日本最大の豪華客船「飛鳥II」が、2011年8月18日に鳥羽港に入港した。同船は、「鳥羽・熊野大花火クルーズ」ツアーで、16日に横浜港を出発、17日の夜に開催された熊野大花火大会を海上から観覧し、翌日18日に鳥羽港に錨泊、オプショナルツアーで伊勢神宮や英虞湾めぐりなどを楽しみ、19日に横浜港に帰港する3泊4日のツアーなど。志摩半島沿岸や伊勢湾沿岸などを訪れるクルーズ客船も年々増える傾向にあり、県内外との交流活動などが盛んに行われています。客船寄港に向けた誘致活動なども推進され、地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、志摩半島沿岸や伊勢湾沿岸などの新たな観光交流空間などの推進に向けた取り組みなどを目指しています。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
大型客船が鳥羽港に入港し、今回も、より多くの皆さまに、赤いハンカチで見送っていただきました。出港していく船の乗客と、見送る市民の双方が赤いハンカチを振り合う様子は、深い感動を呼び、素敵な思い出になることでしょう。真珠王・御木本幸吉翁の幸吉語録「いつか海外へ行く時に船の上から赤いハンカチを振ろう」と、孫娘たちと約束してから10年が経った大正15年10月、ステッキの先に赤いハンカチを巻き付けて、それを高く掲げて69歳の幸吉はアメリカへと太平洋丸に乗船しました。その当時の光景にちなんで、御木本幸吉ゆかり鳥羽ならではの、歓迎出港セレモニーを「リメンバー赤いハンカチ」として再現しています。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
鳥羽港は、伊勢湾口に位置し、鳥羽湾と呼ばれることもあり、7つの地区からなっている。小浜地区は、鳥羽十景に数えられる三ツ島やイルカ島が浮かぶ。佐田浜地区は、JR・近鉄鳥羽駅に隣接し、市営定期船の佐田浜桟橋がある。岩崎地区は、ミキモト真珠島や鳥羽水族館など観光スポットが集まり、鳥羽城の城下町でもある。中之郷地区は、伊勢湾フェリー発着場と市営定期船の中之郷桟橋や、魚市場が設置され、多数の漁船も係留している。赤崎地区は、鳥羽マリンベースや市営定期船の赤崎桟橋がある。安楽島地区は、市立図書館や県立鳥羽高校などや安楽島旅館街がある。坂手島地区は、島の南東部に集落があり坂手漁港もある。
鳥羽市役所まちづくり整備室:0599-25-1175
伊勢湾口に位置する鳥羽港は、答志島・坂手島・菅島・神島などの諸島を前面に、小浜・安楽島半島に抱かれた静穏な海域と風光明媚な景観に恵まれ、リアス式海岸と相まって天然の良港を形成している。佐田浜地先の埋め立て事業によって港湾施設や、観光施設が整備され、観光港となり、伊勢志摩国立公園の海の玄関口として、大小さまざまな船舶が頻繁に出入りし、多くの観光客を迎えています。国際観光都市として地域振興を図り、地域の活性化を図るため、鳥羽駅前に位置する佐田浜地区に、「鳥羽マリンタウン」を計画し、海の玄関口としての港の整備を三重県が、背後のまちづくりを鳥羽市が担い、国際化など新しい時代に向けた整備事業を進めています。
三重県県土整備部港湾・海岸室:059-224-2691
鳥羽市役所まちづくり整備室:0599-25-1175
公営の定期航路である鳥羽市営定期船は、鳥羽市本土の鳥羽港と伊勢湾口に浮かぶ4つの離島を結んでいます。中之郷桟橋・佐田浜桟橋から発着する定期船は、鳥羽市の人口の2割に相当する約4,500人の、離島住民の生活を支える交通機関であるとともに、離島を訪れる観光客の主要な交通手段にもなっています。乗船客数は年間およそ100万人で、市営の定期航路としては日本一を誇っている。観光船が就航している神島を除き、離島と鳥羽市本土結ぶ唯一の公共交通である。このため住民や観光客の足としてだけでなく、食料品・新聞・郵便物など生活必需品のほとんどがこの定期船で輸送されています。
鳥羽市役所定期船課:0599-25-4776
