国境の島 対馬厳原港には、日本最大豪華客船の飛鳥Uなどがクルーズ寄港、地域間交流や国際交流などを実施し、地域の活性化や地域振興などを目指す交流活動などが展開されています。
対馬市観光物産推進本部:0920-53-6111
九州郵船のこの航路には、高速船ヴィーナス・ヴィーナス2、フェリーちくし・フェリーきずな、4隻で運航している。
【高速船ヴィーナス】航海速力43ノット
博多〜壱岐壱岐 1時間10分
壱岐〜対馬 約1時間
【フェリーちくし・フェリーきずな】
博多〜壱岐 2時間20分
壱岐〜対馬 約2時間20分
九州郵船(株):092-281-0831
博多港発着所:092-281-6636
壱岐支店:0920-47-0004
対馬支店:0920-52-0793
厳原港は、対馬島の南東部に位置し、古来より中国大陸や朝鮮半島との交流港として知られ、対馬の藩主宗氏の藩船停泊地として栄えて歴史ももっています。同港は、対馬の玄関口として特定港(港則法)、検疫港(検疫法)及び出入国港(出入国管理及び難民認定法)に定められ釜山港との国際定期航路が就航しており国際交流が盛んであるほか、郷ノ浦港や博多港とも内航定期航路で結ばれ離島生活航路とし島民に親しまれているなど、対馬全体の生活を支える重要な役割を果たしています。現在は、老朽化した岸壁施設等の更新と狭隘化した埠頭施設を再編すべく「離島ターミナル整備事業」が実施されており、より安全かつ安定したターミナル運営が行えるよう人流機能と物流機能の分離を図る施設整備が進められています。
九州地方整備局
長崎港湾・空港整備事務所:095-878-5175
平成9年12月に厳原港国際ターミナル、平成11年4月に比田勝港国際ターミナルを開設し航路誘致を行いました。
平成11年7月14日から厳原〜釜山間で、大亜高速海運が高速船「シーフラワー号」を不定期で運行し、平成12年4月から定期航路となり。平成13年4月からは、比田勝〜釜山間も運行を始めました。現在は、「オーシャンフラワー号」が就航しています。
また、平成13年10月より、JR九州高速船鰍フジェットフォイル「(ビートル」が、比田勝〜釜山間に新規就航、更に、11月から未来高速鰍フジェットフォイル「コビー」が、厳原〜釜山間に新規就航しています。
【厳原〜釜山間】 約1時間10分(毎日1〜2便運行)
【比田勝〜釜山間】 約2時間30分(毎日1〜4便運行)
予約先
ジャパン大亜(オーシャンフラワー):0920-52-3138
JR九州高速船(株)(ビートル):0920-86-2210
対馬JETLLN(コビー)
対馬国際ライン(オーシャンフラワー・ビートル):0920-86-2008
対馬は、豆酘漁港・美津島漁港・水崎漁港・伊奈漁港・一重漁港・三浦湾漁港・鴨居瀬漁港・佐賀漁港・小鹿漁港・琴漁港・久根浜漁港・阿須湾漁港・泉漁港など多数の漁港を有し、また、厳原町漁業協同組合内院出張所・厳原町漁業協同組合佐須支所・美津島町漁業協同組合三浦湾支所・美津島町漁業協同組合大船越支所・美津島町漁業協同組合鴨居瀬支所・豊玉町漁業協同組合本所綱島支所・豊玉町漁業協同組合本所位之端出張所・豊玉町漁業協同組合本所水崎支所・豊玉町漁業協同組合本所唐洲出張所・上県町漁業協同組合・仁田支所・上対馬町南部漁業協同組合小鹿支所・上対馬町漁業協同組合泉支所・上対馬町漁業協同組合唐舟志出張所・上対馬町漁業協同組合河内出張所・根緒漁業協同組合などがある、漁業が古くから盛んな島で、沿岸や日本海でのイカ釣漁を主体に、タイやブリなどの一本釣り漁や沿岸での定置網漁が行われています。
対馬市農林水産部水産振興課:.0920-53-6111
日本海の対馬海峡に浮ぶ対馬は、豊かな漁場に恵まれ、対馬東沿岸や日本海を漁場の中心とする、イカ釣り漁業が盛んな古い歴史と伝統を誇る漁師まちでです。イカ釣り生産量は県内生産量の約50%を占めています。また、対馬の漁業は、定置網漁や延網漁なども盛んで、古い歴史の漁師まち文化を守り続けています。
対馬市水産振興課:0920-53-6111
