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鹿児島県郷自慢トカラ列島十島村 口之島・中之島・平島・諏訪之瀬島・悪石島・小宝島・宝島の名産物



吐喝喇列島の海の玄関口
鹿児島⇔トカラ列島の各島⇔奄美大島(名瀬)航路
フェリーとしま・定期就航

鹿児島⇔口之島⇔中之島⇔平島⇔諏訪之瀬島⇔悪石島⇔小宝島⇔宝島⇔奄美大島
鹿児島から毎週月・金曜日出港:2便/週
所要時間:口之島まで約6時間

鹿児島本港南埠頭海岸事務所:099-219-1191
十島村経済課航路対策室:099-222-2103
取扱代理店中川運輸株式会社: 099-226-5318


吐喝喇列島間の交通は、高速船等をチャーター便のみ運航
高速船ななしま2・チャーター便運航

奄美大島−宝島/2時間10分 奄美大島−中之島/3時間40分
口之島−屋久島/2時間15分
宝島−小宝島/20分 小宝島−悪石島/55分
悪石島−諏訪之瀬島/30分 諏訪之瀬島−平島/30分
平島−中之島/55分 中之島−口之島/30分
口之島−宝島(直行)/2時間50分
総トン数:19t 航海速力:28ノット 旅客定員:12名

十島村役場経済課:099-222-2101


東シナ海南西諸島 吐喝喇列島の島々の暮らしスタイル

鹿児島の南、世界遺産の屋久島と亜熱帯植物宝庫の奄美大島の間に点在する島々がトカラ列島です。トカラ列島は有人七島と無人五島で構成、十島村を形成しています。十島村は南北162kmと日本一長い村として知られ、2009年7月22日には、21世紀最大級「トカラ列島皆既日食」で、6分以上の皆既時間帯があった。島を駆け回る野生牛等の群が生息し、天然記念物のタモトユリが自生する自然豊かな島々です。主な産業は、黒毛和種牛を生産する畜産やトビウオやカツオなどの漁業が中心で、自給する農産物などを栽培しています。最後の秘境といわれる吐喝喇列島には、手つかずの大自然があり、驚くほどの花が咲き乱れ、豊かな島で自給自足する原風景と、日本の姿がここには残っています。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の口之島スタイル

鹿児島からフェリーで約8時間、最初に到着する十島村の玄関口で、今も燃岳が水蒸気を吐き出している火山島。島のほぼ中央の前岳山麓に広がる原生林からセランマ温泉辺りにかけて、野生牛(黒毛和牛種)の姿が見られ、日本最古の野生牛(純血種・口之島牛)は生存している。口之島固有種のタモトユリは非常に優美なユリとして知られ、カサブランカなどの園芸品種の交配に用いられ。乱獲で一旦は野生絶滅したが、自生地由来株の植え戻しが行われ、今は地域住民の手で保全活動されている。セランマ温泉は、島南端の燃岳の麓にある自然豊かな温泉保養施設で、泉質は硫酸塩泉で、神経痛・筋肉痛・痔疾・冷え性などに効果がある自慢の温泉です。

十島村役場口之島出張所:09912-2-2229
十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の中之島スタイル

面積・人口ともに十島村最大の島で、村の中心的役割を担っている。トカラ列島最高峰の御岳は登山もでき「トカラ富士」の愛称にふさわしい美しい稜線の山。高原には県天然記念物のトカラ馬が放牧され、現在は、中之島と宝島で飼育されている。島内には、琉球寒山竹が豊富に生育し、名産の筍が産出されている。近くの天文台には、九州最大級の60センチ反射望遠鏡が備えられ、素晴らしい天体ショーも観測できる。3ヶ所の温泉公衆浴場が点在し、西海岸沿いの東区温泉・西区温泉は、ともに乳白色のミョウバン・硫黄・塩分を含んだ天然温泉。泉質:硫黄泉、効能:神経痛・筋肉痛・痔疾・冷え性などに効果がある温泉です。

