むつ市は津軽海峡・陸奥湾・平舘海峡の海に面している漁村風景の郷です。大畑・関根地区の津軽海峡域では、主にイカ釣り漁業・定置網漁業・底建網漁業が盛んな郷です。田名辺・むつ・川内地区では、主に刺網漁業・養殖漁業・小型機船底引き網漁業が盛んな郷です。脇野沢地区の平舘海峡域では、定置網・底建網漁業が営まれています。津軽海峡側に4漁港、陸奥湾・平舘海峡側に10漁港があり、イカ釣り漁業やホタテ養殖漁業・沿岸漁業が発展している漁師まちです。
むつ市役所農林水産課:0175-22-1111
太平洋津軽海峡海域は、木野部漁港・大畑漁港・正津川漁港・関根漁港があり、海洋プランクトンやミネラル豊富な好漁場にも恵まれいる漁村風景の漁師まちです。地元の漁協では、主にイカ釣り漁・定置網漁・底建網漁で、スルメイカ・サケ・ブリ類・ヒラメ・ウニ・アワビ・昆布などが、地元漁港に水揚げされています。
むつ市役所農林水産課:0175-22-1111
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
イカ釣り漁で漁獲されたイカは、大畑漁港・関根漁港に主に水揚げされています。ヤリイカは11月〜3月が時期で、スルメイカは7月〜12月が時期です。1月〜3月がイカ釣り漁の最盛期です。地元の郷土料理に、「いか飯」や「いか寿司」などがあり、いか寿司は胴体の中にベソや生姜、キャベツ、人参などの野菜などを詰めて酢漬けにしています。
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
ブランド「大畑の海峡サーモン」は、淡水魚で知られるニジマスを津軽海峡の外海で養殖したものです。特徴は成熟時の成長停滞が比較的少なく、大型に成長することと、産卵時の卵数が多い事です。一般的にニジマスが体色が虹色があるのに対し、大畑海峡サーモンは全体に銀色の魚です。地元では、毎年6月第3日曜日に「海峡サーモン祭り」が開催され、大盛況の漁港祭りに発展しています。
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
成長するにつれて名前が変わる魚ですが、むつでは、ショッコラ→イナダ→フクラゲ→ワラサ→ブリと変化し出世魚と言われています。温暖性の回遊魚で、春夏は北上し、秋冬は南下します。南下を始める「寒ブリ」が美味しいとされています。
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
青森県は、ヒラメの漁獲量日本一の記録を、平成7年から4年連続達成している産地です。ヒラメは通常100〜200mの海底に生息し、春から夏にかけて沿岸の浅瀬に来て産卵をします。通年漁獲されている魚で、むつ産の天然ヒラメは評判の高い地魚です。
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
特産のウニやアワビは、プランクトンやミネラルが豊富な海の豊かに海藻が茂る沿岸海岸の好漁場に生息し、栄養豊富な昆布などの海藻を食べて成長します。獲れたての新鮮なウニをふんだんに使った、漁師まち自慢のウニ丼などが、春から初夏にかけて、都会では考えられないお値段で堪能頂けます。
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
特産の昆布は、肉厚でダシが良く出る真昆布で自慢の水産物です。8月になると本土最北の地も日差しの強い晴天が続き、下北半島の漁師まちは昆布漁で賑わいます。早朝4時頃から沖に出漁し、7時すぎには浜に戻り、水揚げした昆布を大急ぎで海岸で天日干します。昆布の天日干しは一家総出の大仕事で、漁村風景の風物詩になっています。
大畑町漁業協同組合:0175-34-4111
関根浜漁業協同組合:0175-25-2121
大畑地区は、古くからイカ一本釣り漁を主とするイカの町として有名で、地元に水揚げされた新鮮なスルメイカを使用し、豊富なイカ加工製品を産出する漁師まちとしても良く知られています。
むつ市役所農林水産課:0175-22-1111
大畑町商工会:0175-34-3500
