く含まれ、中でも産卵に備え身の太る夏は特に滋養が高く、「土用シジミ」と言われています。色や艶や味、食感だけでなく、成分的にも十三湖産大和シジミは優秀な食材であり、皆さんに喜んでいただいている人気の秘密です。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 スルメイカ/ヤリイカ

スルメイカが回遊して南から徐々に北上し、夏場から七里長浜海に漁火がゆれ、津軽の浜はイカ漁で活気づきます。1〜3月に行われるヤリイカ漁は、底建網漁で水揚げしています。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 ヒラメ

ヒラメは通常は深さ100〜200mの海底に生息し、春から夏にかけて沿岸の荒磯や岩礁域に寄り産卵する魚で、通年漁獲されます。青森県は、その漁獲量において平成7年から4年連続で日本一となり、青森県の魚にも指定されています。秋から冬が旬で、特に冬の鮃は「寒鮃」と呼ばれ美味とされ、定置網、刺網、底建曳網などで漁獲します。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 カレイ

青森県においては多くの種類のかれいが漁獲されますが、その代表的なものがマガレイとクロガシラです。地域によってはマガレイをアカガシラと、クロガシラをマコガレイと呼ぶところもあります。カレイ類は1年を通して見られますが、数量的には冬から春にかけて多く漁獲されます。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 真鯛

真鯛は日本海域に多く生息し、定置網や底建網などで漁獲されている。水深200m以浅の岩礁域や周辺の砂泥底に生息するタイ科の魚で、季節的な深浅移動を行います。青森県の沿岸では、春から夏にかけて浅場に寄ることから、その頃が一番の漁期となりますが、12月にも多く漁獲されます。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 ブリ/寒ブリ

ブリは、 夏から冬にかけて漁獲される回遊性のアジ科の魚で、特に冬場のものが「寒ブリ」と称され、美味とされます。成長するにつれ呼び名が変わる出世魚で、青森県では、ショッコ→イナダ→フクラゲ→ワラサ→ブリと変化します。「初ブリ」や「寒ブリ」という言葉もあり、寒の内が一番うまいとされています。定置網・刺網・一本釣などで漁獲します。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 真鱈

マダラは移動性の少いタラ科の魚で、水深150〜200mの大陸棚又はその斜面の底部に生息し、産卵場への回帰性が強いとされ。12月〜2月にかけて、産卵のため沿岸に寄ってきます。近年は漁獲量が激減し価格が高騰しています。旬は冬(12月〜2月)で、定置網・刺網などで漁獲します。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 カワハギ

カワハギは、東シナ海や北海道以南の日本各地の水深100m以浅の砂底・岩礁域などに生息しており、口はチョコンとしていますが顎が強く、ゴカイ・甲殻類・貝類などを捕食します。また、「本カワ」とも呼ばれ、カワハギ科の中で美味しいといわれます。白身は淡白でクセがなく、歯ごたえがあるため、フグの肉質に似ています。肝は濃厚で、秋から冬にかけて肝が大きくなります。これからの季節に、刺身・薄造り・塩焼き・揚げ物・鍋物などで楽しください。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 クロソエ

クロソイは春から夏は沿岸の浅場に、秋から冬が沖合いの深場と季節によって移動します。1才で20〜25cm、3才で30〜40cm、大きなものは50cmにもなり、1年通して見られますが、冬から春多く漁獲され、刺身・焼き物・煮魚などで食べられています。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 アジ/サバ

アジは温暖性の沿岸を回遊して、水深50〜100mの海の表層を浮遊し、海藻の茂っている辺りにすんでいます。一般に産卵期は4〜7月。卵は球形で直径1mmぐらいで、20℃前後で約40時間で孵化します。一年を通じて出回っていますが、最も美味になるのが産卵前の初夏から夏にかけてです。サバはマサバとゴマサバの2種類で、沿岸各地に生息し、季節的な南北回遊を行い、昼間は水深70〜150m層に多く、夜間は表層に浮上します。秋サバは丸々と太って脂も乗り、最高の旬と言われます。

車力漁業協同組合:0173-56-2679
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の農業を担う
つがるにしきた農業協同組合/ごしょつがる農業協同組合