十島村役場中之島出張所:09912-2-2101
十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の平島スタイル

トカラ列島中央部に位置し、トカラに平家の落人が最初に流れ着いた地と伝えられている。東部海岸には「平家の穴」と呼ばれる平家伝説ゆかりの洞窟があり、各所に追っ手を監視する望楼の史跡も残されている。トカラ列島の中で、昔ながらの風俗が最も守り続けられ、祭りなどもすべて旧暦で行われ、中世から続く元服の儀式が、今も当時の形式をほとんど変えずに行われているのは平島だけです。ガジュマルの老木が集落の各所で見られ、樹齢が1000年を越えると言われています。島内には人の手がほとんど入っていない原生林もある。あかひげ温泉は、村鳥のあかひげにちなんで名づけられた集落内のコミュニティーセンターにある温泉公衆浴場です。

十島村役場平島出張所:09912-2-2505
十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の諏訪之瀬島スタイル

十島村で二番目に大きい島で、御岳(799m)は今も活発に噴煙をあげています。御岳は文化10年(1813年)の大噴火でほとんどの人家は消滅し、全島民が非難したため、約70年間は無人島となり。明治期に、奄美大島出身の藤井富伝らが入植し開拓された。そんな自然状況でも、北西部の溶岩台地にはマルバサツキが群生し、春になれば一面ピンクの花を咲かせます。作地温泉集落から、船でしか行けない第一級の秘湯がある。島内唯一の温泉で、満潮で海が穏やかな時しか入れません。ベストタイミングで開放的な温泉露天風呂を満喫できます。

十島村役場諏訪之瀬島出張所:09912-2-2162
十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の悪石島スタイル

周囲を断崖絶壁に囲まれた悪石島は、仮面神ボゼに象徴される神々の島で。仮面神ボゼに象徴されるだけでなく、島内各所に神々がまつられ、島民は日々の平穏への祈りを捧げます。島内のうっそうと茂った亜熱帯性の植物群も大切に保護され、「神山」として聖地の扱いを受けています。悪石島はトカラ列島の風物詩「トビウオ漁」と、琉球寒山竹の産地として全国的に有名で、自慢の特産品を産出しています。島は温泉にも恵まれ、港から徒歩20分ほどの海岸近くには、男女別の風呂がある湯泊温泉、海岸の岩間に湧き出る海中温泉、地熱を利用した砂蒸し風呂があります。

十島村役場悪石島出張所:09912-3-2063
十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の小宝島スタイル

隆起サンゴ礁でできた周囲約4kmの小さな島で。アダンやソテツが生い茂り、道路わきにはハイビスカスが咲き乱れる亜熱帯情緒あふれる島です。高い山でも標高103mと平坦な島で、30分も歩けば島を一周できます。立神と呼ばれる多くの奇岩が海岸線にそびえ立ち幻想的な景観を織りなしています。ウネ神と牛の放牧場は隆起サンゴでできた見応えのある牧場です。小宝島のシンボルのウネ神と言われる岩山は、この島を見守る神のような存在感です。湯泊温泉の露天風呂は潮騒を聞きながら楽しめる海辺の開放的な混浴露天風呂です。3つの湯溜めは、それぞれ温度が違う露天風呂を楽しめます。

十島村役場小宝島出張所:09912-4-2001
十島村役場経済課:099-222-2101


喜吐喝喇列島の宝島スタイル

鹿児島からフェリーで約13時間、奄美大島から約3時間の、トカラ列島南端の島で、隆起サンゴ礁でできたハート形をした島です。その名のとおり、昔イギリスの海賊、キャプテンキッドが財宝を隠したという言い伝えがあり、財宝を隠したという鍾乳洞もある。実際に国内外から多くの探検家や賞金稼ぎが訪れたといわれ、歴史的にみても、宝物というというネーミングにふさわしい島です。サンゴ礁に囲まれた海のエメラルドグリーンと広大な白い砂浜のコントラストが美しく、忘れていた子供の頃の冒険心を掻き立ててくれる島です。

