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和歌山県郷自慢御坊市の名産物



日高港 豪華大型客船・にっぽん丸・ふじ丸がクルーズ寄港
入港歓迎セレモニー開催

和歌山県内の港湾整備の進展や、高野・熊野地域の世界遺産登録を記念した「熊野古道クルーズ」企画など、和歌山港・日高港・新宮港の紀州各港を巡る、和歌山沿岸や瀬戸内海沿岸・伊勢湾沿岸などを訪れるクルーズ客船も年々増える傾向にあり、県内外との交流活動などが盛んに行われています。客船寄港に向けた誘致活動なども推進され、地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、新たな観光交流空間などの推進に向けた取り組みなどを目指しています。客船寄港時には、入港を祝うクルーズ寄港歓迎セレモニーなども開催され、市長等からの挨拶や花束・記念品贈呈など、船長からの挨拶や返礼品贈呈など、港湾を通じた県内外との交流を深めている。また、入港に併せて事前応募による船内見学会(無料)や、地元特産物の販売・実演(試食)なども開かれ、地域を最大限アピールし観光振興などに努めている。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市の港湾 日高港・日高港多目的国際ターミナル

日高港は、和歌山県のほぼ中央部である日高川河口に位置しており、古くから日高川の川船と連絡する船着場として発展してきた港です。明治の中頃から昭和の初期までは、大阪商船等の寄港地として利用されてきました。現在の港湾施設は日高川支川の西側に位置し、地域の代表的産業である製材業に対して機帆船による二次輸送によって外国産木材を供給するなど、和歌山県中部地域の流通港湾として利用されています。昭和58年10月紀中地域の発展の拠点として重要港湾に指定され、平成10年度から新たな港湾施設の整備が進められてきました。この日高港多目的国際ターミナルは、近年の船舶の大型化に対応した最大3万トン級の船舶係留機能を有し、平成16年から暫定供用が開始されました。

和歌山県県土整備部港湾局:073-441-3156


御坊市の工業団地 日高港工業団地分譲中

関西国際空港まで1時間高速ICや港に近く、陸上・海上との物流に便利な工業団地です。水深12mの公共バースを擁し、関西空港まで車で約1時間、高速道路御坊インターまで4.5kmと港湾物流の拠点として最適です。総合的な支援体制とトップクラスの各種優遇措置でスムーズな立地を可能にしています。

交通アクセス
湯浅御坊道路御坊ICから車で約5分
阪和自動車道御坊南ICから車で約5分
大阪市内から車で約80分
関西国際空港から車で約60分
南紀白浜空港から車で約50分
日高港湾に隣接

和歌山県企業立地課:073-441-2753
和歌山県公営企業課:073-441-3314


御坊市の漁業基地 日高漁港

御坊市には約8キロにわたって南北に海岸線があります。瀬戸内海から南下してくる南海流と黒潮支流が合流するポイントとなっており、いろんな魚が生息しています。市内には7つの漁港があり、河口付近には砂浜なのですが、そのほかは岩礁地になっていて、根付資源の好漁場になっています。小さい魚をそのまま放流すると大きな魚に食べられてしまうため、財団法人和歌山県栽培漁業協会や和歌山県農林水産総合技術センター水産試験場の協力のもと、ヒラメ・イサキ・クエ・マダイ等を自然の中で自力で育つ大きさまで育てる中間育成を行っています。また、豊かな紀伊半島の山々から川を流れる栄養が海に運ばれ、美味しい魚介類が育っています。

御坊市役所農林水産課:0738-23-5510


御坊市特産 アジ・サバ

夏から秋へ向かう頃が旬となるマルアジはこの時期脂がのり、尾っぽが真っ黄色になり、ヒラアジよりも美味しいといわれます。ブランドのサバは、豊後水道で捕れるサバを関サバ。紀伊水道沖で捕れるサバを「紀サバ」と言います。種類は同じ真サバです。黒潮の分流が流れ込む紀伊水道の、潮の流れが速い海域で獲れたサバは、よく身が しまりプリプリしています。脂がのる時期は9〜10月の秋頃で、よく捕れる大きさは400〜500gです。そのなかでも 「紀サバ」ブランドで呼ばれるものは600g以上のもので、最大で1kgぐらいの大きさがあ ります。サバは大きいものが脂がたっぷりとのって、美味しいのです!サバはなれずしに欠かせない食材です。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 イサキ・トビウオ

