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沖縄県郷自慢北大東村北大東島の名産物



北大東島の暮らし文化 地場産業・伝統文化

沖縄本島の東方約360kmの北大東村は、北大東島と沖大東島の二つの島。北大東島は珊瑚環礁が隆起してできた島で、中央部は盆地のように窪んでおり、大小20数個の沼や湿地が散在。盆地の周りを屏風のように連なる小高い丘が取り囲み、防風林として島を台風などから守っています。南にある沖大東島(ラサ島)は、戦前は燐鉱石の産地でしたが、現在は無人島となり、米軍の射撃場に使用されている。島の産業は大規模なサトウキビ栽培農業と砂糖生産が主体で、ジャガイモ栽培やカボチャ栽培が農業を支えている。安全な漁港に恵まれていない漁業であるが、島の漁師など漁業者が協力し、沖の好漁場で季節の魚漁獲し地元漁港に水揚げしています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島の港湾 海の玄関口 西港・高速客船・貨客船

那覇港から北大東島まで約14時間で着く。
泊港南岸⇔北大東島。週1便が運航。
所要時間:14時間(フェリー:だいとう)
北大東島から南大東島までは約1時間。
島内にタクシーは無く、レンタカー・宿送迎などの手配が必要。

北大東村役場建設課:09802-3-4001
大東海運:098-861-0515


北大東島の空港 空の玄関口 北大東空港・琉球エアコミューター

那覇空港から北大東空港まで約1時間10分で着く。
那覇空港⇔北大東空港。1日1便運航。
所要時間:約1時間10分。
機種:DHC8型機(39人乗)
島内にタクシーは無く、レンタカー・宿送迎などの手配が必要。

北大東村役所総務課:09802-3-4001
琉球エアコミュータ:0120-25-5971


北大東島の農業 大型機械化による大規模経営・ブランド農産物生産

開拓以来、燐鉱石採掘事業が盛んに行われていた北大東村ですが、閉山後はサトウキビ農業に切り替わり、今では村民の生活を支えています。広々と区画整理されたキビ畑ではオーストラリアから導入した大型キビ刈り機ケーンハーベスターにより大規模な生産がおこなわれ、農業従事者の高齢化や労働力不足を補っています。また近年では馬鈴薯やカボチャの栽培などが始まり、サトウキビとの輪作でより高品質な作物の生産に力を注ぎ、持続性の高い農業生産に取り組んでいます。

北大東村役場経済課:09802-3-4001
沖縄県農業協同組合北大東支店:09802-3-4316


北大東島特産 砂糖(粗糖)製造・北大東製糖株式会社

昭和33年の設立以来、島内の唯一の製糖工場として村の経済を支えている北大東製糖。ハーベスターの伴走車に係る経費の負担や、公正な品質取引をおこなうために「さとうきび品質測定システム」を導入するなど、あらゆる方面から糖業の発展に貢献しています。北大東製糖(株)は大東村のさとうきびを原料にして、砂糖(粗糖)を製造している。さとうきびから原糖までの全作業工程を管理することにより、衛生的で高品質な原糖・糖蜜が生まれます。また、島内交通に欠かせない石油製品の販売などを関連企業が手がけており、村民の暮らしを支えています。

北大東製糖株式会社:09802-3-4341


北大東島特産 赤パパイヤ・青パパイヤ・健康野菜自然食品

熱帯果実の青パパイヤは、沖縄では一般的に野菜として食されています。コリコリ食感が楽しめ、どんな料理にも合う野菜で、たんぱく質分解酵素のパパイン酵素を含み、肉と一緒に炒めると肉が柔らかくなります。疲労回復に有効なりんご酸やクエン酸、整腸作用に有効な食物繊維のペクチンなどを含み、消化を助けるといわれ、健康野菜としても人気が高い自然食品で、年中収穫されている。島の太陽をいっぱい浴びた真っ赤な果肉の赤パパイヤは、果汁がたっぷりで、フルーティな香りの完熟パパイヤで、収穫され島内で消費されています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001
沖縄県農業協同組合北大東支店:09802-3-4316


北大東島特産 島バナナ

北大東島バナナは、小ぶりで果実が濃厚な甘味が特徴のバナナです。手入れにあまり手間がかからず、成育も早いことから、島では古くから民家の石垣などで栽培されています。自家食用の島バナナは、島のあちこちの民家で栽培されおり、自慢の島バナナは島内で消費されています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001
沖縄県農業協同組合北大東支店:09802-3-4316