陸奥湾海域は、大湊港・浜奥内漁港・角違漁港・戸沢漁港・田野沢漁港・川内港・桧川漁港・宿部漁港・蛎崎漁港・小沢漁港・脇野沢漁港があり、豊な森から栄養豊富なプランクトンと海洋プランクトンやミネラル豊富な陸奥湾の好漁場に恵まれいる漁村風景の郷です。地元の漁協では、主に刺網漁・養殖漁業・小型機船底曳き網漁が営まれ、ホタテ貝・ナマコ・ツブ貝・赤貝・カレイなどが水揚げされています。
むつ市役所農林水産課:0175-22-1111
田名部漁業協同組合:0175-22-2923
むつ市漁業協同組合:0175-24-1261
川内町漁業協同組合:0175-42-3210
脇野沢村漁業協同組合:0175-44-2211
陸奥湾のホタテ貝は、田名部漁協・むつ市漁協・川内町漁協・脇野沢村漁協で、1年中漁獲されています。恵まれた自然環境の陸奥湾で新鮮なホタテ貝が漁獲され、お刺身・煮物・焼き物、和洋中と幅ひろい食材として利用されています。
田名部漁業協同組合:0175-22-2923
むつ市漁業協同組合:0175-24-1261
カレイの仲間は日本近海には80種類位生息しているといわれています。むつではその中でも代表的なマガレイ・マコガレイが漁獲されます。砂泥質の海底に定着性している事が多い魚で、春から冬に定置網・刺網・底曳き網まどで漁獲されます。刺身・煮魚・煮魚に美味しい高級魚です。
田名部漁業協同組合:0175-22-2923
むつ市漁業協同組合:0175-24-1261
むつ市漁協・川内町漁協では、陸奥湾産ナマコを漁獲し水揚げしています。川内町漁協では、ツブ貝を春から夏に水揚げしています。ナマコ・ツブ貝の漁獲金額は青森県内で1位を占めています。
むつ市漁業協同組合:0175-24-1261
川内町漁業協同組合:0175-42-3210
貝柱を乾燥させた乾燥ホタテは大粒で柔らかく高級貝柱として出荷されています。冷凍ホタテ・ソフトホタテなど加工品もつくられています。ホタテ貝には、疲労回復や体力増強に最適なグリコーゲンを多く含み、グリコーゲンには、ガンを抑制する効果も有ると言われています。また、血中コレステロールを減らし、肝機能を高めるタウリンも豊富に含んでいます。
むつ市漁業協同組合:0175-24-1261
川内町漁業協同組合:0175-42-3210
津軽海峡平舘海峡域は九艘泊漁港があり、海洋プランクトンやミネラル豊富な好漁場にも恵まれいる漁村風景の漁師まちです。地元の漁協では、定置網・刺網漁・底建網漁などを中心で、ホタテ貝・マタラ・カレイ類・クロソイなどが水揚げされています。
むつ市役所農林水産課:0175-22-1111
川内町漁業協同組合:0175-42-3210
脇野沢村漁業協同組合:0175-44-2211
陸奥湾は、豊かな森の八甲田山や津軽半島・下北半島から注がれる、天然の植物性プランクトンや、平舘海峡域からの海洋性プランクトンや豊富なミネラルは好漁場を形成。恵まれた海で育つ陸奥湾産のホタテは、引き立つ甘みととろけるような食感が特徴です。
川内町漁業協同組合:0175-42-3210
脇野沢村漁業協同組合:0175-44-2211
タラ漁は、江戸時代より脇野沢を代表する漁業です。当時ははえ縄で湾内から出るタラを対象にした漁でしたが、底建網による漁法が開始され湾内に入って来るタラを漁獲し漁獲量も大幅に増えました。毎年12月初旬に行われる「場とり」は、共同の漁場における漁師間の機会均等を守るための厳正な規則です。海上に横一列に並んだ漁船が、合図の旗で一斉にスタートします。
脇野沢村漁業協同組合:0175-44-2211
クロソイは春から夏は沿岸の浅場に、秋から冬が沖合いの深場と季節によって移動します。1才で20〜25cm、3才で30〜40cm、大きなものは50cmにもなり、岩場や岩礁域で1年通して見られますが、むつでは冬から春多く漁獲され、刺身・焼き物・煮魚などで食べられています。
脇野沢村漁業協同組合:0175-44-2211
大畑地区には、かって材木の運搬に使われていた森林鉄道のレールが残り、当時の様子が垣間見ることができます。実験林には全国各地から集められたヒバの見本林があり、林内には遊歩道があり、ヒバの特性と自然の仕組みを観察することができます。
野平高原交流センターでは、濃厚なバニラミルクのソフトクリームに特産のヒバの粉末が練り込まれ、清涼感のある爽やかなソフトクリームが食べられます。
