250年昔の宝暦年間に漁場が開かれて以来、ニシンの街として栄華した増毛町は、明治・大正・昭和の歴史を駅前に残しています。最盛期は千石場所と呼ばれ、網元・商人が築いた財は豪邸に注がれ、絵師や書家・文筆家らが立ち寄る勢いで、大きな飛躍の原動力になった。大正10年(1921)開業した留萌本線の終着駅であり始発駅でもある「増毛駅」は、現在も利用され増毛の漁師まち文化を伝えています。当時の面影を残すだだずまいは、高倉健さん主演の映画「駅STATION」の舞台となりました。
増毛町企画財政課:0164-53-1110
増毛町は古くからの漁師まちで、日本海の沿岸漁業に大きな役割を果たし、ニシン漁に栄えた当時から漁師文化を守り地域の伝統産業を続けています。1千メートル級の山並みがそのままなだれ込む日本海の漁場は、天然の豊かな岩礁や荒々しい潮流の海には沢山の魚貝類が生息している。好漁場では季節の豊富な地魚が漁獲され、新鮮な旬の魚貝類が水揚げされ漁師まちは賑わいます。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛沖の武蔵推で獲れる「甘エビ」はエビ篭漁法で漁獲され、高品質な甘エビが水揚げされています。増毛漁業協同組合では、新千歳空港に近い地のりを活かし、高鮮度を保ったままの甘エビを本州各地に送り届けています。増毛産甘エビは、市場で高い人気のブランド品になっていて、産地としても全国的に高い知名度を誇っています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛漁業協同組合:0164-53-1555
増毛沖の武蔵推で獲れる「ボタンエビ」はエビ篭漁法で漁獲され、活き良く市場へ運ぶため鮮度保持に心がけています。「ボタンエビ」はとにかく大きく旨味と食感は食べ応え十分で、武蔵推深海の天然エキスがたっぷりのエビです。増毛産ボタンエビは、市場で高い人気のブランド品で、産地としても高い知名度を誇っています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛漁業協同組合:0164-53-1555
増毛沿岸はミズダコの産地で、道内有数の漁獲量を誇っています。ミズダコは全長5メートルにもなる世界最大級のタコで、5月〜7月がタコ漁の最盛期です。増毛沿岸で豊水揚げされているタコは、増毛産の人気の高いブランド特産品です。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛漁業協同組合:0164-53-1555
増毛産のヒラメは全て天然もので、道内有数の漁獲高を誇っている増毛自慢の地魚です。ヒラメ漁は6月初旬に増毛沿岸で、刺し網漁や一本釣り・底建て網漁などで漁獲し、地元漁港に水揚げされています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛漁業協同組合:0164-53-1555
ホタテ養殖漁業が盛んな増毛漁業協同組合ホタテ養殖部会では、採卵から稚貝の育成まで増毛沖の海で行い、毎年4月にはオホーツク海沿岸の漁協へ稚貝を出荷しています。稚貝生産量の約80%が出荷されているオホーツクの海では、増毛生れのホタテ貝が育てられ、ブランドホタテが誕生し全国各地に供給されています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛漁業協同組合:0164-53-1555
増毛漁港は、増毛沖や武蔵推などの好漁場に恵まれ、季節の豊富な地魚が漁獲され水揚げされています。古くから水産加工業も盛んな漁師まちで、増毛水産加工協同組合に加盟する水産加工業者では、地元で獲れる、タラ・サケ・マス・ヒラメ・タコ・ウニなど、新鮮な地魚を活かしたくさんの水産加工品を生産しています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛水産加工協同組合:0164-53-2404
日本国内での、ニシンの水揚げ量は非常に少なく、国内産の数の子は「幻の数の子」とされていました。さいわい、50年ぶりに、前浜にもニシンの姿が見え始め、日本海の春のニシン漁の光景が見えるようになりました。増毛でも、資源保護のため自主規制されたニシン刺し網漁で、大型(250g/尾)ニシンが水揚げされています。地元の水産加工業者では、国産の数の子の「幻の数の子」を生産しています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
増毛水産加工協同組合:0164-53-2404
北海道近海の日本海で獲れた希少なニシンから卵を取出し、1本1本丁寧に作り上げた純国産の最高級『数の子』です。※数量限定になります。
北海道産ニシンは最盛期には約100万トンの漁獲量があり、にしん漁による通称「にしん御殿」が建ち並ぶほど賑わいました。昭和30
