知内町は、渡島半島南西部に位置、東部は津軽海峡に面し、西部及び南部は山岳地帯で、町の中心部を東西に知内川が流れ、下流域部に知内市街があり、 川と沿岸に沿って国道が走ります。また、海峡線も走り青函トンネルの入口が湯ノ里地区にあります。
津軽海峡に面して平野や段丘地が広がり、三方を山岳に囲まれた山川草木や動物に恵まれている所で、知内川が流れる流域は農地とし、集落はこの流域や津軽海峡にそそぐ小河川の周囲に分布しています。知内町は、800年余の歴史を持つ約5000人の町で、漁協組合では、ウニ・ホテタ・カキ・カレイ・サケ・昆布・ホッケ・ヒラメなど、さまざまな魚種をバランスよく水揚げしている。町全体の8割以上を森林が占めている知内町の海は、山の恵が海に注ぎ、津軽海流の影響も受け、濃厚でクセの無い味わい豊かなカキなどの海産物が育ちます。
知内町総務企画課:01392-5-6161
知内町は、渡島半島南端に位置し、津軽海峡に面した海岸線21kmに、中ノ川地区・森越地区・元町地区・涌元地区・小谷石地区の5つの漁村集落を形成し、中の川漁港・小谷石漁港・涌元漁港を有している。地元の漁業者は、上磯郡漁業協同組合を組織し、小型漁船漁業・採介藻漁業・海面養殖漁業などを営み、小型漁船漁業では、マコガレイ・ヒラメ・ヤリイカ・サケ等、採介藻漁業では、ウニ・アワビ等、海面養殖漁業では、カキ・ホタテ・コンブ等を水揚げしいます。漁獲量の1番はホタテで、漁獲高は、ウニ・ホタテ・カキ・昆布が上位をしめています。
知内町産業振興課:01392-5-6161
上磯郡漁業協同組合知内本所:.01392-5-5204
津軽海峡の荒波に育てられた「知内産のホタテ」は形が良く、貝柱が大きいのが特徴、中でも3年貝は、じっくり時間をかけて大自然の栄養をたっぷり蓄えた甘くプリプリの食感が人気の最高級ほたてですまずは、活ほたての醍醐味 「お刺身」 を、またバター醤油や塩コショウで 「焼きほたて」もおすすめの絶品です。
上磯郡漁業協同組合中の川支所:01392-5-5627
知内町産業振興課:01392-5-6161
外海である津軽海峡の早い海流で育った「知内カキ」は全国的にも珍しく、外海での養殖であるため、殻が大きく身が良くしまっているという特徴があり栄養満点の冬の味覚です。全国でも珍しい外海養殖ですが、中の川漁港の沖合1000〜1500m水深約20mの漁場で約1年半育てられています。波打ち際に埋設された取水施設で砂でろ過して滅菌処理された海水で洗浄し、加工場で紫外線殺菌やオゾン殺菌を実施されます。販売期間は10月〜3月になります。
上磯郡漁業協同組合中の川支所:01392-5-5627
知内町産業振興課:01392-5-6161
暖流と寒流が交わる津軽海峡の知内沖合いに生息しており、北の海の過酷な環境に耐えるため脂を豊富に蓄えた天下の絶品です。知内町と漁協が協力し「天下の絶品マコガレイ」というキャッチフレーズを掲げ、知内産マコガレイの知名度アップに向け、ブランド化作戦をスタートさせました。一方、ブランドとしての信頼性を高めるため、規格統一を徹底。20cm以下の魚は、全て放流することを義務づけ、商品価値の高いものだけを水揚げするように務めています。
上磯郡漁業協同組合知内本所:.01392-5-5204
知内町産業振興課:01392-5-6161
知内町と漁協等では、沿岸資源の増大を図るため、水産人工種苗中間育成施設によりクロソイ稚魚の中間育成と放流、ヒラメ稚魚の放流のほか、ウニ種苗生産施設では、ウニ種苗を生産育成したものを漁業者により海面中間育成するなど、広域的な栽培漁業の推進を図っています。また、知内町には、道内でも数少ない大規模のウニ種苗センターがあり、4月〜11月にウニ種苗生産の課程を見学できます。見学は1時間程度です。
上磯郡漁業協同組合ウニ種苗センター:01392-5-5327
上磯郡漁業協同組合知内本所:.01392-5-5204