むつ市役所大畑庁舎産業建設課:0175-34-2111
むつ市役所川内庁舎産業建設課:0175-42-2111
北海道の酪農家20戸が青森県に酪農の理想郷を築くため、津軽海峡を越え下北半島にやって来たのが1941年。地元の中学生や婦人会の方々の勤労奉仕を受けながら、約400ヘクタールの土地の開拓を始めました。その後、北海道からつれてきた大切な牛の三分の二を、風土病のために失うという悲惨な体験をしたこともありました。 しかし「おいしい牛乳をつくるためには、ひとえに土づくり・草づくり・牛づくり」をモットーに努力を重ね、現在では、約600頭の乳牛を誇る青森県内有数の酪農地帯となり、おいしい牛乳だけではなく、のむヨーグルトや現地でしか味わえない濃厚なソフトクリームを求めて、青森県内はもちろん、県外からも多くのお客様が訪れる観光スポットにもなっています。
斗南丘農業協同組合:0175-22-1349
有限会社斗南丘牧場:0175-28-2888
下北半島を279号線に沿って北上し、むつ市街地の手前に広がるのが通称『斗南丘』があります。斗南丘牧場は、8戸の酪農業と1戸の農家で構成する『斗南丘農業協同組合』が管理し、そこを基盤に、5戸の酪農家がオリジナルの乳製品作り、さらに販売を目指して結束し会社を設立。それが有限会社斗南丘牧場です。斗南丘牧場では、乳製品を製造、販売する施設・店舗が『ミルク工房 ボンサーブ』です。酪農家各戸から毎日集められる搾りたての新鮮な生乳は『ミルク工房 ボンサーブ』で加工され、『さわやか牛乳』・『のむヨーグルト』・『ソフトクリーム』などに生まれ変わります。
有限会社斗南丘牧場:0175-28-2888
斗南丘牧場の飲むヨーグルトは、朝にしぼった牛乳をそのまま原料に、香料、酸味料、安定剤をいっさい使わず発酵させました。 生きた乳酸菌や、自然な形のカルシウムがたっぷり入っています。 搾りたての牛乳でなければできない“本物の味”と“健康”を、味わえます。1ml中に約2億以上入っている生きた乳酸菌の働きで、少しずつ酸味が増してきます。本物ならではの微妙な変化をお楽しみください。
有限会社斗南丘牧場:0175-28-2888
青森県由来(弘前大学が中心となって研究開発)の美容/健康成分《プロテオグリカン》を通常の2培(10mg)配合した《+PGプロテオグリカンのむヨーグルト》です。プロテオグリカンは肌の保湿作用などから注目されている。プロテオグリカンが腸管を刺激することで腸内細菌の生態系が変わり全身の免疫に作用すると考えられるという。2000年に弘前大と角弘の共同研究チームが世界で初めてサケの鼻軟骨から高純度で大量に抽出する技術を確率して商品化された。
有限会社斗南丘牧場:0175-28-2888
下北半島の郷土料理に「味噌貝焼き」があります。大きなホタテの貝殻に味噌とホタテ・ウニなどの海の幸と豆腐・ネギなど入れて煮込み、卵でとじます。お店や家庭によって具や味付けはkとなります。海の香りが美味しい郷土料理です。
むつ市役所商工観光課:0175-22-1111
積雪寒冷地帯で初めてイノシシの飼育に成功したのは、昭和57年のこと。そして、脇野沢地区の特産品としてぼたん鍋が食されはじめました。新鮮なイノシシは臭みも無く、柔らかな大変美味しい肉で滋養も高く、寒い時期、体を温めてくれます。食べられるのは11月1日〜3月31日までの間です。
むつ市役所脇野沢庁舎産業建設課:0175-44-2111
脇野沢地区観光協会:0175-44-2217
古くからお祝い事のある時に郷土で食べられてきた「けいらん」は鶏卵の形をしたお餅に、こし餡を入れて蒸し、冷たい醤油ベースのだし汁のお椀に入れて出されます。
また、べこ餅は、色のお餅を柄に巻き込んで、どこで切っても同じ柄がでてくる可愛いお餅です。最初は白黒の柄だったため、べこ餅と呼ばれたそうです。
むつ市役所商工観光課:0175-22-2646
脇野沢地区に生息するニホンザルは、世界のサル類分布で最北限で、国の天然記念物に指定されています。野猿公苑で飼育されているサル以外に、民家近くに出没する野性のサルもいる。海岸線の岩場や山中に棲んでいる、特別天然記念物のニホンカモシカが、脇野沢では牛の首農村公園の周辺でも、のんびりと草を食べている姿を見かける事もあります。
