伊良部島は、宮古島の北西に位置し、宮古諸島の中で宮古本島についで大きな島。定期船が発着する佐良浜港周辺と下地島との間にある入り江周辺に6つの集落があり、その間には広大なさとうきび畑が広がっている。最高標高の牧山がある南東部から北部にかけての東側の海岸線は切り立った断崖が続き、南部から北西側にかけては穏やかな傾斜となっていて、海岸は白い砂浜が延々と続く渡口の浜などがある。島の産業は、カツオ漁を中心とした漁業とサトウキビなどの農業。島の周辺には数多くのダイビングスポットなどがあり、訪れる観光客も年々増える傾向にある。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
伊良部島の海の玄関口、佐良浜港のすぐ後ろに佐良浜集落(前里添・池間添)があり、白っぽいコンクリート製の家々が小高い丘の斜面にぎっしりと立ち並ぶ風景は、海から見ると異国の風景を見ているようです。伊良部島や下地島には大小15ヶ所ほどの御嶽が点在し、現在でも年間を通して様々な伝統の祭祀が行われている。なかでも秋に行われる豊年祭「ユークイ」は、島の各集落をあげて盛大に行われる祭事です。
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宮古島の平良港と佐良浜港に、定期船が就航している。平良港より高速船で約15分、カーフェリーで約25分で、伊良部島の佐良浜港に着く。
【宮古フェリー】高速旅客船は1日11〜12往復運航。カーフェリーは1日6往復運航。
【はやて海運】 高速カーフェリーは1日11往復運航。カーフェリーは1日7往復運航。
宮古島市役所港湾課:0980-72-4876
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
宮古フェリー:0980-72-3263
はやて海運:0980-72-6641
伊良部島では現在も、伝統漁法の「追い込み網」による漁などが盛んに行われ、水揚げも沖縄県屈指の漁獲高を誇っています。佐良浜港に隣接した伊良部島漁協魚市場には、沖合漁業でのカツオやマグロ・イラブチャー・グルクンなど、様々な魚が水揚げされています。佐良浜漁港は、周辺海域に設置したパヤオなど近海で操業れる沖合漁業などの漁業基地でもあり、季節の旬の魚が水揚げされ、盛んに本島や那覇などへと出荷されています。
宮古島市役所水産課:0980-74-2212
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
伊良部島では、海神祭が終わるとカツオ漁のシーズンとなり、カツオ漁の最盛期を迎え、9月頃にはカツオ漁のピークとなります。地元の漁港からは、毎日休みなくカツオ漁船が出港し、黒潮に恵まれた好漁場で旬のカツオを漁獲しています。その日の午後には沢山のカツオを積んで港に戻り、佐良浜漁港には新鮮なカツオが豊富に水揚げされ、港は活気づく大変賑わいます。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
日本最西端海域のフィリピン沖で誕生した豊かな黒潮(日本海流)は、八重山・宮古諸島周辺の海を通過しており、黒潮に乗って回遊して来る様々の大型回遊魚が集まる、絶好の漁場が形成されており、本マグロなどが漁獲され水揚げされています。また、カジキ釣り船やマグロ釣り船などは、伊良部島の近海で大型回遊魚と闘い、巨大マグロやカジキなどの大型回遊魚を漁獲しトローリングを楽しんでいます。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
八重山宮古地方で、刺身といえばイラブチャーというくらい地域の人々に親しまれている地魚です。イラブチャーの仲間の魚は非常に多く、一説には80種とも言われています。珊瑚礁域に生息している魚で、色とりどりの色彩で泳ぎ回っています。体の割りに口が小さく、歯は上下が1枚の板のように合わされ、オウムの嘴に似ています。咬む力が非常に強く、珊瑚や海藻を噛み砕いて食べます。最大のものは約80cm位に成長する地魚です。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
高級魚グルクンは、沖縄の県魚です。海底が珊瑚礁の20〜50mのところを大きな群れで郡遊し、リズムに合わせ、迅速かつ正確な団体行動をとり、それぞれが赤や黄、青色に彩られ、その動きは大変美しい。沖釣りの入門ともいえるのがこの魚で、釣りやすくて釣りづらいと言い、タナ(回遊層)が絶えず変化するからだそうです。全長15〜50cmの魚。初心者とベテランでは釣果に大きな差が出るそうです。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