イサキの漁獲時期は4〜6月で、この初夏のイサキのお刺身は真鯛にも匹敵すると言われる程の美味しさです。 トビウオは1年中漁獲されます。淡白な白身で、生が美味しいのですが、小骨が有るのでタタキで食べられています。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 タチウオ・アオリイカ

鮮度の良いタチウオは魚体が銀白色に光っています。6〜8月紀伊水道では定置網や底びき網、釣りなどで漁獲されます。脂が乗っている割には淡白で、焼いても煮ても揚げても蒸しても美味しく、和食・中華・フランス料理など幅広く利用されます。この紀伊水道では平成14年まで11年漁獲量日本一を誇りました。 紀伊水道ではアオリイカの漁獲も多く、9〜5月が漁獲時期です。アオリイカはイカの刺身の中で最も美味しいと言われます。身肉が厚く、甘い。高値ですが美味しさから納得価格です。県内では「タチイカ」と呼ばれる。寿命は1年。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 伊勢海老・クエ

祝宴には欠かせない伊勢海老の捕獲量は、千葉県と和歌山県が最も多い。漁獲されたイセエビは、キズの有無(足等の脱落)や大きさを確認して、それぞれのカゴに分けて入れられます。 小型のエビは、資源管理のため、再放流します。 高級アワビも5〜8月ころ素潜りで漁獲されています。巻き貝の1種トコブシも捕れます。 クエを食うたら他の魚クエんと言われるほど美味しい魚にクエは、9〜11月延縄漁獲で、刺身、鍋物で食されます。大きなものは体長1mもあり、30kg以上もあります。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 一本釣り天然真鯛・桜鯛

友ヶ島を中心に鯛の一本釣りが有名ですが、紅い真鯛は春に太平洋から瀬戸内海へ産卵のため回遊してくるので、その頃が一番良い漁期になります。一本釣りされている鯛は天然の桜鯛で、養殖物とは全く味が違います。紀伊水道から瀬戸内海に産卵のため移動してくる、産卵期前の桜の咲くころの「桜鯛」の旬です。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 アワビ・トコブシ・サザエ・ウニ

和歌山沿岸では、素潜り漁法で漁獲するアワビ漁などが盛で、アワビ類は磯際から水深20m程の岩礁に生息し、アラメ、ワカメ、コンブなどの褐藻類を食べ、主に夜行性の物が多く、日中は岩の間や砂の中に潜っています。アワビの殻の背面には数個の穴が並んでいて、アワビではこの穴が4〜5個なのに対し、トコブシでは6〜8個の穴が開いていて見分けることができます。アワビ・トコブシの旬は夏(6〜8月)

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 ヒジキ

御坊市〜串本町地先海域などで4〜5月徒手採捕されているヒジキは、岩場に生えたものものを刈り取り乾燥させた後、真水で煮沸し、それを乾燥させて製品とする。 鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富な健康食品。採ってきたヒジキの色は茶色ですが、水にさらしたのちに鉄鍋で煮ると、その色がヒジキならではの真っ黒に変わります。 煮上がったものを2〜3日天日干しにして、製品にしています。 和歌山県の漁獲量は全国6位を維持しています。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 干わかめ・塩わかめ

旨みが広がる風味豊かな由良町衣奈海岸で育った養殖わかめをそのまま袋詰めしています。凝縮された磯の香りと旨みが広がり、風味豊かな味で、お味噌汁、サラダ、酢の物にぴったりの逸品。干わかめは1袋150g入。塩わかめは1袋200g入。わかめには精神を安定させ、心身を元気にするヨウ素を多く含んでおり、摂取することで体内の代謝を活発化させるといわれています。他にも、動脈硬化や高血圧の予防にも効果があるといわれています。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市の放流事業 稚魚の放流