むつ市役所脇野沢庁舎産業建設課:0175-44-2111
脇野沢地区の八幡宮例大祭は、毎年8月15日から17日までの3日間にわたって盛大に行われます。脇野沢八幡宮例大祭は、二百数十年前に北前船で活躍した商人達によって始められ、彼らが脇野沢本村に定住していく過程で祭礼に関与していったと言われています。寛政年間に神輿や神具一式が能登の商人からもたらされ、神輿渡卸による祭礼が始められました。その後も本村の夏祭りには、海運による経済的発展でもたらされた山車神楽などが加わって拡大し、船山、蛭子山の山車、新井田・瀬野からは道中神楽、滝山神楽、源藤城神楽、さらに、九艘泊・寄浪からは神輿担ぎらが町内を練り歩き、今では脇野沢地区を代表する夏祭りとして親しまれています。
むつ市観光戦略課:0175-22-1111
脇野沢地区観光協会
東北の夏祭りのフィナーレを飾るのが、下北最大規模の田名部まつり(田名部神社例大祭)です。8月18日から20日の3日間市内に繰り出す豪華絢爛な5台の山車、京都祇園祭の流れを汲む哀調を帯びた祇園囃子。最終日20日深夜には、5台の山車が一堂に会して樽酒を酌み交わし、来年の再会を誓う「五車別れ」でクライマックスを迎えます。ぜひ一度ご覧になって下さい。
むつ市観光戦略課:0175-22-1111
大畑八幡宮例大祭は、大畑地区の市民から八幡さまとして親しまれている大畑八幡宮の例祭で、市民から「大畑祭り」と呼ばれ、例祭の中でも一番にぎやかな祭りです。毎年9月14日から16日の3日間行われます。14日が宵宮祭、15・16日には、本祭と御神輿の渡御が行われます。15日はお渡りで、春日神社をお旅所とし、16日に還御します。また、宵宮祭には、大畑八幡宮神楽殿において、能舞や神楽の郷土芸能が演じられ、16日の最終日は、昼に大畑漁港で「浜祈祷」、夜に目抜き通りで能舞と神楽による一斉振り・山車の乱囃子が盛大に行われ観客らを魅了します。
むつ市観光戦略課:0175-22-1111
八幡宮社務所:0175-34-3636
川内八幡宮例大祭は正徳元年(1711年)に八幡宮のみこしに山車がお供して歩いたという記録から、少なくとも300年以上の歴史があり、また江戸時代の海運文化の象徴でもあります。太神楽を先頭に、八幡宮のご神体を納めたみこしや稚児行列、そして上町の辨天山、中浦町の蛭子山、新町の大黒山、浜町の布袋山、仲崎町の舟山(田村麿像)の5台の山車が等身大の尊像を乗せ、豪快優美に、祇園調のおはやしに乗って町内を練り歩きます。昼は古式ゆかしく、夜は一転してエネルギッシュに燃える祭に魅力があり、このての山車としては県内随一の大きさを誇っています。
むつ市観光戦略課:0175-22-1111
川内八幡宮社務所:0175-42-2236
大湊まつりは、大湊地区の兵主神社(大湊上町)、近川稲荷(大湊浜町)、宇田八幡宮(宇田町)、川守稲荷神社(川守町)、大平神明宮(大平町)の例祭を総称する祭りです。各御神輿は「猿田彦」が先導し、珍しい船山が独特の沖上げ音頭とともに町中を練り歩きます。「御旅所祈願祭」を終えた各船山車、多くの参加者は、短い夏に別れ、実りの秋に五穀豊穣を願い、来年の再会を期してそれぞれの神社への帰路に就きます。
むつ市観光戦略課:0175-22-1111
大覚院熊野神社:0175-22-2682
佐井村産のスルメイカは、水揚げ日本一を誇る青森県の主要な魚で、夏から秋が一番の漁期ですが、冬も定置網で水揚げされる魚です。津軽海峡の真イカは、鮮度・味 ・歯ざわりの三拍子が揃い、かめばかむほど甘みが増す自慢の魚で評判の高い地魚です。
佐井村役場産業建設課:0175-38-2111
佐井村漁業協同組合:0175-38-4111
木樽に入った「横浜なまこ」はブランド品として有名です。横浜産のナマコは柔らかくて美味しいと昔からお正月には欠かせない逸品です。横浜産ナマコの美味しさは、石場で穏やかな波が打ち寄せる海の自然条件にあると言われています。横浜産ナマコは、資源保護のため12月の一時期しか漁獲が許されていません。生を食べるにはお正月の時期しか味わえません。
横浜町役場産業建設課:0175-78-2111
横浜町漁業協同組合:0175-78-2006