志布志湾を西に望む串間漁協では、黒潮に恵まれた好漁場で、ハマチ・カンパチの養殖が特に盛んです。カンパチはブリの仲間では最も大きくなり、頭部に背面から見て八の字形の暗色斑があることから、かんぱち(間八・勘八)と名付けられ、特に日向灘で育ったカンパチを、ブランド「沖じめ宮崎カンパチ」として全国に出荷しています。
串間市役所農林水産課:0987-72-1111
初夏から秋にかけて、沿岸にやって来る魚で、都井岬周辺で行われる「トビウオすくい」は夏の風物詩になっています。トビウオはカルシウムが多く、誰もが憧れる若返り効果ではビタミンEの50倍の効力を持つと言われるセレンが多量に含まれています。「観光とび魚すくい」は飛魚の大群が都井岬南岸に産卵のためおしよせる、6月初旬より行われます。手網ですくうもので女性でも簡単にできます。すくったものはお持ち帰りできます。
串間市役所農林水産課:0987-72-1111
串間市観光協会:0987-72-0479
ブリは、成長とともに、モジャコ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと名が変わる魚です。産卵期を迎える冬から早春にかけて、沿岸に接岸してきます。定置網・養殖で、ハマチはサッパリした味で美味しい魚です。しっかり栄養を蓄えた寒い冬のブリは寒ブリとして脂がのった特産です。
串間市役所農林水産課:0987-72-1111
東国原知事が就任してから、宮崎県マンゴーの知名度はすっかり定着しました。ブランド「完熟宮崎マンゴー」の特徴は、完熟して自然に落下するのを待って収穫することです。南国宮崎のマンゴーを堪能いただける逸品です。
串間市役所農林水産課:0987-72-1111
金柑は中国原産の最も小さい柑橘で、江戸時代に伝わったとされていますが、現在その多くは宮崎県で栽培されています。金柑は6月〜7月頃花が咲き、暖かくなると成長し甘みの元となるクエン酸が作られる。寒くなると皮が綺麗に色付き、酸味が甘みに変わり、11月に収穫出来ますが、「完熟金柑」はさらに越冬して1月〜3月頃には直径2.8センチ以上で糖度が16度以上の果実になります。
串間市役所農林水産課:0987-72-1111
やまだいかんしょ栽培は、西日本有数の一大産地になっています。葉も茎も食べられ、栄養バランスが良く、飽きがこない上、土が無くても栽培(水耕)が出来ることで、宇宙での栽培が研究されている野菜です。植物繊維が豊富で腸の運動を活発にしてくれます。抗酸化作用のあるビタミンCや抗酸化物質(カロチノイド・クロロゲン酸タンニン系)を含み、健康や美容にも抜群の効果があり、カリウム・マグネシウムも含有し高血圧を予防します。
串間市役所農林水産課:0987-72-1111
宮崎県は日本一の焼酎の消費県で、地元産の原材料から種類が豊富な焼酎が生まれます。伝統的な本格焼酎の製造工程は、まず米に麹菌を混ぜて繁殖させ、次に水と培養酵母を加えると酒母と言われる一次仕込液ができます。二次仕込の際原料に芋・麦など加えることで芋焼酎・麦焼酎などに仕上がります。
串間商工会議所:0987-72-0254
壺づくり純米黒酢は霧島の特産品であり、全国的なブランド品。江戸時代から続く製法で今も作られている伝統の黒酢です。薩摩焼の壺に蒸し米と麹、天然の湧水だけを原料に、1年から3年じっくり発酵・熟成させた酢です。熟成の過程で琥珀色に変わりまろやかさとコクが加わります。その色から(黒酢)と呼ばれています。
霧島市観光課:0995-45-5111
日本古来の漁法のカツオ一本釣り漁業、マグロ延縄漁業が今も継続されている。一本釣り漁業は、日本古来の勇壮な漁法であり、大海原で魚群を探索し、発見すると活きイワシを撒いて、同時に散水機で水しぶきを発生させて擬似針(砂引)で一匹々竿釣りする。現在、全国に約100隻の近海カツオ一本釣漁船が有り、約半数が宮崎県の漁船で、日南漁協に12隻が所属し、100トン未満の漁船が主流。漁場は、南西諸島や五島列島から沖縄近海にかけてと三陸沖と広範囲で、漁獲する魚は、カツオやハシビ・シイラ・ビンチョウマグロなどを漁獲しています。
日南市役所水産課:0987-31-1165
日南市漁業協同組合:0987-23-2111