鹿島港は、日本を代表する工業生産拠点となっている鹿島臨海工業地帯の中央部に位置し、原材料や製品の海上輸送基地として重要な役割を担っています。近年、東関東自動車道の開通などにより鹿島港の利便性がより向上し、取扱貨物量は5,000万トンを越えています。それにともない東京湾岸に立地していた企業の鹿島への移転も増加し、コンビナート群が形成されています。今後も時代のネットワークを結ぶ商業の基点としての拡大が期待されています。また、港湾内の漁港区は、鹿島灘漁業協同組合などの漁業基地や水揚げ基地として発展し、社会や消費者のニーズに応えています。
関東地方整備局鹿島港湾・空港整備事務所:0299-84-7711
鹿島港は開港33周年を迎え、世界の貨物コンテナ化の進展を背景に、平成8年以来定期コンテナ船の就航が相次いでいます。鹿島臨海工業地帯の輸送基地として、また東関東自動車道の開通により首都圏の新しい物流拠点として発展しています。工業港として、日本の高度経済成長を支えてきた鹿島港は、人々の暮らしに自然のうるおいを届けるのも港の役割で、鹿島港は開かれた魅力ある場所として、人と自然をネットワークで結んでいます。小型遊覧船「ユーリカ号」は、港公園の隣から出航しています。
関東地方整備局鹿島港湾・空港整備事務所:0299-84-7711
茨城県の漁港や港(大洗と鹿島は港湾内の漁港区)に水揚げされる魚介類は、県内7ヶ所に開設された地方卸売市場で取り扱われ、地元の漁船が漁獲した魚介類ですが、県外船が水揚げした魚介類なども取り扱われています。鹿島漁港区に水揚げされる魚介類は、底ひき網漁や船びき網漁・刺網漁・釣り漁などで漁獲され、季節の旬の魚介類が水揚げされています。
茨城県鹿島港湾事務所:0299-92-2111
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
鹿島灘ハマグリは、夏に産卵期を迎えるため春から初夏にかけて身もふくらみ甘さが増し、最高の旬の味となります。シジミやアサリなどと同様に、コハク酸と呼ばれる旨味成分が多く、熱を加えた鹿島灘ハマグリがおいしいのはコハク酸が水には溶けず、熱湯によく溶けるからだといわれています。茨城県で漁獲されるハマグリは、全国一の生産を誇っています。県漁連等が中心となって「鹿島灘はまぐり」と命名し、厳重な資源管理を行いながら漁獲しており、高い評価が定着しています。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
鹿島灘沖で獲れる地ダコは、古くから「鹿島タコ」と呼ばれ、珍重されています。鹿島灘の荒波に揉まれて成長しているために、大変肉厚で歯ごたえのあるのが特徴です。鹿島タコは、地元の人々からは冬期の食卓には欠かせない魚で、お歳暮等のご贈答品としても大変喜ばれています。また、正月用食材として需要が多く、高値で取引されている自慢の魚です。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
親潮と黒潮がぶつかり合う沖合は、餌が豊富なことから沢山の種類の魚が生息する好漁場が形成されています。中でもカタクチイワシの漁獲量は多く、その稚魚のシラスが多く漁獲されます。シラスは、船びき網漁業で春先に漁獲されます。春シラスと秋に漁獲される秋シラスがあり、シラスは魚体が弱く痛みやすいので、船の上では氷を使ってシラスを冷やして、鮮度を保つようにして水揚げされています。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
県のさかなに指定されているヒラメは、くせがなく淡泊でありながら、滋味にあふれる肉質は、刺身にも煮付けにも合高級魚。黒潮と親潮がぶつかり合う潮流、広大な砂浜、沖合に点在する磯が、ヒラメ・カレイにとって理想的な生息環境を形成しています。全長30cm未満のものは捕らない取り決めを実施し、旬の、ヒラメ・カレイを漁獲し水揚げしています。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
