天草近海で獲れたボラの卵を取り出し、10日ほど塩漬けし、その後塩抜きして天日で乾かした「からすみ」は、牛深町の特産品です。完成までに1ヶ月ほどかかる高級品ですが、その美味しさは格別です。薄く切ってちょっと火に炙って、酒の肴に最高の珍味です。旬の作業時期は9月末〜12月頃となります。
天草市牛深支所産業振興課:0969-73-2111
天草でも牛深で大半が水揚されているキビナゴの漁期は通年ですが、特に冬場のキビナゴは脂がのって美味しい。キビナゴは姿のまま鉄板や網の上で焼くと「ブス」と音がすることから、牛深では「ブス焼き」といい、名物料理になっています。キビナゴは癖が無く、素手でさばいて刺身、丸ごとお吸い物にしたり、天ぷらでも美味しく味わいます。
天草市牛深支所産業振興課:0969-73-2111
新鮮な魚が獲れるからこそ、美味しい干物ができます。牛深ではアジの一夜干しや味醂干し、サバやイカなどの干物も数多く生産されています。
天草市牛深支所産業振興課:0969-73-2111
牛深町では近海で獲れた、新鮮なエソ・イワシ・アジ・サバなどで蒲鉾が作られています。専門店も多くあり、それぞれ店ごとの特徴をもった製品がつくられている、郷自慢の蒲鉾です。
天草市牛深支所産業振興課:0969-73-2111
地元の水産加工会社では、天草灘の新鮮ないわし・かつお・さばなど、天草産の魚を使用した魚醤を造っています。新鮮な魚を原料に天然天草塩・昆布などを使用して熟成させた天然調味料で、添加物を一切使っていない魚醤は、料理の隠し味としても活躍しています。
牛深商工会議所:0969-73-3141
インド原産のポンカンは温暖な気候を好み、天草地域では古く大正の頃から栽培されてきました。熊本県産の約85%は天草産です。ポンカンには血液中のアレルギーや炎症・動脈硬化を促進する酸素を抑制する成分が豊富に含まれていることが判明し、注目を集めています。皮がちょっとゴツイのですが、実は芳醇な香りの美味しいみかんです。また、温州みかんも沢山栽培されています。
天草市牛深支所産業振興課:0969-73-2111
歴史を島列島は、上甑島・中甑島・下甑島の主な3島が連なる島から成り、上甑島と中甑島は、甑大明神橋と鹿の子大橋で結ばれ、島内に路線バスが走っている。上甑島は、なまこ池(海水)と貝池・鍬崎池(淡水)など総称し長目の浜と呼れる湖沼群や陸繋砂州など特徴的な地形が見られ。世界の3ヶ所で確認されている光合成細菌の一種クロマチウムが貝池に生息、保護活動や世界遺産登録を視野に入れた調査活動が進む。下甑島の手打集落は、石垣塀の続く旧武家屋敷道路、江戸時代に異国船渡来を監視した番所跡、明治期に建ち約110年余の歴史の釣掛崎灯台、明治期に珊瑚景気で栄え建てられた法雲寺なども残り、甑島最大集落の歴史を伝えています。
薩摩川内市役所商工振興課:09969-32311
天草は、全国でも有数の漁獲高を誇る伊勢えびの産地で、天草灘でとれた活きの良い伊勢えびは絶品です。天草地区・牛深地区で毎年行われる「伊勢えび祭り」と「伊勢エビグルメ海賊プラン」と、銘打ったキャンペーンには多くの人が訪れ、伊勢えびの上品な味に舌鼓を打っております。
天草市役所水産課:0969-23-1111