十島村役所宝島出張所:09912-4-2129
十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の地場産業 農業・畜産業・漁業

最後の秘境といわれる吐喝喇列島は、手つかずの大自然の島を駆け回る、日本馬原種の野生馬や野生牛・野生山羊の群が生息し、夏には天然記念物タモトユリが自生する自然豊かな島々です。島の産業は、自給自足型などの農業を始め、全国ブランドの「鹿児島黒牛」となる黒毛和種子牛を生産する畜産や、トビウオやカツオなど豊富な魚種を水揚げしている漁業などが中心で、島の暮らしや産業などを支えている。高齢化が進む中、帰島する若い世代の後継者や島の魅力に住み着く世代が、新たな農業の創出活動や島野菜栽培・果樹栽培などに取り組むなど、島の基幹産業である農業の活性化や産業振興と発展などが展望されています。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の農業 野菜栽培・果樹栽培・花卉栽培

トカラ地方は、日本で最後(1955年)まで焼畑農業が残っていた地域で、現在も、サツマイモや田イモ(タロイモ)などを変わりなく栽培し、自給自足の域を出ない農産物を生産している。そのような中で、椎茸栽培・早出しトカラビワ栽培・サンセベリア(トラノオ)栽培など、産出農産物は脚光を浴びています。また、トカラ地方の気候条件や土壌などを活かし、新たな農業の可能性などを秘めた島野菜の栽培や、果樹栽培などに取り組む生産者も増加し、島の暮らしを支える動きなどに対し住民の期待も大きく、基幹産業である農業の活性化と振興や発展に期待が高まっています。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島特産 田芋・タロイモ

南西諸島の各地で、栽培されている田芋・タロイモ。トカラ地方の、伝統食材の中心作物の田芋は、その名の通り「田んぼ」で育てる芋で、タロイモ・ミズイモ・ターンムとも呼ばれている。トカラ列島では、昔の水稲田で田芋を栽培しています。植えてから収穫まで2年かかりますが。ねっとりした独特の食感と香りにヤミツキになるお客様が多く、評判が高まっています。

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吐喝喇列島特産 琉球寒山竹の筍

トカラ地方は、全域を琉球寒山竹が覆っており、毎年4月〜7月にかけて筍が収穫されている。筍は料理すると大変軟らかく、旬の時期には各島の民宿で、筍の煮付け、塩漬け、刺身、焼き筍、天ぷら等の料理が食卓を賑わせ、トカラ地方の季節の味覚を伝えています。

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吐喝喇列島特産 早出しビワ

特産の早出しビワは、トカラの温暖な気候を利用して栽培されている。昭和61年から出荷をはじめ、年々出荷量も増加し、露地栽培で、しかも出荷時期条件の良さで市場の評価も高い、鹿児島産の露地栽培びわです。1粒43〜55gの大型サイズです。鹿児島はびわの早出し産地全国一位、栽培面積は二位です。4月下旬から5月中旬までの発送となります。

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吐喝喇列島特産 サンセベリア・トラノオ

サンセベリア(トラノオ)は霜に弱く、本土での露地栽培は非常な困難を伴い、その栽培は霜のない地域に限定される。栽培の北限とされるトカラ(十島村)産の露地栽培「トラノオ」は、気候風土に適し、自然の力で育っているので丈夫で長持ち、と全国の花市場でも人気を得ている。平成7年に始めたサンセベリアの栽培は、平成10年から出荷販売を開始している。サンセベリアは、マイナスイオンを発生する植物として話題になり、中でも代表的品種で「トラノオ」とも呼ばれ、空気清浄作用があるといわれている。

