女川町は、南三陸金華山国定公園牡鹿半島の基部に位置し、北上山地と太平洋が交わる風光明媚なリアス式海岸は、天然の女川湾と女川港を形成している漁村風景の郷です。世界三大漁場三陸金華山沖漁場に近いことから、暖流系の魚や寒流系魚など多種多様な魚貝類が漁獲され、地元漁港に水揚げされている漁師まちです。また、女川港は、古くから沿岸漁業に利用されていることと、金華山や江島・出島などの離島交通の要衝でもあり、港湾の整備の推進などとともに発展を続けています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
女川町では、6月下旬になると、結っこと呼ばれる牡蠣の養殖の種付け作業が始まります。ホタテの貝殻に牡蠣の稚貝を付着させ、1日に200〜300本ロープに巻き付け海に沈めます。牡蠣は女川の海で育てられ、翌年12月頃には収獲します。女川の海は栄養が豊富なことから、香りと艶、引き締まった歯応えのある旨みとコクが自慢の牡蠣に育ちます。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
宮城県漁業協同組合女川町支所:0225-53-2188
女川の海は、豊かな森林からの恵みが海に注ぎ、栄養豊富なプランクトンやミネラルが豊富な上、リアス式海岸で波が穏やかであり、ホタテ貝養殖漁業に適した海域です。餌となる植物プランクトンなども豊富で美味しいホタテ貝に成長します。ホタテ貝などの養殖漁業は、町の地場産業を支える大きな部分を占める漁業に発展しています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
宮城県漁業協同組合女川町支所:0225-53-2188
銀鮭の養殖を続ける女川町では、毎年サケ稚魚の放流事業などをを実施しています。養殖銀鮭はブランド化されており、尾びれの付根がが他のサケより太いのが特徴です。また、真マスは銀鮭より3倍から5倍の値が付く高級漁で、ふっくらとした食感の脂がのって甘みのある美味しい魚で、漁獲を増す増殖活動にも取り組んでいます。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
宮城県漁業協同組合女川町支所:0225-53-2188
秋の味覚の秋刀魚は、三陸金華山沖沿岸のシンボル的な魚で、全国でも有数の水揚量を誇っている魚です。三陸金華山沖沿岸で漁獲され水揚げされる秋刀魚は鮮度が良く、地元では刺身やタタキにして食べている、季節の郷自慢の魚で、女川町の水産業を支えています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
背中が濃い青緑色の斑紋があり、お腹が銀白色の真サバと、ゴマのような斑紋が付いているゴマサバは、昼は水深70〜150m辺りに生息し、夜間は表層に浮上してきます。真サバの旬は9月〜11月で秋サバと言われています。またイワシが増えてきており、美味しいマイワシ・カタクチイワシが安定した水揚げを誇っています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
真ダラは水深150〜200mの大陸棚辺りに生息していますが、厳寒期の12月〜2月には産卵のため、沿岸にもどってきます。定置網などで、季節の魚、真タラ・スケソウタラが漁獲し水揚げされています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
季節の魚がたくさん回遊してくる三陸金華山沖で、漁獲されるスルメイカやヤリイカは、漁獲量が年によって変動がありますが、安定した漁獲と水揚げ量を確保しています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
世界三大漁場の三陸金華山沖には、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊して来ます。黒潮に乗ってやって来る季節の旬の魚、初カツオ・戻りカツオや豊富な種類のマグロが漁獲され、水揚げされセリにかけられ、漁師まちは大変賑わいます。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
