若狭かれいは、正しくはヤナギムシカレイのことです。薄くて長い体は、まさに柳の葉に似ていることからついた名で、大きいものは30cm位もあります。シーズンは9月〜12月までで、透き通るような身は風味抜群。かれいの中でも特に脂がのって美味しく、串にさして天日干しにする様子は、冬の風物詩です。毎年旬の若狭かれいが宮中に献上されます。
小浜市役所観光交流課:0770-53-1111
春の訪れを感じる食材として人気の「いさざ」は別名「シロウオ」と呼ばれるハゼ科1年魚です。体長は約4cm、半透明の美しい魚です。いさざ漁は3月1日が解禁、春の雪解け水が緩むころ、産卵のため南川を遡上します。春の味、「いさざの躍り食い」「びっくり鍋」は「御食国(みけつくに)」若狭おばまの春の珍味です。南川岸には、袋網漁の足場が多く並びます。
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小鯛のささ漬けは、小浜を代表する珍味です。ささ漬けに使われる小鯛は、レンコダイともハナオレダイともいわれ、日本海の荒波で育った身が引き締まった小鯛です。
7〜8センチの小鯛を3枚におろし、うす塩と酢に漬け、笹の葉を添えて、杉の木の香りが漂う小さな樽に詰めて作られます。食べごろは樽に詰めて1〜2日後。そのままわさび醤油で、寿司のネタに、三杯酢で酢の物に、お吸い物にも合います。
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小浜市では、平成10年9月26日「若狭小浜とらふぐ王国」の開国宣言をしました。若狭に「冬の味覚」として知る人ぞ知るフグ。刺身・ふぐちり・雑炊・ひれ酒・・・小浜に冬訪れたら、是非、召し上がって下さい。
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「鯖街道」の出発点ならではの名産品。食文化の極みをいくような京都で、若狭の魚は高級品として扱われています。京都の台所・錦市場の中に、鯖やカレイと一緒に並んでいます。若狭ぐじは又の名を「甘鯛」といいます。とりたての甘鯛一尾を背開きして脂肪の多い腹を良く洗い、うろこを取らずに一塩でさっと焼いたものが最高です。
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江戸時代の儒者、頼山陽が「吉野のくずに引けを取らない品質」と絶賛した上中町の熊川くずで、こしあんを包んだ清涼感あふれる夏の和菓子です。くずは昔から胃腸に効く漢方薬とされ、夏場の胃腸の弱った体には最適です。
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谷田部以外でできない、特別なネギです。京都の九条ねぎが素になっているようですが、特徴はやわらかい軟白部分を作るため、8月定植時に伏せて植え、株元が釣鐘状に曲がっています。曲がって伸びることで、甘みが強くなり、内部の粘液物質が多く、味わい深い葱になります。同じ葱を植えても、谷田部以外ではいいものが出来ません。そのため、生産量には限界があります。
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若狭塗は、約400年前に小浜藩の御用塗師が支那漆器の一種にヒントを得て考えたのが始まりです。江戸中後期にかけては若狭塗の黄金時代でした。若狭塗箸の特徴は、貝殻や卵殻を色とりどりの色漆で塗重ねること。十数回塗重ねられた漆の層を丹念に研ぎ出し磨き上げることで、美しい海底の様が浮かび上がります。
全国の塗箸の8割の生産量を誇っています。8/4には箸を供養する「箸まつり」もおこなわれます。
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めのうは、年輪状の模様を持った半透明で味わいのある石英という石です。この200〜300度で焼くと、美しく発色することに気づいた先人たちが、若狭独特の焼入れの技法を確立させました。非常に硬い原石に、時間をかけて彫刻・研磨を施し、装身具や香炉などに仕上げています。
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昭和29年定置網に入ったトラフグを畜養したのがきっかけで、潮通りの良い自然に近い環境でトラフグが養殖されています。養殖されている若狭ふぐは出荷までに1年半飼われ約700g〜1kgになったものが食べ頃です。小魚で育てられています。てっさ・てっちり・雑炊・焼ふぐ・湯引き・ひれ酒・唐揚げなど、高浜冬の味覚の代表格です。
高浜町観光協会:0770-72-0338
高知足摺岬・和歌山日高町・三重県尾鷲で天然のクエが食べられ有名だが、その数僅かで、幻の高級魚と言われています。若狭三方で、日本海側で初めてクエの養殖に成功し「若狭クエ」として安定供給が可能になりました。今や養殖は天然に引けを取らず!一番美味しい時に新鮮なクエが食べられます。脂がのって淡白でその味は絶品です。
若狭町役場観光交流課:0770-45-9111