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吐喝喇列島特産
シイ原木椎茸栽培・シイ原木キクラゲ栽培・乾椎茸・乾キクラゲ

島の集落では、昭和40年代から椎茸栽培を始め、ホダ木となるシイの原木を切り出し、椎茸菌を駒打ちし椎茸原木を作っている。トカラ地方の椎茸は香りがよく、独特の歯ごたえがある。焼いてよく、和え物などにもよく。民宿などに投宿の際は、トカラの椎茸を所望されたし。島では、多く自生しているガジュマルの木で、キクラゲ栽培や椎茸栽培をし、トカラ自慢の天然キノコを生産しています。

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吐喝喇列島特産 完熟島バナナ・トカラバナナ

トカラ地方の島バナナは、小ぶりで果実が濃厚な甘味が特徴の完熟バナナです。手入が簡単で成育も早いことから、自家食用の島バナナは、島のあちこちの民家の周で古くから栽培されています。自慢の完熟島バナナは島内消費や島バナナのファンなどに消費されている評判の果物です。

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吐喝喇列島特産 青パパイヤ・完熟赤パパイヤ

トカラ地方では、熟する前の青いパパイヤを「野菜パパイヤ」として、炒めものやサラダなどにして食べています。パパイヤにはパパインという酵素が含まれ、この酵素は脂肪を分解する効果があり、ダイエット食品として青パパイヤが注目され、ビタミンCやミネラル分も多く含まれています。完熟赤パパイヤは、柔らかい肉質で独特の香りと甘さが特徴で、自慢の完熟パパイヤは評判が高まっている果物です。

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吐喝喇列島特産 タンカン

トカラ地方のタンカンの特徴は、温州みかんと比べると糖度が高く、香りも強くジューシーな柑橘です。トカラ地方タンカン1個(約200g)食べると、大人が1日に必要なビタミンC(100mg)をまかなうことができ、また、カロリー量は温州みかんよりも低く(37kcal)で、トカラ地方自慢の果物です。

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吐喝喇列島自慢 日本馬原種・トカラ馬・中之島野生馬放牧場

中之島でのみ飼育されている、県の天然記念物に指定されている、トカラ馬は、日本馬の原種といわれている。絶滅の危機にさらされたことから、現在は、純粋に種を守るための飼育や、トカラの島で大切に飼育されています。日本の野生馬には、北海道和種(道産子)・木曽馬・野間馬(今治市野間)・対州馬(対馬)・御崎馬(都井岬)・トカラ馬・宮古馬・与那国馬の8種の野生馬が飼育されています。

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吐喝喇列島自慢 日本在来牛・口之島牛・口之島野生牛放牧場

口之島には、ここだけに生息する「口之島牛」野生牛がいます。口之島のほぼ半分くらいは「野生牛」の生息地で、このエリアに入る際は、道路にゲートがあり、必ず開いたら閉めて下さい。道路が開通してから、人間にかなり馴れているように見えますが、油断は禁物です。日本の在来牛は、口之島牛と見島牛の2種類しか残っていません。血統は大正7年頃、諏訪之瀬島から導入された数頭の牛の子孫で、島の南部に逃げ込んだものが野生化したと考えられています。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の畜産業 肉用子牛生産・黒毛和牛放牧場

トカラ地方では、残された原野と温暖な気候を利用した周年放牧を中心とした低コストによる肉用子牛の生産をしている。優良な素牛の導入による子牛の資質の向上に努め、生産技術の向上や衛生管理の徹底、放牧場などの生産基盤整備を行い、可能な限りの自然放牧による、安全で高品質の肉牛生産を目指し着実に増加している。十島村では、畜産が将来ともに重要な産業であるという認識のもと、全島挙げて新技術の導入に努め、よりよい肉牛の生産を目標にしています。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の肉用子牛生産 鹿児島県中央家畜市場