沖縄の三大高級魚の一つにハマダイ(あかまち)があります。白身の地魚でクセがなく、しかも旨みが強いので刺身は絶品です。皮目をいかして皮霜造りにしてより旨く食せます。塩焼きにしても旨く、味わいはイサキの塩焼きに匹敵する。水深200〜400mの海底に生息している魚で、産卵期は7月〜10月。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
アーラミーバイは、ハタ科のアカハタ・マハタ・クエ・タマカイ等の種別の魚で、浅い海の岩礁やサンゴ礁に多く生息している。大きな口の両アゴに針山のような鋭い歯と、さらにホホの内側にノコギリ状の歯を備え、どん食漢代表のような魚。岩かげでエサを待ち構え、自分の体と変わらない大きい魚にも襲い掛かる。アーラミーバイの味の良さは絶品で、白身は、あっさりとした中に絶妙のまろやかさと甘みがあり、皮下のゼラチン質と脂分が非常に濃厚な美味しさを発揮し、食べると肌にもいいようで、コラーゲンがたっぷり含まれている高級魚です。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
沖縄でマグロの次に多く漁獲されている海産物がソデイカで、沖縄のソデイカは全国のソデイカ生産量の60%を占めています。沖縄方言で「せーいか」と言い、体長は1mにもなる大きな魚です。沖縄のソデイカ漁業は、本格的に始まってから18年しか経っていない新しい漁業ですが、今ではマグロに次ぐ重要な位置を占めています。石垣島では、コウイカも漁獲し水揚げしています。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
沖縄の海には二ザダイの仲間が多く、特に好まれるのがテングハギ。地元では角が生えている為か、ツヌマン・チヌマンなどと呼ばれている。大きな群になって泳いでいるので、網なので漁獲しやすいため沖縄では重要な水産対象魚です。角のような突起物が特徴の魚で、磯などに生息している魚。秋から冬にかけて脂がのり、少々磯臭いが新鮮なものは刺身で美味い地魚です。非常にパワフルで、引きが強くフカセ釣りの対象魚として人気がある魚です。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
冬の大潮の時の最大の獲物はタコで、伊良部島では、ワモンダコ・シマダコがほとんどで、ワモンダコを「シマダコ(島蛸)」、シマダコを「シガイ」と呼んでいる。干潟などにいるテナガダコを「ンゾー」や「ウムズナー」と呼び、島の周りの干潟などでは、島の人々達が獲っています。タコ獲りといえば、沖縄の海人の潜水タコ突き漁は有名。タコは冬になると産卵のために浅場に移動してきて、つがいになって2匹いっしょにいることが時期になると多く見ることができます。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
国内市場のモズクの90%以上は沖縄産で「日本一の名産地」です。その中でも「天然もずく」は、収穫量が少なくあまり市場に流通しにくい希少なモズクです。天然もずくは、やや茶色かかった色合いで一本一本の太さも太く歯ごたえがあり、海藻の中でもヌメリ成分が一番多いのが特徴です。伊良部島のきれいな海と太陽の下で育ったもずくは、ぬるぬる感もすごく、一般のもずくに比べて3倍、自然食品としても人気が高い海藻です。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
伊良部島では、アーサの時期になると家族総出で、岩に着いたアーサ採取に出かけるぐらい島の人はアーサが大好きで、アーサが島の長寿を支えているのかも知れません。アーサにはカロテン、鉄分、ナトリウム、リン、ビタミン、ミネラルが豊富な海藻です。沖縄地方では、お吸い物やお味噌汁・天ぷら等に料理して、食べるのが一般的な天然の健康食品です。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
県内屈指の水揚げを誇る伊良部島では、水揚げされた獲れたての新鮮なカツオを生かし、地元の鰹節工場で、自慢のカツオ加工製品を作っています。鰹なまり節や惣菜風「鰹味付けナマリ」など、添加物や保存料を一切使用しない手作り製品は、島自慢の味です。鰹味付けナマリは、地元ではちぎってそのまま、またはマヨネーズを添えて一品に、ゴーヤーなど野菜のチャンプルーに、お肉の代わりにちぎって使います。肉要らず、ダシ要らず、とっても美味しくなる島の食材です。
伊良部町商工会:0980-78-6260