農業協同組合管内では、安全で安心な農産物を消費者の皆様に提供する事が使命であり、JAの生産基準を基本とし農産物の生産に取り組んでいます。また、農薬についても使用基準を遵守し、作業日誌を記録しておくことでいつでも開示できる仕組みを構築しております。

つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111
JAつがるにしきたつがる統括支店:0173-46-2215
JAごしょつがる木造支店:0173-42-9115


つがる市の水稲栽培 「つがるロマン」ブランド米生産

つがる市の豊かな大地は、おいしいお米作りに適しています。日照時間の長さがお米を丈夫に、豊富できれいな水がお米をおいしく育てます。夏は涼しく病害虫が少ないので、農薬散布も少なくてすみます。自然の恵みと、農家のきめ細かい愛情に育まれた"つがる米"。主力品種「つがるロマン」はコシヒカリの孫にあたる品種で、食味、品質に優れています。

つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111
JAつがるにしきたつがる統括支店:0173-46-2215
JAごしょつがる木造支店:0173-42-9115


つがる市の名産物 りんご

青森県は全国の約50%のリンゴを生産しているリンゴ王国です。つがる市産リンゴは、市の南部の丘陵地で栽培されています。その中に樹齢130年にもなる日本最古のリンゴの樹があり、多い年では7000個ものリンゴが実ります。本来リンゴの樹の寿命は、わい化栽培で15〜20年、普通樹で40〜50年と言われており、つがる市は樹が育ちやすい最適な土地柄です。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
JAごしょつがる木造支店:0173-42-9115
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


日本最古のりんごの樹

平成23年で樹齢133年を迎えたこのりんごの木は、1960年(昭和35年)に青森県指定天然記念物文化財に指定されました。1878年(明治11年)、古坂乙吉氏が、本県りんごの先覚者である弘前市藏主町・菊池三郎氏から譲り受けて植栽したもので、当時20アール程栽培していたうちの3本が現在に残ったものです。樹高6.8m、幹周3.4mあり、現在もりんごは60箱ほど収穫しています。収穫したりんごは「長寿りんご」として、当市の老人福祉施設に毎年寄贈されています。「寿」の文字が入ったりんごは金婚式等に使われたり、体が弱い両親に食べさせたい、入院中の子どもを元気づけたい、といった理由で、買い求める観光客もあり、人気を集めています。

つがる市経済部商工観光課:0173-42-2111


つがる市の名産物 スイカ 屏風山地域のスイカ

青森県のスイカは砂丘地帯が主産地で、屏風山地域を中心とする日本海側の一帯で県内の8割以上が生産されています。出荷先は東海地域・近畿地域向けが多く、出荷時期は8月が中心です。県内では縞王系、縞無双系、祭りばやし系、姫甘泉、ひとりじめ系、紅まくらなどのスイカが生産されています。その中でも多く生産されている縞王系は、果肉の発育が良く、肉質がきめ細かくしまっており、日持ちも優れています。

JAごしょつがる木造支店:0173-42-9114
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


つがる市の名産物 メロン 日本有数のメロン産地

つがる市の露地メロンは、雨除けトンネルで栽培され、ネット系メロンを中心に白皮品種、黄皮系品種を組み合わせてバランスのとれた栽培を行っています。出荷先は東海地域・近畿地域向けが多く、出荷時期は8月がピークです。主力である「タカミ」は、果肉が緑色で、肉質はしっかりとしていて日持ちが良く、糖度は16度と極めて高いという点で優れています。

JAごしょつがる木造支店:0173-42-9114
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


つがる市の名産物 トマト

つがる市産トマトは、県内市町村別出荷量第2位で、特に東京都卸売市場へ多く出荷されています。昼夜の気温差が大きいつがる市で生産されるトマトは、色が鮮やかで味が良く、保存の良さにも定評があります。栽培されている品種の多くは、果肉が崩れにくい完熟系の「桃太郎8」が中心です。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