黒潮にのって北上するカツオは夏には三陸沖に達し、晩夏から初秋にかけて、カツオは産卵のために再び南下します。鹿島灘沖はその中間点に位置するため、長い期間にわたってカツオが獲れる貴重な地域となっています。カツオの一本釣り漁法で、散水と活きイワシのまき餌でかく乱し、餌でかつおの群を誘い、乗組員がいっせいに竿をおろして釣り上げます。3〜4キロもあるカツオが、宙を舞って釣り上げられるさまは、夏の風物詩となっている。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
スズキは夏に旬を迎える魚で、大き目の物は刺身で食され、小さめの物は焼き魚などで食されている地魚です。地魚のアイナメは、他の回遊魚と違い、それぞれの海で生まれ育つ根魚です。身が柔らかいのが特徴の白身魚で、さまざまな料理で活躍しています。妊産婦なんに召しあがって頂くと、お乳の出が良くなり、病人食にも良いと言われています。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
鹿島灘沖に、季節に黒潮に乗ってやって来る季節の種類のマグロも漁獲され、水揚げされて漁師まちは大変賑わいます。ブリは成長するにつれて名前が変わる回遊魚で、春から夏は北上し、秋から冬は南下し、とくに南下を始める「寒ブリ」は美味しく絶品です。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
日本有数の水揚げを誇る鹿島灘でも、美味しいマイワシ・カタクチイワシが安定して水揚げされてい自慢の魚です。背中が濃い青緑色の斑紋があり、お腹が銀白色の真サバと、ゴマのような斑紋が付いているゴマサバは、昼は水深70〜150m辺りに生息し、夜間は表層に浮上してきます。秋サバは脂がのって丸々と太った美味しい時期になります。
鹿島灘漁業協同組合:0299-82-2089
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
霞ヶ浦北浦は琵琶湖に次いで全国第2位の面積を有する湖で、ワカサギ・シラウオ・テナガエビ等の水産資源に恵まれ、古くから多種多様な漁業が盛んに行われ、周辺地域は佃煮・煮干し等の全国有数の産地です。北浦は、東部に位置する湖で、多種多様の魚種が生息し、代表的な魚には、コイ・フナ・ワカサギ・タナゴ・ウナギ等が挙げられ、地元の漁業者は、季節の旬の魚介類が水揚げされています。霞ヶ浦北浦の風物詩、大きな帆を掲げた帆船を見ることができます。
茨城県鹿島港湾事務所:0299-92-2111
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
ワカサギは霞ヶ浦北浦を代表する魚で産卵期は1月〜2月。シラウオの産卵期は3月〜4月。テナガエビの産卵期は6月〜9月、暑い夏には何回か産卵し通称「川エビ」と呼ばれます。ハゼ類で多いのはヌマチチブ、他のハゼ類と総称し「ゴロ」と呼ばれ、他にウキゴリ・アシシロハゼ・ジュズカケハゼ・ヨシノボリの4種がいる。鯉は大形魚として知られ1mを越すものが時々獲られます。鮒は、キンブナ・ギンブナ・ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)3種類がいる。冬から春にかけシラスウナギと呼ばれる全長6cm後の稚魚が群れをなして海から上って来る。湖や川で5〜12年を過ごし、秋に産卵のため海に下ります。
霞ヶ浦北浦水産振興協議会北浦支部:
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
霞ヶ浦北浦の特徴として、湖の周辺に多くの加工業者があって、湖で獲れた新鮮な魚介類を使って佃煮・煮干しなどの加工品を作り、地域の食文化を形成してきたことが挙げられます。佃煮・煮干しは、湖で獲れた鮮度抜群の小魚やエビをすぐに加工するので大変美味しく、また、調理を必要とせずそのまま手軽に食べられるので大変便利です。さらに、良質のタンパク源であることはもちろん、魚を丸ごと食べるのでカルシウムなどのミネラルを摂ることができます。
霞ヶ浦北浦水産加工業協同組合北浦支部:
