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和歌山県郷自慢和歌山市の名産物



和歌山港 豪華大型客船・にっぽん丸・ふじ丸
パシィフィックビーナスがクルーズ寄港・歓迎セレモニー開催

和歌山県内の港湾整備の進展や、高野・熊野地域の世界遺産登録を記念した「熊野古道クルーズ」企画など、和歌山港・日高港・新宮港の紀州各港を巡る、和歌山沿岸や瀬戸内海沿岸・伊勢湾沿岸などを訪れるクルーズ客船も年々増える傾向にあり、県内外との交流活動などが盛んに行われています。客船寄港に向けた誘致活動なども推進され、地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、新たな観光交流空間などの推進に向けた取り組みなどを目指しています。客船寄港時には、入港を祝うクルーズ寄港歓迎セレモニーなども開催され、市長等からの挨拶や花束・記念品贈呈など、船長からの挨拶や返礼品贈呈など、港湾を通じた県内外との交流を深めている。また、入港に併せて事前応募による船内見学会(無料)や、地元特産物の販売・実演(試食)なども開かれ、地域を最大限アピールし観光振興などに努めている。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山港 和歌山と徳島を結ぶ鉄道連絡船/南海四国ライン

かつては日本全国に多く存在した鉄道連絡船も現在では宮島航路(宮島口駅⇔宮島駅)と南海フェリーの南海四国ライン(なんば/和歌山港⇔徳島港)のみとなりました。私鉄が運営する鉄道連絡船としては日本で唯一になり、大阪なんば⇔和歌山港をつなぐ南海電鉄と接続しています。
かつては「大阪なんば駅⇔和歌山港駅」の南海電鉄と「和歌山港⇔小松島港」の南海フェリーと国鉄(当時)をつなぐ、鉄道連絡船でした。1985年に四国徳島側の国鉄小松島線が廃止され、現在は「大阪なんば駅⇔和歌山港駅」の南海電鉄と「和歌山港⇔徳島港」の南海フェリーが南海四国ラインになります。

南海フェリー(株)
和歌山営業所:073-422-2156
徳島営業所:088-636-0750


和歌山市の港湾 和歌山港本港区・和歌山北港区

和歌山本港区は和歌山市街を背後地に古くから木材港として発展してきました。主な取扱貨物は原木、鉄鋼・その他機械、木材・化学工業品、砂利・セメント・化学製品等です。木材輸入船をはじめとする船舶の大型化と、水面貯木から陸上貯木への転換等、荷役形態のの変化に伴って大型岸壁及び埠頭用地等の整備が必要となっています。当港区では、3万トン級外貿埠頭が平成6年度に、4万トン級外貿埠頭が平成11年度に完成し、多目的国際ターミナルとして供用が開始されコンテナを効率的に扱うためのガントリークレーンを有しています。
紀ノ川河口の右岸に位置する和歌山北港区は、製鉄、製鉄関連企業が立地する鉄鋼港湾であり石炭、鉄鉱石、鉄鋼製品等を主に取り扱っています。また、和歌山北港区では、公共埠頭と供に関西電力和歌山発電所の燃料を搬出する専用施設の静穏度を確保するため、エネルギー港湾として整備を進めています。

和歌山県県土整備部港湾局:073-441-3156


和歌山市の港湾 和歌浦湾・和歌山南港区

和歌浦湾一帯を含む和歌山南港区は、その昔大宮人が万葉の歌を詠んだ面影をほぼ残しております。海南地区は、昭和36年埋立事業に着手し、5年の歳月をかけて160haの用地を造成し、現在、石油・電力・金属等の重工業が立地しています。主な取扱貨物は、原油、石油・金属製品です。昭和52年、和歌浦湾一帯を一大レクレーション基地化する和歌浦湾整備計画が立案され、昭和55年に片男波海水浴場がオープン、平成6年には毛見地区の和歌山マリーナシティが完成し、世界リゾート博覧会が開催され県内外の注目を集めました。また、これにあわせて直轄事業により整備した日本初の親水性防波堤は、現在も観光客の憩いの場となっています。