漁獲量を回復させ、安定した魚の供給が行えるよう努力しています。ここでは、稚魚の放流事業を紹介したいと思います。小さい魚をそのまま放流すると大きな魚に食べられてしまうため、自然の中で自力で育つ大きさまで育てることを「中間育成」といいます。当組合では青年部が中心となって、財団法人和歌山県栽培漁業協会や和歌山県農林水産総合技術センター水産試験場から譲り受けたヒラメ・イサキ・クエ・マダイ等の中間育成を行っています。一匹でも多くの稚魚を放流できるよう全員が協力して、約3センチで搬入した稚魚を約8センチ前後まで中間育成を行います。その後、効果を把握するために標識(腹ヒレ抜きやタグ付け)をつけてから放流を行っています。青年部では中間育成の活動を通して子供たちに魚と触れ合う場所を提供し水産業への理解推進や魚食普及に努めています。

紀州日高漁業協同組合:0738-22-0451


御坊市特産 みかん温州みかん・八朔・いよかんなど盛りだくさん

和歌山県の柑橘類の生産は日本一。10月には皮が薄く、袋も薄い歯触りの良い由良早生からはじまり、デコポンや八朔などおおくの種類の柑橘類の栽培がおこなわれています。どれもトップランクの生産量をほこります。種類も豊富で温州ミカン・八朔・夏ミカン・甘夏など色々あります。JA紀州中央は最新のセンサー付き選果機を導入し、高糖系ミカン「味姫」は厳選されたブランドとなっています。甘くて美味しい和歌山のミカン、たくさん食べてくださいね。
出荷時期:5月下旬〜8月

紀州農業協同組合:0738-22-2480


御坊市特産 南高梅・梅干し

ミカンと並んで和歌山県で有名なのが「梅」ですよね。健康食ブームで紀州中央管内でも栽培面積・生産量とも増加中です。主に栽培されているのが「南高梅」。特徴は青い実の一部に、うっすら赤みが付いていることで、皮がやわらかく梅干し作りにピッタリです!ほかにも皆さんが大好きな梅酒やジュースの原料にも使われています。梅干しに含まれているクエン酸は疲労回復にとっても良いそうです。
出荷時期:5月下旬〜7月中旬

紀州農業協同組合:0738-22-2480


御坊市特産 メロン・いちご

夏には温暖な気候と長い日照時間を有効に利用し、スイカ・メロン・梨など多くの果物が実をつけます。7月〜8月初めにはメロン狩りスイカ狩りなども行われています。メロンは7月上旬〜8月いっぱい御坊市に2園、ブルーベリーも2園、6月中〜7月中に摘み取りができます。瀬戸内海から南下してくる南海流と黒潮支流のおかげで冬は晴天とイチゴ栽培に適した温暖な気候条件が揃っており、12月〜5月まで甘いイチゴ栽培が行われ、イチゴ狩りなども盛んに行われています。

紀州農業協同組合:0738-22-2480


御坊市特産 さやえんどう・ピーマン

印南町を中心に御坊市、みなべ町の畑地から平坦地へと露地やビニールハウスではさやえんどうが栽培されています。和歌山県下の9割近くを日高地方で栽培しており、収獲量は日本一です。さやえんどうの中でも一番柔らかいキヌサヤエンドウの出荷時期は9月から6月で、印南町では2さやずつ収穫し「アベックきぬさや」として出荷しています。ハウス栽培が昭和45年頃から始まり、増収、高品質、価格安定等のため、海岸線の温暖な畑地に産地が広がりました。和歌山県では、ハウス栽培の収穫が最盛期を迎える3月8日を「さや」と語呂合わせして「さやえんどうの日」としています。 緑色も鮮やかなピーマンは、私たちの紀州中央管内では野口地区を中心に栽培されています。栄養価はレモン1個分と同じぐらいビタミンCがたっぷり!アメリカではガンの予防になることが知られていますし、血液をサラサラにする効果もあるので、熟年世代はもちろん若い方にもおすすめの食材です。
出荷時期:11月〜6月

紀州農業協同組合:0738-22-2480


御坊市特産 スターチス・スィートピー・かすみ草

日高地方は温暖で冬季の日照条件にも恵まれて、御坊市からみなべ町にかけた海岸線のビニールハウスでは11月から5月下旬まで、特に3〜4月にかけて花々が何種類も栽培されています。良くドライフラワーにもなる、スターチスの出荷量は日本一で、全国シェア40%を占めています。オリジナル品種の育成も盛んで、花の日持ちは最高レベルで乾燥しても色あせることはありません。