つがる市の名産物 ネギ

つがる市での生産は、土寄せをして軟白化させた根深ねぎが主体です。夏ねぎ(7〜9月)は、主に関東・東海地域へ出荷されます。つがる市では屏風山での露地栽培が主流で、品種は「元蔵」等を栽培しており、耐病性・耐寒性に強く、軟白部及び衿の締まりが良い品種です。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


つがる市の名産物 ナガイモ 屏風山の砂丘ナガイモ

つがる市産ナガイモは、雪のように真っ白で粘りが強くアクがないのが特徴です。砂地特有の土壌が育んだ屏風山地帯のナガイモは、水分をたっぷり含んだみずみずしさと、シャリシャリした食感に定評があります。タンパク質、ミネラル、ビタミンが豊富で、栄養価の高い滋養強壮野菜です。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


つがる市の名産物 ごぼう

屏風山周辺に広がる砂丘地帯の畑で育ったつがる市産ゴボウは、サクサクした歯ごたえが特徴です。つがる市産ゴボウの主力品種は長根種の「GQ柳川理想」。尻部まで肉付きが良く、ひげ根が少ないのが特徴です。冷涼を好むゴボウにとって、つがる市の気候は最適条件です。繊維質が豊富なゴボウは、健康野菜として注目され消費量が伸びています。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部地域ブランド対策室:0173-42-2111


つがる市の名産物 ブロッコリー

転作作物として始まった作物だが、こちらの気候が合っているのか緑色がとても鮮やか。氷詰めの配送は市場の高い評価を受けている。栄養素はビタミンCとベーターカロチンを多く含み、ガン予防、疲労回復、貧血予防などに効果があるといわれています。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 にんじん

青森にんじんの生産量は全国第4位。品種は「向陽2号」が多く、やわらかく甘みがあり、保存の良さにも定評があります。にんじんに大量に含まれるカロテンは抗酸化作用があり、活性酵素の働きを抑えると言われています。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含んでいます。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 だいこん

青森産だいこんの生産量は全国第3位です。全国の生産は秋冬だいこんが中心ですが、本県では、涼しい気候を利用した夏場のだいこんの生産が盛んです。だいこんの根の部分は、消化酵素のジアスターゼやビタミンC、食物繊維などが豊富に含まれ、葉には、カロテンやカルシウム、食物繊維が含まれていると言われています。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


つがる市の名産物 にんにく

青森にんにくは日本の7割の生産量を占め、全国でも一位。「ホワイト六片」と呼ばれ、外国産に比べ、一粒が大きく実もよくしまって純白色をしています。

JAつがるにしきた営農センター:0173-26-7235
つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


大豆産地形成目指す 森田大豆生産組合

旧森田村では、農協水稲部会で転作大豆生産に平成10年より取り組み、平成12年からの水田農業経営確立対策に向けた大豆作付面積拡大への対応から、水稲部会より独立し「産地として顔の見える売れる大豆づくり」を目指して、平成12年4月に「森田大豆生産組合」を設立した。「安全・安心な森田の大豆産地形成」を進める森田大豆生産組合では、整備された基盤を活かし、転作作物として旧森田村の大豆生産の全てを担い、減農薬・減化学肥料栽培と生産性・品質向上に取り組み、“顔の見える”“売れる”大豆づくりの実践と規模拡大に努めている。「機械・施設の一括管理と担い手の育成」を目指し、大豆生産で使用するコンバイン、乾燥機等の機械・施設はすべて組合で所有し一括管理するとともに、地域の若手農業者等をオペレーターとして雇用し、担い手や農業後継者の育成に取り組んでいる。「環境保全型農業への貢献」を目指し、大豆の高品質生産に取り組む一方で、副産物の屑大豆を水稲栽培における有機質肥料として提供するほか、水田への稲ワラすき込み作業に取り組むなど、地域の環境保全型農業に貢献している。

