近年、クルーズ客船による観光が注目されており、クルーズ人口が増加しています。その中で、日本海沿岸には多くのクルーズ客船が入港し、国内外から観光客が寄港地に訪れています。敦賀市においてもクルーズ客船寄港による地域の活性化や地域振興などを目指しており、敦賀港に寄港する際は、歓迎セレモニー・アトラクションを実施し、地元全体でおもてなしをしています。
敦賀市役所国際交流貿易課:0770-22-8129
2012年夏にデビューした全長224mの大型高速フェリー「すずらん」「すいせん」が苫小牧(北海道)へ毎日出港、最速19時間で結んでいます。また日本最大級となる20,563トンの「フェリーしらかば」や「フェリーあざれあ」が新潟、秋田を経由し苫小牧へ毎週1便出港しています。客室はお手頃価格のツーリストクラス(寝台ベッド)、個室となるステートルーム、デラックスルーム、スイートルームと様々なタイプがあります。また展望大浴場やサウナ、レストラン、グリル、シアターなど船内施設も充実。さらに「すずらん」「すいせん」には露天風呂やカラオケルーム(アミューズボックス)も。北海道、秋田へは日本海の船旅がおすすめです。
○時刻表・運航状況【http://www.snf.jp/】
新日本海フェリー(株)敦賀フェリーターミナル
旅客:0770-23-2222 貨物:0770-23-2223
大阪予約センター
旅客:06-6345-2921 貨物:06-6345-3410
敦賀港は、日本海沿岸の天然の良港で、古くから我が国とアジア大陸を結ぶ交流拠点として、また、江戸中期以降は北前貿易の中継基地として栄えてきた。明治32年に勅令により開港場に指定され、明治35年には、ウラジオストックとの間に定期航路が開設された。明治40年、敦賀港は、軍事・経済・文化交流の拠点として重要性が高まり、明治45年、敦賀からウラジオストックまでの航路に接続するため、東京駅と敦賀港駅を直通で結ぶ国際連絡列車が運転され、交通の要路として位置づけられ、敦賀港の黄金時代を築くに至った。現在の敦賀港は、北海道の苫小牧港との間に定期フェリー航路、RORO船航路を有しており、また、韓国(釜山)との間に定期コンテナ航路を有しているなど、環日本海時代に対応した流通港湾としての重要な役割を担っています。
福井県土木部港湾空港課:0776-20-0488
【RORO船】敦賀〜苫小牧西 週6便(月〜土曜運航)
近海郵船物流(株)大阪支店敦賀事務所:0770-20-4560
【コンテナ船】韓国航路(週3便)
釜山(月)〜敦賀(火)〜金沢(火)〜釜山(水)
釜山(日)〜新潟(火)〜直江津(火)〜伏木富山(水)〜敦賀(木)〜釜山(土)
釜山(木)〜舞鶴(金)〜敦賀(金)〜境(土)〜釜山(日)
敦賀海陸運輸(株)(船舶代理店):0770-22-3111
敦賀港振興協会:0770-22-8129
敦賀港では、取扱貨物量の増加に伴う慢性的な埠頭用地不足の解消や、船舶の大型化に対応するため、鞠山南地区で多目的国際ターミナルの整備が進められてきた。平成20年9月に、岸壁(水深-14m)と埠頭用地の一部を供用開始し、バルク貨物の取り扱いを始め。平成22年10月には、ふ頭用地や荷役機械の整備を終えて本格供用を開始し、コンテナ貨物の取り扱いを始めています。冬季の波浪により生じている荷役障害を解消し、多目的国際ターミナルをはじめ港内全体のより一層の静穏度の向上、定期航路の定時性と荷役の安全性を確保するため、防波堤の整備を進めています。
福井県土木部港湾空港課:0776-20-0488