佐良浜地区に古くから伝わる、県内唯一の本格的な追い込み漁は、地元ではアギヤーと呼ぶ。大正初期に糸満漁師が佐良浜漁師に漁法を伝授。追い込み漁を、サンゴ礁群の八重干瀬で操業したのが始まり。対象魚群は今も変わらぬグルクン。海底に袋網を敷設し、袋網につないで袖網をハの字状に設置。数十人がチームワークでグルクンの大群を袋網に追い込み漁獲する。佐良浜を拠点「追い込み漁を続けるの国吉組(国吉正雄代表)は、先輩らから伝統の追い込み漁を受け継いで五代目。伝統の追い込み漁を守り続けたいと、チームワークで伝統漁業を続けています。
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
伊良部島漁協の佐良浜漁港の即売所では、午後2時ころから水揚げされた新鮮な魚の即売が始まり、その場で購入することがで、地元の住民は、夕飯のおかずにと買い求めています。また、お土産に買い求める観光客の姿も多く見られます。観光客が気軽に見学すことが出来、高速船に乗るまでの時間を生かす観光スポットにもなっています。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
佐和田の浜海岸には、干潟に石垣を積み上げ、潮の干満で垣の内側に取り残された魚を捕る、漁法に用いられる魚垣が残っている。魚垣は、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選に選定され、旧伊良部町の文化遺産に指定されている。昔ながらの漁法に使われた「魚垣(ながき)」風景を、今も見ることができる佐和田の浜は、日本の渚百選にも選ばれています。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
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伊良部島の南部は、日本の渚100選に選ばれた佐和田の浜があり、美しい景観を作り上げている。佐和田の浜を包み込むように、沖合には20キロにおよぶ環礁が発達しており、昔より格好の漁場として重宝されています。毎年10月には、渡り鳥のサシバ(ワシ・タカの仲間)が飛来することで知られています。下地島には、我が国唯一のパイロット訓練施設をもつ航空飛行訓練場「下地空港」があり、観光スポットとしても人気が高い。沿岸漁業が盛んな佐和田漁港は、島自慢の魚貝類を漁獲す小型漁船などが集まり、地場産業の漁業を支えています。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
渡口の浜は、サラサラパウダーの白い砂浜が続く、エメラルドグリーンの海には感嘆の声をあげてしまう。島民達も楽しんでいるが、人出はまばらでプライベート感を満喫できる。中の島ビーチは、宮古島本島の吉野海岸と並ぶ宮古地方有数のビーチ。サンゴ礁が海岸のすぐ近くまで迫り、様々なサンゴや魚を見ることができる。シュノーケルポイントとして人気が高く、ツアーコースに組み込まれているほどの評判の浜。また、伊良部島の中心街集落があり、旧町役場なども残る古い町並みを伝えています。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
サトウキビは沖縄を代表する農産物で、特に農作物生産の厳しい島々では基幹作物として生産され、サトウキビは、離島の農業はもとより関連産業への経済波及効果が大きく、離島地域の活性化や発展に大きく貢献しています。伊良部島でも、さとうきび・パインアップル・水稲・熱帯果樹などの農産物や、黒毛和種のブランド「宮古牛」の生産など、島特有の亜熱帯気候を活かした、多様な農蓄産物を生産しています。
宮古島市役所農政課:0980-76-6840
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
伊良部島は周囲をサンゴ礁の海に囲まれ、年中暖かな気候で、夏場の太陽の光が肌を刺すような島です。太陽の日差しが強ければ強いほどマンゴーは甘さも増し、島の完熟アップルマンゴーは、太陽をいっぱい浴びた甘味が絶品。サンゴ礁の島の土壌は、弱アルカリ性で水はけも良く、ミネラル養分を豊富に含み果樹栽培に最適。南国特有の温暖な気候と強い太陽の日射しと日照時間の長い、島で生産された完熟アップルマンゴーは、市場の評価が高く消費者にも支持されています。
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
完熟キーツマンゴーは、表皮が緑色(赤くならない)でとても大きな実をつけるマンゴー品種の一つです。キーツマンゴーは、通常のマンゴーよりも大玉(約1kg)マンゴーで、完熟してから収穫します。収穫後に常温で熟成させる「追熟」を行ってから食べます。アップルマンゴーと比べると、味は濃厚でコクがあり、とても甘いマンゴーです。外見は青いですが、中はきれいなオレンジ色で肉厚があり食べ応えがあります。