可能な限りの自然放牧による、安全で高品質の肉牛生産を目指し、飼育されているトカラ地方の畜産は、約80戸を超える農家が肉用子牛の生産に従事し、年間約500頭の子牛が生まれ、約400頭ほどが鹿児島県中央家畜市場に出荷され、年間売上1億円を超える基幹産業に発展しています。

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吐喝喇列島の肉用子牛生産 全国一を誇るブランド「鹿児島黒牛」

南の島の温暖な気候と豊かな緑の中で育った黒毛和牛は、全国屈指の畜産県鹿児島産蓄肉の一翼を担って、全国の消費者の元へ送られています。その肉質は柔らかく、無駄な脂肪がないため、ステーキ、すきやき、しゃぶしゃぶ等多彩な料理に使え、プロの料理人も絶賛するほど。鹿児島の黒毛和種の生産量は、全国一を誇り、鹿児島黒牛のブランド名で販売されている。おいしさや安心・安全にこだわり、丁寧に育てられた鹿児島黒牛は、きめ細やかなやわらかい肉質とバランスのよい霜降りが自慢です。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島特産 料理肉用の山羊生産

トカラ地方では、山羊料理用肉として、山羊の飼育も大切な畜産です。古くは奄美各島や沖縄各島にも生息していた野生山羊は、現在では、トカラ地方でのみ飼育されている。トカラ山羊は、体重20〜35kg位で、被毛は淡褐色、黒色を基調として白斑や黒い背線(鰻線)があり、有角で肉髯はありません。乳汁を分泌する副乳頭を持っているため、三つ子が生まれても同時哺乳が出来ます。周年繁殖が可能で、腰麻痺に対する抵抗力があるのが特徴です。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島自慢 野生トカラ山羊

北海道でシカに会う確率が多いのと同じように、トカラの島々では山羊によく出会います。トカラ列島特有の、黒いトカラ山羊や野生化した白い山羊が、野山を駆け回ってます。道を歩いているだけでも、野生の山羊に会えます。古くは奄美大島や沖縄各島にも生息していたが、現在では野生の山羊は「トカラ」にしかいないようです。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島の漁港 漁業基地・水揚げ基地

トカラ列島の周辺海域は、東シナ海を北上する黒潮本流の影響などから、マグロやカツオなど大型回遊魚の重要な漁場が形成されています。近海域に好漁場を有しており年間を通して漁業が盛んで、西之浜漁港・中之島漁港・東之浜漁港・南之浜漁港・前之浜漁港・元浦漁港・さすら浜漁港・城之前島漁港・小宝島漁港・宝島漁港・前籠漁港などを漁業基地に、トカラ伝統のホロ引き漁・一本釣り漁や素潜り漁などの沿岸漁業を主に、漁師自慢の季節の高級漁などを水揚げしています。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島の漁業
沿岸漁業・トカラ伝統ホロ引き漁・一本釣り漁・素潜り漁

トカラ周辺の海は、東シナ海でも有数の好漁場であり、漁業の中心となっている「トビウオの流し刺し網漁」は、毎年5月〜7月に漁が行われ、この期間に年間の水揚げをしている。トビウオは鮮魚としてただちに鹿児島へ送られ。他に、一夜干し、干物にも加工され、出荷されている。また、トカラならではの漁の「ホロ引き漁」で、カツオ・サワラ・シビなどの中・大型魚が漁獲されている。伊勢エビ・夜行貝・甲イカなどを狙った、昔ながらの「素潜り漁」も盛んに行われている。これらの漁法は、いずれも個人漁の特徴が強い漁業である。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 カツオ

トカラ地方では、梅雨が明けるとカツオ漁のシーズンとなり、カツオ漁の最盛期を迎え、9月頃にはカツオ漁のピークとなります。地元の漁港からは、毎日休みなくカツオ漁船が出港し、黒潮に恵まれた好漁場で旬のカツオを漁獲しています。その日の午後には沢山のカツオを積んで港に戻り、漁港には新鮮なカツオが豊富に水揚げされ、港は活気づき大変賑わいます。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 キハダマグロ・シビ