和歌山県県土整備部港湾局:073-441-3156


和歌山市の港湾 和歌山港下津港区

下津港区は、古くは元禄年間の紀伊国屋文左衛門にまでさかのぼる歴史ある港であり、昭和になって石油精製企業の立地とともに発展してきました。 現在、石油関連企業が立地しており、取扱貨物は原油、石油製品がほとんどです。
また、有田港は和歌山下津港区の南端に位置し、南を有田川が流れる有田市地先にあります。臨海部は昭和36年から5ヶ年の歳月を費やし、100haの用地を造成し、さらに昭和41年から45年までに256haを埋立て整備し、主として石油関連企業が立地する石油港湾として機能しています。主な取扱貨物は原油・石油製品がほとんどです。

和歌山県県土整備部港湾局:073-441-3156


和歌山市の漁港 加太漁港・雑賀崎漁港・田ノ浦漁港・和歌浦漁港

加太漁港は山が海岸近くまでせまり、のこぎりの歯のように岬や入り江が出入りするリアス式海岸となっています。そのため、入り江は漁村としても天然の良港になっています。紀伊水道の日ノ御崎を境に北の瀬戸内海区と、南の太平洋区に分けられ、沿岸漁業と沖合い漁業で小型船の日帰り漁業が主流です。港内は友ヶ島(ともがしま)への連絡線が発着し、隣には加太海水浴場があります。アジ・イワシ・サバ・メバル・カサゴ・クロダイ・マダイ・スズキ・タチウオ・アオリイカなど色々な魚介類が上がります。釣り人達にも人気のスポットです。また、市内の和歌浦には、雑賀崎漁港・田ノ浦漁港・和歌浦漁港があり、雑賀崎から湯浅にかけては、紀伊水道での底引網漁業が盛んです。アシアカエビ・マダイ・ウマズラハギ・カマス・アジ・タチウオ・コウイカ・グレ・アブラメ・秋うぼぜ・和歌浦小エビなどなど、多くの魚介類が水揚げされています。

和歌山市役所河川港湾課:073-435-1090
和歌山市役所農林水産課:073-435-1049


和歌山市名産 一本釣り天然真鯛・桜鯛

加太は友ヶ島を中心に鯛の一本釣りが有名です。加太では1年中鯛が獲れます。紅い真鯛は春に太平洋から瀬戸内海へ産卵のため回遊してくるので、その頃が一番の良い漁期になります。加太で一本釣りされている鯛は天然の「桜鯛」です。養殖物とは全く味が違います。天然ものでも水槽に入れて置くと痩せて行ってしまうため、地元の旅館・ホテルなどでは、その日その日に仕入れて料理しています。

和歌山市役所農林水産課:073-435-1049
加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 オニオコゼ・クエ・ウマズラハギ

顔面が細長いカワハギがウマズラハギです。クセの少ない白身魚で肝臓はポン酢で食べて美味。刺身や煮付け、ちり鍋などで産卵前の春に旅館でつかわれています。オニオコゼは沿岸の浅瀬に生息しているので、釣り人にも人気があります。ただ、棘がありますので気を付けなくてはなりません。背びれの棘には毒がありますが、刺身や唐揚げなどで大変美味。食部が少なく高級魚です。冬は何と言ってもクエです。1年中漁獲されますが、旬は冬です。和歌山ではクエ鍋として人気の食材です。天然物は少ない高級魚です。

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名物 タコ壷漁業

つぼの中にカニなどのエサを入れ、タコつぼの口が海底に向くようにセットしていく。昔は素焼きのつぼだったが、最近はコンクリートかプラスチック製だ。タコがかかるとフタが閉じるのが最新式。小型の船に2人1組で乗り作業を分担する。1人が舵取り、1人が海中にタコつぼを投げ入れていく。つぼは約60個で1セットになっており、これを10〜20セット仕掛け、だいたい1日おきくらいにかかっているかを見に行く。揚げるときにはローラーを使ってまきあげていく。小さなイイダコなどは小型のつぼを使ったり、アカニシなどの貝類を使うこともある。大きなミズダコの場合は、タコ箱と呼ばれる箱を使うなど、種類によっても違ってくる。

