福島県の重要港湾小名浜港は、地域の産業基盤となる物流拠点港湾として飛躍的に整備が進み、現在、8つのふ頭が全面供用されています。外貿コンテナターミナル大検ふ頭からは韓国航路・中国航路が定期就航、商用ふ頭には豪華客船がクルーズ寄港しています。1・2号ふ頭は、魅力ある親水緑地空間として再開発され、いわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」・ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」・小名浜美食ホテル・地域交流施設「小名浜潮目交流館」などが開設され、港湾の新たな観光交流空間の推進に向けた活動や発展を目指す事業などを推進しています。
東北地方整備局小名浜港湾事務所:0246-53-7100
港湾の整備などに伴い小名浜港には、豪華客船飛鳥U・豪華客船ぱしふぃっくびいなす・豪華客船にっぽん丸・などがクルーズ寄港し、太平洋沿岸の港には多くの客船が入港するようになり、国・県内外との交流活動なども盛んに行われています。沿岸の美しい自然や味覚などを堪能するため、船で訪れる観光客も年々多くなり、地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、新たな観光交流空間などの推進に向けた取り組みなどが推進されています。
いわき市役所産業・港湾振興課:0246-22-1142
2011年1月16日に、豪華客船「にっぽん丸」が小名浜港に入港し、観光客や市民が詰めかけ、港は歓迎ムードに包まれました。「にっぽん丸」の寄港は初めてで、小名浜海洋少年団の手旗信号で出迎えた。船内では歓迎式典が開かれ、渡辺敬夫市長があいさつ、乗員に記念の盾や地元産品などを贈った。乗客はアクアマリンパーク周辺での歓迎アトラクションなどに参加し、小名浜での地域交流を楽しまれました。
いわき市役所産業・港湾振興課:0246-22-1142
物流拠点としての役割を担う大検ふ頭外貿コンテナターミナルからは、韓国・中国航路と韓国航路が定期就航、東京湾でコンテナ母船に積み替え、東南アジアや欧州に接続する内航フィーダーサービスも開始し、小名浜港は重要な役割を担っている。また、今後コンテナ貨物の増加が見込まれることや運搬船の大型化に対応する、国際物流ターミナルの整備により、バルク貨物の取扱い能力が向上することから、今後の増大する貨物需要にも対応する南東北の物流拠点と、地域を支える社会資本として大きく期待されています。
東北地方整備局小名浜港湾事務所:0246-53-7100
東北の表玄関国際港として活躍を続ける小名浜港。温暖な気候と豊な自然に恵まれた小名浜港南に整備された、約11ヘクタールの広さを持つ太陽と自然と海にふれあう海洋性レクリエーション基地です。陸地収容30フィートクラス107隻、係留収容50フィートクラス完備の184隻。上下架は22.6tトラベリフト配備、大型艇収容可能直営サービス工場、給油施設・クラブハウス完備。一般駐車場及び専用駐車場完備。
小名浜マリーナ株式会社:0246-56-3000
太平洋の磐城沖は寒流と暖流が交わり、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊する魚の宝庫です。日本有数の水産物が水揚げされる小名浜漁港には、季節の旬の豊富な魚種の新鮮な魚介類が水揚げされています。また、小名浜漁港は、低曳網船・まき網船・サンマ船など業種船の沿岸漁業基地であり、遠洋漁業など大型漁船の水揚げ基地でもあることから、カツオ・マグロなどの大型魚種の魚も多く水揚げされている日本有数の漁港です。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
明治20年頃木造2階建て延66u程度の建物で、鯨の「いさ」の取引を始めたたのが魚市場の起こりで、大正3年頃までは浜辺から「竹すのこ」に魚を乗せて水揚げされていた。大正4年頃岸壁が築造され、木造平屋建て魚市場が建築された。昭和9年に約2.027uの魚市場を建設し、卸売り業者に貸与。昭和47年には約8.112uの魚市場が完成した。小名浜漁港には、低曳網船・まき網船・サンマ船など数種類の業種船が水揚げをしていることから、カツオ・マグロなどの大型魚種の魚が新鮮な状態で、消費者の皆様にお届けできています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
磐城沖には、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊して来ます。黒潮に乗ってやって来る季節の旬の魚、初カツオもやってきます。地元の漁師たちは、カツオ一本釣りなどで釣り上げ、初夏から初冬にかけて大量に水揚げされます。特に9月頃からの「戻りカツオ」は脂の乗りが最高で、評判が高い小名浜自慢のカツオです。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
秋の味覚のサンマは小名浜漁港のシンボル的な自慢魚で、全国有数の水揚量を誇っています。小名浜に水揚げされるサンマは鮮度が良く、地元では刺身やタタキにして食され人気が高く、秋の代表格の魚です。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
いわき市の魚「メヒカリ」は、おおよそ三陸以南の太平洋沿岸、水深200〜700mの海底に生息し、底引き網で周年漁獲される体長15cmほどの魚です。標準和名は「アオメエソ」ですが、目が非常に大きく青緑色に光ることから、通称「メヒカリ」と呼ばれています。いわき沖の「メヒカリ」は、特に脂がのっておいしいとされ、干物や揚げ物、刺身などで食されています。「メヒカリ」は鮮度が大切な魚ですが、地元の寿司処で握りで旬の味を楽しめるのも魅力です。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
