多良間島は、宮古島と石垣島のほぼ中間に位置し、回りをサンゴ礁の美しい海に囲まれた島。北側にある標高34mの八重山遠見台を最高点とした平坦な地形で、島全体にサトウキビ畑や肉用牛の放牧場が広がる。島の北側にある前泊港周辺に集中している2つの集落は、周囲をフクギの防風林に囲まれ「フクギの里」とも呼ばれている。多良間村の歴史は古く、琉球王朝との交流が盛んに行われ、集落は古い首里の街にそっくりだと言われています。多くの史跡があり、伝統芸能が継承されているのも魅力のひとつです。
多良間村役場総務財政課:0980-79-2011
平宮古島の平良港〜多良間港普天間地区を高速船が定期運航している。
【多良間海運】日曜日は運休。悪天候の場合は欠航する場合がある。
平良港 ⇔ 多良間港普天間地区 所要時間約120分
平良港 ⇔ 多良間港普天間地区 1往復定期運航
多良間空港・普天間港から集落中心部まで約3〜4km。車で約5〜6分。自転車で約20分。路線バス・タクシー無し。島内の移動は、レンタカー・レンタサイクル・有償バス(ガイド付で案内)。
多良間村役場村空港管理課:0980-79-2011
多良間海運:0980-72-9209
多良間島へは宮古空港からの便のみ。
39人乗り琉球エアコミューターが1日2往復。所要時間約20分。
多良間空港、普天間港から集落まで有償バスが運行。
多良間空港・普天間港から集落中心部まで約3〜4km。車で約5〜6分。自転車で約20分。路線バス・タクシー無し。島内の移動は、レンタカー・レンタサイクル・有償バス(ガイド付で案内)。
多良間村役場村空港管理課:0980-79-2011
琉球エアーコミューター:0120-25-5971
サトウキビは沖縄を代表する農産物で、特に農作物生産の厳しい島々では基幹作物として生産され、サトウキビは離島の農業はもとより関連産業への波及効果が大きく、離島地域の活性化や発展に大きく貢献しています。多良間島のさとうきび畑は、畑を掘れば海の水を含む珊瑚礁の土壌に恵まれ、植物では6.8pHというアルカリ性の高い畑で、糖度の高いサトウキビが育ちます。また、夏場の台風でミネラル豊富な海水を帯び、糖分を多く含むサトウキビに成長し、多良間島自慢のサトウキビが収穫されています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
宮古諸島の島々で生産・育成されている黒毛和種牛は、県内でも有数の肉用素牛生産地域であり。周年牧草生産に恵まれた草地の造成などが進み、採草地・放牧地の草地面積も拡大し、放牧主体の低コスト生産による経営などを実現し、畜産の農業産出額なども増加し島の産業を支えています。生産される子牛の資質は高く評価され、全国から取引されています。各地の島内で肥育・育成されいる黒毛和牛は、ブランド「宮古牛」として流通しています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
宮古牛は、多良間村を含む宮古地域で生産・育成され、登記書と生産履歴証明書を持つ肥育素牛。宮古地域で15カ月以上肥育した黒毛和種の去勢牛や雌牛で、出荷時の月齢は去勢牛が生後25〜35カ月、雌牛が25〜40カ月の牛を言います。JAおきなわ宮古肥育センターは、小高い丘から海を見下ろす静かで涼しい環境のもとで、上質なおきなわ和牛造りを目指しています。牛舎内に音楽(ラジオ等)を流し、牛たちがリラックスして過ごせるよう常に牛のことを考えながら育てています。
沖縄県農業協同組合宮古地区畜産振興センター:0980-72-4680
ブランド「宮古牛」の基準は、多良間村を含む宮古地域で生産・育成された黒毛和種牛で。肉質等級4等級以上のものを特選、2・3等級のものを準特選とし、ステーキや焼き肉、しゃぶしゃぶなどの料理に向いていると規定されている。宮古地域で飼育された規定外の黒毛和牛は、「宮古んま牛」と名付けられた。沖縄県産和牛銘柄は「琉牛王」「石垣牛」「やんばる牛」「宮古牛」「伊江牛」「山城牛」として地域ブランド名で販売していたが、地域団体商標登録制度に対応し、沖縄県外・県内向けの販売は、これまでの地域ブランドを統一し「おきなわ和牛」として、生産拡大・販路拡大に向け取り組んでいる。
沖縄県農業協同組合宮古地区畜産振興センター:0980-72-4680