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
湖畔に暮らし人々にとって、昔から川魚は身近で貴重な食材でした。川魚料理は淡白質源としても常食され、四季を通じて地域の食卓を潤してきました。鯉やワカサギを使った川魚料理は集落の祭事や祝い事には欠かせない郷土料理として膳を盛りたてます。鯉は、頭に近い部分を甘煮に、尾に近いほうを「あらい」と呼ぶ薄切りにした刺身にします。また、頭と残ったものを大根・わけぎとともにみそ汁に仕立てた「鯉こく」にし、1尾を無駄なく食べきります。湖畔には、郷自慢の川魚料理を味わえる料理処があり、霞ヶ浦北浦の味覚を楽しみに訪れています。
鹿嶋市商工会:0299-82-1919
茨城県は、全国一の産地として早い時期から美味しいメロンづくりに取り組んでいます。春〜夏は、緑肉のアンデスメロンと赤肉のクインシーメロン、秋はアールスメロンが代表的品種です。春〜夏は、緑肉のオトメメロン、アンデスメロン、プリンスメロン、アムスメロン、タカミメロン、赤肉のルピアレッド、クインシーメロン、キンショウメロンやホームランメロンなど、様々なメロンが生産されています。鹿嶋の大地でも、太陽をいっぱいに吸い込んだ糖度の高いメロンを栽培しています。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
茨城県は、ピーマンの作付面積が全国1位。カロチンやビタミンCが多く含まれまれるピーマンは、生はもちろん油との相性も良く、油がピーマンの栄養の吸収を良くし、効率よく栄養を摂取できるようにします。便秘気味の人には、生で食べることをお勧めします。茨城ものは、やわらかくて味が良く、いやな臭みもなくて、子供たちにも人気があります。温暖な気候で育った鹿嶋のピーマンは、生のままでも焼いてもおいしくいただけます。ビタミン、食物繊維、鉄分など栄養も豊富です。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
茨城県産のキャベツは、主に春と秋に生産され全国第5位の産地となっています。鹿嶋市の温暖な気候のもとで育ち、甘みが多いのが特徴の「汐菜キャベツ」は、取引市場などからの評価が高く認知度も高まっています。ミネラルが豊富な鹿島灘の海水をかけて育てた、甘みたっぷりのキャベツです。苦味が少なく、甘みが多いのが特徴で、ビタミンや食物繊維などが多く含まれています。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
茨城県はさつま芋の産地で平成20年に、国内生産量の第2位で、全体量の17%を占める生産地です。さつま芋は、秋の味覚の一つであり,食物繊維,ビタミンC・Eを豊富に含む自然食品です。他品種と比べると糖度が高いのが特徴。焼きたてふかしたての鼻から抜ける独特の甘い香りと口に広がる甘さをお楽しみいただけます。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
茨城県は、全国第5位の産地です。にんじんは、根を食べる野菜の中では珍しく緑黄色野菜で、オレンジ色の色素はカロチンで体内でビタミンAに変わります。緑黄色野菜の中でも、カロチン含有量はトップクラスです。茨城県産大根は、日本全国で生産量、作付面積とも野菜のなかでトップ。根の上部は、生食向きで、おろしだいこん、刺身のつま、ぬか漬け、サラダなどに。甘みの多い真ん中付近は、ふろふきだいこんに。根の先端に近いほど辛味が強いので薬味、はりはり漬けなどに。葉は油炒めや佃煮に。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
通常のきゅうりは糖度5度ぐらいに対し、茨城産は糖度6〜8もあります。丸ごとがぶりと食べてみれば、きゅうり本来の美味しさ、品質の差が分かります。緑色が濃く、いぼが先端まで残っていて、痛いくらいにチクチクするものが新鮮です。そしてツルがついていた部分がしなびていないこと。きゅうりの美味しさはみずみずしさで決まります。医者いらずといわれるほど栄養満点のおいしいトマト。茨城産トマトの中心は、甘みが強く熟してもくずれない「桃太郎トマト」です。キストマトやミニトマトなどフルーツ感覚のこだわりトマトも人気を集めています。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
