天然の良港に恵まれた厚岸は、地名もアイヌ語との説があるほど古い漁師まちで、東北海道開拓の玄関口と、道東文化の発祥の地として発展をしました。昔から牡蠣の産地として知られている厚岸は、夏でも寒流の影響で海水温が低い海域の恵みや、豊な植物プランクトンを育てる内陸の大自然の恵みを受け、日本で唯一1年中出荷できる牡蠣を生産しています。太平洋と厚岸湾の境に浮ぶ大黒島は、海鳥の繁殖地として国の天然記念物に指定され海鳥の楽園として注目を集めています。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
ラムサール条約登録湿地に指定されている「厚岸湖・別寒辺牛湿原」は、水系周辺を取り巻く森林などの大自然が成す恵めであり、町の基幹産業である漁業なども支えている。大自然の水系からなる厚岸湖は植物プランクトンが豊富な海となり、豊富なプランクトンとミネラル豊富な厚岸湾は、他に見ない豊な海になってます。海では特産の牡蠣や昆布・ウニ・ホタテなどが漁獲され信頼のブランド品が出荷されています。汽水湖には「厚岸湖牡蠣島弁天神社弁財天座像」が祀られています。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
オーストラリアのクレランス市から新しい養殖技術を導入・改良を重ね、厚岸の牡蠣は養殖されています。クレランス市との縁は古く、1850年にクレランス市の捕鯨船イーモンド号が末広沖で遭難した時、厚岸町民が乗組員32名を救助。これが縁となり1982年に姉妹都市締結がされ、互いに交流を深めています。厚岸町カキ種苗センターでは当時導入した養殖技術で、培養した養殖用種苗として地元漁業者に供給しています。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
厚岸漁業協同組合:0153-52-3151
自然豊かな厚岸の海ですくすく育った、牡蠣・アサリ・ホタテ・雲丹・ホッキは「えもんシリーズ」として、厚岸産だけに与えられる信頼のブランドです。特に牡蠣の「カキえもん」は、日本で唯一1年中獲れています。厚岸の牡蠣は、海水温が低い事が幸いし、ゆっくりじっくり育つのが特徴で、時間をかけて豊富な栄養を取り続けることで、身がふっくらとコクと甘みが濃厚な牡蠣に育ちます。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
厚岸漁業協同組合:0153-52-3151
厚岸産のサンマは、夏期オホーツク海で回遊しプランクトンをたっぷりたべて、産卵のため8月頃から親潮の海流にのって、南下するサンマで脂がのって丸々しています。厚岸漁協の所属船が、各々船上にて漁獲直後に「特大さんま」だけを選別し、「紫外線殺菌冷却海水」を用いて箱詰めされます。獲りたての鮮度を保ったまま出荷さるブランド「大黒さんま」は、イキの良いサンマとして高い評判を得ています。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
厚岸漁業協同組合:0153-52-3151
厚岸産のアサリは、北海道一の生産量を誇る貝です。厚岸産アサリの自慢は大きさで、通常の2倍位の大きさがある特大サイズ、そして身入が良く旨みが豊かなことが特徴のブランド貝です。豊富なプランクトンとミネラル豊富な汽水湖の厚岸湖は、豊な海にも恵まれていて貝類が育つ大きな要因になっています。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
厚岸漁業協同組合:0153-52-3151
厚岸産こんぶと言っても様々な種類があり、ダシ用から料理用・生食用などあります。厚岸産のこんぶは、広い干潟を活用した「なが昆布」が主流で、ダシにも料理にも活用できます。輸入量が増える中、厚岸漁協では、安定的に供給出きるよう生産体制の効率化などを進めています。