多良間島では、古くから家の新築や出産・収穫の祝いの時などに、大切に育てた山羊を皆で分け合い食してきた、山羊との関わりが深い島です。多良間島は山羊の島として広く知られ、山羊の数は人の数よりも多いのではと言われるくらい山羊が多い島です。柵などが無い所で育てられていることが多く、自由に島の野草をむしゃむしゃと食べているシーンによく遭遇します。多良間島の野草は、潮風と石灰質の土壌のため栄養価が高く、島の豊な野草を食べて育つ山羊は、島自慢の山羊に成長しています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
沖縄では昔から、山羊を飼う習慣が広く普及していて、特に多良間島のような離島では、山羊は重要なタンパク源として、今も大切に島で飼われています。島では山羊は「ピンダ」と呼ばれ、島の人々に親しまれています。山羊料理で知られている多良間島では、島自慢のピンダ(山羊)をブランド化しようと取り組んでいます。多良間島では、山羊の肉を活かした製品開発に取り組み商品化し販売しています。
多良間村観光協会:0980-79-2828
さとうきび畑の裏作に栽培れている「黒ささげ」は、宮古地方では昔から「黒小豆」と呼ばれ常食されている。島の人は味の濃い「黒小豆」(黒ささげ)を好み、畑の緑肥用として作られ、各家庭で自家消費されています。多良間島では「黒ささげ」を黒糖に次ぐ特産品に育てようと取り組んでいます。栄養価の面でも優れ、高タンパク・低脂肪食品で、繊維質は芋やゴボウよりはるかに優り、ポリフェノールやサポニンなど抗酸化作用も高く老化防止に効果も。ビタミンB1・B2やカリウム・カルシウムなどのミネラルが豊富で高血圧や糖尿病にも効果が。多良間島では自然食品として商品化し販売しています。
多良間村観光協会:0980-79-2828
多良間島は珊瑚礁が隆起した平坦な島です。平坦なため風除けに防風林のフクギがたくさん植えられている。島の外周を防風林が、さらに集落は、周囲をフクギの防風林に囲まれ「フクギの里」とも呼ばれ、フクギは昔から防風林や建築材として重宝がられています。また、防風林は防火林としても農作物や家屋などを守り続けています。多良間島の長い歴史と文化が息づく島の原風景は琉球文化を伝えています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
宮古島産のカボチャは拠点産地に認定され、ブランド化に向け栽培技術の底上げや、消費者の「安全・安心」指向に対応した、農薬使用基準の順守と防除日誌記帳を徹底している。販売戦略については「亜熱帯野菜としての魅力をアピール」する方針で、多良間島産でも出荷箱に「宮古島産」を表示するようになっている。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
ゴーヤ(ニガウリ)は、沖縄の代表料理「ゴーヤーチャンプルー」で有名でが、沖縄の人達には、ゴーヤは精力をつける夏ばて防止食材として、古くから重宝されている健康野菜です。宮古方言では「ゴーラ」と呼び、ビタミンCを多く含み、加熱しても失われません。沖縄の暑い夏をしのぐには、ゴーヤの苦味がよく効き、胃腸が弱っているときや糖尿病、高血圧にも効果があるとされている自然食品です。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
熱帯果実の青パパイヤは、沖縄では一般的に野菜として食されています。コリコリ食感が楽しめ、どんな料理にも合う野菜で、たんぱく質分解酵素のパパイン酵素を含み、肉と一緒に炒めると肉が柔らかくなります。疲労回復に有効なりんご酸やクエン酸、整腸作用に有効な食物繊維のペクチンなどを含み、消化を助けるといわれ、健康野菜としても人気が高い自然食品で、年中収穫されている。島の太陽をいっぱい浴びた真っ赤な果肉の赤パパイヤは、果汁がたっぷりで、フルーティな香りの完熟パパイヤで、収穫され島内で消費されています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
