弟子屈町は、東北海道の中心に位置し、東経144度13分か144度36分北緯43度23分から43度42分の地点にあり、西北面は高峻なる山脈をもってオホーツク地域に接し、東は根室高原に連なり、南は標茶町を経て釧路湿原に隣接しています。地勢は、透明度が世界有数の摩周湖、その山麓に広がる本町は、千島火山帯に属する高原地帯で、カルデラ湖として有名な屈斜路湖を源とする、釧路川が地域の中央を縦貫し、地勢は概ね起状の多い高燥地帯で平坦に乏しい地域です。地域の約70%は山林地帯で、農耕地は屈斜路湖沿岸と釧路川を始め各河川の流域に散在し、酪農を中心として草地、放牧地及び馬鈴薯、てん菜、小麦、蕎麦畑として主に利用されています。
弟子屈町企画財政課:015-482-2191
弟子屈町から11km、川湯温泉から12kmにあり、湖面は海抜351m、周囲約20km、面積19.2平方キロメートル、最深211.4mの世界一級の透明度を誇るカルデラ湖は、刻々として変わる湖面の変化が訪れる人々を魅了します。湖の周囲は300〜400mの絶壁に囲まれ、その斜度は平均45度もあり、これほど険しい湖岸は他にはないでしょう。「霧の摩周湖」と呼ばれ、注ぎ込む川も流れ出る川もないのに水位はいつも変わらない不思議な不思議な湖は、多くの時間を霧が包み込みなかなか姿を見せてくれませんが、ふと千変万化のごとく美しく神秘的な姿を現します。不純物をほとんど含まない聖なる水が作り出す、まるで藍を流したかのような独特の深い青は「摩周ブルー」といわれています。摩周湖の水はただ美しいだけでなく、人の心にたとえるならば、まさに純真な水なのです。
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弟子屈町で摩周湖の次ぐ観光名所といえば、硫黄の独特な匂いと高山植物が低地に生えている変わった景色を楽しめる硫黄山でしょう。川湯温泉から約3キロに位置する硫黄山は、アイヌ語でアトサ(裸)ヌプリ(山)と呼ばれ、現在でも硫黄の噴煙がゴウゴウと音を立ててあちこちから立ち上っており、その姿はまさに地球の鼓動を感じるという表現がふさわしい印象を受けます。また、硫黄山は現在、落石の危険性があることから登山者の安全を考慮して立ち入り禁止となっていますが、山の中腹には「熊落とし」と呼ばれている深さ約50mにもなる火口跡があり、アイヌ人がこの崖に熊を追い落としたことからこの名前がついたと言われています。
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九州の阿蘇カルデラをしのぐ、日本最大の屈斜路カルデラのなかに横たわる巨大なコバルトブルーの湖。川湯温泉の西2.1kmにあり、周囲57km、面積79.3平方キロメートル、最大深度117.5mの日本で6番目(カルデラ湖で1番)の大きさを誇るカルデラ湖です。湖心に浮かぶ中島は、淡水湖内では日本一大きい島で、周囲12km、面積5.7平方キロメートルもあるのだからその巨大さが想像できるはずです。湖を望む3つの峠に立ち、眼下に広がる雄大な原生林に囲まれた湖を見下ろし、どこまでも広がる天空の青を見上げたとき、あなたはあまりのスケールの大きさに、思わず声を上げたくなるでしょう。
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屈斜路湖を源に流れ出す唯一の川「釧路川」。その源流域では透きとおった水が太古の面影を残す原始林の中、昔のままの蛇行した川筋をゆったりと流れます。国内で本流にダムのない一級河川は、四万十川と長良川と釧路川だけ。その中でも原始河川「釧路川」は、カヌーイストやアングラーたちにとってまさに聖地なのです。夏や秋はまさにカヌーのベストシーズン。多くのカヌーイストたちが雄大な自然を求め訪れます。そして、凍つく冬でさえ、幻想的な美を創造する冬の釧路川を目指し、凍らない河口域を後にします。雪に包まれ森は眠りに着きますが、川は眠らないのです。