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 アワビ・トコブシ・サザエ・ウニ

和歌山沿岸では、素潜り漁法で漁獲するアワビ漁などが盛で、アワビ類は磯際から水深20m程の岩礁に生息し、アラメ、ワカメ、コンブなどの褐藻類を食べ、主に夜行性の物が多く、日中は岩の間や砂の中に潜っています。アワビの殻の背面には数個の穴が並んでいて、アワビではこの穴が4〜5個なのに対し、トコブシでは6〜8個の穴が開いていて見分けることができます。アワビ・トコブシの旬は夏(6〜8月)

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 連続11年漁獲量日本一の太刀魚

紀伊水道等で、底びき網・釣り・定置網で漁獲される太刀魚は、平成14年まで連続11年漁獲量日本一。有田地方で多獲。鮮度のよいものは魚体の銀白色が鮮やか。白身で脂がのっている割には淡泊であるため、煮る、焼く、揚げる、蒸す等の和食の他、中華料理やフランス料理の食材としても活用できる。

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 生しらす・釜揚げしらす

3月〜5月頃外海で生まれたカタクチイワシは、黒潮に分岐点から紀伊水道に群れをなして流れ込み、春になるとしらす漁が盛んになります。しらすは小さいので、バッチ網と言われる目の細かい網を、二隻の小型船で引っ張って行われ、新鮮なまま水揚げするための運搬船がもう一隻加わった三隻の船団を組んで行われます。獲りたてのシラスは透き通っています。釜揚げされて茹でられると白くなります。和歌山市では捕りたてを生でシラス丼が召し上がれます。

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 加太和布(わかめ)

加太で採れるワカメは美味として非常に珍重されています。和歌山市の北西端、加太浦付近で採れるワカメは「加太和布」(カモヂ)と呼ばれ京阪神を中心とした大都市の市場に出荷されています。紀伊水道の荒波にもまれ加太の海で育ったワカメは、磯の香り漂う色鮮やかな新鮮素材。加太自慢の素材です。かもじわかめ(天日干しわかめ)は味・香りが良く、味噌汁・吸物・鍋物・酢の物・サラダ等に用いられ、海苔の代わりに巻いたワカメ寿司(ワカメ巻)は加太の名物。

加太漁業協同組合加工部:073-459-0219


和歌山市名産 ヒジキ

県内紀南各地の磯では、春を迎えるとヒジキ漁が続きまする。解禁になると、各地の磯場では、漁師らがかまを手に刈り取り作業に励んでいる。水揚げしたヒジキは、4〜5日天日干しし、漁協に出荷します。漁師も加工しており、4月下旬には、地元の直売所などに並ぶ。カルシウムや鉄分が豊富な健康食品です。ヒジキの旬は春(4〜5月)

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 足赤えび

紀伊水道で漁獲される足赤エビは車エビに似たエビですが、クルマエビより甘く美味しいと言われています。雑賀崎漁港に水揚げされる足赤エビは年々増加傾向にあります。15〜20cmのやや赤みを帯びた褐色で、肢に紅白の横縞模様があり美しいエビです。漁獲期は10月下旬〜5月頃ですが、際立つ甘みがある旬は11月〜2月頃です。小型底引網漁業で漁獲されています。市内には取り扱いのお店に「紀州足赤えび」の上りを立てています。

和海地域アシアカエビ販売促進協議会:073-441-3372


和歌山市の放流事業 稚魚の放流

加太漁協などでは、岩礁域などに魚類が集まる習性を利用し、漁礁ブロックを設置することにより、良好な漁場が形成され、魚の産卵や育成などの資源確保に適した環境を人工的に作り出し、漁獲高向上を目的として設置しています。また、近年温暖化で水資源が減少する傾向があるため、マダイ稚魚の放流やオニオコゼ稚魚の放流その他にも稚タコの放流やサザエ・アワビ稚貝の放流、アオリイカ・ナマコの増殖事業など、毎年各魚種の放流事業をすることにより、水産資源の確保及び漁獲高向上を目的として、放流事業を実施しています。