伊勢志摩と三河を結ぶ最短ルート「伊勢湾フェリー」。愛知県渥美半島の先端・伊良湖から55分で、伊勢志摩の玄関口「鳥羽港」に最短ルートで着く。伊勢湾横断のクルージングを楽しみながら、ゆとりのドライブも可能です。ゆったり豪華な船旅気分で、体と気分をリフレッシュして下さい。また、島々の間をぬって進む船旅の伊勢湾フェリーから、運がよければは「イルカ」にも会える。「ハセイルカ」という体長230〜260cmほどのイルカで、鳥羽水族館館長の解説によれば、およそ10頭が伊勢湾フェリーの航路沿いに生息しているというのも伊勢湾フェリー自慢の見所です。
伊勢湾フェリー鳥羽のり場:0599-25-2880
伊勢湾フェリー伊良湖のり場:0531-35-6217
鳥羽湾に浮かぶ緑豊かなミキモト真珠島は、明治26年(1893年)に、御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島です。1951年に開島し、養殖真珠の歴史はここから始まりました。以来国内外から多くのお客様が訪れています。約7000坪の島内には、真珠のすべてがわかる真珠博物館を始め、真珠王と呼ばれた御木本幸吉の生涯を紹介する御木本幸吉記念館や、パールプラザ(ショップ&レストラン)などが点在する他、昔ながらの白い磯着姿の海女が繰り広げる潜水実演などを公開し、世界初の養殖真珠の歴史やミキモト真珠文化などを伝えています。
ミキモト真珠島:0599-25-2028
市内に、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島を始め、答志島・菅島・坂手島の4つの有人離島に、約5千人の人々が生活を営んでいます。伊勢湾口部に位置する島々は、東に遠州灘、北に伊勢湾、南に熊野灘に囲まれ、特に湾口部では無数の天然礁に恵まれ、古くから漁業が中心の島です。各島とも全体に起状に富み、海岸線をはじめ風光明媚な自然美に恵まれ、気候も四季を通じ温暖で伊勢志摩国立公園内に位置し、海女と真珠のふるさとで知られ、地域資源を生かした観光業も重要な産業となっている。また、無線電話発祥の地で、大正3年に、鳥羽・答志・神島で、世界で初めて無線電話を実用化しました。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
鳥羽市にある菅島の白崎に立つ白亜の菅島灯台は、「日本の灯台50選」に選ばれている、レンガ作りの洋式灯台として、日本最古の現存灯台で、英国人技術師ブラントンの指揮により、瓦職人がレンガを製造した苦心の造りです。菅島灯台は、登録有形文化財でもあり、近代化産業遺産に登録されている。明治6年7月1日初点し、年7月8日の竣工式には、参議「西郷隆盛」以下政府高官が出席し、盛大に挙行されたということです。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
鳥羽市の漁業は、沿岸漁業で殆どが市域を超えない地先型漁業であり、漁業種類は各種の刺網、採貝藻、一本つり、たこつぼ、小型底びき網、船ひき網・ぱっち網漁業が主なものです。一本つり漁業は、まだい、すずき、あじ、さば、ぶり類等が漁獲の中心となっております。刺網漁業は、殆どの地区で操業しており共同漁業権内漁場において400隻程度が操業し、主にかれい、まだい、すずき、きす、いせえび等を漁獲しています。たこつぼ漁業は、神島・桃取・小浜地区で主に操業しており、海女漁も現在も昔ながらに資源管理をしながら続けられています。
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
鳥羽市内には、静穏な海域と風光明媚な景観に恵まれたリアス式海岸と天然の良港に恵まれた、安楽島漁港・舟越漁港・石鏡漁港・神島漁港・国崎漁港・桃取漁港・本浦漁港・小浜漁港・相差漁港・坂手漁港・菅島漁港・答志漁港・和具(答志)漁港などがあります。中でも本浦漁港は、松浦湾東部本浦入江にあって、北部に菅島を配して西南東側に丘陵地帯を有し、漁港施設に対する被害を30数年来受けたことがない、極めて平穏な水域にあり、牡蠣養殖の盛んな漁港として知られています。
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
