南北180kmにおよぶ陸中海岸国立公園のほぼ中央に位置し、美しい海岸風景が続く宮古港は、古くから三陸沖の漁業基地として栄えてきました。昭和4年から国の事業で出崎ふ頭の整備が開始され、昭和24年に重要港の指定を受か、昭和29年から1万トン岸壁の建設に着工、内陸の交通体系の整備と併せ、近代港湾としての形態を整えてきました。地域に立地する、窯業、鉱業、木材工業などの、搬入港として重要な役割を果たしています。港湾の整備が進められ、貨物の定期航路、豪華客船の寄港など機能拡充のほか、人流を主体とした魅力ある港湾の再開発計画の推進に努めています。
宮古市役所産業支援センター:0193-62-2111
三陸湾岸の整備などに伴い宮古港には、豪華客船飛鳥U・豪華客船にっぽん丸・豪華客船ぱしふぃっくびいなす・豪華客船ふじ丸・などがクルーズ寄港し、三陸海岸に多くの客船が入港するようになり、県内外との交流活動なども盛んに行われています。三陸海岸の美しい自然や味覚などを堪能するため、船で訪れる観光客も年々多くなり、三陸地域の特性を生かした地域振興や発展を目指し、新たな観光交流空間の推進に向けた取り組みなどを進めています。
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5月に、昨年に続き豪華客船「にっぽん丸」が「ゴールデンウィーク日本一周クルーズ」で寄港。7月に、豪華客船「飛鳥II」が「夏のみちのくクルーズ」で寄港。10月に、宮古港寄港史上初となる九州企業(JTB九州、西日本新聞社)によるチャータークルーズ、「第20回燦(きらめき)クルーズ2010」で博多港発着のクルーズ途中で寄港します。
宮古港に寄港する豪華客船の予定(藤原ふ頭)です。
客船「にっぽん丸」寄港日 平成22年5月8日(土)8:00入港 18:00出港
客船「飛鳥II」寄港日 平成22年7月21日(水)8:00入港 17:00出港
客船「飛鳥II」寄港日 平成22年10月22日(金)8:00入港 20:00出港
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宮古港は、南部藩主利直公により藩の港として交易を行い、藩船の建造および廻船問屋や海産物商による港の整備が進められ、江戸元禄年間には、江戸と松前の中継港として栄え、領内一の繁栄地となります。昭和26年に国の重要港湾に指定され、昭和29年には1万トン岸壁の工事に着手、本格的な港湾整備が開始されています。平成に入り防波堤を中心に整備が進められ、コンテナ貨物の定期航路が開設されるなど、重要港湾としての役割を果たしています。岩手県初の定期コンテナフィーダー航路「宮古港⇔横浜港⇔世界各地」を、日本のハブポート横浜港をとおして世界と結ばれています。
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陸中海岸国立公園のほぼ中央に位置する宮古港は、外海から遮へいされた天然の良港として知られ、古くから避難港・松前廻船の寄港地として利用され、沖合いに豊な三陸漁場を持つ漁業基地としても栄えてきました。全国有数の水揚を誇る宮古漁協組合では、本州一の水揚げを誇る鮭を始め、サンマ・スルメイカ・タラ・サバ・アワビ・ウニ・ワカメなど、季節の旬の地魚を水揚げして全国へ供給しています。
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宮古漁業協同組合:0193-62-1234
秋の味覚のサンマは宮古市のシンボル的な魚で、全国有数の水揚量を誇っています。三陸沿岸で漁獲されに水揚げされるサンマは鮮度が良く、地元では刺身やタタキにして食べている、季節の郷自慢の地魚です。毎年、東京の目黒駅前で開催する「目黒のさんま祭り」に旬のサンマを提供しているこでも有名です。
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真ダラは水深150〜200mの大陸棚辺りに生息していますが、厳寒期の12月〜2月には産卵のため、沿岸にもどってきます。宮古沿岸の漁師まちでは定置網などで、季節の魚、真タラ・スケトウタラを漁獲し水揚げされています。