加太漁業協同組合:073-459-0062
和歌浦漁業協同組合:073-445-1621
田野浦漁業協同組合:073-444-0867


和歌山市名産 紀の川 鮎

全国的にも有数な多雨地帯として知られている大台ヶ原を源流とし、紀伊山地を北西へと流れ、高見川と合流後西へと曲がり、中央構造線の南側に沿って、竜門山地、金剛山、和泉山脈を北に見ながら西流し、和歌山市で紀伊水道に注いでます。紀ノ川には多くの魚たちがいます。アユ・ハゼ・コイ・ウナギ・ドジョウ・サケ・ニシン・ボラ・スズキ・コチ・アイナメ・キス・・・多くの魚の楽園になっています。5月26日〜12月末までアユなどが解禁となっています。

紀の川漁業協同組合:0736-66-9111


和歌山市名物 和歌浦漁港朝市

和歌浦漁港では、5月と11月、年に2回「おっとっと広場」という朝市が開催されています。護岸につけた船からその日に捕れたばかりの新鮮な魚介類を水揚げし、産地直送ならではの価格で販売いたします。 紀州よさこい踊りや観光遊覧船などのイベントも催されます。春には和歌浦湾の特産である「わかしらす」を使った「しらすの天ぷら」や「しらす丼」、「しらす汁」などのしらす料理の販売も大人気。気持ちよい潮風に吹かれながら見る和歌浦の景色と、地元の新鮮な魚を味わえるとてもよい機会です。

和歌浦漁業協同組合:073-445-1621


和歌山市自慢 紀の川 中洲

紀の川の下流、和歌山市小豆島に堤防で囲まれた中洲と言われる輪中があります。江戸時代には8〜9軒の家だけでしたが、今は21軒の農家があります。1889年(明治22年)の大洪水でも中州は丈夫な堤防のおかげで被害はありませんでした。小豆島の中洲は、北と南が橋で結ばれています。その中にある農家は1mほどの石垣の上に建てられています。中洲では、夏は生姜・牛蒡・人参、冬は大根・白菜などの栽培が盛んです。水はきの良い砂地なので一枚一枚の畑に灌漑用の井戸があり、中洲全体で約50本ほど掘られています。

和歌山市役所農林水産課:073-435-1049


和歌山市名産 新ショウガ

和歌山市での栽培は、明治時代の中頃に小豆島地区で始まり、露地栽培からハウス栽培に広がり、紀の川流域の砂地地帯で約37haの面積で栽培され、京阪神市場へと5月中旬から10月上旬まで出荷されています。生姜には秋に収穫して貯蔵して出荷する「囲いしょうが(土しょうが)」と、貯蔵せず出荷する「新しょうが」がありますが、和歌山市で栽培している生姜はほとんどが「新しょうが」です。新しょうがは全体に白く茎の出ている部分がピンク色で、甘酢漬けなどに利用されますが、初夏から夏にビールを飲みながらの、味噌を付けた生の新ショウガは季節の香りが楽しめます。

わかやま農業協同組合:073-471-3731


和歌山市名産 和歌山大根

和歌山市は、砂地の土壌が多く、これを利用した野菜の栽培が発達しました。現在でも、和歌山市の河西地区や布引地区は、新ショウガや大根、ニンジンなどの有数の産地です。和歌山大根は全体が白い大根で、漬け物用として古くから栽培されています。漬けもの用大根は青首より、この和歌山大根の方が美味しいと言われ、近年は甘みのある青首だいこんの栽培が多くなってきています。

わかやま農業協同組合:073-471-3731


和歌山市名産 白菜・ま菜

和歌山県では174haの面積ではく菜の栽培がされていますが、そのダントツは和歌山市です。よく栽培されている品種は、黄色系でやわらかく、半分に切ると見た目も美しく、甘みがあっておいしい「黄ごころ」や「黄苑」という結球白菜です。体内の余分な塩(ナトリウム)を排出してくれて、高血圧の予防効果が期待されます。また、老廃物の排出を促進し、筋肉を強くする働きもあるカリウムや、コレステロールを排出し、動脈硬化などの予防効果が期待される植物繊維が豊富な白菜は鍋には欠かせない食材です。 また、正月の雑煮の具や和え物、漬け物等にも古くから利用されている紀州独特の菜っぱである、ま菜は小松菜やホウレン草とは別物で12月末頃に収獲される伝統野菜です。