鳥羽市内には、小浜漁港・桃取漁港・神島漁港・石鏡漁港・国崎漁港・相差漁港・菅島漁港などに、鳥羽磯部漁業協同組合の魚市場が設置されている。各地の漁港には、種類が豊富な季節の旬の、新鮮な地魚が水揚げされています。魚市場のセリの様子も漁師まちではの特徴があり、営業用食材を魚市場で直接仕入に来る、旅館や民宿のご主人などの仲買人が多く、漁師まちならではの風景は、季節と旬を肌で感じられる見ごたえのある市場風景です。
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
浦村湾は、太平洋からの黒潮と伊勢湾からの海水、そして木曽三川と宮川の真水が程よく溶け合い、牡蠣にとって最も恵まれた環境で。浦村湾で育つ牡蠣は、春に種付けをして其の年の10月には収穫ができることから、1年牡蠣と呼ばれています。真牡蠣は、鳥羽の旬で海のミルクと言われるほど栄養に富み、古くから世界中で賞味されてきた牡蠣です。鳥羽市は全国有数の牡蠣の生産地の一つに数えられています。
鳥羽磯部漁業協同組合浦村支所:0599-32-5002
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
伊勢えびは千葉県以南の太平洋岸に多く分布し、三重県では志摩半島を中心に漁獲されている。伊勢えびの漁獲は通年可能ですが、三重県では県漁業調整規則により5月1日から9月30日(鳥羽市離島地域以北の海域においては、9月15日)までを禁漁とし、産卵期の保護をしており、この規則は他県より厳しいものになっています。三重県の伊勢えび漁獲量は長期間にわたり変動が少なく、安定しており、平成18年の三重県の伊勢えび漁獲量は、178tで全国第2位を占めており、生産額でも984百万円で全国第2位となっています。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
リアス式海岸と湾が連なる海には、岩礁地帯が広がり海藻も豊に茂る好漁場で、岩礁地帯には海藻を食べて育つ、アワビやサザエなどが生息している。海女漁業が盛んな鳥羽地域では、自慢のアワビ・サザエなどが水揚げされています。アワビ漁は、9月15日から12月31日までの間、産卵期の保護を目的に禁漁で。県内の多くの漁協では、操業期間や操業時間を厳しく制限したり、資源維持のための種苗放流や漁場造成等を積極的に実施している。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
真鯛は、沿岸のやや深い岩礁にすむ海水魚で、餌の多い鳥羽沿岸で甲殻類を好んで食べ、産卵期の4月〜6月頃になると海岸近くの浅い海や湾内にきます。桜が咲く時期に、外洋から伊勢湾にのぼる真鯛は桜鯛と呼ばれています。真鯛は、刺身や塩焼き、何で食べてもおいしい魚ですが、鯛をまるごと味わう鯛飯も人気があります。旬は真冬の1月頃で、1月から2月あたりが出回る量も多く、脂も乗り旨い時期を迎えます。また赤魚、湾内海域で漁獲され、成長すると50センチ程度にまでなり、脂ののった旬の冬の時期には、鍋物にも利用される。鮮明な赤色をした体色も喜ばれている魚です。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
鳥羽の漁業はかっては、タコガメ漁だけで生活できると言われるほどにタコ漁業が盛んでした。鮹漁は、年間を通じて行われ、最盛期は麦が穂を見せはじめる頃から夏にかけての「ノボリダコ」と、秋から冬にかけての「オチダコ」と呼ばれる時期の2回。鳥羽港の沖合に浮かぶ周囲4kmほどの神島は、タコ魚が盛んで、島内で捕れたタコを、島の女性達が加工した「潮騒タコ」は隠れた、島の特産品として人気が高い。エビやカニ、貝などを食べています。答志島や神島などではタコのすみかに見立てたタコつぼを漁に使います。タコ飯は鳥羽の離島の名物です。
鳥羽磯部漁業協同組合神島支所:0599-38-2211
鳥羽磯部漁業協同組合桃取支所:0599-37-3007
鳥羽磯部漁業協同組合小浜支所:0599-25-2118
伊勢志摩の沿岸には、黒潮に乗って季節ごとに回遊する魚がやってきます。外洋の大型の魚は、イワシなど小型の魚を追って内湾にも入ってきます。春先の沿岸には、外洋に向かう前の稚魚たちが群れ、ウルメイワシなどは、脂がのっていて美味しい人気のある魚で、新鮮なものは刺身やウルメのすしにして食べます。真アジは、沿岸にすむ回遊性の海水魚で、海面に近いところにいて、イワシやアミなどを食べる。春から夏にかけて産卵し、ふ化した幼魚は内湾に入って夏を過ごし、秋の終わりに沖へ移動します。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