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
厚岸漁業協同組合:0153-52-3151
厚岸は海岸線を背後に根釧台地の広大な緑が広がり、屯田兵の入植から開拓された大型酪農郷が広がっています。町営牧場は、大別・セタニウシ・別寒辺牛の三団地に分かれ総面積1,98ha.に達し、大別団地には2200頭の乳用子牛が放牧されています。また、尾幌酪農ふれあい館では、ハム・ソーセージ・アイスクリーム・ソフトクリーム・チーズなど、乳肉製品作りや家庭料理作りなどの実習体験を楽しめます。
尾幌酪農ふれあい館:0153-56-2400
厚岸町役場産業振興課:0153-52-3131
厚岸町の太田地区は、北海道でも有数の大規模酪農専業地で、生乳を生産している産地としても名高い地域です。地元農協では酪農実習生を募集しています。酪農は早朝の清々しさや牛達の成長にふれあい、酪農家族と同じ時間を過せるなど、大自然の中でしか体験でかない感動があります。
資格:18歳〜30歳位
期間:4ヶ月以上・長期大歓迎
実働8時間(5:00〜9:00・16:00〜20:00)
休日:基本月4回休み
給与:160000円〜、詳細はお問い合せ下さい。
釧路太田農業協同組合営農畜産課:0153-52-7151
厚岸町太田地区の牧場の主婦達が集まり、放牧牛だけから搾乳した生乳で作る、チーズ工房があります。太田地区でも数軒に減ってしまった放牧酪農にこだわり、その時期だけの生乳でチーズを作っています。夏の間青草を食べた牛の乳は、カロチンを多く含み、ほんのり黄色をしているチーズです。現在、5種類のチーズを作り、北海道の酪農文化や食文化などを伝えています。
厚岸チーズ工房なんくる:0153-52-2879
町の桜が色づく5月中旬〜下旬にかけて、毎年「あっけし桜・牡蠣まつり」が子野日公園で9日間開催されます。人気は「牡蠣のつかみどり」で中学生以上なら誰でも参加ができます。「チビッ子あさりつかみどり」もあり無料です。また、会場では、かきラーメン・かき弁当・アサリ汁・海産物の炭焼きなど、盛りたくさんのイベントを楽しめます。
厚岸観光協会:0153-52-3131
6月下旬から7月上旬にかけて9日間にわたり「あっけしあやめまつり」が開催されます。広さ100ヘクタールの広大な原生花園にヒオウギアヤメが約30万株咲き、訪れる人を幻想の世界に誘い込んでくれます。その他にも、本州では高山帯で観賞することができない100種類以上の花が5月〜10月にかけて次々と咲き誇ります。
厚岸観光協会:0153-52-3131
10月の初めから約10日間にわたり「あっけし牡蠣まつり」が子野日公園で開催されます。カキはもちろんのこと、厚岸漁港で水揚げされたサンマやツブなど新鮮な魚介類をおいしく味わうことができます。炭焼台を借りて(有料)その場でカキなどを焼いて食べることもできます。イベントは期間中の各日曜日に行われ、「牡蠣のつかみどり」「サンマのつかみどり」「牛乳無料配布」など盛りだくさんで楽しめます。
厚岸観光協会:0153-52-3131
釧路は全国有数の水揚げ量を誇る漁師まちです。サンマが一番美味しい8月下旬〜10月上旬のサンマの中から、鮮度と姿形が吟味されたサンマを「青刀さんま」としてブランド化しています。そのため数量に限りがあり、1日最高200ケースくらいしか出荷することができません。
釧路市漁業協同組合:0154-22-5151
浜中町は、天然昆布が育成するのに最適な産地で、太平洋沿岸の67kmにも及ぶ沿岸域で生産されています。歴史は古く江戸時代後期から採取・加工が始まり、不老長寿の霊藻として珍重されていました。浜中町の昆布漁は、全国水揚量の1割を占める、昆布生産の一大産地に発展しています。昆布漁場の雑海藻を除去する漂流の接岸がなく、雑海藻が繁茂し昆布資源の減少を招く事から、人為的に雑昆布の駆除を実施し昆布を育てる取り組みをしています。
浜中町役場水産課:0153-62-2111