森田大豆生産組合:0173-26-3602


つがる市の伝統工芸品 津軽裂織

津軽では裂織を「サクリ」といい、江戸中期以降、津軽の海岸線地域では日本海交易の北前船により古手木綿が普及し、布を裂いて織るサクリが漁師濃民の仕事着や日常着として作られました。サクリはその用途から薄く柔らかく仕上がるように工夫された技法で織られ、真新しいサクリは晴れ着として男たちや女たちを飾り、雪国の寒さから人々 を守ってきました。現在では、絹布をブナやなら、栗などで染め横糸にしたコート、綴れ織り・綾織りなどの技法を使ったバック、青森の四季を実現したサクリカードなど様々に応用され、裂かれた布のささくれた風合いが独特の手ざわりを生み、時を経た深みのある色合いとともにサクリの魅力となっています。

つがる市経済部商工観光課:0173-42-2111


つがる市の伝統工芸品 伝統のわら工芸品

昔から、刈り取った後の稲わらは、わらぞうりや米俵など色々なものに姿を変えて我々の生活に役立ってきました。今は工芸品として各地で作られています。つがる市稲垣のシルバー創造センター寿幸会では、近隣地区の年配者10名程で昭和61年から、わら工芸品の製作と販売を続けています。(写真は、わらぞうりを製作中の様子です)注文を受けてからの製作・販売です。わらぞうりは、市内の道の駅で販売している。事前に予約すれば、わらぞうり作りの体験製作も可能です。
時間:9:00〜14:30 体験人数:5〜15人 料金:1人500円

つがる市創造センター寿幸会:0172-46-2281


つがる市の伝統祭り 馬市まつり

かつて、つがる市木造地区では1903(明治36)年から馬の競市が始まり、東北三大馬市に数えられる「馬市」が開催され大変賑わっていました。しかし、農作業の機械化により農耕馬の競市が衰退していきました。そこで、1975(昭和50)年から、新田開発に尽くし亡くなった馬の霊を慰めるとともに、地域活性化を図ろうと「馬市まつり」を開催するようになりました。馬市まつり」は8月下旬に3日間行われるつがる市最大のまつりです。まつり最終日の昼に市民が製作した迫力ある「馬ねぶた」の運行と、仮装や流し踊り等の団体が練り歩くパレードが行われ観衆を楽しませます。夜には「新田火まつり」が行われ、「馬ねぶた」に点火し、農耕馬の霊を弔います。また、花火の打ち上げもあり夏の夜空を彩ります。

つがる市馬市まつり実行委員会事務局
つがる市経済部商工観光課内:0173-42-2111


つがる市の伝統祭り つがる市ねぶた祭り

青森県内各地で行われるねぶた祭りの中で、7月26〜28日に県内の先陣を切って開催されるのがつがる市ネブタまつりです。市民手作りの個性豊かなネブタが出陣し、威勢のいい「喧嘩太鼓」で町内を練り歩き、つがるの夏を彩ります。

つがる市ネブタまつり実行委員会
つがる市商工会内:0173-42-2449


つがる市の伝統芸能 つがる市登山囃子

毎年、旧暦の8月1日に行われる津軽地方最大の秋祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事の「お山参詣」のお囃子です。五穀豊穣と家内安全を祈願し、津軽各地より白装束に身をかためた人々が集まり、「サイギサイギ」というお題目を唱えながら、霊峰岩木山を登ります。山頂でのご来光を拝し、下山する時に演奏されるのが下山囃子です。

つがる市登山囃子保存会
代表 花田 了


つがる市の伝統芸能 弥三郎節

津軽地方に伝わる嫁いびりの内容をもった数え唄形式の民謡で、文化5年(1808)、旧森田村の下相野の百姓弥三郎の所に隣村大開の百姓万九郎の娘が嫁にきましたが、弥三郎の親の嫁いびりに耐え切れず、ついに離縁することになり、その別れの時、思い余って外に放り出された長持に腰をかけて、嫁が恨みをこめて歌ったのが、この弥三郎節の由来と言われています。

弥三郎節保存会
代表 盛 俊子


つがる市の伝統芸能 ホーハイ節

高い裏声を張り上げて唄う旧森田村の盆踊り唄で、日本民謡としては、きわめて特異な発声法を用いており、津軽民謡の中でも異色で、日本のヨーデルともいわれております。由来は、今から430年位前の天正年間、津軽藩の祖津軽為信が、油川城を攻撃した時、落城が叶わず兵士たちの落胆ぶりは相当なものでした。 険しい津軽坂(今の鶴ヶ坂)を越えて津軽藩に帰ることなど到底できそうもなかったそうで、そんな兵士たちの士気を鼓舞するために、為信公が峠の「お茶屋」で即席に唄ったのが、この唄の始まりと伝えられています。