伊勢湾の入り口に位置する鳥羽市答志島の周辺には黒潮が流れ込み、ちりめんに適した鰯の稚魚が群れをなしてやってきます。 島のじゃこ漁は、目の細かな網で群れを追い込んで獲るバッチ漁。漁師たちがザンブと波をかぶりながら豪快に網を引き上げると、勢いよく跳ねる鰯の稚魚たちでいっぱいになります。稚魚を薄い塩水でゆで、七分乾きにしたものを「しらす干し」、さらに乾燥したものを「ちりめんじゃこ」と呼びます。
鳥羽磯部漁業協同組合答志島支所:0599-37-2018
イナダは、沿岸域沖合の中層を回遊する海水魚で、定置網や曵網など、さまざまな漁法で漁獲される。幼魚はモジャコと呼ばれ、出世魚として有名で、関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」と大きさに合わせて呼び名が変わる。ヒラマサは、沿岸を回遊す海水魚で、ブリよりも高温を好み、22度前後の水温を追って、夏には北のほうへ回遊する。ブリよりややおくれて初夏から夏にかけて産卵する。肉は夏から秋にかけて美味しく。ぶり御三家(ブリ、カンパチ、ヒラマサ)の最上ランクとして珍重される高級魚。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
スズキは、沿岸性の地魚で、10月から4月にかけて浮性卵を産み、2cmほどに育つと河口に近寄り、5cmぐらいになると川にものぼり、2年魚までは、5月〜10月にかなり上流まで川をのぼるが、冬期は大多数が海にもどり、小魚・エビ・ゴカイなどを食べ、成長とともにセイゴ、フッコと呼び分ける。菅崎と鯨崎岬の間に挟まれた相差漁港当たりでは、メバル・アイナメ・メジナなど多くの地魚が水揚げされている。堤防から沖に向けての投げ釣りも人気です。
鳥羽磯部漁業協同組合相差支所:0599-33-6002
11月からのシーズになると、伊勢湾での天然トラフグ漁は、延縄漁で一匹一匹釣り上げられ、魚にストレスをかけることなく水揚げされる。延縄漁は魚を美味しくするためや、高級魚のブランド価値を高める漁法です。鳥羽の漁師たちは、延縄漁にこだわり、乱獲することなく、種の保存も大切に考えて延縄漁を行なっています。目板鰈(カレイ)は、沿岸のやや深い砂泥質底に生息し、産卵期は9月〜11月頃で、この時期は浅場に移動して来る。主として底曳網で漁獲される。
鳥羽磯部漁業協同組合答志島支所:0599-37-2018
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
甘く美味しい刺身などで人気の高いアオリイカは、大きくなると45cm程度になる大型のイカで、釣りの対象としても評判で、春から夏になると、黒潮に乗って太平洋沿岸にやって来ます。アオリイカは主に夜、餌を求めて海岸近くに現れることで知られ、あまり沖にまで出なくても手軽に釣りを楽しむことが出来る人気のイカです。国内で漁獲されるイカの半分以上がスルメイカで、真イカと呼ばれている。スルメイカは主に夏場に漁獲され、スルメ干しなど加工用途以外に、新鮮なものは、イカそうめんなどの刺身で食されています。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
冬季の漁業振興策として、鳥羽市水産研究所が中心となり、各地区でわかめ養殖が始まり、伊勢湾に面した答志島の周辺海域では、初春のころワカメ漁で賑わいます。海岸に吊るされたワカメは、冬季の風物詩にもなっています。
鳥羽磯部漁業協同組合答志島支所:0599-37-2018
アラメは、日本沿岸に広く分布する昆布の仲間で、国産アラメのほとんどが三重県で生産されており、伊勢志摩地域の特産品です。アラメの外見は昆布に良く似た海藻ですが、伊勢神宮に神饌として奉納され続けている。伊勢志摩地域では、とっても意味深い海藻です。生産量は年間約200トン前後で、主に伊勢志摩を中心とした海域で7月〜9月に採取されます。鳥羽市の離島では、さんまを巻いて「あらめ巻き」にしたり、刻んだ「きざみあらめ」を酢の物や煮物にして、古くから食されています。