八重山地方の島バナナは、小ぶりで果実が濃厚な甘味が特徴のバナナです。手入れにあまり手間がかからず、成育も早いことから、島では古くから民家の石垣などで栽培されています。自家食用の島バナナは、島のあちこちの民家で栽培されおり、自慢の島バナナは島内で消費されています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
沖縄に4百年前から自生していると言われる「ノニ」は、昔から珍重されてきた果実で、多良間島でも海岸沿いに多く自生しています。海に囲まれた自然で育った「ノニ」から熟した実を収穫し食します。一年中収穫できますが、時期や天候などにより、熟し方に差が生じ、風味や味覚も違います。「ノニ」はジュースを始め、葉をお茶として飲まれたり、根を染料として使われたりしています。また、昔からの自生「ノニ」種を多良間島で無農薬栽培し、多良間産100%ノニジュースなどを製造・販売するなど、多良間島の振興や発展を目指す地場産業も進展しています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
国内有数珊瑚礁の宮古諸島の島々では、沿岸漁業を主体とする小型漁船による漁業が盛で、島自慢の季節の魚貝類を漁獲し、地元の漁港に水揚げしています。水揚げされた新鮮な旬の地魚は、地域の消費者や営業施設などに供給され、島自慢の郷土料理などに調理され提供されています。
多良間村役場村空港管理課:0980-79-2011
島の暦で「うるずん」と呼ばれる季節は、島の人達は海へ出て、季節の食材を調達し、モズク・アーサ・貝類が食卓を飾る。モズクが採れるのは、砂地に小さな珊瑚の欠片が転がる浅瀬の、リーフの内側イノーと呼ばれる場所。モズクは海底の小さな珊瑚片から髪の毛のように揺れて生えている。珊瑚のモズクは島自慢の天然モズクです。沖縄県産モズクは、食物繊維やミネラルを多く含んだ低カロリー食品で、琉球列島特産種で全国一の生産量を誇っています。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
伊良部島では、アーサの時期になると家族総出で、岩に着いたアーサ採取に出かけるぐらい島の人はアーサが大好きで、アーサが島の長寿を支えているのかも知れません。アーサにはカロテン、鉄分、ナトリウム、リン、ビタミン、ミネラルが豊富な海藻です。沖縄地方では、お吸い物やお味噌汁・天ぷら等に料理して、食べるのが一般的な天然の健康食品です。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
八重山宮古地方で、刺身といえばイラブチャーというくらい地域の人々に親しまれている地魚です。イラブチャーの仲間の魚は非常に多く、一説には80種とも言われています。珊瑚礁域に生息している魚で、色とりどりの色彩で泳ぎ回っています。体の割りに口が小さく、歯は上下が1枚の板のように合わされ、オウムの嘴に似ています。咬む力が非常に強く、珊瑚や海藻を噛み砕いて食べます。最大のものは約80cm位に成長する地魚です。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
高級魚グルクンは、沖縄の県魚です。海底が珊瑚礁の20〜50mのところを大きな群れで郡遊し、リズムに合わせ、迅速かつ正確な団体行動をとり、それぞれが赤や黄、青色に彩られ、その動きは大変美しい。沖釣りの入門ともいえるのがこの魚で、釣りやすくて釣りづらいと言い、タナ(回遊層)が絶えず変化するからだそうです。全長15〜50cmの魚。初心者とベテランでは釣果に大きな差が出るそうです。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
沖縄の三大高級魚の一つにハマダイ(あかまち)があります。白身の地魚でクセがなく、しかも旨みが強いので刺身は絶品です。皮目をいかして皮霜造りにしてより旨く食せます。塩焼きにしても旨く、味わいはイサキの塩焼きに匹敵する。水深200〜400mの海底に生息している魚で、産卵期は7月〜10月。