わかやま農業協同組合:073-471-3731


和歌山市名産 ゲンゴベイスイカ

和歌山市特産のスイカで源五兵衛の幼果は、奈良漬けにするために栽培されるスイカです。生食用のスイカとは異なり、シトロンウリと呼ばれる仲間です。成熟しても2kg程度。球形の縞皮で、果肉は白く硬い。もっぱら漬物用として加工されています。直径が5cm位になったら収獲され、粕漬けにされます。

わかやま農業協同組合:073-471-3731


和歌山市自慢 西国第2番の札所 紀三井寺

紀三井寺の正式名は「紀三井山金剛宝寺護国院で、宝亀元年(770年)、唐の僧為光(いこう)上人によって開かれました。和歌山城からほど近いところにあるため、歴代藩主が訪れ、紀州徳川家の繁栄を祈願した寺です。宝歴年間(1751〜1764年)に本堂を新築。その本堂のなかには10代藩主治宝(はるとみ)が寄進した多宝塔が安置されています。本堂横の入口、霊宝堂のなかには、治宝直筆の霊龍図、一休和尚の掛軸、その他、西国三十三箇所の霊験版画などが多数展示してあります。また、六角堂は、西国三十三箇所を巡礼するのに等しい功徳があると伝えられ、他府県からもたくさんの人が年中途切れることなく参拝に訪れています。

紀三井寺:073-444-1002


和歌山市自慢 徳川御三家の和歌山城

和歌山城は、天正13年(1585年)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。その築城を担当したのが、築城の名人藤堂高虎(とうどうたかとら)で、本丸・一の丸を造りました。まず、秀長の城代として桑山重晴(くわやましげはる)が入り、慶長5年(1600年)には、関ヶ原の戦いで功をたてた浅野幸長(あさのよしなが)が入城。そして、元和5年(1619年)には徳川家康の第10子・頼宣(よりのぶ)が入城し、紀州55万5千石の城となり、以来、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして、長い歴史を刻んできました。和歌山城の石垣には、紀州特産の青石(緑泥片岩)が多く使われ、たしかに和歌山に来たことを実感させてくれます。天守閣に登れば、和歌山市街が見渡せ、紀ノ川がゆったり流れているのがよくわかります。

和歌山城:073-422-8979


和歌山市自慢 紀州東照宮

元和7年(1621年)、頼宣が南海道(なんかいどう)の総鎮護(そうちんご)として創建された社殿は、「関西の日光」とも呼ばれ、権現(ごんげん)造りとなっています。また、江戸初期の代表的な重要文化財建造物としても有名です。漆塗・極彩色の精巧な彫刻、狩野(かのう)・土佐両派の絵による豪華さに目を奪われ、特に左甚五郎(ひだりじんごろう)作の彫刻や狩野探幽(かのうたんゆう)作のふすま絵は必見です。鮮やかな色彩を目のあたりにすると、当時の時代が壮麗な絵巻物となって浮かんできます。

紀州東照宮社務所:073-444-0808


和歌山市自慢 紀淡海峡に浮かぶ南国の別天地

紀淡海峡に浮かぶ南国の別天地、友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名です。沖ノ島には、要塞時代を偲ばせる砲台跡が点在。それらをめぐるハイキングコースも開かれています。純白の姿がコバルトブルーの海に見事に映える洋式灯台、第2砲台跡をはじめ、展望台、第3砲台跡、桟橋をめぐって約1時間30分。風光明媚な散策コースとしても人気があります。島内中央部の深蛇地では、湿地帯植物が群生しており、約400種もの植物を見ることができます。植物に興味のある方は是非いちど、足を運んでみてください。また、古い歴史をもつこの島は、役の行者に始まる修験道にまつわる史跡や行場も現存します。夏場は家族連れでの磯遊びやキャンプなどに最適の島です。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山市伝統工芸 紀州凧・紀州てまり