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
的矢湾は、志摩半島の東側にある東西10kmほどの細長い湾で、志摩市と鳥羽市に属し、中央部は幅わずか100mほどに狭窄し、的矢湾大橋が架けられ、南側の丘には志摩スペイン村がある。牡蠣の養殖や真珠貝の養殖が盛んな、的矢湾の奥はまた広い内湾となり、伊雑ノ浦と呼ばれ、西岸を近鉄志摩線が走り、志摩磯部駅と穴川駅がある。ヒトエグサ(あおさ)やウナギの養殖が行われている。 的矢湾には、神宮林などから流れ込む、神路川・野川・池田川などが、餌となる植物性プランクトンなどを運び、豊かな牡蠣や真珠貝などを育てています。
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
鳥羽磯部漁業協同組合:0599-25-2328
牡蠣は冬が旬ですが、岩牡蠣(夏かき)は夏が旬の牡蠣です。「あだこの岩がき」は、4月〜7月がシーズンで、10月〜3月もシーズンで、ほぼ1年中牡蠣を楽しむことができます。的矢湾は、神宮林などから豊富な植物性プランクトンなどが流れ込み。伊勢湾の潮の流れと和歌山方面からの黒潮がちょうど的矢湾沖でぶつかり、植物性プランクトンを含んだ海流が的矢湾に流れ込み。山からの栄養分と、海流の恵みがプラスし、温暖な気候が岩牡蠣の成長を助けていると考えられています。
的矢湾あだこ岩がき協同組合: 0599-33-7888
あおさ(ヒトエグサ)は、的矢牡蠣で有名な的矢湾や真珠のふるさととして有名な英虞湾で養殖されている、鳥羽志摩を代表する養殖水産物です。味噌汁の具や、天ぷらにして食べると、磯の香りが何ともいえない「あおさ」は天然の自然食品です。あおさ(ヒトエグサ)は、ほとんどが海苔の佃煮の原料として使用されていたため、一般家庭ではあまり知られていない食材でしたが、食物繊維が豊富でカロリーも低く、栄養素を多く含まれることから天然の健康食品として、最近では味噌汁の具などとして需要が増加しつつあります。
鳥羽磯部漁業協同組合相差支所:0599-33-6002
遠浅で波の静かな鳥羽で最大の千鳥ヶ浜海水浴場です。みち潮の目の前にあり、白い砂浜が続くビーチは、三重県下でも人気ナンバーワン。きれいな海水と穏やかなロングビーチが魅力の千鳥ヶ浜海水浴場は、海水の透明度に定評があり、遠浅海岸が緩やかに500mも続く白浜に、県外からも利用客が多く訪れます。リアス式海岸線の多い伊勢志摩エリアでも貴重な海岸です。また、千鳥ヶ浜から見る朝日も絶景です。水平線から昇る朝日に是非感動してください。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
相差旅館組合:0599-33-6299
相差民宿組合:0599-33-7032
相差の千鳥ヶ浜では、夏休み期間中などに「地引網体験」を実施しています。鳥羽屈指の海水浴場.千鳥ヶ浜で行われる「地引網体験」では、大人も子供も力を合せて「よいしょ よいしょ!」と.、網を引き、獲れた新鮮な魚は持ち帰りもできる。親子で一緒に、一日漁師体験、地元の漁師さんの協力で、子供たちに貴重な体験をさせることが出来る、相差の漁業体験プログラムは、人気がますます高まっています。
鳥羽磯部漁業協同組合相差支所:0599-33-6002
相差旅館組合:0599-33-6299
相差民宿組合:0599-33-7032
漁師まち相差は、黒潮あらう雄大な太平洋に面し、古くから鰤大敷などの沿岸漁業が盛んな海女文化と漁師の港町です。南鳥羽で最も人口の集まった相差には、70数件に及ぶ民宿や旅館が軒を連ね、旅情豊かな港町風景は多くの旅人を出迎えております。相差漁港には、伊勢海老や鮑など海の幸が豊富に水揚げされ、季節の旬の魚が揚がる相差魚市場は、地域の人々の生活の拠点であり。素朴で人情味あふれる海女達の話し声や、活気に溢れる漁師達の喧騒など、豊かな港の風景が広がっています。
鳥羽磯部漁業協同組合相差支所:0599-33-6002
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