ホーハイ節保存会
代表 七戸 誠子


つがる市の伝統芸能 木造甚句

この唄は、名君と称される四代藩主・津軽信政公が新田開発の拠点として設けた代官所や御仮屋において、20日盆の時に、松の木の下に陣取った殿様の前で唄い踊って見せたのが、この唄の始まりと言われております。その昔、物不足の時代は、特別な良い着物がなく、「ボド」という普段着で踊ったそうで、当時をそのまま再現して「ボド」を着て踊る人があります。

木造甚句保存会
代表 山本 英子


つがる市の伝統芸能 出野里獅子踊

出野里獅子踊りは、320年以上の歴史があり、1680年代に新田開発のため出野里地区にやってきた武士たちが、家内安全と五穀豊穣を願うために、出野里地区の人々に伝えたのが始まりとされております。『出野里獅子踊』は、鹿獅子系であり、三体の獅子(雄獅子・雌獅子・中獅子)が、道化役の『可笑』コによって導かれながら踊りが進行していきます。毎年7月15日に開催される出野里地区の宵宮では、出野里神明宮に踊りを奉納しています。

出野里獅子踊保存会
代表 片山 春樹


つがる市の伝統芸能 三方荒神鹿島獅子

今より200年以上も前に、鹿島神社がお授けになり、鹿島様の前でお神楽を行ったというのが始まりと言われております。鹿と案内する猿が奥山から降りてきて、川に橋を架けて渡り、森に上がって、お宮に参拝して、神社の庭でお神楽を行うという構成になっています。

三方荒神鹿島獅子保存会
お問い合せ先 育成小学校:0173-42-2529


つがる市史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡

青森県西部、津軽半島岩木川左岸の標高7〜18m程度の丘陵(亀山地区)と、これを挟み込むように位置する標高3〜4m程度の北側と南側の低湿地(近江野沢地区・沢根地区)にまたがって所在している縄文時代晩期(紀元前1,000年〜紀元前300年頃)の低湿地を伴う集落遺跡です。台地上の亀山地区では、マウンドや供献品・副葬品をもつ土坑墓による墓域が発見され、低湿地からは、完形品を含む多数の造形的に優れた土器、土偶、植物製品、ヒスイ製の玉類などが出土しています。出土した土器や土偶に代表される縄文時代晩期の優れた物質文化は「亀ヶ岡文化」と呼ばれ、その名称の由来となった遺跡です。

つがる市教育委員会社会教育文化課:0173-49-1194


つがる市木造亀ヶ岡考古資料室

つがる市縄文館は遮光器土偶の出土で知られる亀ヶ岡遺跡の展示館。木造亀ヶ岡考古資料室は亀ヶ岡遺跡や田小屋野貝塚から出土した土器や石器などを始め、様々な考古資料を展示している施設。中には漆器やガラス球などの細工物もあり、その技術の高さに驚かされます。

つがる市木造亀ヶ岡考古資料室
TEL:0173-45-3450  FAX:0173-45-3450
http://www.city.tsugaru.aomori.jp/sisetu/00032.html
開館時間:午前9時〜午後4時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料
【一般】200円(100円)【高校・大学生】100円(50円)【小・中学生】50円(20円)
※()内は、団体(15名以上)の場合の1人につきの料金


津軽国定公園 ベンセ湿原 日本自然100選指定

青森県の西北部に位置するつがる市には広大な丘陵地帯があり、大小の湖沼群が無数に点在しています。その中で平滝沼、大滝沼、ベンセ沼に囲まれた湿原が「ベンセ湿原」です。標高約20m、面積約23haのベンセ湿原は、津軽国定公園を代表する湿原のひとつです。苔が幾層も重なってできる低層及び中間層からなるベンセ湿原は、6月中旬頃からニッコウキスゲの群落が一面を鮮やかな黄色に染め上げ、7月上旬にはノハナショウブの群落で紫色に彩どられます。その見事な景観から、1983年(昭和58年)、日本自然100選に指定されています。