紀州農業協同組合:0738-22-2480


御坊市特産 金山寺味噌

金山寺みそは、由良町興国寺の開山法灯国師が室町時代に中国の宋に渡り、杭州の経山寺にてその製法を修得したものといわれています。湯浅周辺で作られ始め、御坊市辺りにも広まり、現在も多くの金山寺味噌店があります。金山寺みそは現在のたまり醤油の原型と言われています。この地方一帯は、醤油や味噌の発祥地とも言われ、今は、伝統を生かした金(徑)山寺味噌や醤油、なれ寿司が作られ有名となりました。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市特産 釣鐘まんじゅう

修行僧安珍が修行途中に出会った清姫とただならぬ仲になったが、修行が済むまでのしばしの別れをしたものの、修行僧は戻らず、清姫の想いはつのり、執念は身を蛇にかえ、修行僧安珍を追い詰める、釣鐘の中に隠れた安珍を焼き殺してしまいました。若い二人の悲劇の場となった道成寺の大釣鐘を形どったものが釣鐘まんじゅうです。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市郷土料理 なれずし

御坊市では、現在は食べやすい酢でしめたサバ寿司が主流になってきましたが、かっては祭りの行われる秋ごろには、どこの家庭でも「なれずし」が作られていました。なれずしは、酢を一切使わずに、サバとご飯を「あせ(暖竹)」という海岸に自生する笹の葉に包んで発酵させた寿司です。別名「くさり寿司」とも 言います。強烈な匂いがします。滋賀県の鮒寿司とよくにています。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市特産 御坊人形

子供の初節句のお祝いに作られたという御坊人形は、和歌山県の伝統工芸品にもなっています。桐の引き粉を砂やカキの殻などと練り合わせて作る「練り物」と木型に和紙を張り合わせて作る「張子」があります。天神・鯛車・虎加藤・宮子姫などいろいろあります。現在製作者は1人で入手困難な逸品となりつつあります。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市特産 麻雀牌・サイコロ・碁石

御坊市は麻雀牌の生産高日本一です。 御坊市は、まさにゲームの縁の下の力持ち的存在。マージャンパイやサイコロ、碁石などがつくられていて全国有数のシェアを誇っています。 流行の全自動式マージャン卓用のパイにいたっては、なんと御坊産がほとんどだそうです。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市の伝統祭事 御坊祭

数多い祭りの中でも御坊祭は、御坊・日高地方最大のお祭で、10月5日の小竹八幡神社のお祭りでです。10月1日の幟立て、3日の地固めを経て、4日の宵宮(宵祭)と5日の本祭を迎えます。顔を白く塗り隈取り顔の子供を乗せた四つ太鼓が勇壮に町内を練り歩きます。また県無形文化財第1号・国選民族芸能である「けほん踊り」は、生花をあしらった笠と華麗な衣装を身につけた踊り子たちが、いかめしくもユーモアあふれる踊りを披露します。天正13年(1584年)まで流鏑馬や駆け馬の形式で行われてたものが、豊臣秀吉の紀州征伐により中断となっていたが、寛永19年(1642年)に御坊町古寺内に住む「六左衛門」という者に神が宿り、「すぐさま祭を行え」との御神託を受け再開されました。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市の伝統祭事 御乙祭

御乙祭は、日高路の春を告げるおまつり。3月10日の須佐神社のお祭りで、200年以上の歴史をもった神事です。大蛇退治にまつわる由緒ある祭りで、「おとう」と呼ばれる選ばれた子供たちが神前で約2メートルもある幣をふって神様を拝みます。境内ではこの1年間の厄除けと豊作を祈って餅まきが行われます。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市の伝統文化 西本願寺日高別院

御坊市名の起こりとなった日高別院は「御坊所」「御坊様」とも呼ばれ、江戸時代坊舎付近は蝋燭・酒・木材問屋・油屋・薬屋・旅籠が軒を並べ寺内町として栄えた。現本堂は、文政八年(1825)に再建されたものである。境内にある樹齢四百年のイチョウの巨木は、県指定の天然記念物となっている。寺内町は、江戸時代の頃、日高川を利用した廻船業が大いに栄え、明治・大正時代以降は、白浜温泉を開発した小竹岩楠氏、御坊に戸田銀行・日高紡績を起こした戸田実氏のご尽力で、当地を生かした水力電力や紡績・製材業が盛んとなり、和歌山市に次ぐ商工業都市として発展し、寺内町をベースに、大正ロマンが息づく町並みが今も守り続けられている。