相差獅子舞は、漁師町の歴史を受け継ぐ獅子舞神事で、天狗と獅子が家内安全・繁栄を願い、早朝から獅子と天狗の舞が各戸を廻り、町内を一日中ねり歩く祭事で、450年の歴史を誇ります。夜、神明神社の一の鳥居からニの鳥居までの約100m激しく舞いつづける「練りこみ」は必見で、毎年1月5日に舞ます。青峰山正福寺御船まつりは、伊勢志摩ならではの祭で、海上安全を祈願し、青峯山正福寺で行われます。漁業、海事関係者から奉納された大漁旗画翻り、露店や屋台が並び、早朝から沢山の参拝客が訪れ、いつもは静寂が支配する境内は大変賑わいます。毎年旧暦の1月18日に開きます。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
海女さんが体を休める海女小屋で、現役海女さんの話を聞きながら、食事などを楽しむ体験ができます。相差で獲れた旬のもの、サザエ・大アサリ・バタ貝・干物・うに飯などが人気です。伊勢えびは10〜4月頃、あわびは3〜9月頃が旬です。また、有人離島のひとつ、答志島でも、昔からある海女小屋で囲炉裏を囲む体験ができます。、魅力ある離島の文化や生活、自然を伝えるために発足した団体で、島に住む女性7人が運営しています。
相差旅館組合:0599-33-6299 相差民宿組合:0599-33-7032
答志島「島の旅社」:0599-37-3339
相差は古くから海女と漁師のまちとして栄えてきました。国内で最も海女の多い三重県、その中でも一番多い約150人の海女が暮らしています。海女小屋体験が外国人観光客にも人気の相差です。昭和初期の古民家を改装し、座敷や台所なども昔の趣を残してた空間、また梁を利用したロフト風に改装した2階席など、喫茶での一休みも何。相差のくらしや歴史を通し、相差の海女文化などに触れることが出来る資料館です。昔の海女さんの作業風景のジオラマや、道具・磯着の展示をはじめ、模型を使ってのアワビ採り体験、彫刻や絵画もあります。相差観光の拠点としても便利で、朝市やレンタサイクル等もあります。
入館無料・開館時間 9:00〜17:00。
海女の家「五左屋」:0599-33-6770
「きんこ」は、サツマイモを煮て干し乾燥させたもので、鳥羽志摩地方の自然食品です。きんこ作りは、毎年11月末頃から1月下旬まで、夜明け前からの作業で始まります。茹でたハヤトイモの皮を剥ぎ、適当な厚さに切ったものを天日干して仕上げます。冬の冷たい西風に当てることで甘味がより増します。「きんこ」は、別名「煮切り干し」といいますが、本来、ナマコを乾燥させた物が「きんこ」ですが、姿形が似ているため、同じに「きんこ」と呼ばれています。
鳥羽志摩農業協同組合鳥羽支店:0599-37-3018
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
鳥羽市岩倉町加茂地区は、志摩の黒潮と山の緑に囲まれ、牛の飼育に適した温暖で穏やかな地域です。仔牛は主に地元の三重や愛知の豊橋・北海道十勝地方の牧場で、生後6カ月体重250kg程のホルスタインの雄を買い付けて育ています。加茂で育てているから「加茂牛」と名付けられました。加茂牛の美味しさのポイントは、脂っこくないさっぱり感。和牛のサシを求める飼育を行うのに対し、健康ですくすく育てられた加茂牛は、赤身がおいしく牛肉本来の味を楽しむことができます。
鳥羽志摩農業協同組合鳥羽支店:0599-37-3018
鳥羽市役所農水商工課:0599-25-1167
「熨斗あわびづくり」は、伊勢神宮献上二千年の伝統を受け継いできた国崎の祖先と、あわびを初めとした豊富な魚介類を育んでくれた海への感謝を表す祭事で、鳥羽市無形文化財の第1号に指定されている。熨斗あわびづくり実演は、白装束に身をまとった「古老」によって、毎年5月〜7月に行なわれています。当日は、「熨斗あわび」作りの実演や、アワビをはじめとする国崎の豊かな海の幸を楽しめるお祭りで、海の幸特価直売、国崎のごっつぉ・あわびめし・うにめし・貝焼・漁師鍋ふるまい・たる酒ふるまいなどがあります。
開催場所:国崎漁港前広場。毎年7月第1日曜
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