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宮古沿岸の好漁場には、エサが豊富なことから季節の魚がたくさん回遊しています。秋の時期に回遊して来る丸々太った脂のった鮭や秋鮭も回遊してきます。漁協組合では定置網で、季節の旬の秋鮭やサクラマスを漁獲し水揚げしています。
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宮古沖で漁獲されるスルメイカやヤリイカは、漁獲量が年によって変動がありますが、漁協組合では安定した漁獲量と水揚げ量を確保し、イカは漁業を支えている自慢の地魚です。
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背中が濃い青緑色の斑紋があり、お腹が銀白色の真サバと、ゴマのような斑紋が付いているゴマサバは、昼は水深70〜150m辺りに生息し、夜間は表層に浮上してきます。秋サバは脂がのって丸々と太った美味しい時期になります。サバは漁獲変動の大きな魚ですが、宮古市では安定した漁獲量と水揚量げを誇っています。真サバの旬は9月〜11月で秋サバと言われています。
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宮古で水揚げされるのはミズダコです。ミズダコは全長5mにもなる世界最大級のタコで、ミズダコは足を広げると3mの大物もいます。ほぼ、1年を通して漁獲され水揚げされている自慢の魚です。宮古ではミズダコをイシダコと呼び、ヤナギダコをミズダコと呼んでいます。宮古産のミズダコは東京市場でも人気が高い魚です。
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宮古産の天然ウニやアワビは、プランクトンやミネラルが豊富な海の豊かに海藻が茂る沿岸海岸の好漁場に生息し、栄養豊富な昆布などの海藻などを食べて成長します。地元の漁協組合では、旬のウニやアワビを漁獲し水揚げしています。
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重茂漁港は重茂半島の中核港として歴史ある港で、定置網・イカ釣り・サケ延縄・ワカメ・コンブ養殖などが盛んで活気のある漁港です。重茂漁協組合には、浦の沢漁港・仲組漁港・音部漁港・姉吉漁港・千鶏漁港・石浜漁港・川代漁港があります。姉吉漁港は「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった港です。アワビ・ウニの漁獲量が多く安定している漁協組合として名が知られている漁師まちです。
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重茂漁業協同組合:0193-68-2211
豊かな自然環境に恵まれた重茂半島では天然のワカメが親潮と黒潮の激しい海流から栄養塩と海のミネラルを吸収して育っています。美味しいワカメは波穏やかな海ではなく、激しい潮流、海水の移動の多い荒波、外海で育ちます。ワカメは海藻の中でも最もカルシウムが多く、ヨード・ミネラル・ビタミン類などがたっぷりな天然のアルカリ自然食品です。
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重茂漁業協同組合:0193-68-2211
太平洋の荒波にもまれながら栄養塩と太陽光線をたっぷり浴びた、重茂の巾広 こんぶは柔らかく味の良いのが特徴です。栄養もミネラルもたっぷり含み、低カロリーの天然の健康自然食品です。地面が赤く染まる様子は、昆布を天日で自然乾燥させている光景で、重茂漁師まちの風物詩になっています。
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三陸沿岸に生息するウニは、キタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類ですが、キタムラサキウニが8割を占めています。水深18m位の岩礁・玉石地帯に分布しています。食用にされる物は4〜5年ものです。