北大東島特産 早出し・ジャガイモ・沖縄県初のエコファーマー認定

北大東島では、サトウキビ畑で、輪作としてジャガイモを作付け、作付け面積も拡大している。(沖縄・奄美地域のジャガイモは「早出し」品として評価が高い)北大東島は、孤島であることが幸いし病虫害も少なく、種子消毒以外に農薬を使わなくても栽培でき、島の土壌もジャガイモ栽培に最適であることから、沖縄県で初めての「エコファーマー」の認定を受け、環境と調和して持続性の高い農業生産方式に取り組み発展を目指しています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001
沖縄県農業協同組合北大東支店:09802-3-4316


北大東島特産 冬カボチャ・春カボチャ

食の安心・安全など国産志向や、青い状態で出荷される輸入品に対し、完熟した甘みのある「冬カボチャ」として、沖縄産のカボチャが見直され、東京市場で沖縄産は外国産の約4倍の価格で取引されている。サトウキビとの輪作農産物として、南北大東地域の取り組みなどで、今後の増加が見込まれることから、JAおきなわ園芸部では「冬カボチャ・春カボチャ」といえば沖縄となるよう、増産と系統出荷による品質確保を進め、沖縄「カボチャ王国」の復活を目指しています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001
沖縄県農業協同組合北大東支店:09802-3-4316


北大東島の漁業 江崎港・西港・北港・漁業基地

太平洋に囲まれた島の近海は、キハダマグロやカジキ、サワラなどが回遊し、本土から出漁してくるほど豊かな漁場です。ナワキリ(クロタチカマス)など本島近海では見られない深海魚が獲れるほか、イナダやキンメダイなど魚種も豊富で、季節によっては20kgもあるセーイカ(ソデイカ)が獲れます。北大東村は年間約40トンの漁獲高を誇りますが、市場が遠く漁港に恵まれないため、小型船の操業と島内消費にとどまっているのが現状で、流通面の早急な解決が望まれています。漁船の操業もクレーンでの上げ下ろしに頼らざるを得ず、島の漁民たちの苦労が偲ばれています。

北大東村役場建設課:09802-3-4001


北大東島の水揚げ漁港 魚市場・直売市場

西港の近くにある魚市場では、水揚げされたマグロ・サワラ・カジキなどがその日のうちに漁師たちの手でさばかれ、販売されています。魚市場には地元の主婦や旅館のご主人など、新鮮な魚介類を求めて買い付けにやってくる人も多く、お昼過ぎの水揚げ時には漁船の帰還とともに活気があふれる場所となっています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産 伝統一本釣り・キハダマグロ・メバチマグロ

大東諸島海域には、黒潮に乗って回遊して来る様々の大型回遊魚が集まり、絶好の漁場が形成されており、伝統の一本釣り漁法で、キハダマグロ・メバチマグロなどが漁獲され水揚げされています。また、地元漁協に所属する釣り船では、島の近海で大型回遊魚と闘い、巨大マグロやカジキなどの大型回遊魚を漁獲しトローリングを楽しんでいます。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産 伝統一本釣り・サワラ

大東諸島海域の好漁場では、伝統一本釣り漁法で、旬のサワラが漁獲され水揚げされています。成長につれ名前が変わる出世魚で、サゴシ・ナギ・サワラと変わり最大1mを超える大型魚になる。ビタミンB2・ナイアシン・カリウムを豊富に含み、冬〜春にかけてのサワラにはIPAやDHAもたっぷり含まれ、動脈硬化・高血圧・心臓病の予防・美肌効果や口内炎の予防などさまざまな効果があるようです。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産 伝統一本釣り・セイイカ・ソデイカ

沖縄でマグロの次に多く漁獲されているソデイカは。水揚高全国一位で、全体の6割を占めている。県内はもちろん県外の各地方の市場にも出荷卸しており、旬のソデイカは注文が多い。食用されているイカの中で最大級のソデイカは。沖縄ではセーイカと呼ばれる巨大イカで、刺身や寿司のネタに最適で、やわらかい歯ごたえの中に甘味、旨みがあり、人気と評判の高い自慢の魚です。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島産特産 沖縄の三大高級魚 ハマダイ・アオダイ

沖縄の三大高級魚の一つにハマダイ(あかまち)があります。白身の地魚でクセがなく、しかも旨みが強いので刺身は絶品です。皮目をいかして皮霜造りにしてより旨く食せます。塩焼きにしても旨く、味わいはイサキの塩焼きに匹敵する。水深200〜400mの海底に生息している魚です。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産 沖縄の県魚・グルクン・沖縄の高級魚

高級魚グルクンは、沖縄の県魚です。海底が珊瑚礁の20〜50mのところを大きな群れで郡遊し、リズムに合わせ、迅速かつ正確な団体行動をとり、それぞれが赤や黄、青色に彩られ、その動きは大変美しい。沖釣りの入門ともいえるのがこの魚で、釣りやすくて釣りづらいと言い、タナ(回遊層)が絶えず変化するからだそうです。全長15〜50cmの魚。初心者とベテランでは釣果に大きな差が出るそうです。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産  大東諸島の地魚・イラブチャー