東シナ海を北上する黒潮本流と黒潮反流の影響や、太平洋黒潮に恵まれているトカラ地方の周辺海域は、マグロなどの大型回遊魚が回遊する好漁場が形成されています。トカラ地方の漁師は、伝統的な漁法で漁をする漁師が多く、季節に回遊してくるマグロ類など、大型魚や自慢のブランド魚などを水揚げしています。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 サワラ

トカラ地方周辺海域の好漁場では、ホロ引き漁法で、旬のサワラが漁獲され水揚げされています。成長につれ名前が変わる出世魚で、サゴシ・ナギ・サワラと変わり最大1mを超える大型魚になる。ビタミンB2・ナイアシン・カリウムを豊富に含み、冬〜春にかけてのサワラにはIPAやDHAもたっぷり含まれ、動脈硬化・高血圧・心臓病の予防・美肌効果や口内炎の予防などさまざまな効果があるようです。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 トビウオ・トカラ列島風物詩

初夏の夜、トカラ列島の島々に、産卵のためトビオウの大群が押し寄せる。中でも小宝島は、毎年数万匹のトビウオが港の中まで入ってきて、その夜は深夜まで、トビウオをすくう人達で大変賑わいます。トビウオは脂が少なく、刺身にして魚本来の味が楽しめる。わさびより、しょう油にねぎが合うとか。刺身ではなく、「なめろう」にするのが、万人向けかも知れないと、土地の人々は言い、トビウオのことを知りつくしている。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 伊勢エビ・エビ籠

トカラ地方には 昔ながらの漁法「素潜り漁師」が大勢います。トカラの島イセエビは、澄み切った海の「さんご礁」に潜んでいます。全てが網や「素潜りで手づかみ」で、島イセエビを漁獲し水揚げしています。

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十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 夜光貝・装飾や細工用貝

サザエ科の中で最大種の貝で、沖縄などでは食用貝として親しまれている。貝の身は硬く、生で食べるのは薄く切ることで貝らしい旨さが味わえる。煮る焼くなどするととても歯が立たなく、沖縄では圧力釜を使って煮ることで、柔らかくし、食べており、これはなかなか美味という。夜光貝は、名前のとおり磨けば真珠色の光沢があり、古代から装飾や、細工ものに使われた。また身近なところでは貝ボタンの原料になっている。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 コウイカ

日本近海に分布し、特徴は外套(胴体)の背に船形の石灰質の固い甲を持っている。生食が旨いイカで、刺身や寿司種として好まれるが、大半は輸入品。西日本ではポピュラーなイカで肉厚で甘みがある。近海物の産卵期は2月〜4月で、旬は冬から早春。他のイカ同様タウリンが豊富で、微量だがミネラルやビタミンのバランスも良い。またアミノ酸も多く、アラニン、グリシン、プロリン、などが旨味成分を助けて特有の甘みを作り出している。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 カンパチ

カンパチは全長2m魚体重100kgを超えるブリ属で最大魚で、島の周辺では、秋から晩秋にかけて60cm・3kg位のシオ(カンパチ二歳魚)が、回遊してきて人気の高い釣魚。トカラ地方では季節を問わず周年、深海釣りで狙える。地元の漁師は、ハーバナ(カンパチ)ヒラ(ヒレナガカンパチ)ハチマキ(ヒレナガカンパチ)の3種を、釣れる時期と場所と外観の形質で見分けている高級魚。ブリ同様、出世魚とも呼ばれています。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 アオダイ

水深100〜200mの岩礁に生息し、小魚やエビ類、カニ類を食べている。沿岸でよく獲れるが漁獲量は少ない。味はおいしいことから高級魚として扱われ、寿司ネタとしても使われるクセのない魚。南日本では重要な食用白身魚で、焼き物、煮物、椀種などにも向く。瀬物一本釣りの代表恪の魚で漁師にも人気が高い高級魚です。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 ロウジンアジ