熨斗あわびまつり実行委員会:0599-25-3019
鳥羽磯部漁協国崎支所:0599-33-6005
伊射波神社は、安楽島の加布良古崎にある神社で、志摩国の一宮と伝わり、志摩大明神・加布良古大明神・かぶらこさん等と呼ばれ崇敬されている。鎮座の時期は不明だが、創建から1500年以上といわれている。玉垣内には丸白石が敷き詰められており、昔から漁民はこの白石を船霊として船中に安置し、豊漁を祈る習慣がある。船守りとして白石を持ち帰った場合には、後日必ず2倍3倍にして社地へ返さねばならないとされる。明神祭は(7月7日に近い日曜日)、大漁祈願祭は(11月23日)、大漁祈願祭では御魚取り神事が行われる。神事では素襖に烏帽子姿の五人年寄りが神前で刺し網を張り、「大漁じゃ」の掛け声と共に新鮮な魚を投げ入れる。神事終了後、魚は焼いて振る舞われる。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
鳥羽の春祭りは、400年近く連綿と続くお祭で、旧鳥羽町の氏神、大山祇神社と賀多神社の祭日で、天狗と獅子の舞や能楽の奉納などがある。城下町であった鳥羽の昔からの町・横町・中之郷・藤之郷が所有する獅子は、獅子にも年代がついています。若い時・壮年・老年というように舞い方、楽器の音色も違います。みこしは錦町だけ、この衣装が白鳥といって、はっぴとは違いきれいです。多賀神社の獅子舞と狂言の舞台は、境内に設けられる組み立て式のもので、製作は江戸時代末期といわれ、大変珍しいものです。神社の保有する能面や衣装は優れたものがあり、県の文化財として指定されています。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
大同年間に創建された神明社で、毎年旧暦1月7日(現在は2月第2日曜日)に行われる神事「火祭り」は、天下の奇祭として有名。祭りの起源は約1200年前と伝えられ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。「鳥羽大篝火」と呼ばれ、神男は火祭り前の3日間、神社に籠り斎戒木浴をして身を清める。火祭りの当日は、午後3時より、神男と奉仕者たちはお祓いをうけて海での「みそぎ」に出発、裸で海に入り身を清めます。燃え残った竹で箸を作り、それで食事をすると歯の病にかからないと伝えられ、燃え残りを持ち帰ることもできる。祭りは、「すずみ」の燃え具合によって、一年の天候や豊凶を占うもので、煙が多ければ、その年は雨が多く、竹の爆ぜる音が激しければ、雷が多いといわれ、また「福地」が勝つと豊作であるといわれている。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
鳥羽志摩地方は、天王信仰の強いところで、毎年7月14日の天王祭は村の若衆組による地芝居が盛んに行われてきた。舞台は、地芝居を開くところで、村の治安や警防を担う若衆の集う場であり、人々の娯楽の場でもあった。こうした舞台は、昭和30年頃まで、神島・菅島・浦村・相差・国崎など各村にあったが、昭和40年頃から、次第に舞台を使う芝居は廃され、現在残るものは、安楽島と石鏡のみとなっている。天王祭は、海岸沿いの町を中心とした祭りで、毎年7月14日前後に、豊漁感謝と航海安全を祈願し、各神社等の奉納行事として、地芝居や民謡踊り・花火などが行われる。写真は安楽島町の舞台で、文久2年(1862年)に建造されている。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
菅島のしろんご祭は「しろんごさん」と呼ばれ、島の守護神である白髭大明神を奉り、数百年の昔から島の人々によって受け継がれてきた、伊勢志摩を代表する海女の祭です。祭の行なわれる白浜は一年を通じ禁漁区ですが、この日だけは海女漁が許されます。ホラ貝の合図で白い磯着を纏った島中の海女が、いっせいに雌雄一対の鮑「まねき鮑」を取りに海に潜り、最初に「まねき鮑」を取った者が合図し、これを神社に奉納します。一番最初に採った者が、一年間海女頭としてあがめられ豊漁が約束されると伝えられています。毎年、7月に執り行われている菅島の伝統祭事です。
鳥羽市役所観光課:0599-25-1155