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目の前に広がる屈斜路湖を眺めながら入る露天風呂は、おおらかな気分になること間違いなし。真冬には湖岸に白鳥も訪れ、白鳥と一緒に入浴、なんてこともしばしば。脱衣所から浴槽までコンクリートが敷かれているから足を汚さずに入浴できるのがうれしい。湯温は約40℃あり快適な入浴が楽しめる。また、徒歩3分のところに和琴キャンプ場があるためキャンパーの利用も多い。キャンプ場で1泊したついでに、人が少ない早朝や夕方に入浴するといいかも。温泉の泉質は単純泉で神経痛・運動器障害に効くといわれています。
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弟子屈町は畑作が中心で、秋まき小麦、でんぷん用バレイショ、ビートの3品が主要作物で、雪溶けが遅いという気性条件の中、収穫量や品質が不安定で、農家の人たちは厳しい経営を続けていた。そこで、「安定して高収益を上げられる農作物を」とメロン栽培に着目し、1985年に地元農家の有志17名で「摩周メロン研究会」を結成、1988年に「摩周メロン生産組合」に改め、メロンと野菜の複合栽培を行って経営安定を図っています。今では、赤肉種のブランド「摩周レッド」が主力となり、国内北限の地でとれる「摩周メロン」は高品質のブランド品として認知され、全国各地に供給しています。また、メロン生産の成功は、町内の農家への刺激となり、カボチャ、スイートコーン、ハクサイなども栽培されるようになり、地域の農業経営に貢献しています。
弟子屈町観光商工課:015-482-2191
摩周湖農業協同組合:015-482-2104
弟子屈町摩周湖の「摩周メロン」は、温度差が大きいほど、美味しく甘くなります。弟子屈町は日中は暖かいですが、夜は大変冷え込み、メロンにはこれがプラスです。摩周メロンは大変日持ちが良く、2週間位い味が落ちません。
8月上旬〜9月上旬が販売期間となります。
摩周湖農業協同組合:015-482-2104
摩周湖は蕎麦の大産地です。摩周湖の気候と風土を活かした新品種「キタノマシュウ」が平成18年より収穫が開始され、主力の「キタワセ」を使用した「摩周味くらべ」は大自然の中、丹精込めて育てられた地場産のそば粉を使用しています。そば粉・幹麺・そば饅頭などの加工品がございます。
摩周湖観光協会:015-482-2200
じゃがいも・玉葱・かぼちゃ・と聞けば北海道を思い描き、新鮮な野菜はまさに北海道の代表格。じゃがいもは、紅丸・ワセシロ・メークイン・北あがり・北海黄金などが栽培されています。
収穫期は10月からです。
摩周湖観光協会:015-482-2200
うまみたっぷりの玉葱とほくほくのかぼちゃもおいしいです。かぼちゃは煮物にも天ぷらに向くエビスと煮崩れしずらい雪化粧を栽培。
収穫期は10月からです。
摩周湖観光協会:015-482-2200
大自然の中で育ったじゃがいも・かぼちゃをだんごパウダー。ご家庭で焼いて、煮て、子供のおやつにと、牛乳を加えて団子にして焼く。軽く茹でてお汁粉やすいとんとしても召し上がれます。
摩周湖観光協会:015-482-2200
漢方薬として注目されている熊笹を原料に用い、原水には神秘の湖、摩周湖の伏流水を使用した、くまざさ焼酎。摩周湖のある弟子屈町の各ホテル・旅館でお召し上がりにんれます。町内の酒店にもございます。
摩周湖観光協会:015-482-2200
釧路は全国有数の水揚げ量を誇る漁師まちです。サンマが一番美味しい8月下旬〜10月上旬のサンマの中から、鮮度と姿形が吟味されたサンマを「青刀さんま」としてブランド化しています。そのため数量に限りがあり、1日最高200ケースくらいしか出荷することができません。
釧路市漁業協同組合:0154-22-5151