つがる市経済部商工観光課:0173-42-2111


天皇山 我が国最初の防砂林事業

のどかな田園風景の中に佇む天皇山は標高56.7m。「東日流平郡史」には、壇ノ浦での源平合戦に敗れた安徳天皇が安東水軍に守られてこの地に逃れ、この地にお宮を造ったという伝説が記されています。山頂には稲荷神社拝殿があり、地域のお年寄りの憩いの場になっています。また、天皇山を含む屏風山一帯に広がる防砂林は、木で砂を防ぐ我が国最初の防砂林事業だった。

つがる市経済部商工観光課:0173-42-2111


ヤチダモ 推定樹齢約1000年の古木

かつてこの地域一帯は大きな湿地帯だったが、江戸時代に入り元和年間(1615〜24)の頃から開拓が始まり、藩政時代を通じて、木造町などとともに新田開発が行われた。津軽藩二代目藩主信枚は、この地の開発に当たり、この荒野の中に巍然として聳えていた「一本タモ」を格好の目印とした。また道路が整備されていなかった時代には、村人たちの目印ともなり、地域の人々の信仰を集めてきた。

つがる市教育委員会社会教育文化課:0173-49-1194


津軽の郷土菓子 うんぺい

うんぺい(雲平)は、津軽地域では、お正月・結婚式などの慶事には欠かせない、津軽地方の祝い菓子の定番です。餅粉と砂糖を煉りこんで巻く仕事はまさに職人技、巻き上がりは鮮やかな彩りに仕上げます。他にも、鯛や海老の形にかたどったうんぺいの口取、あずきやゴマ、嶽きみを煉りこんだうんぺいは、県外からの御客様にも人気で、ほのかな甘さにお餅のようでありながらシャリっとした独特の食感は日本茶に良く合うと評判です。

つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


津軽の郷土料理 けの汁

けの汁は津軽の郷土料理の代表格。大根、にんじん、ごぼう、わらびなどを細かく刻んだみそ味(又はしょうゆ味)の汁物で、大鍋にたくさん作り、何日も温め直して食べます。1月15日の小正月は「女正月」とも言われ、嫁が実家に戻りゆっくり骨休めのできる日。その間、家族が食べるものに困らないように大鍋いっぱいに「けの汁」をつくり、里帰りしたそうです。

つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


津軽の郷土料理 じゃっぱ汁

じゃっぱ汁は津軽の正月料理には欠かせない料理です。鱈を「じゃっぱ(アラ)」ごと使い、大根やにんじんといっしょに煮た栄養たっぷりの郷土料理です。鱈の産地である東北はマダラ料理が多け、中でもマダラのみそ仕立てで煮る料理は何処にもあり、秋田では「どんがら汁」、青森では「じゃっぱ汁」と呼ばれています。

つがる市経済部農林水産課:0173-42-2111


道の駅もりたアーストップ

各販売コーナーには、つがる市ならではの物産や新鮮な農産物、津軽各地の郷土品や手作り工芸品など魅力いっぱいの品々を豊富に揃えています。ボリュームたっぷりで、種類が豊富のメニューの〈レストラン野のこ〉、日本酒は青森県の酒造の商品のみ取り扱いで、多種多様の焼酎がある酒屋〈弥三郎〉野菜や果物、アップルパイやクッキー等は全て地元のおかみさんの手作りでいっぱいの〈おらほのめへ〉津軽では有名なパン屋さんで、店内には手作りパンが並んでいます。飲食スペースもあり、ゆっくりできる〈TATSUYA〉があります。春から秋にかけて、野菜・果物の店頭販売も行っており、地方発送も承ります。

道の駅もりたアーストップ:0173-26-4488


地産品のオリジナル商品が目白押し 物産館

旧森田町では有名な、お菓子の工藤の『カメコ柿』は他店には売ってないので、人気商品です。他には、つがる市特産品やつがる市木造の女性部が作った『黒大豆・玄米粉』を使ったオリジナルソフトクリーム「若返りソフト」、つがる市のメロン果汁入りの「メロンソフト」もあります。ミックスも可能ですので、是非食べてみてください。
営業時間 9:00〜18:00
定休日 年中無休/正月元旦のみ休業