江戸時代より明治末期まで 和歌山城下では池植、鈴木、阿尾、塩崎、等の腕利きの凧師達が数多く存在したと言われています。各々が持ち味を生かし、奔放洒落な筆使いで白紙に絵を描き腕を競ったと言います。中でも天保14年生まれ南休賀町の池植安兵衛の作った武者絵の角凧は紀州凧の代表的なものとされています。紀州凧には尾がついていません。その特徴的な骨組みにより、ぐいぐいと大空へ駆け上っていきます。が、残存した作品も昭和20年の和歌山市大空襲によりすべてが焼失してしまいました。が、1995年全国のわずかに残された文献資料により独特の骨組み、糸の張り方、歌舞伎風ある武者絵を調査復元しました。オーストラリア、バースにおける国際凧競技大会に選手を派遣、参加を果たし、見事飛翔し性能意匠に於いて特に優れた作品との評価を受け、現在はディスプレイ用として和歌山市の公営土産品販売施設で販売されています。紀州てまりは初代紀州藩主・徳川頼宣の頃から伝えられる紀州の伝統品といわれており、その伝統的で秀でた技術の起源は、紀州の御殿女中達が姫君のために、てまりの技を競い合い作り始めたことだと言われているそうです。てまりには「いつまでも丸く納まるように」と幸せを願う心がこもっていて、嫁入り道具のひとつだったそうです。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山市伝統祭り 雛流し

和歌山市加太の淡島神社で毎年3月3日に雛流しの神事が行われます。淡島神社は安産・子請授・婦人病等、女性の願いが叶うところです。神社一円に奉納された2万体ともいわれる無数の人形であり、その様はひとえに壮観です。3月3日は、朝から神社のなかは人々の熱気でむせかえります。関西はもとより日本全国から境内に女性たちが集まってきます。そして、日が高くのぼった正午、ひな流しの神事がおごそかに始まります。人形に願い事を書き、人形とともに舟に乗せます。人形たち。キラキラと輝く海面を進み、ひとりひとりの思いが神の国へと流れていきます。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山市まつり 和歌祭

和歌祭は毎年、5月第2週日曜日に行われる紀州東照宮の大祭の渡御の呼称です。別名、紀州の国祭、天下祭、権現祭とも呼ばれ、親しまれてきたお祭りの行列です。和歌祭と呼ばれているのは、東照宮のある山を和歌山(わかさん)といい、一山を上げてのお祭ということで和歌祭と呼ばれたとか、江戸時代に東照宮を口にするのは恐れ多いということで「和歌の御宮」と言い習わされていたところから和歌祭と呼ばれるようになったなどの説があります。和歌祭の始まりは、江戸時代の元和8年(1622年)からです。戦国と呼ばれた時代から遠くないせいか、現在でも行列の中にその頃の様子が伺える種目もあって、他のお祭のお渡り行列との違いを見ることができます。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山市まつり 孫市まつり

孫市まつりは2005年に始まった新しい祭りですが、戦国の鉄砲大将"雑賀孫市"と伝説の戦国最強の鉄砲集団"雑賀衆"をもっと知ってほしいと始まったものです。戦国の鉄砲大将"雑賀孫市"と謎の鉄砲集団"雑賀衆"鉄砲よき衆500人と請われて援軍に馳せ参じた!「雑賀衆を味方にすれば必ず勝ち、敵にまわせば必ず敗れる!」と言われました。「雑賀孫市まつり〜音・戦国時代の息吹を感じよう〜」をテーマに開催されます。当日は雑賀衆が顕如上人様をもてなした鍋紀州の海の幸山の幸の孫市鍋が振る舞われます。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山市名物 加太温泉

加太は、「万葉集」にも「潟見の浦」と詠まれた景勝の地で、出雲国で大国主命と共に国を治めたと「日本書記」に記載される少彦名命を祭る淡嶋神社もあり、少し足を延ばせば、紀州徳川藩の居城であった和歌山城や紀三井寺もあります。目の前の漁港から釣り場へ行ける海釣り・磯釣りの本場であり、夏は海水浴客でも賑わう。紀淡海峡に浮かぶ友が島を眺めながら、サザエや魚介類が一杯の海鮮料理を味わうことができます。良質の湯が湧く温泉宿が幾つかあるのだ。いずれも日帰り入浴可です。泉質は、ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩低温泉(含食塩重曹泉)無色・微臭・強ヌルヌル感の「美人の湯」で、10分位で額から汗が滴るほどである。疲労回復などの一般的適応症や、皮膚病・美肌などにも効能があります。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


