昭和29年定置網に入ったトラフグを畜養したのがきっかけで、潮通りの良い自然に近い環境でトラフグが養殖されています。養殖されている若狭ふぐは出荷までに1年半飼われ約700g〜1kgになったものが食べ頃です。小魚で育てられています。てっさ・てっちり・雑炊・焼ふぐ・湯引き・ひれ酒・唐揚げなど、高浜冬の味覚の代表格です。
高浜町観光協会:0770-72-0338
福井県で獲れるズワイガニは「越前がに」と呼ばれ、カニのなかでも最高級品です。厳冬の季節しか味わえない冬の味覚です。11/6越前ガニ解禁となります。11/6午前0時に漁船から底引き網が一斉に投下されます。
カニ刺し・焼きガニ・ゆでガニ・天麩羅・鍋・サラダ茶わん蒸しなど。
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黄・橙・紫・茶・赤など鮮やかな色合いの「檜扇貝(ひおうぎがい)」です。平安時代の貴族の扇に似ていることからつけられた名です。鮮やかな色は天然です。大変希少な貝でお目にかかる事が少なく貴重な貝です。暖かい海域に生息し、低塩分に弱いため、養殖できる地域が限られています。高浜町内浦湾は数少ない敵地です。年間5,000個位が出荷され、初夏・初秋が美味しいとされています。この時期食べられる旅館やお料理屋さんが高浜にはあります。
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昔から冬の保存食として若狭路の各家庭で作られてきた「へしこ」。鯖に塩をしてからぬか、唐辛子などと半年間漬け込んだ漬物です。塩辛さの中にじわっと広がる甘さは若狭ならではの味でしょう。豪雪と荒波の日本海の保存食、蛋白源となります。酒の肴に、軽くあぶってお茶漬けなど、一度食べると病みつきになる旨さです。他にイカやフグのへしこもあります。
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フグの卵巣は猛毒ですが、若狭湾で水揚げされた新鮮なふぐの卵巣を二年間塩漬けしてから、きれいに洗い一週間天日干し、更に、酒粕で一年以上漬け込み、三年かかってやっとでき上げる逸品です。これで猛毒の卵巣はふくよかな、酒の肴荷は最高の逸品となるわけです。酒粕をきれいにふき取ってスライスしてそのまま召し上がるか、ちょっとあぶってもよし。また、納豆と混ぜたり、大根おろしと混ぜてご飯のおともに。おにぎりの具にもイケます。
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若狭高浜はすし発祥の地です。平城宮跡から(鯛のすし)を献上したことを示す木簡が大量に出土し、「すし」や「ひもの」に加工されて納められていたことがわかりました。
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すし発祥の地若狭高浜の漁師まち文化と郷の食文化
若狭高浜名物「ふぐ・かに料理」郷土食事処ページへ
丹後半島沖で獲れるズワイガニのオスは、松葉がにとよばれていますが、冬の味覚の王様です。カニが生まれてから食べられるまで、7・8年かかりますが、その間何回も脱皮を繰り返します。脱皮から1年後位になると身がぎっしり詰まった上質なカニとなり、舞鶴ではこの最高級の蟹を「舞鶴かに」として、ブランド化しています。「舞鶴ブランドかに」の証明がグリーンのプラスチックのタグです。
5,000〜25,000円位します。カニ漁の解禁は11月上旬からです。
舞鶴水産流通協同組合:0773-75-3275
若狭かれいは、正しくはヤナギムシカレイのことです。薄くて長い体は、まさに柳の葉に似ていることからついた名で、大きいものは30cm位もあります。シーズンは9月〜12月までで、透き通るような身は風味抜群。かれいの中でも特に脂がのって美味しく、串にさして天日干しにする様子は、冬の風物詩です。毎年旬の若狭かれいが宮中に献上されます。
小浜市役所観光交流課:0770-53-1111