大東諸島で、刺身といえばイラブチャーというくらい地域の人々に親しまれている地魚です。イラブチャーの仲間の魚は非常に多く、一説には80種とも言われています。珊瑚礁域に生息している魚で、色とりどりの色彩で泳ぎ回っています。体の割りに口が小さく、歯は上下が1枚の板のように合わされ、オウムの嘴に似ています。咬む力が非常に強く、珊瑚や海藻を噛み砕いて食べます。最大のものは約80cm位に成長する地魚です。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島自慢 フィッシング(沖釣り)

黒潮に洗われる北大東島の海は、アングラー憧れのフィッシングパラダイス。北大東島と南大東島の間には、水深約1,000メートル以上といわれるポイントもあり、美しい黄色の背びれを持つキハダマグロや黒潮の申し子カツオが群れ、サワラやカジキも回遊し、巨大マグロのヒットも夢ではありません。北大東島の海は荒らされていないので、魚の量が豊富。とくに冬場は絶好のチャンス。脂ののったキハダマグロなど大物が浅場まで上がってくるので、釣果も期待できます。地元の漁師が210キロのメカジキを上げた例もあります。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島自慢 フィッシング(磯釣り)

島そのものが漁礁といわれるほど、磯釣りのポイントは、島全域に広がっています。魚影も濃く、クーラーボックスがすぐいっぱいになるほど、足元にはイラブチャーやシチューなどの小魚が泳いでいます。時には40キロ級のガーラも釣れ、港や岩礁からの釣りでも荒磯釣りの醍醐味がたっぷりと味わえます。港はファミリーフィッシングの絶好のポイント。島の人々の大切なコミュニケーションの場となっています。特に西港は、大型の魚も寄ってくるので人気のポイントです。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産 まぐろのなまり節・さわら・いなだ南蛮漬

北大東島特産の名産品は、いずれも島自慢の味です。漁師が伝統の一本釣り漁法で釣り上げた、獲れたての新鮮なマグロを燻製にしたマグロ節をはじめ、サワラの塩漬けや大東月桃のムーチーなど、北大東島の旬の手作りの味をお楽しみ下さい。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島特産 シー・ダイヤモンド

「シー・ダイヤモンド」は、マグロやサワラの頭をふんだんに使い、DHAが多く含まれた栄養価値の高いふりかけです。沖縄県の特産品を集めた離島フェア2000の優良特産品部門において優秀賞を受賞しました。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島に伝わる伝統行事・島自慢の郷土芸能文化

八丈島出身の開拓民により島の第一歩が踏み出され、沖縄本島からの移住者がわって開拓された北大東村では、日本文化と琉球文化が融合した独特の大東文化が育まれています。旧盆にはエイサーが舞い、豊年祈願の大東宮例祭では神輿が島中を練りあるき、江戸相撲と沖縄角力が奉納され、金刀比羅宮例祭では航海安全を祈願します。先人たちが残した貴重な文化は、季節ごとに開催されるさまざまなイベントや伝統行事を通して、子どもたちに受け継がれています。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島の伝統行事 旧盆・エイサー

毎年8月最後の土曜日に、青年会主催でエイサーが催されています。北大東島は、関東の伊豆八丈島と沖縄が融合した、独特の文化が息づいていることが特徴の島ですが。北大東島でも、沖縄地域の島々と同じように、旧盆にはエイサーが島中を練り歩きます。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島の伝統行事 大東宮例祭(1日目)

毎年8月22日〜23日に開催する、大東宮例祭は、北大東島における最大の伝統行事で、祭典奉讃会が主催します。22日の前夜祭は、打ち上げ花火や奉納演芸が催され、地元の方々や本島からの芸能団による余興が披露されます。打ち上げ花火で前夜祭をしめくくり、打上げ花火を観覧した後は、大東宮神殿に神輿を奉納します。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


北大東島の伝統行事 大東宮例祭(2日目)

翌23日は、豊年祈願式典が行われ、一般青年による沖縄角力や幼少中学生による江戸相撲が奉納されます。夕方からは、場所を変え地元の方々や本島からの芸能団による余興が披露されます。

北大東村役場経済課:09802-3-4001


南大東島の伝統行事 南大東島の豊年祭

祭り最終日(翌23日)は、午前中から相撲大会が行われ、この相撲大会では、沖縄相撲と大和相撲の2トーナメントが行われ、それぞれに力を競い合う。大和相撲は本土の普通の相撲で、沖縄相撲は空手と柔道、相撲を混ぜ合わせたような競技です。いろいろなところで、沖縄と日本の文化が混じり合った、見ごたえのある南大東島の豊年祭です。

南大東村役場総務課:09802-2-2001