茨城県の豚肉の生産は全国第3位。専用の餌でじっくり仕上げた自慢の銘柄豚肉は、県の花「ばら」にちなんで、全国でいち早く銘柄化された「ローズポーク」は、茨城県が誇る銘柄豚肉です。生産農家を指定し、明確な飼養管理基準の下に作り出された豚肉は斉一性が高いと評判です。きめが細かいので保水性が良く、適度な脂肪がやわらかさと風味を作り出しています。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
シクラメンは、日本に明治の頃に入ってきた洋ランで、現在では、日本全国で生産され、冬の鉢花の代表として親しまれています。育種も盛んに行なわれ、様々な花色や花型、香りのあるものなどが誕生しています。茨城県でも、生産者による育種が盛んで、シルバーリーフのシクラメン「プラチナリーフシリーズ」やピンクと白の花色が美しい「ピアス」などが育成されています。
しおさい農業協同組合鹿嶋支店:0299-82-1615
鹿嶋市では、農業担い手の高齢化や土地利用型農業の衰退で多くの遊休農地が存在しています。また、一方では、市民の生活様式の多様化に伴い野菜や花を栽培してみたいという需要の高まりがあります。そこで、特定農地貸付法による農園を設置して、市民向けに土と親しむ場を提供し、農業に対する理解を深めていただくと同時に遊休農地の利活用を図っています。
鹿嶋市役所農林水産課:0299-82-2911
茨城県では、重要魚種として全県的にひらめの資源管理に取り組み、鹿嶋市に栽培漁業センターを開設し、稚魚を放流している。魚介資源を増やすため、ヒラメ・スズキ・アワビ・ハマグリ・ホッキガイの5種類の稚魚・稚貝を人工的に育て放流しています。展示施設では、生産過程や魚介類の成長の様子等を、ビデオやパソコン・パネル等で説明しています。
時間 10:00〜16:00
休館 土・日・祝日・年末年始(入場料無料)管理棟で受付が必要
見学場所:展示室(管理棟)・展示池・アワビ屋外水槽・クロレラ水槽
防疫の関係上、上記施設以外への入場はできません。
茨城県栽培漁業センター:0299-83-3015
アイナメやイシモチが1年を通して釣れる鹿島灘は釣りファンにも大人気。釣り船も楽しめ、都心からも大勢の人が訪れます。広大な太平洋に向かっての釣りは爽快感満点です。四季おりおりに豊かな表情を見せる霞ヶ浦北浦は、コイ・フナ・ワカサギ・ブラックバスなどの淡水魚の宝庫です。遠く筑波山の紫峰を望みながらの釣りはいかがでしょうか。
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
砂浜が広大な平井海岸は、後ろに林がある自然に囲まれ、夏は、比較的波が穏やかな浜で、小さいお子様も含めた家族連れで賑わいます。年間を通してサーフィンを楽しむ多くのファンが訪れています。毎月恒例の平井海岸ビーチクリーン海岸美化活動は、海岸を愛する人々の交流空間なっています。水のきれいな下津海岸は、海水浴にもサーフィンにも絶好の浜。さわやかな潮風の吹き渡る浜辺は、きっと忘れられない夏の思い出の舞台となることでしょう。
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
社殿は元和5年(1619年)、徳川秀忠公より奉納されたもので、桃山期の極彩色が華やかな、本殿・弊殿・拝殿・石の間のいずれもが国の重要文化財に指定されています。社殿背後の杉巨木は根廻り12m、樹齢1,200年と推定されるご神木。徳川頼房公が奉納したこの門は「日本三大楼門」。徳川家康公が奉納した本殿を元和の造営の際に移したもので国の重要文化財に指定。鹿島神鹿島神宮は、茨城県を代表する初詣の名所であり、毎年、正月3日には県内外から約60万人の参拝客が訪れます。