対馬周辺の海域は、暖流とプランクトンの多い寒流がぶつかり、「魚がわきあがる」と評される好漁場で、アジ・サバ・ブリ・イカ・鯛など、豊富な種類の魚が回遊してきます。対馬の漁師は、伝統漁の一本釣り漁法で、天然ブリや天然鯛などを漁獲し、地元漁港に水揚げし、高級ブランド魚として市場に出荷しています。
対馬市水産振興課:0920-53-6111
古い歴史と伝統の筑前国鐘崎の海女は、当時、日本海沿岸の各地に出稼ぎして海女漁をした程、知られている海女文化です。対馬沿岸は海藻が多く、餌となるプランクトンが多く魚貝の成長も良く、絶品の魚貝に育ちます。アワビ・サザエ・ウニなどの絶品が育ちます。育てる栽培漁業も盛んに行われ、基準を満たした質の良い魚貝が水揚げされています。
対馬市水産振興課:0920-53-6111
上対馬町漁協の日昇漁業の定置網で、2010年7月、456kg巨大クロマグロが水揚げされ、築地市場で高額で落札され、地元の話題になっています。マグロ漁業基地の上対馬町漁協によると、マグロは体長3m・胴周り2.3m、これほど大きなマグロは初めてとのこと。記録が残る中では、1986年4月に宮城県油津産、496kgマグロが一番大きく、対馬産本マグロは史上2番目の水揚げとなる。
上対馬町漁業協同組合:0920-86-2021
豊富な種類の魚が地元漁港に水揚げされる対馬では、地元の水産加工会社が、水揚げされた新鮮な季節の旬の魚を活かし、地元ならではの特産品を加工・販売しています。地元に水揚げされた魚貝を加工・製品化する、伝統や技術が受け継がれています。
対馬市水産振興課:0920-53-6111
対馬の中央に広がる浅茅湾は対馬を代表する風景で、入江と島々が入り組んだ、大変美しいリアス式海岸です。古代より浅茅湾では天然のアコヤ貝から天然真珠が採取され、朝廷へ献上品とされてきた歴史がある。浅茅湾では、真珠の養殖が盛んに行われています。浅茅湾の真珠は、品質と柔らかい色合いにより高い評価をうけています。
対馬真珠養殖漁業協同組合:0920-52-0347
対馬では、古来より「蜂洞」と呼ばれる伝統的な道具を使った養蜂が行われている。全国的に西洋ミツバチによる養蜂が主ですが、対馬では伝統的な手法で、ニホンミツバチと蜂蜜を生産しています。島外に出ることがなかった「幻のニホンミツバチ」です。島内の至る所で見かける「蜂洞」(右写真)で蜂蜜を採取します。島内の養蜂記録は6世紀にさかのぼる、古い歴史と伝統を誇る対馬の養蜂風景です。
対馬市農林振興課:0920-53-6111
山林が89%を占める自然豊かな対馬は、美津島町の白嶽に原始林が残り国の天然記念物に指定されています。林床では、コナラやアベマキなどの原木(ほだ木)を使った椎茸栽培が盛んに行われています。対馬の椎茸は、歯ごたえのある食感で肉厚の深い味わいから「山のアワビ」とも言われています。天然の安心・安全・食品です。
対馬市農林振興課:0920-53-6111
浜御塩は、対馬海流の流れの速い外海に面する海藻が生い茂る海の、浜御塩工房久須保にて取水し、逆浸透膜ネット噴霧式の海水濃縮設備で、濃縮し平釜で炊き上げ仕上げた塩です。塩づくり職人が手塩にかけた美味しいし天然塩です。
対馬観光物産協会:0920-52-1566
厳原町の佐須川上流域(若田)には、硯の原石となる頁岩が層をなしており、石の模様をそのまま活かして造られる「若田硯」は、紫式部が源氏物語を執筆する際、愛用されたと伝えられています。江戸時代の儒学者・林羅山をして「中国の端渓」にも匹敵すると言わしめた逸品です。若田硯は留墨、発墨性に優れ、温潤な石質により、多くの書家に愛用されています。
対馬観光物産協会:0920-52-1566
大正8年創業の地酒蔵は、島民に広く親しまれている対馬唯一の造り酒屋です。代表的銘柄は、対馬の霊峰から名付けた「白嶽」で、平成16年度全国新酒鑑評会金賞、福岡国税鑑評会吟醸酒部門3回連続金賞に輝いています。焼酎「やまねこ」は、麦焼酎8:米焼酎2をブレンドした珍しい麦米焼酎で、あっさりした味わいです。
対馬市商工会:0920-54-8045