体長1mを超える超高級魚で、なかなか一般には出回らない。刺身用アジ類では、シマアジ・カンパチ・ブリの順に高い魚。旬は夏から秋で、小型のものは年間を通して美味く、特に冬は最高。マダイのような上品で、アジ独特の背の青い魚の旨みが含まれ、脂も上質で、まったくクセがない。値段が高いので刺身になることが多い魚です。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 地魚・ブダイ

ブダイは地域に親しまれている地魚で、ブダイの仲間の魚は非常に多く、80種とも言われている。珊瑚礁域に生息している魚で、色とりどりの色彩で泳ぎ回っています。体の割りに口が小さく、歯は上下が1枚の板のように合わされ、オウムの嘴に似ていて、咬む力が非常に強く、珊瑚や海藻を噛み砕いて食べ、最大のものは約80cm位に成長する地魚です。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 トビウオ干物・水産加工品

初夏の夜、トカラ列島の風物詩になっている、新鮮なトビウオ使用した「トビウオの干物」や、干物職人が造った「トビウオの燻製」など、豊富に獲れるトビウオの島ならではの、新鮮な地魚などを活かした水産加工品は、評判の高い島自慢の名産物です。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島特産 天然塩

トカラでの塩造りは昔ながらの手造りである。美しい海から採取した海水と照りつける太陽がミネラル分たっぷりの天然塩を作り上げてゆく。適度の塩辛さの中に甘味さえ感じる海水を濃縮した、ほのかな苦味と甘味がある味わい深い天然ミネラルたっぷりの塩です。天日干し、蒸気で炊いたものなどがあり、ソルト、ハーブソルト、にがり、石けんなどバラエティ豊かです。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島自慢 釣り船・ルアー船・乗り合いジギングツアー

釣りの上級者ならば、必ず「一度は行ってみたい」と考えるというトカラの海。港に糸を垂らせば、マアジが釣れる。子どもが安物の釣り竿で50cmもの魚を釣る。とにかく糸を垂らせば魚がかかる。それがトカラの常識だ。屈指のポイントと呼ばれているポイントで、主に釣ることが出来る魚は、イシダイ・アラ・ヒラアジなど、季節や場所によって異なってくるが。初心者でも、そこそこ大物が釣れてしまうトカラの海です。

十島村役場経済課:099-222-2101
十島村漁業協同組合:099-224-9768


吐喝喇列島自慢 ダイビング体験

トカラの海の美しさをご存知ですか。その透明度の高さは「グレートバリアリーフ以上」と考えられており、まさに「人の手が入っていない海」です。深さ5m程でも、底に沈んでいる小石がはっきりと見えてしまうのだ。そのため、ダイバーにとっては聖地として知られている。少し海流が速いので、流されないように注意しながら、潜っていくと、南国らしいカラフルな魚たちが、群れをなして泳ぐ姿が、目の前に広がる。ダイバーにとっても、聖地とされるトカラの海です。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島名物 天然温泉・露天風呂

トカラ列島は火山列島で、火山帯の上に島々が乗っている。当然ながら、マグマに熱せられた地下水が温泉となって豊富に湧き出している。それぞれの島に、特徴を持った温泉があり、旅を癒してくれる。
口之島:セランマ温泉保養センター・さとのゆ温泉・戸尻海岸の野湯、中之島:東温泉・西温泉・天泊温泉、平島:あかひげ温泉、諏訪之瀬島:作地温泉、悪石島:海中温泉・湯泊温泉露天風呂・砂蒸し温泉、小宝島:湯泊温泉、宝島:友の花温泉保養センターなど、トカラ各島には温泉があり、セルフサービスで温泉を楽しんで下さい。