鳥羽磯部漁業協同組合菅島支所:0599-34-2111
海の博物館には、海民と呼ばれる漁師さん・船乗り・そして海辺に住む人が、海と親しく付き合ってきた歴史と現在、さらに未来をみなさまに伝える「海と人間」の博物館です。
「まず資料ありき」を海の博物館活動の基本に、平成21年12月現在、実物資料所蔵点数約58,000点。民族資料が大半を占めており、内6,879点の国指定重要有形民俗文化財を含んでいます。資料収集範囲は原則として、三重県の海に面した市町村、中でも漁村に重点をおいていますが、「船」「海女」などに関しては、国内はもとより海外にも資料を求めています。
海の博物館:0599-32-6006
地球に住むすべての生きものの故郷である海。鳥羽水族館は、その海の広さ、豊かさ、不思議さを知っていただくための施設です。室内型の水族館として最大級の管内は、生きものの種類や棲息する環境に合わせ、12のゾーンに分けられています。また、お客様に興味のあるテーマを存分にご覧いただくため、観覧順序はありません。そのため、1日でも1時間でもお客様のお時間に合わせてご観覧いただけます。
また、日本で唯一飼育しているアフリカマナティーや人魚伝説のモデルともいえるジュゴンなど、貴重な生きものたちにも出会うことができ、毎日開催しているアシカショーやセイウチシューなどのイベントも好評です。
鳥羽水族館:0599-25-2555
1950年(昭和25年)、「パールカーニバル鳥羽みなとまつり」として始まり、現在は、毎年7月第4金曜に開催している。鳥羽みなと祭り大会は、金刀比羅宮鳥羽分社のお祭でもあり、海上渡御(電飾船での海上パレード)と陸上渡御(松明行列)など、様々な神事がご覧いただけるほか、和太鼓演奏やライブ、地元の踊り、たくさんの屋台など、盛りだくさんに楽しんでいただけるお祭りです。鳥羽湾の空と海を七色に染める海上の花火大会も評判です。
鳥羽みなとまつり実行委員会
鳥羽商工会議所内: 0599‐25‐2751
「浦村牡蠣」が特産となっている鳥羽市浦村町では、牡蠣の1番おいしい季節の毎年2月土曜日に、毎年恒例の「牡蠣の国まつり」を開催しています。浦村牡蠣は生育が早く甘みがあるのが特徴で、県下でも有数の収穫量を誇り、「海のミルク」と呼ばれる牡蠣は栄養も満点。殻つきガキの詰め放題は超人気。また、牡蠣の育つ漁場を見学するクルージングも評判です。宮城や広島の牡蠣と並ぶ、鳥羽浦村自慢の旬の牡蠣を、是非味わいにお訪れてください。
牡蠣詰め放題(有料)・カキ汁のふるまい(無料)など。
開催場所:鳥羽市浦村町(本浦かき横丁)
牡蠣の国まつり実行委員会
鳥羽磯部漁業協同組合浦村支所:0599-32-5002
三重県初の漁協直営の海鮮食堂「魚々味」です。観光と漁業の町「鳥羽」で、鳥羽市民をはじめ、観光で訪れる全国の皆さんに、獲れたての新鮮な魚介類を「旨いものを旨いときに」、食して頂きたいとの熱い思いから開店しました。海鮮食堂「魚々味」は漁協直営だから、獲れたて、新鮮あたりまえ。旬の食材にこだわり、とっておきのグルメのラインナップを取り揃えました。ぜひ味わってみてください。
営業時間11:00〜15:00
定休日:毎週水曜日
鳥羽磯部漁業協同組合直営
海鮮食堂「魚々味」:0599-21-1522
国内有数のリアス式海岸と風光明媚な湾が連なる、漁師まち風景の南伊勢町は、太平洋の黒潮や熊野灘に恵まれ、古くから一本釣りマグロ・カツオ漁業が盛んに行われて来た、日本有数の漁業基地です。遠洋漁業の里と呼ばれている田曽浦は、全国のカツオ一本釣り漁船の1/3を占める。日本一のカツオ一本釣り漁業の郷として、一本釣り漁業の漁師文化を守り続けています。
南伊勢町役場産業振興課:0596-77-0007
安土桃山時代、天然の良港によって回船業が発達し、賑やかな「市場」が出来ました。「市場」は「四」の付く日に開かれていたため、「四日市市」の名前の由来になったといわれています。現在、毎月4日に定期的に開かれている「朝市」が、市内には15ヶ所あり、八幡町で開かれる「慈善橋の朝市」は、三滝川にかかる慈善橋の堤防沿いに、ずらっと約60軒ほどの店が並びます。四日市市最大の朝市で、大正12年(1923年)から開かれている、伝統の「慈善橋の朝市」です。
四日市市役所商工勤労課:059-354-8175