京丹後の日本海沿岸には、袖志・竹野・小間・砂方・三津・遊・浜詰・間人・浅茂川・中浜など、13カ所の漁港があり、アジ・ブリ・サワラ・カレイ・イカ・ハタハタ・ウニ・サザエ・ワカメなど、新鮮な魚介類が水揚げされています。特にカニ解禁となる11月上旬〜3月下旬に、水揚げされる松葉ガニ(ズワイガニ)は美味しく、京丹後を訪れる人々を楽しませている自慢のカニです。
京丹後市役所海業水産課:0772-69-0460
カニが水揚げされる漁港の中でも、間人(たいざ)漁港に水揚げされた松葉ガニ、そのなかでも厳選された蟹を「間人ガ二」と呼びます。水揚げ量が少ないことから「幻のカニ」と言われています。漁場までの距離が近く、日帰り漁が可能なため、鮮度の良さが抜群で、肉厚でトロリととけそうな食感が楽しめ、多くの食通が訪れています。
京丹後市役所海業水産課:0772-69-0460
波穏やかな久美浜湾で育まれた牡蠣は形が良く、ぷっくりと太って豊かな味で、海のミルクといわれ、ビタミン・ミネラルが豊富な栄養たっぷりの海の幸、蟹と並ぶ京丹後の冬の味覚として知られています。
京丹後市役所海業水産課:0772-69-0460
丹後の気候・土壌・ブナの自然林を有する山々から流れる水などの自然が、美味しいお米を育んでいます。ブランド丹後米コシヒカリは自慢のお米です。また、丹後半島の細川ガラシャ隠棲の地で知られる、野間地域で作られているコシヒカリはガラシャ米として、22年度から完全無農薬米での栽培をしています。
京丹後市役所農政課:0772-69-0410
網野町の海岸沿いの、砂丘地域や丹後国営農場を中心に栽培されている、京丹後メロンは糖度15度以上の物だけを「琴引メロン」として出荷、市場でも高い評価を得ている自慢のメロンです。ハウス栽培は6月下旬〜8月上旬、露地栽培は7月中旬〜8月上旬が、旬の時期です。
京丹後市役所農政課:0772-69-0410
久美浜地区を中心に約33ヘクタールで、ぶどう栽培が行われています。夏の陽光をたっぷりと浴びて、甘みと酸味のバランスの良い美味しいぶどうが、8月上旬〜10月中旬まで、国道178号線沿いにある直売所で直売しています。また、観光農園ではぶどう狩りも楽しめます。
京丹後市役所農政課:0772-69-0410
「京たんご梨」は、丹後半島で栽培されるブランド産品として認定されている梨です。丹後の梨栽培の歴史は古く明治時代から栽培されています。二十世紀梨を改良した「ゴールド二十世紀」という品種は、爽やかな甘みが持ち味の梨です。シーズンは9月中旬〜10月下旬が時期です。
京丹後市役所農政課:0772-69-0410
京丹後には、国営開発農地と砂丘地で栽培されている、焼き芋にするとホクホクと食感が美味しい「サツマイモ(甘藷)」があります。国営開発農地で栽培されている甘藷は「京かんしょ」、砂丘地帯で栽培されている甘藷は「砂丘かんしょ」として出荷されています。
サツマイモのシーズンは8月下旬〜10月下旬が時期です。
京丹後市役所農政課:0772-69-0410
約1200年前の天平年間に聖武天皇へ「あしぎぬ」という絹織物が献上され、以来、気候や風土が生産に適していたことから、絹織物は長い歴史の中で京丹後の特産品として培われ、江戸中期以降は「丹後ちりめん」の開発へとつながった。丹後ちりめんが今のように独特なシボをもち、絹の風合いと感触を最高に発揮するようになったのは300年ほど前のことで、丹後峯山町の絹屋佐平治が京都西陣で修行し、今日の丹後ちりめんの礎を築いた。
京丹後市役所観光振興課:0772-69-0450
丹後織物工業組合:0772-68-5211
大正から昭和にかけて全国に名をとどろかせた「丹後杜氏」の郷。丹後地方では伝統ある酒蔵から様々な銘柄の地酒が生み出されている。京丹後で育まれた良質の米と水、そして極寒という風土、昔ながらの手造りで伝統の味と香りを醸し出しています。現在も郷には8軒の造り酒蔵があり、歴史と伝統を守り伝え続けています。
京丹後市商工会:0772-62-0342
徳川家康に献上された由緒ある一品。久美浜で獲れた新鮮なこのしろ(コハダ)を一尾使った姿ずしで、寿司ご飯の代わりに味付けしたおからを詰めています。古くから久美浜の家庭料理として親しまれてきた郷土料理です。製造時期はこのしろが漁獲される12月上旬〜3月に限定。製法は昔ながらの手作りで数も限定の、冬の珍味です。
京丹後市役所観光振興課:0772-69-0450
さばのおぼろを使うのが特徴的の丹後地方の伝統料理。お祭りや祝い事など、人の集まる時に各家庭で作られるおもてなし料理です。焼きサバを砂糖と醤油で甘辛く煮込んで作ったおぼろと寿司飯を重ね、錦糸卵や椎茸、かまぼこなどで色とりどりに飾ります。
京丹後市役所観光振興課:0772-69-0450
カニ漁が始まると底引き網で一緒に水揚される、通称「シロゲンゲ」グラまたはグビ、別の地域ではノロ・ノラなどとも呼ばれている、鮮度がとてもシビアで、魚好きには応えられない幻の魚です。刺身・湯通し・あんかけ・天ぷら・焼き魚・鍋など色々楽しめます。
表面がゼラチン質でヌルッとしているのが特徴で、グラ汁にしてトロッとした汁を飲み、真っ白な身を食べると体が温まります。
11月中旬〜3月下旬がシーズンです。
京丹後市役所観光振興課:0772-69-0450
兵庫県の北端、但馬海岸の中央にある香住漁港は沖合底引き漁船とズワイガニに代表される、古くからの漁師まちです。一番の水揚げはベニズワイガニで、蟹の漁期になると漁港と市場が賑わい、漁師まちは活気づきます。
香美町役場:0786-36-1111
舟屋風景で有名な漁村の伊根町。漁師が朝獲りしたアジ・ハマチ・イカ等の鮮魚が水揚げされた、漁港で浜売り(販売)されています。また、道の駅「舟屋の里伊根」では、ブリの味噌漬けや塩イカなどの水産加工品の買い物も楽しめます。
伊根町役場地域整備課:0772-32-0505