道の駅もりたアーストップ:0173-26-4488


旧増田邸 つがる市有形文化財

明治中期に建てられ、地元で一番の地主の建物<旧増田邸>を移築しました。旧増田邸は明治中期に建てられ、地元で一番の地主であり、地元の盟主や地主の建物を移築し、文化財として開放した有形文化財であります。平成22年4月から、「そば処 案山子」としてオープンしました。
営業時間11:00〜18:00

そば処 案山子:0173-26-4225


むらおこし拠点館「フラット」

情報案内コーナー
歴史文化や観光情報が満載。ボタン一つで展望台の場所も電光で表示。
物産品直売コーナー
地元の人が丹誠込めて作りあげた四季折々の特産品がずらりと並んでいます。きっとお気に入りの品が発見できますよ。
食材供給コーナー
特産「メロン」の果肉入りソフトクリームやたっぷりの長芋が入った「とろろそば」が大人気。
制作体験室
子供からお年寄りまで誰でも気軽に、世界で一つのあなただけのガラス製品ができます。
・定休日:月曜日(祭日の場合は翌日定休日)
・開閉時間:9:00〜18:00(冬季9:00〜17:00)
・駐車台数:25台 ・トイレ数:2

むらおこし拠点館「フラット」:0173-69-5215


つがる市農産物直売所

平成25年7月5日に売場面積を2倍に拡大して、リニューアルオープンしたこの施設は、直売所の他に魚屋、お菓子屋、食堂がテナントとして入っているうえに、ホールには、椅子やテーブルが設置されており、思わず長居してしまいそうな雰囲気です。この直売所では、朝採りされた新鮮なキュウリやキャベツ、トマトなどの地元野菜をはじめ、リンゴやスイカなどの果実等が約190名の生産者から直接納入されており、7月〜8月の最盛期になると、80種類以上もの野菜や果物が所狭しと並べられます。

つがる市農産物直売所:0173-25-2865


街の駅あるびょん

街の駅あるびょんは、青森県つがる市にオープンした中心市街地活性化施設です。コンセプトは「福祉で街づくり」と「農商工連携による市街地活性化」。地元の生産者さんが真心をこめて作った野菜、果物、加工食品、手作り雑貨などを販売する産直スペース、 どなたでもご利用いただける無料休憩スペース、地元の食材を活かした食堂などを備えています。

街の駅あるびょん:0173-42-8333


七里長浜港
大型豪華クルーズ客船「ふじ丸(23,340トン)」が初寄港

1998年9月14〜15日に、「七里長浜港供用開始1周年記念クルーズ」による、大型豪華クルーズ客船「ふじ丸(23,340トン)」が、七里長浜港に初寄港しました。「1周年記念クルーズ」は、9月14〜15日の1泊2日の行程で、豪華客船「ふじ丸」による「日本海・津軽海峡体験クルーズ」を実施することで入港しました。入港当日は晴天に恵まれ、心地好い潮風とともに朝日が差し込む9月14日午前8時35分。出迎え関係者らの高ぶる緊張の中、七里長浜港沖に、純白で巨大な船体が姿を見せ、多くの旅人らの夢を乗せ、世界の航海を続けている「ふじ丸」が着岸しました。

国土交通省 東北地方整備局
青森港湾事務所:017-775-1394(代表)


津軽国定公園 十三湖 天然記念物の大鷲

十三湖は、青森県津軽半島北西部の岩木川の河口にある、海水と淡水が混合した、汽水湖と呼ばれる湖で、周囲は30km、水深は最大でも1.5mですが、独特の荒涼たる風景に囲まれた湖です。幻の鳥といわれるオオセッカや天然記念物の大鷲などの姿が観察できるほか、スズキ、チヌ等の好釣場でもあります。特産物の大和シジミが生息する自然豊かな湖です。

五所川原市観光物産課:0173-35-2562