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
熱帯果実の青パパイヤは、沖縄では一般的に野菜として食されています。コリコリ食感が楽しめ、どんな料理にも合う野菜で、たんぱく質分解酵素のパパイン酵素を含み、肉と一緒に炒めると肉が柔らかくなります。疲労回復に有効なりんご酸やクエン酸、整腸作用に有効な食物繊維のペクチンなどを含み、消化を助けるといわれ、健康野菜としても人気が高い自然食品で、年中収穫されている。島の太陽をいっぱい浴びた真っ赤な果肉の赤パパイヤは、果汁がたっぷりで、フルーティな香りの完熟パパイヤで、収穫され島内で消費されています。
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
沖縄では一般的な「島バナナ」は、台風の影響などで少ない生産量と、小ぶりで果実が濃厚な甘味が特徴のバナナです。出荷量が少なく県内スーパーでも目にする事が少ない逸品。民家の石垣などで栽培され、島の自家食用「島バナナ」は、島のあちこちの民家で栽培されています。自慢の島バナナは島内で消費されています。
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
宮古島産のカボチャは、拠点産地に認定され、ブランド化に向け、栽培技術の底上げや、消費者の「安全・安心」指向に対応して、農薬使用基準の順守と防除日誌記帳を徹底しています。販売戦略については「亜熱帯野菜としての魅力をアピール」する方針で、伊良部島産でも出荷箱に「宮古島産」を表示するようになりました。地区別生産では、伊良部島が全体の約6割近くを占めています。
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
宮古諸島の島々で生産・育成されている黒毛和種牛は、県内でも有数の肉用素牛生産地域であり。周年牧草生産に恵まれた草地の造成などが進み、採草地・放牧地の草地面積も拡大し、放牧主体の低コスト生産による経営などを実現し、畜産の農業産出額なども増加し島の産業を支えています。生産される子牛の資質は高く評価され、全国から取引されています。各地の島内で肥育・育成されいる黒毛和牛は、ブランド「宮古牛」として流通しています。
沖縄県農業協同組合伊良部支店:0980-77-3117
沖縄県農業協同組合宮古地区畜産振興センター:0980-72-4680
宮古牛は、多良間村を含む宮古地域で生産・育成され、登記書と生産履歴証明書を持つ肥育素牛。宮古地域で15カ月以上肥育した黒毛和種の去勢牛や雌牛で、出荷時の月齢は去勢牛が生後25〜35カ月、雌牛が25〜40カ月の牛を言います。JAおきなわ宮古肥育センターは、小高い丘から海を見下ろす静かで涼しい環境のもとで、上質なおきなわ和牛造りを目指しています。牛舎内に音楽(ラジオ等)を流し、牛たちがリラックスして過ごせるよう常に牛のことを考えながら育てています。
沖縄県農業協同組合宮古地区畜産振興センター:0980-72-4680
ブランド「宮古牛」の基準は、多良間村を含む宮古地域で生産・育成された黒毛和種牛で。肉質等級4等級以上のものを特選、2・3等級のものを準特選とし、ステーキや焼き肉、しゃぶしゃぶなどの料理に向いていると規定されている。宮古地域で飼育された規定外の黒毛和牛は、「宮古んま牛」と名付けられた。沖縄県産和牛銘柄は「琉牛王」「石垣牛」「やんばる牛」「宮古牛」「伊江牛」「山城牛」として地域ブランド名で販売していたが、地域団体商標登録制度に対応し、沖縄県外・県内向けの販売は、これまでの地域ブランドを統一し「おきなわ和牛」として、生産拡大・販路拡大に向け取り組んでいる。
沖縄県農業協同組合宮古地区畜産振興センター:0980-72-4680
通り池は、2つのコバルトブルーの池があります。通り池は、伊良部県立自然公園として整備され、池の周りは木製の柵もあり安心して壮大な風景を楽しむことができる。通り池は、ダイバーにとって憧れのスポット。通り池の2つの池は、下部で互いに繋がっており、さらに、外界とは地下洞窟で結ばれている。外海からは、高さ45m、幅約20mの巨大なトンネルを通って池に入ることができます。通り池には、カスミチョウチョウウオ・オニイトマキエイ・ナポレオン・イソマグロ・ネブリブカというサメなど様々な生物がいます。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