世界三大漁場の三陸金華山沖には、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊して来ます。ブリは成長するにつれて名前が変わる回遊魚で、春から夏は北上し、秋から冬は南下し、とくに南下を始める「寒ブリ」は美味しく絶品です。女川漁港には、ブリやなイサダどを水揚げをしています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
天然資源に恵まれた女川の海は、豊な海藻類が豊富に茂る海で、餌が豊富な湾に生息し大きく成長するアワビやウニは、旨みがぎっしりの魚貝です。女川周辺の海域は豊かな漁場が多く、磯の豊富な海藻を食べているアワビ・ウニは味も濃厚で粒も身も大きいのが特徴です。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
宮城県漁業協同組合女川町支所:0225-53-2188
三陸金華山沖沿岸で水揚げが多いヒラメ・ホシガレイなどの中間育成を行い、放流事業などを実施しいることもあり、比較的安定した漁獲量を誇っています。女川湾沿岸は砂地の海底が多く、ヒラメなどが育つ環境の海に恵まれ、大きく成長したヒラメ・カレイなどが漁獲され水揚されています。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
女川海岸の自然豊な海で育ち、海のパイナップルといわれている、南三陸名物の「ホヤ」は、初夏の声を聞くころに風味が増してきます。鮮度が落ちてくると匂いがきつくなってくることから、好みが分かれますが、新鮮でおいしいホヤの味を知ると、やみつきになる逸品です。女川産の真ダコは、身が締まっているうえ味が自慢で、女川産のタコは10月〜3月が旬です。
女川町役場水産農林課:0225-54-3131
宮城県漁業協同組合女川町支所:0225-53-2188
女川町漁師まちでは、三陸金華山沖の好漁場や沿岸の豊富な水産資源に恵まれ、季節の新鮮な地魚が水揚げされています。地元の水産加工業者は地元産の新鮮な地魚を活かし、独自の伝統技術や秘伝の味によって、自慢の味の水産加工品を生産し全国に供給しています。
女川町役場商工観光課:0225-53-4033
全国有数の秋刀魚の水揚げを誇る女川町名物の、「おながわ秋刀魚祭」が毎年開催されます。自然の恵みに感謝して、食べる・見る・買う・参加する、美味しく楽しい秋刀魚づくしの、まちをあげての秋刀魚祭。当日は、秋刀魚炭火焼き無料食べ放題・秋刀魚汁無料配布・秋刀魚つかみ取り・ステージイベント・秋刀魚の格安販売などが盛大に開催します。2010年9月19日開催の秋刀魚祭には、県内外から、7万人からのお客様に訪れていただき、祭を楽しんでいただきました。
女川魚市場買受人協同組合:0225-53-4455
石巻市の沿岸部は、牡鹿半島を境に北部はリアス式海岸、南部は平たんな砂浜海岸を形成し、養殖漁業や小型漁船などによる沿岸漁業が営まれ、また、沖合においては、寒流と暖流が交錯する世界屈指の三陸沖漁場の南方に位置することから、古くから大型漁船による漁業も営まれ、金華山沖で獲れる「さば」、「かつお」などを中心に多種多様な漁業資源を有しています。また、沿岸部では、「かき」「ほたて」「のり」「ぎんざけ」などの養殖が盛んに行われているとともに、牡鹿・雄勝エリアなど三陸リアス式海岸の岩礁域では、「あわび」や「うに」「わかめ」などの採取が行われています。さらに、内水面漁業では、新北上川での「しじみ」の採取や「さけ」のふ化・放流が行われており、正に「食材王国みやぎ」の一翼を担う地域となっています。
石巻市産業部水産課:0225-95-1111
南三陸町は、南三陸金華山国定公園のリアス式海岸の、志津川湾・伊里前浜に面した漁村風景の郷で、世界三大漁場の三陸沖にも恵まれ、基幹産業を漁業としている漁師まちです。町は300m〜500m級の5山に囲まれ、山の自然と恵みの8河川全てが志津川湾に注ぎ、植物性プランクトンやミネラルが豊富な湾を形成しています。湾内では、牡蠣やホタテ貝・ワカメなどの養殖漁業が栄えています。また、サケ・ヒラメ・ホシガレイなどの放流やアサリの種苗生産など育てる漁業にも力を入れています。
南三陸町役場産業振興課:0226-46-1378