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重茂漁協組合のアワビは、アワビ増殖施設で稚貝に育て、放流して育てるアワビ漁をしています。重茂に生息するアワビはエゾアワビで、産卵期は秋で、卵からふ化した幼虫は4〜5日間浮遊計活後沈着しますが、成長は遅く、出荷出来るまでには5年間かかります。豊な海に茂るワカメなどの海藻を食べて高品質のアワビに成長します。
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重茂漁協組合では、サケのふ化放流事業を事業の大きな柱にしています。サケは重茂川など清浄な河川で産卵し、ふ化した稚魚は川を下り太平洋に旅立ち、3〜4年で再び重茂川に戻ってきます。重茂漁協組合では毎年2000万尾強を放流しています。
宮古市役所水産課:0193-62-2111
重茂漁業協同組合:0193-68-2211
岩手のブランド和牛「岩手短角牛」は、春から秋まで、自然豊かな岩手の山々で悠々と牧草を食べ、眠りたい時には眠り、のんびり時を過し、大自然に放牧され育ちます。自然に放牧されていることからストレスなどを感じず、自慢の和牛に成長しています。黒毛和種と比べ脂肪分が少なくタンパク質が多いのが特徴で、イノシン酸・グルタミン酸などの成分をたっぷり含み赤身が多い牛肉です。ヘルシーでナチュラルな味わいにファンが急増中です。
宮古市役所農業課:0193-62-2111
新いわて農業協同組合宮古中央支所:0193-64-1800
宮古市の漁師まちでは、三陸沖の好漁場や沿岸の豊富な水産資源に恵まれ、季節の新鮮な地魚が水揚げされています。地元の水産加工業者は地元産の新鮮な地魚を活かし、独自の伝統技術や秘伝の味によって、自慢の味の水産加工品を生産し全国に供給しています。
宮古水産加工業協同組合:0193-62-6870
宮古商工会議所:0193-62-3233
岩手県の県の花は桐の花です。日本有数の桐の名産地です。昔から南部の紫桐と呼ばれ、うっすらと紫かかった木肌が美しい桐で、夏はひんやり、冬は暖かい履き心地が良い下駄は健康的にも見直され、また、人気が出てきました。
宮古市役所商業観光課:0193-62-2111
宮古商工会議所:0193-62-3233
宮古市魚菜市場は宮古市民の台所として、三陸沖から毎日水揚げされた豊富な魚貝類が並びます。冬はアワビ・カキ・タラ・ドンコ・毛ガニ・イクラ、春はワカメ・マツモ・フノリ・ホッキ貝類、夏はウニ・ホヤ、イカ・アジ・サバ・カツオ、秋はサンマ、マグロ・カツオ・サケ・サバなど、新鮮な名産物が豊富に並びます。鮮魚店・海産物店・青果店など35店が郷自慢の産物を競っています。食堂2店舗が朝6時から夕方6時まで営業、定休日は水曜日。
宮古市魚菜市場:0193-62-1521
みやこ秋まつりは昭和60(1985)年に始めた祭りで、、毎年9月中旬(敬老の日の前)の2日間、豪華な飾り付けをした10台余の船山車が運行して美しさを競い、市民3,000名余による手踊りも披露され、船山車と手踊りのパレード運行を行っています。浜の人々のお祭りにふさわしく威勢のいい掛声が街中に響き渡り、浜っ子の海への思いが伝わってきます。
みやこ秋まつり実行委員会:0193-64-4230
山田町は、世界三大漁場三陸沖や陸中海岸の中央部にある山田港に恵まれ、大沢漁港・山田漁港・織笠漁港・大浦漁港があり、三陸やまだ漁業協同組合を結成しています。古くから、イカ一本釣り・サンマ捧受け網などが発展し、定置網などによる鮭漁が盛んで、牡蠣・ホタテ貝の養殖も行われている。季節の旬の豊富な種類の魚が水揚げされるいる漁師まちです。
山田町役場水産商工課:0193-82-3111
三陸やまだ漁業協同組合:0193-82-1122
田老村漁業協同組合では、昆布など海藻が豊に茂る海には天然アワビやウニなどが豊富に生息し、アワビの水揚げが県内トップクラスを誇る好漁場にも恵まれています。定置網やイカ釣り等の沿岸漁業が盛んな漁協組合では、サケ・マス・スルメイカ・サバ・ブリ・イナダ・マグロなど季節の旬の地魚を水揚げしています。外海ではワカメ・コンブの養殖漁業を行い、ブランドワカメ「真崎わかめ」を産出しています。
宮古市田老総合事務所地域振興課:0193-87-2111
田老町漁業協同組合:0193-87-2004