西本願寺日高別院:0738-22-0518


御坊市の伝統文化 門前町や寺内町の街並み

古くから浄土真宗本願寺派の寺社の事を「御坊」と称し、この御坊に由来する門前町や寺内町は全国各地に見られます。和歌山県御坊市も同じく、西本願寺日高別院の門前町として発展した町です。
東町の町並みは、黒塀に白い漆喰の旧家や商店が建ち並ぶ東町。ここは蝋燭や酒、木材や醸造業者、油屋、薬屋、旅篭などが軒を連ねていました。今も歴史的な建物が残ります。
新町の町並みは、江戸・大正それぞれの時代に建てられた酒蔵が並び立ち、明治初期の洋風医院、創業100年の金山寺味噌商家が見られるなど、時代の変遷が感じられます。
中町の町並みは、日高別院を中心に、寺内町として栄えた面影が今でも残り、歴史を感じさせます。
堀河屋野村は、本瓦の大屋根が覆い、玄関入った土間が店として現在も使われている。座敷の窓を囲う弁柄の格子が長い伝統を伝えている。元禄年間より造られている徑山寺味噌(きんざんじみそ)や古い蔵から造り出される昔ながらの醤油が有名です。

御坊市役所商工振興課:0738-23-5531


御坊市自慢 紀州鉄道

JR御坊駅と西御坊駅をむすぶ紀州鉄道は、営業距離が2.7キロメートルという短い鉄道です。昭和6年開業した当時は御坊臨港鉄道とよばれていましたので、地元の人々は「臨港」と呼んでいます。昭和48年に紀州鉄道と名を代えました。御坊駅から西御坊駅の間を8分かけてコトコトと1日26往復しています。現在車両は「キテツ-1」「キテツ-2」の2両があります。いずれも2軸レールバス(車輪が4輪)タイプで、日本国内では、現在、紀州鉄道でしか運行されておりません。

紀州鉄道(株):0738-23-0001


湯浅特産 温州みかん(有田みかん)・三宝柑

温州みかんの代表的ブランド「有田みかん」の本場湯浅町は、秋ともなれば周辺の山々が黄金色の染まる程、みかんの生産が盛んな郷です。三宝柑は江戸時代に和歌山藩士の邸内に偶然発生した変種で、当時、有田郡出身の冶宝候の右筆を務めていた者が、その種の分与を受けて有田郡内に広ろがり、明治13年湯浅町栖原に移植され、栽培技術を活かし、現在では9割以上が和歌山県で生産され、そのうちの2/3が湯浅町で栽培されています。出荷時期3月下旬〜4月上旬

湯浅町産業観光課:0737-63-2625



龍神村自慢 日本三大美人の湯 龍神温泉郷

龍神温泉は紀州の最高峰、護摩壇山から流れ下る日高川上流に湧く、日本三大美人の湯として有名な温泉です。弘法大師が浴場を開いたと伝えられ、紀州徳川藩の湯治場としても栄えた龍神温泉は、今も、龍神街道沿えに昔の面影を残しています。環境庁の 国民保養温泉地の指定を受け、国民の健康増進などに役立つ温泉保養地を目指し、療養、保養、休養に適した健康的な温泉保養交流空間づくりに取り組んでいます。

田辺市龍神行政局産業建設課:0739-78-0111


白浜町特産 クエ

クエを食べたら他の魚は(食え)んと言われ、美味しいクエは「幻の魚」と言われ天然物は少ない。白浜町にある近畿大学水産研究所では、クエのふ化から成魚までの養殖に成功し、20年かかり安定供給できる技術を確立。地元と連携して「紀州本九絵」として出荷を始め、年間4000匹が安定供給できるまでになりました。町内の宿屋や料理店でクエ料理が楽しめ、クエ料理を目当てに観光客が訪れている。

白浜町役場農林水産課:0739-43-5555