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)参加球団のひとつに、住友金属サッカー団を母体とし、鹿島町(現鹿嶋市)・神栖町(現神栖市)・波崎町(現神栖市)を中心とする近隣地域をホームタウンとするチームとして選ばれました。プロサッカーチームの誕生が、地元自治体と地元企業が一体となって進めてきた「楽しいまちづくり」の大きな柱として位置付けられていたことが、日本サッカー協会が目指す「地域に根ざしたチーム」が実現すると判断されたものです。地元5自治体43企業(当時)の出資により、(株)鹿島アントラーズFCが設立され、それまでの住友金属サッカー団を解散し、プロサッカーチーム「鹿島アントラーズ」が活動を開始いたしました。
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
1993年4月、日本で初めての本格的なサッカー専用スタジアムとして産声を上げた「茨城県立カシマサッカースタジアム」。オープン以来、地域のシンボルとして多くの県民の皆様に愛され続けて来ています。また、Jリーグ鹿島アントラーズのホームスタジアムとして、「サッカーの聖地」としての確固たる地位を築き上げてきたスタジアムは2002FIFAワールドカップTM開催の際に、新世紀に相応しいスタジアムとして装い新たに生まれ変わりました。収容人員41,800人、国際試合に対応した本格的サッカー専用スタジアムは、2000年のJリーグ初の3冠を成し遂げた鹿島アントラーズのホームスタジアムです。
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
祭頭祭は、年間80回を数える鹿島神宮の行事の中でも最も規模が大きく、勇壮な祭典です。毎年3月9日「イヤートホヨトホヤアー」の歌に合せ色鮮やかな衣装を身に付けた囃人が6尺(180cm)の樫棒を組んでは解き、囃しながら街中を練り歩く勇壮な祭りです。奈良朝の頃、武運長久を祈って旅立っていった防人たちの「鹿島立ちの」故事を表すと言われていますが、本来は五穀豊穣・天下泰平を願う祈年祭と言えます。鹿島地方に春を呼び、人々の健康や豊作を願って行われます。
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
鹿島灘の広大な砂浜が育む、大自然からの贈り物である。茨城県の「旬のさかな(春)」に選ばれた「鹿島灘はまぐり祭り」は、殻がなめらかでつやがある高級品です。「鹿島灘はまぐり祭り」は、地元の水産業や水産物に触れ合う機会として、鹿島灘漁港で開催されています。はまぐり販売・ホッキ貝販売・人気の体験乗船やひらめの稚魚の放流、模擬セリなども行われ、市内外からの家族連れなどが大勢訪れ、毎年おお賑わいの漁師まちの水産祭りです。
日時:平成22年11月28日(日)午前9時30分〜午後1時
場所:鹿島灘漁業協同組合魚市場
鹿嶋市役所商工観光課:0299-82-2911
遠洋ではカツオ一本釣り漁業、マグロはえ縄漁業、サケマス流し網漁業などが行われています。公海や外国の沖合いで長期的な操業を行う、規模の大きな漁業で、カツオやマグロなど対象魚の群れをさがして、生きた小魚をまいて、釣りざおで一匹ずつ釣り上げる、一本釣りはまさに、漁の醍醐味です。関東近海で5〜6月に獲れるかつおは「初鰹」として古くから珍重されています。
はさき漁業協同組合:0479-44-1122
神栖市役所農林水産課:0299-90-1151
鉾田市から鹿島にかけた、関東平野の小高い平坦地は、温暖な気候と水はけの良い酸素を含む、メロン栽培に適した土地で、県の銘柄産地に指定されています。4月上旬〜5月下旬のオトメメロン、5月上旬〜7月中旬のアンデスメロン、4月下旬〜7月中旬の赤肉クインシーメロンなど、東京オリンピックの頃から栽培されています。プリンスメロンは皇太子ご成婚記念で命名。アンデスメロンは「安心です」の。クインシーメロンは、赤肉が女性的でクィーンとカロテンたっぷりで健康的なヘルシーの二語からの造語で付けられました。
かしまなだ農業協同組合:0291-33-5341
茨城旭村農業協同組合:0291-37-0111