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吐喝喇列島の伝統行事 8月踊り

トカラ列島の「8月踊り」は、お盆や十五夜など、旧暦の8月を中心に、年8回行われています。夜に行われ、島の人々が全員が参加する行事です。各島には、それぞれ独特な踊りが伝承されています。

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吐喝喇列島の伝統行事 霜月まつり

旧暦11月の霜月祭りは、田芋や里芋の祭りを中心に、カワの宮(集落内の中心にある泉)では田芋祭りをし、その場で田芋を神と共食します。また、島内各地に祀る諸神にも参拝して神楽を上げます。内容は大変貴重な民俗神事で。霜月祭りは期間が長く、10日目から最終14日目まで5日間は、連続して祭りが執行される。これは、祭りに際し、神に供える酒造りの期間が必要であったことにある。島には神々を祀る聖地が多く、霜月祭りでは神役が拝み、祭場では四方の神々に神楽を上げて島の平穏を祈ります。このように祭りは、古風で貴重な神祭りが伝承されています。

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吐喝喇列島の伝統行事 七島正月(12月1日)

宝島には正月が三回あります。旧暦と新暦の二回は、どこの田舎にもあるでしょうが、三回は珍しいと思います。その正月を七島正月(ななしましょうがつ)と言い、旧暦の12月1日に行われます。これはトカラ列島が薩摩藩に支配されていた時代から続いている儀式です。薩摩の琉球征伐の際に、島民は薩摩軍の水先案内人として協力しなければなりませんでした。琉球に同行する島民のためにひと月早い正月を祝ったのが始まりと言われています。現在まで続いているのは、琉球征伐の勤めを果たし、無事に帰島できたことを祝ってのことだそうです。

十島村役場経済課:099-222-2101


吐喝喇列島名物 トカラ列島島めぐりマラソン大会

北から南までトカラ列島の有人7島(南北130km)を、定期船を利用して縦断する、大変ユニークなマラソン大会です。トカラ列島の有人7島を1日で体感でき船旅も魅力。
毎年、10月第4土曜日に開催。(変更になる場合もあります)
コース:鹿児島郡十島村各島
(口之島〜中之島〜平島〜諏訪之瀬島〜悪石島〜小宝島〜宝島)

トカラ列島島めぐりマラソン大会実行委員会
十島村役場経済課;099-222-2101


奄美大島の地場産業 農業・畜産・漁業・観光

奄美大島は、太平洋と東支那海の接線上に浮かぶ島で。亜熱帯気候を活かしたサトウキビや野菜栽培、特産プラムなどの果樹栽培、ブランド花卉栽培、高級肉牛として評価の高い黒毛和牛生産や、年間を通した季節の高級漁の水揚げなど、島の暮らしを支える地場産業が根付いている。黒砂糖関連商品の開発や地場産業を活用した、新たな観光交流空間などのの推進に向け取り組みなども推進されています。

奄美市役所農林振興課:0997-52-1111
龍郷町役場農政課:0997-62-3111
大和村役場産業振興課:0997-57-2111
宇検村役場建設経済課:0997-67-2211
瀬戸内町役場農林課:0997-72-1111


薩南諸島に浮ぶ屋久島 ユネスコ世界自然遺産登録

屋久島は、豊かで美しい自然が残されており、島中央部の宮之浦岳を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%にあたる面積がユネスコの世界自然遺産に登録されている(世界遺産登録は1993年、姫路城・法隆寺・白神山地とともに日本初)。中央部に日本百名山の九州地方最高峰の宮之浦岳(1,936m) がそびえ、他にも数多くの1,000m級の山々を有し、洋上のアルプスと呼び名がある。海からの湿った風がこれらの山にぶつかり、屋久島は月のうち、35日は雨と表現されるほど大量の降雨をもたらす。山頂付近の年間平均気温は約6-7℃と低いために積雪も観測される。

屋久島町役場商工観光課:0997-43-5900