伊良部島は沖縄本島から南へ約320km。神話が伝わる神秘の島です。見所はなんといっても島全体に広がる豊かな景色と特異な地形。サラサラパウダーサンドの「渡口の浜」。崖と眼下のリーフが美しい「フナウサギパナタ」。海と池が海中の大きなアーチでつながった「通り池」。生まれ変わりの場所と言われるパワースポット「鍋ぞこ池」など。琉球石灰岩の海岸線の美しさ。高い透明度を誇る海の青さ。絶景の夕陽と夕焼け。伊良部島ならではのダイビングポイントを楽しめます。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
佐良浜漁港で行われるハーリーの日は、町中が熱気に包まれる。祭りは早朝、大主神社で大漁・航海安全祈願で始まる。その後、佐良浜小学校鼓笛隊を先頭に、各団体の大パレードが行われる。ハーリー競漕には、大勢の町民が駆けつけ身内の漕ぎ手チームを応援する。その熱狂振り競漕を観る真剣な眼差しは、海人の町に引き継がれてきた爬竜舟競漕の伝統と誇りを感じさせる。南洋鰹一本釣り漁で島が発展し。現在もカツオ産業に多くの町民が関わっている。それゆえに祭りの最大のアトラクションは、大漁旗を掲げた鰹漁船から鰹の切り身が投げ振る舞われる「大盤振る舞い」だ。長い航海から無事帰ってきた男たちを迎え、そして大漁の成果を祝う。こうした海人の妻達の喜びを表現するものである。航海安全と豊漁を願うハーリー祭にふさわしいと感動する祭り。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
伊良部島に、500年以上続いている伝統的なお祭りが、ユークイ(豊年祭)です。島にはたくさんの祭りや行事・神願いがありますが、中でもユークイは、年に一度の特別な行事として、普段地元の人でも入ることが許されていないウタキ(御獄)」の中で、夜中まで続く前夜祭から翌日まで一日中、島全体がご先祖様と神様のお祝いで賑わいます。各部落ごとにユークイを行う習慣の為、島の方達は他の部落のウタキに入ることはほとんどありません。ご先祖や土地へ感謝する心を持って、伊良部島の皆様に喜ばれる行動ができる方を対象に、年に一度だけ、伊良部島以外の方をお連れする機会を作っています。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
国内で宮古島にだけに設定されている「パヤオの日(8月8日)」は、3日間の日程で幕開けする、初日は伊良部漁協で式典が実施され、パヤオの日を記念して実施された釣り大会の表彰式や大物キハダマグロの解体ショーなどが行われ、参加者らは、漁場のパヤオ(浮き魚礁)に感謝し、航海安全と大漁を祈願する。伊良部沖にパヤオが初めて設置されたのは1982年で、当時の伊良部漁協が、県と伊良部町の補助を受け、伊良部沖に6基設置した。これが国内初のパヤオ設置だったことで「パヤオの日」が決った。
伊良部島漁業協同組合:0980-78-3119
11月の北風が吹き始める寒露の頃、毎年約5万羽のサシバ(ワシ・タカの仲間)が、日本からフィリピンに渡る途中に宮古諸島に飛来します。その90%以上が伊良部島で羽を休めます。時には何千羽、何万羽にもなる乱舞は壮観で、フナウキバナタのデザインにも使われるなど、伊良部島を代表する鳥になっています。
宮古島市役所観光課:0980-73-2690
宮古島市役所伊良部支所:0980-78-6250
伊良部島で2011年2月27日(日)に、「第12回ロマン海道・伊良部マラソン」が開催されました。風光明媚な伊良部島の大自然の中でマラソンを楽しむ、参加者の健康増進を図り、地域の活性化につなげようと企画された、ハーフコースのマラソン大会です。エメラルドグリーンの美しい海など伊良部島の自然を楽しむことを、テーマに揚げています。
コースは、A(21.3km)B(14.6km)C(7.0km)D(2.3km)の4コース。いずれもB&G体育館(佐良浜中学側)スタート&ゴール。
宮古島市伊良部支所佐良浜出張所(事務局):0980−78−4960
毎年1月に開催する、日本最南端の「宮古島100qワイドーマラソン」は、1990年に始まった、リピーターファンの多い人気大会です。宮古島の大自然と美しい海と青い空を見ながら、自分流のペースで完走を目指す姿はたのもしい。50km種目もあり、ウルトラ初挑戦を目指すランナーでも自分を確かめられる楽しい大会になります。
宮古島100kmワイドーマラソン実行委員会:0980-73-1046
毎年10月に多良間島で開催されている「たらま島一周マラソン大会」は今年も開催されます。多良間島の自然を満喫しながら、島を一周する、とても気持ちの良いマラソン大会です。第13回たらま島一周マラソン大会は、平成22年11月13日(土)に開催します。申込期間は、10月20日(水)までとなっています。ぜひ、多良間島にお出かけ下さい。参加をお待ちしております。
たらま島一周マラソン大会実行委員会事務局:0980-79-2260
(多良間村役場総務財政課観光係内)