知内町産業振興課:01392-5-6161
真昆布は、昆布の中では最上級の黒口昆布です。「松前こぶ」と呼ばれるこの地の真昆布は、最長2mにもなる肉厚の昆布で、香り・風味が高く特にだし昆布として珍重されています。自然豊かな津軽海峡の急流の海で、丹精こめて育てられた知内町特産の真昆布です。ウニ・アワビは、プランクトンやミネラルが豊富な海の豊かに海藻が茂る知内海岸の好漁場に生息し、栄養豊富な昆布などの海藻を食べて成長します。
上磯郡漁業協同組合知内本所:.01392-5-5204
知内町産業振興課:01392-5-6161
800年余の歴史を持つ知内町は、中世より知内川は鮭の遡上する川として有名です。鮭はイカに次いで多い水揚げを誇る特産です。町内では、自家製味噌に漬かった鮭をキャベツ・人参・玉葱・きのこ等のお好みの野菜と一緒にアルミホイル等で蒸し焼きにした、鮭のチャンチャン焼きや、鮭の知内鍋などで冬の食卓を賑わせます。
上磯郡漁業協同組合知内本所:.01392-5-5204
知内町産業振興課:01392-5-6161
道内一の生産量・生産額を誇る、知内のニラ「北の華」。平成22年から販売額10億円を突破する頑張りを続けています。葉の幅が広く肉厚で、食べると甘く柔らかいのが特徴です。風味が豊かなので、おひたしにしても、とてもおいしくいただけます。スタミナ野菜として知られるニラは、ビタミンA・B・B2・C、カルシウムが多く含まれており、疲労回復、精力増強、食欲増進、風邪予防、冷え症などに良いと言われ、ガンにかかりにくい体づくりにも役立つと言われています。また、独特の臭いは「硫化アリル」によるもので、胃や腸の粘膜を刺激して消化を助ける働きがあります。
知内町ニラ生産組合:01392-5-5511
(JA新はこだて知内支店内)
知内町産業振興課:01392-5-6161
ニラに次いで、ほうれん草やトマト・ミツバ等の生産も頑張っています。栽培は基本の土作りに力を入れ、高品質を維持しています。
JA新はこだて知内支店:01392-5-5511
知内町産業振興課:01392-5-6161
道南の渡島管内では針葉樹蓄積の約4割を占める主要な樹種で、道南に生育しているスギ(道南スギ)は伐採後、丸太で1割、製材品で6割以上が本州に出荷されています。道南スギの利用法としては、最も多いのが外装材としての利用です。道南スギの外装材は、高級かつ品薄なベイスギ(約10万円/m3)の代替材として大いに期待されています。内装材(北欧パイン材の代替需要)やデッキ材としての利用も徐々に増えてきており、現在道南の数社が販売を行っています。
知内町産業振興課林政係:01392-5-6161
カキを塩水でよく洗って水分を拭き取って醤油・酒・塩を入れて、ご飯をたき、炊き上がりにせりやミツバを混ぜ合わせた、カキご飯が、知内での人気の郷土料理です。
また、ニラやカキ・ホタテ・白身魚の海鮮で作ったスープカレーも人気があります。
知内町産業振興課:01392-5-6161
2月下旬に、しりうち味な合戦冬の陣「カキVSニラまつり」が、開催され、遠く札幌市からも大勢の来訪者をお迎えしています。
ニラ・カキだけではなく、ホウレン草、トマト、マコガレイ、ホタテなど安全・安心な、おいしい特産品づくりに取り組むまちです。
知内町産業振興課:01392-5-6161
8月中旬から後半の日曜日に 海、山、川、そして肥沃な農地が広がる環境のなかで育まれた知内ならではの味覚を楽しみ、夏の終わりのひと時を盛り上げるのが「しりうち大漁まつり」です。ウニ、マコガレイ、イカ、ホタテなどの鮮魚が特価で買えるほか、カキフライ、浜焼きのウニやホタテ、巨大鉄板で作る「知内海鮮パエリア」なども味わえるお祭りが開催されています。当日は、釣り体験や「あめ」のつかみどり、知内特産品のつまった豪華景品が当たるイベントなども盛りだくさんです。
上磯郡漁業協同組合知内本所:01392-5-5204