銘菓「かすまき」は、こし餡をカステラ風の厚い皮で巻いた対馬を代表する和菓子です。
江戸時代、参勤交代から帰国した藩主を迎えるに当り、家中一同で喜びを分かち合うために考案されたと、言い伝えがある当時としては贅沢な和菓子です。一般庶民の口にも入るようになったのは、明治以降のことです。
対馬市商工会:0920-54-8045
美津島町根緒の漁師が、浜辺で暖を取りながら食べていた豪快な漁師料理です。美味しい新鮮な地元の魚介類を、石英班岩と言う特殊な岩を熱し、その上で焼いて食べる郷土料理です。熱された石が発する遠赤外線が食材を内部からふっくらと焼き上げ、素材の旨味を100%楽しむ事が出来ます。
対馬市商工会:0920-54-8045
対馬に古代から伝わる郷土料理で、冠婚葬祭や各種行事などの際、よく振る舞われ親しまれてきた郷土料理です。地鶏やメジナ・ブリなどの魚介類と野菜を具材にした、寄せ鍋ですが、材料の地鶏を椿油で炒ってから料理するため「いりやき」と名付けられたと言われ。海の幸・山の幸の全ての旨みがでたスープに、最後にソーメンとか蕎麦を入れて食べるのが習わしで、「いりやきは後食え」と言われるほど美味しい料理です。
対馬市商工会:0920-54-8045
江戸時代にさつま芋が薩摩藩から導入され、対馬のやせ地にも適応できる優れた野菜でしたが、保存が難しく問題でした。やがて、さつま芋を水に漬け発酵させるなど、複雑な工程で澱粉(セン)を取り出す方法が考案され、長期保存が可能になりました。乾燥したセンをぬるま湯で戻し、沸騰した鍋の上で、穴のあいた鉄板から押し出して麺状にしたさつま芋の麺、プルプルした食感が楽しめる、対馬の素朴でヘルシーな郷土料理です。
対馬市商工会:0920-54-8045
日本の蕎麦は、縄文時代後期に中国から朝鮮半島を経由して伝わったと言われていますが、荒地に強く水に弱い蕎麦は、対馬の岩がちで平地の少ない土地が適しており、「木庭作」と呼ばれる山の斜面を利用した焼畑で栽培され、今も原種に近い対馬のソバ(対州そば)は貴重な蕎麦です。小粒で風味が強く、独特な味わいがあります。
対馬市商工会:0920-54-8045
朝鮮半島に最も近いことから、古くから貿易などの交流が盛んに行われていた対馬では、毎年「対馬アリラン祭り」を開催しています。対馬アリラン祭りは日韓交流の大事な祭りで、通信使行列をメインに韓国舞踊団・高校音楽隊などがパレードし、朝鮮からの友好使節団を受け入れた、対馬の歴史と伝統を伝えています。同時に開催される「港祭り」では、船ぐろう(和船で櫓こぎ競争)・子供神輿・花火大会などが、盛大に開催されます。毎年、8月第1土・日曜日に開催。
対馬市観光物産推進本部:0920-53-6111
美津島町の高浜漁港で開く「高浜漁師市」は、地元高浜漁協の組合員などが全てを自らの手で、準備し開催している自慢の「漁師市」です。地元の漁業振興や観光振興などを目指しています。朝市などでは珍しく、魚を漁獲した漁師が、自ら新鮮な魚を販売するなど、地元の人々を始め訪れる多くの方々に大好評です。観光客の皆様も、安価で買い求めた新鮮な魚貝を、宅配便で送っています。毎週、日曜日に開催。
高浜漁業協同組合:0920-54-2028
承久3年〈1221年)承久の乱で隠岐に配流になった、後鳥羽上皇を慰める為に始めたのが起源とされ、約780年の歴史と伝統を誇る牛突きで、今も島の伝統文化として伝承され、定期牛突き大会などを開催し牛突き文化を伝えています。春場所大会(5月)・夏場所大会(8月)・八朔牛突き大会(9月)・一夜嶽大会(10月)・秋場所大会(11月)・牛突き練習風景(3月〜10月毎週日曜)などが開催されています。
隠岐の島町観光協会:08512-2-0787
島の岬の草原で潮風に吹かれて育つ壱岐牛の姿は、のどかな壱岐を代表する牧歌的風景です。1310年(延慶3年)に書かれた「国牛十図」で、日本一の国内牛として紹介されている、約700年の歴史と伝統のブランド牛です。今も肉牛として、黒毛和牛のブランドを誇る壱岐牛で、壱岐の島の主要な産業に発展しています。
壱岐市役所農林課:0920-44-6111