(1955)年以降、水揚量は激減しましたが、地域の環境回復/保全活動等の取り組みや漁業者等による稚魚の放流などの取り組み等が促進された結果、近年は徐々に水揚量が増え始め、春告魚と呼ばれ春の風物詩となっているニシンが、産卵のために北海道沿岸に現れています。
北日本水産物株式会社:0164-53-3333
秋の味覚、北海道産秋鮭からとれた、プリプリの塩いくら。料理の一品や手巻き、またあつあつのご飯と一緒に。※数量限定になります。北海道近海の日本海に産卵のために帰遊する秋鮭は、北の海で栄養を充分に蓄えて産卵に備えた長い旅を終えて、産卵のために生まれ故郷の川に戻って行く鮭の遡上する姿は雄大で、北海道沿岸の秋の風物詩となり沢山の方々が訪れています。
北日本水産物株式会社:0164-53-3333
北海道内で本格的な果実栽培をしている日本最北の産地で、120haの広大な果樹園が暑寒別岳のすそ野に広がっています。増毛地域のリンゴの栽培は古く、明治11年(1878年)から始まり、今では伝統的な品種も多く、大切に栽培されています。つるが・旭・レッドゴールド・ふじ・北斗・スターキング・リチャード・大林・ハックナイなどが生産されています。明治元年(1868年)にドイツ人のガルトネルが北海道に植えてのが、日本で最初の栽培と言われている。
時期:10月上旬〜11月下旬
増毛町農林水産課:0164-53-1117
南るもい農業協同組合増毛支所:0164-53-2027
増毛町では、パーレットを始、マーガレットマリア・オーロラ・ブランデーワインなどの、洋梨の栽培面積が80%以上を占めている。
時期:9月下旬〜10月中旬
増毛町農林水産課:0164-53-1117
南るもい農業協同組合増毛支所:0164-53-2027
増毛町は日本最北の産地として有名で、厳しい気候に耐え抜き、香り・甘さともに最高品のサクランボと言われている。サクランボの栽培面積は、山形県に次いで全国ニ位の大産地です。明治元年(1868年)にドイツ人のガルトネルが北海道に植えてのが、日本で最初の栽培と言われている。
時期:7月上旬〜7月下旬
増毛町農林水産課:0164-53-1117
南るもい農業協同組合増毛支所:0164-53-2027
増毛町のブドウ栽培は、昭和60年代から本格化しています。栽培農園を訪れ旬の果物の味を堪能する、果物狩りを楽しむ来訪者の増加とともに、観光農園の需要が高まり、栽培面積はますます増大しています。増毛町で最も多く栽培されいる品種は「バッファロー(アーリースチューベン)」です。
時期:9月上旬〜10月下旬
増毛町農林水産課:0164-53-1117
南るもい農業協同組合増毛支所:0164-53-2027
120haの広大な果樹園が暑寒別岳のすそ野に広がる増毛は、道内で本格的な果実栽培をしている日本最北のフルーツランドで、シーズンにはフルーツ狩りを楽しめます。7月にサクランボに始まり、8月はプラム・すいみつ。秋には、ブドウ・梨・リンゴなどが実ります。暑寒別川の清冽な流れと肥よくな扇状地、そして大きな寒暖差が、水分・甘味がいっぱいの果物をつくりあげています。
増毛町農林水産課:0164-53-1117
南るもい農業協同組合増毛支所:0164-53-2027
明治15年創業の増毛町の造り酒屋、国稀酒造鰍ヘ、北海道で最も古い酒蔵であり、日本最北端の酒蔵でもあります。名峰暑寒別岳の伏流水を使った地酒は、辛口で高品質、最北の地酒として人気があります。酒蔵の見学も出来ます。
増毛町商工観光課:0164-53-3332
増毛町観光協会:0164-53-1111
5月終わりの日曜日に開催される「えびまつり」は(2010年で14回を迎え)盛大に開催されます。特産の甘エビの浜値即売を始め、特産の水産加工品、農産物の販売や、エビの皮むき競争家、ホタテ釣り掘りなどのアトラクション、大抽選会、うまい物屋台など、盛りたくさんの祭りです。
また、増毛町出身の三國清三シェフ監修「増毛エビカレー」も販売されます。
増毛町観光協会:0164-53-1111
暑寒別岳に初冠雪が見られる9月末に、増毛港中央埠頭で「秋味まつり」が開催されます。A級グルメ・B級グルメも揃い、バンド演奏や抽選会など楽しみながら、満腹の1日が楽しめます。平成22年には39回目を迎えました。
増毛町観光協会:0164-53-1111
江戸時代に、北海道の1/3の漁獲量を誇った石狩は400年近くサケ漁で栄えてきました。今でも700トン前後を水揚げしてる漁師まちです。9月中頃に毎年「石狩さけまつり」が開催され、巨大な鍋で石狩鍋が振るまわれます。石狩は、鮭料理「石狩鍋」の発祥の地です。
石狩市企画経済部観光担当:0133-72-3167
留萌市で行われている数の子の生産・加工量は、全国の約50〜70%を占め、日本一です。ニシンが獲れていた時からの伝統ある加工技術を活かして、カナダ・アメリカ・ロシアなどの外国のニシン・原卵を他の地域に先駆けて輸入し、全国一の生産量と品質を誇っています。
留萌市役所農林水産課:0164-42-1837
留萌水産物加工協同組合:0164-42-1392