知内町産業振興課:01392-5-6161
8月14日、知内川河川敷特設会場で毎年「サマーカーニバルin知内」が開催されています。知内町は北島三郎さんの出身地です。当日はサブちゃんファミリーの歌謡ショーが行われ賑わいます。地元高校生による演劇をはじめ、パークゴルフ大会、吹奏楽演奏、最後は、近距離で打ち上げられる花火でイベントのラストを飾ります。
知内町産業振興課:01392-5-6161
北海道の歴史を記した古文書『大野土佐日記』の記録によると鎌倉時代宝治元年(1247年)に甲州(現山梨県)の城主の下命を受け、金山探しのために渡道した砂金掘の掘子荒木大学が、知内に城を構える折に豊富な泉源を発見したという。約800年前の開湯となる北海道最古の温泉です。寛文5年(1665年)には、松前藩の九代城主の奥方が「御入浴せり」との記録もあり、その頃すでに温泉としての設備が整っていたことが伺えます。知内温泉には5つの源泉が敷地内から湧き出している。日帰りの公共の「ユートピア和楽園」があります。
泉質:鉄鉱泉・炭酸塩類泉、効能:胃腸病・皮膚病・打ち身・火傷・婦人病など。
7:00〜21:00 無休
大人:430円/子供:300円/幼児:200円
ユートピア和楽園:01392-6-2341
元町には健康保養センターの「こぼれびおんせん」があります。森の中にたたずむ「こもれび温泉」は、四季折々の季節の移ろいを感じながら、特徴ある様々な浴槽をゆったりと楽しんでいただけます。特に、寝湯・水中ベンチ・圧注浴・打たせ湯・水中歩行浴など水着着用による「運動浴槽(リラクゼーションプール)」は健康づくりのための画期的な機能を備え、あわせて、身体の不自由な方が家族と利用できる「あすなろ浴槽」も完備しています。あすなろ浴槽は一般の方も利用することができます。ほかに2種類の露天風呂やサウナなどがあり、あらゆる温泉好きのニーズに応えることのできる温泉です。
泉質:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
効能:神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・きりきずなど
10:00〜21:00 月曜日定休
大人:400円/中人:250円/小人:100円
こもれび温泉:01392-6-2323
福島吉岡漁協同組合では、イカ、ホッケ等の漁船漁業が主体でしたが、最近は安定した水揚量が望めるコンブ養殖漁業も主体漁業となっています。本海の荒波と津軽海峡の急流で育てられた、福島町産真昆布は、昆布の中では最上級の黒口昆布です。「松前こぶ」と呼ばれるこの地の真昆布は、最長2mにもなる肉厚の昆布で、香り・風味が高く特にだし昆布として珍重されています。自然豊かな津軽海峡の急流の海で、丹精こめて育てられた真昆布で甘味が強く、おでん、昆布巻き、寄せ鍋、煮しめなど、広く料理に利用されています。また、「やわらか昆布」は津軽海峡の海で丹精込めて育てられた黒口昆布。若いコンブなので柔らかく、様々な料理に使うことができます。
福島町水産商工課:0139-47-3004
福島吉岡漁業協同組合:0139-48-5311
福島吉岡漁業協同組合福島支所:0139-47-3131
はこだて和牛は、別名「あか牛」と呼ばれている褐毛和種牛で、原産地は熊本県です。肥育期間が短いため、黒毛和種より低価格で購入でき、肉質が柔らかく上品な風味が特徴です。木古内限定和牛で、ブランド名は「はこだて和牛」です。三方を山に囲まれ、津軽海峡に面した木古内町の和牛は、畜産農家が清潔な環境の中で丹精込めて大切に育て上げた、いわば人と自然が育てた傑作です。年間約200頭程度しか出荷されないため、そのほとんどが北海道内の特定の販売先に限られています。
木古内町産業経済課:01392-2-3131
JA新はこだて木古内支店:01392-2-3151
JA新はこだてAコープ知内店:01392-5-5325