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アーラミーバイは、ハタ科のアカハタ・マハタ・クエ・タマカイ等の種別の魚で、浅い海の岩礁やサンゴ礁に多く生息している。大きな口の両アゴに針山のような鋭い歯と、さらにホホの内側にノコギリ状の歯を備え、どん食漢代表のような魚。岩かげでエサを待ち構え、自分の体と変わらない大きい魚にも襲い掛かる。アーラミーバイの味の良さは絶品で、白身は、あっさりとした中に絶妙のまろやかさと甘みがあり、皮下のゼラチン質と脂分が非常に濃厚な美味しさを発揮し、食べると肌にもいいようで、コラーゲンがたっぷり含まれている高級魚です。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
沖縄の海には二ザダイの仲間が多く、特に好まれるのがテングハギ。地元では角が生えている為か、ツヌマン・チヌマンなどと呼ばれている。大きな群になって泳いでいるので、網なので漁獲しやすいため沖縄では重要な水産対象魚です。角のような突起物が特徴の魚で、磯などに生息している魚。秋から冬にかけて脂がのり、少々磯臭いが新鮮なものは刺身で美味い地魚です。非常にパワフルで、引きが強くフカセ釣りの対象魚として人気がある魚です。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
冬の大潮の時の最大の獲物はタコで、伊良部島では、ワモンダコ・シマダコがほとんどで、ワモンダコを「シマダコ(島蛸)」、シマダコを「シガイ」と呼んでいる。干潟などにいるテナガダコを「ンゾー」や「ウムズナー」と呼び、島の周りの干潟などでは、島の人々達が獲っています。タコ獲りといえば、沖縄の海人の潜水タコ突き漁は有名。タコは冬になると産卵のために浅場に移動してきて、つがいになって2匹いっしょにいることが時期になると多く見ることができます。
多良間村役場村づくり課:0980-79-2011
毎年、旧暦8月8日〜10日の3日間にわたり開催します。五穀豊穣を祈願し、島の民俗踊り・古典踊り・組踊を奉納する。国指定の重要無形民族文化財で、多くの観光客や研究者などが多良間島を訪れます。1600年代当時、反布税を課せられた宮古・八重山地方の農民が税を皆納し、土原御願・ピトゥマタ御願に完納報告、次年の豊作祈願を年中行事になったのが起源、毎年、重税を皆納した事に、島民挙げて盛大に祝い、楽しみ、慰め合い、励ましあった祝席で踊り出した「民俗踊り」が、現在まで伝わる「多良間の豊年祭・八月踊り」です。
多良間村役場総務財政課:0980-79-2011
毎年旧暦の8月8日〜10日の3日間にわたって繰り広げられる踊りの数々。豊年祭「八月踊り」は、島で一番盛大な伝統行事です。国の重要無形民俗文化財に指定されている奉納舞台は、琉球王朝時代の宮廷舞踊を、今に伝える一大絵巻です。八月踊りは、明治時代になってから、民俗踊りに加えて、古典踊りや組踊りが首里から伝えられ、現在の八月踊りになっています。
多良間村役場総務財政課:0980-79-2011
毎年10月に多良間島で開催されている「たらま島一周マラソン大会」は今年も開催されます。多良間島の自然を満喫しながら、島を一周する、とても気持ちの良いマラソン大会です。第13回たらま島一周マラソン大会は、平成22年11月13日(土)に開催します。申込期間は、10月20日(水)までとなっています。ぜひ、多良間島にお出かけ下さい。参加をお待ちしております。
たらま島一周マラソン大会実行委員会事務局:0980-79-2260
(多良間村役場総務財政課観光係内)
毎年1月に開催する、日本最南端の「宮古島100qワイドーマラソン」は、1990年に始まった、リピーターファンの多い人気大会です。宮古島の大自然と美しい海と青い空を見ながら、自分流のペースで完走を目指す姿はたのもしい。50km種目もあり、ウルトラ初挑戦を目指すランナーでも自分を確かめられる楽しい大会になります。
宮古島100kmワイドーマラソン実行委員会:0980-73-1046
伊良部島で2011年2月27日(日)に、「第12回ロマン海道・伊良部マラソン」が開催されました。風光明媚な伊良部島の大自然の中でマラソンを楽しむ、参加者の健康増進を図り、地域の活性化につなげようと企画された、ハーフコースのマラソン大会です。エメラルドグリーンの美しい海など伊良部島の自然を楽しむことを、テーマに揚げています。
コースは、A(21.3km)B(14.6km)C(7.0km)D(2.3km)の4コース。いずれもB&G体育館(佐良浜中学側)スタート&ゴール。
宮古島市伊良部支所佐良浜出張所(事務局):0980−78−4960