敦賀港(漁港)は、典型的な扇状地地形で周囲三方を山に囲まれ、リアス式海岸である若狭湾の東端に位置し、湾は海に入ると急激に水深が下がることから、古代より良質な天然漁港であった。敦賀市内には、浦底漁港・立石漁港・白木漁港があり、地元漁業者で組織する敦賀市漁業協同組合の漁業基地になつている。若狭湾で一番越前寄りの敦賀は、越前ガニが一帯で漁獲され、敦賀で一番大きな漁獲の一つで、福井の冬の味覚の代表格です。冬季の漁師まちでは、あちらこちらから蟹を茹でる白い湯気が立ち上り、冬の風物詩になっています。敦賀市漁業協同組合では、トラフグの養殖漁業の取り組みを、昭和62年より西浦地区を中心に始まり、現在トラフグの生産量は福井県下一を誇り、主に関西方面に出荷している。また、江戸時代、北前船で北海道から運ばれて来た板昆布は、敦賀でおぼろ昆布などのブランド品に加工された。現在でも、全国の80%以上を生産している、敦賀の特産物です。
敦賀市役所林務水産課:0770-22-8132
敦賀市漁業協同組合:0770-22-1057
獲れたてのサバをその場で焼きあげてしまう「浜焼きサバ」は、内臓を取ったサバに包丁目を入れて、串に刺して焼きあげます。新鮮なサバは脂肪・水分が多く、焼くのも、包丁目を入れるのも高度な技術が必要です。京都の祇園菜では、おこわと一緒に浜焼きサバが食卓に並ぶのが恒例ですが、敦賀では生姜醤油で食べるのが恒例で、夏の夏バテ対策に!冷めても美味しい「浜焼きサバ」です。
敦賀市役所商工政策課:0770-22-8184
若狭湾で一番越前寄りの敦賀は、越前ガニが一帯で漁獲され、敦賀で一番大きな漁獲の一つで、福井の冬の味覚の代表格です。冬の漁師町ではあちらこちらから蟹を茹でる白い湯気が立ち上がります。
シーズンは11月6日から、雄は3月20迄、雌は1月10日まで楽しめます。
敦賀市役所商工政策課:0770-22-8184
敦賀湾沖合で漁獲された甘エビは、鮮度と旨みをそのままに魚市場に水揚げされます。わさび醤油でお刺身に!甘くて大変美味しいです。殻ごと塩焼き・唐揚げ・薄塩うま煮・鍋物・茶碗蒸しなど色々と、越前ガニと並んで、代表する海の幸です。
シーズンは9月〜2月
敦賀市役所商工政策課:0770-22-8184
若狭の海の幸の土産物として全国的に有名な「小鯛のささ漬」。初夏の若狭湾で生まれた小鯛は冬の季節風が吹き始めるころに、身に脂がのった美味しい時期を迎えます。若狭で獲れたレンコダイのみを三枚に下ろし、酢と昆布で味付け笹の葉と共に杉の小樽に漬け込みます。漬けてから1〜2日が一番美味しいとされています。また、キス・サヨリ・アジのささ漬もあります。
敦賀市役所商工政策課:0770-22-8184
サバと小鯛は若狭路の代表的な魚です。地元で漁獲されたサバ・小鯛をネタに、厳選された寿司飯を使い、絶妙の塩加減で仕上げます。一見素朴に見える寿司ですが、作り手の思いが込められた食品です。サバ寿司の周りを覆っている白板昆布は、おぼろ昆布を漉き取ったあとの、いわが、昆布の芯の部分です。地元に長いこと、食べられ続けている郷土料理です。
敦賀市役所商工政策課:0770-22-8184
包丁で削りだされる薄絹のような昆布。原料の昆布を食酢で湿らせ、柔らかくしてから削ったもの。昔から昆布交易の中継地であり、北前船の寄港地として敦賀に伝わる伝統技術によって作られています。今日では全国の「手作りおぼろ昆布」生産量の約80%を占めています。昆布の代表的な加工品として、他に「とろろ昆布」があります。
敦賀市役所商工政策課:0770-22-8184
美浜はへしこの町です。起源は古く鎌倉時代から行われていたようで、普通は糠と塩に漬けますが、それでは塩辛いだけで珍味にはならない。美浜のへしこは調味料、醤油やみりん、唐辛子などで美味しさを付加し、郷の風土と伝統の技で、へしこなら美浜の物と言われている。各種ミネラル酸の微妙なバランスの上に成り立っている発酵食品で、鯖がへしこになると、アミノ酸は2.5倍に、ペプチドに至っては」5倍になる。ペプチドは血圧の上昇を抑えます。
美浜町役場商工観光課:0770-32-1111
越前町は漁とともに栄えてきた町です。冬の味覚の王様、越前がにの漁は11月6日〜翌年3月20日まで行われます。季節風が吹き始める頃 漁が解禁になると、町は活気づきます。越前では雄をズワイ、雌をせいこと呼び、多くのグルメをうならせます。
越前町役場商工観光課:0778-34-8720