和歌山市名物 和歌山ラーメン

和歌山ラーメンは地元では中華そば・中華と呼ばれ、スープの特徴から、次の3パターンに分類することができます。一つは、醤油系。和歌山市内の中心部を走っていた路面電車の停車場に軒を並べていた屋台を発祥する味。見た目は濃い茶色ですが、食べると意外とあっさりしているのが特徴で、現在の和歌山中華そばの主流です。二つ目は、豚骨醤油系。コクのあるまろやかな豚骨スープと醤油が絶妙に絡み、奥行きの深さを感じることができます。全国で「和歌山ラーメン」といえば、こちらの味を指すようです。どちらの系統も、麺はストレートのやや紐麺で、具はチャーシュー、かまぼこ、メンマ、ネギと至ってシンプル。「中華そば」という呼び名にふさわしい、素朴な味わいです。
和歌山ではもう一つ特徴があります。テーブルに「早寿司」が置かれています。早寿司とは紀州名物の腐り鮨「なれずし」の事で、アセの葉に包んだ寿しですが、ラーメンと一緒に寿司を食べる地域は全国でも珍しい習慣です。

和歌山市役所観光課:073-435-1234


大阪市の一大歓楽街 道頓堀 くいだおれの街

道頓堀 くいだおれの街は、大阪を代表する一大歓楽街として全国的に有名であり、 大阪の食文化を求めて全国的各地から大勢の人々が訪れています。道頓堀は、木津川と東横堀川を結ぶ全長約2.5kmの川を道頓堀川と言い、一部で「とんぼり」と略称される事もあるが定着しておらず、地元では略さずに「どうとんぼり」と表現している。道頓堀は1612年に、安井道頓(成安道頓)・安井道卜、平野郷の安藤藤次(平野藤次)らが私財を投じて運河開削に着工、1615年(元和元年)に完成した。新堀・南堀川・新川などと呼ばれていたが、松平忠明が道頓の功績を評価し、道頓堀と名づける。1660年代から劇場ができはじめ、中座、角座、竹本座、浪花座、弁天座、朝日座などの劇場で、歌舞伎や人形浄瑠璃が演じられた。日本橋北詰東に安井道頓・道ト紀功碑がある。現代の道頓堀は、大阪ミナミの繁華街。道頓堀に沿う商店街に飲食店が集中。グリコネオン、キリンプラザ大阪(閉館)、かに道楽本店、づぼらや(ふぐ料理)、くいだおれ(閉店)、道とん堀大阪支社、道頓堀ホテル、道頓堀極樂商店街(閉館)など、多種多様な看板・建物の店舗があふれている地域である。また、道頓堀の風物詩「船乗り込み」も有名で、 歌舞伎役者など、道頓堀の芝居小屋で興行を行う際、船に乗り込み道頓堀川の船上にて芝居のPRを行う一種のパレード。毎年の夏の公演の他、襲名披露公演でも実施(近年では中村勘三郎襲名披露等)。

大阪コンベンション協会:06-6282-5900


湯浅特産 温州みかん(有田みかん)・三宝柑

温州みかんの代表的ブランド「有田みかん」の本場湯浅町は、秋ともなれば周辺の山々が黄金色の染まる程、みかんの生産が盛んな郷です。三宝柑は江戸時代に和歌山藩士の邸内に偶然発生した変種で、当時、有田郡出身の冶宝候の右筆を務めていた者が、その種の分与を受けて有田郡内に広ろがり、明治13年湯浅町栖原に移植され、栽培技術を活かし、現在では9割以上が和歌山県で生産され、そのうちの2/3が湯浅町で栽培されています。
出荷時期:3月下旬〜4月上旬

湯浅町産業観光課:0737-63-2625