地元の県立いわき海星高等学校3年の生徒達は、県の漁業実習船「福島丸」で約60日間の遠洋航海に出かけます。ハワイ沖などで、マグロなどの漁業実習の経験を積み、漁獲した魚を冷凍保存し、小名浜漁港に帰港し水揚げします。2010年6月の水揚げは約17tあり、マグロは初水揚げとなりました。また、遠洋漁業などの水揚げ基地であることから、豊富な種類のマグロが水揚げされている有数の漁港です。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
沖合いで黒潮と親潮がぶつかるため、小魚やプランクトンが豊富で季節の魚がたくさん集まります。豊かな磐城沖合いにはカレイやヒラメなどが集まる好漁場が形成されています。沖合いで漁獲されるカレイはイシガレイ・マコガレイ・ナメタガレイと種類も豊富です。カレイもヒラメも肉厚で脂の乗りも良く、中央魚市場では高い評価を得ています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
背中が濃い青緑色の斑紋があり、お腹が銀白色の真サバと、ゴマのような斑紋が付いているゴマサバは、昼は水深70〜150m辺りに生息し、夜間は表層に浮上してきます。秋サバは脂がのって丸々と太った美味しい時期になります。磐城沿岸でも、イワシが増えてきており、美味しいマイワシ・カタクチイワシが安定して水揚げされています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
タコは水深40〜50mの浅い沿岸にタコかごを十数個を1つの仕掛けにして沈めて漁獲するタコかご漁法で行われます。かごの中にサンマなどの餌になる魚が入れられています。季節の魚がたくさん回遊してくる磐城沖で、漁獲されるスルメイカやヤリイカは、漁獲量が年によって変動がありますが、安定した漁獲と水揚げ量を確保しています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
冬の魚アンコウは岩礁域に生息し、冬の味覚として地元では親しまれている、大変美味しい名物魚で、釣りや、延縄・底引き網などで漁獲されています。あうこう鍋や煮付け等で食しますが、肝は特に美味しい逸品です。北茨城沿岸から福島沿岸にかけて食べられている魚にドンコがあります。地元では郷土料理として提供され親しまれている地魚です。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
「さんまの味醂干し」はいわき市が発祥の地」で、日本一の生産量を誇っています。水揚げされたばかりの新鮮なさんまを、手早く開きにして、醤油をベースにした秘伝のタレに漬け込み、天日に干し、旨味が増す「みりん干し」は、いわき市自慢の干物です。また、小名浜の新鮮な地魚を利用し、古から続く秘伝の製法と味を受け継ぐ干物造りや加工品造りなど、手間を惜しまず、ひとつひとつの素材を大切に、小名浜の魚職人が伝統の味を造り上げています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
磐城沖は寒流と暖流が交わり、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊して来ます。日本有数の水産物が水揚げされる小名浜漁港には、季節の旬の豊富な魚種の新鮮な魚介類が水揚げされています。小名浜漁師まちには、季節の旬の地魚を使った自慢の「名物海鮮処」がたくさんあり、人気の高い評判の味覚処で、小名浜の旬の味覚を楽しみに大勢の人々が訪れています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
毎年10月の日曜日に、秋の味覚を満喫する「小名浜魚市場祭」が盛大に開催されます。当日は、サンマ詰め放題&サンマ料理教室・いわき鼓動会による和太鼓演奏・漁船に乗って漁業体験とヒラメ放流・模擬せり体験・かに汁サービスなど、楽しいイベントが盛りたくさんで大いに賑わう、秋の感謝と小名浜漁港自慢の祭です。
毎年8月の日曜日に、「いわきのカツオ祭り」が盛大に開催されます。いわき市は全国有数のカツオの水揚げを誇っています。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
昭和24年に設立した小名浜機船低曳網漁業協同組合は、同時に小名浜魚市場卸売事業を開始し。漁業組合は、旋網漁船を始めサンマ捧受網漁船・低曳網漁船などによる、水産物の水揚げなどが主な業務で、季節によって様々な魚貝類が水揚げされたものを、鮮度のよい旬の魚貝類を消費者の皆様にお届けすることに努めています。また、漁業組合では「水産物に関する情報発信」や「魚食に関する子供達への普及啓発」・「漁業体験とヒラメ放流」などを実施し、地場産業の振興活動や漁業の発展活動に取り組んでいます。
小名浜機船低曳網漁業協同組合:0246-54-6121
相双地方は、全国でも有数の日照時間が長い地域であり、その特徴ある気象条件を活かして、ハウスを利用した野菜苗・花苗の生産が盛んです。30年ほど前からシクラメンをはじめとした鉢物の栽培が始まり、今は、春の花スイートピー・夏は阿武隈高原のリンドウ。リンドウは青紫色を中心に鮮やかな花色と花もちが良いことから、夏から秋の代表的な切り花として人気のある花です。また、各地で種苗市が開催され、家庭菜園用の苗や花壇用の苗を買い求める人々で賑わいます。
南双葉農業協同組合広野支店:0240-27-3131
広野町役場建設課産業グループ:0240-27-4163
あんこう料理と言えば吊し切り、というほどあんこう料理と吊し切りは切っても切れない関係にあります。これは、あんこうが大きく柔らかいので、まな板の上ではさばきにくいために考えられた方法です。冬のあんこう鍋の最盛期には、市内の、温泉旅館・民宿等や食事処など、各所で「名物あんこうの吊し切り」が行われ、見学することもできます。
北茨城市役所商工観光課:0293-43-1111