館山市は、千葉県の南端、館山湾や太平洋に面し、戦国武将、房総里見氏の城下町として栄え、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の舞台として有名です。温暖な気候に恵まれ、平均気温16℃以上で、冬でもポピーやストックなどの花が咲き乱れ、満開の花畑は自慢の風景です。また、県立館山野鳥の森は「森林浴の森100選」、平砂浦海岸付近は「白砂青松100選」・「日本の道100選」にも選ばれるなど、緑豊かな美しいまちです。水産業では、遠洋漁業が発達し、捕鯨の基地や魚の加工工場が進展。農業では、稲作の技術が改良されて収穫を増やし、神戸地区を中心に、野菜の温室栽培が行われています。畜産業では、牛の牧畜が盛んで、北条にバターやアイスクリームを作る工場あり、房州の牛乳が東京まで運ばれています。館山は、明治11年(1878年)に蒸気船航路就航し、蒸気船によって東京との往来が便利になり、鏡ヶ浦の海岸に別荘が建ち並び、保養や病気の療養に来る人や海水浴に来る人が増加し、蒸気船は地域産業を支え地域は発展した。現在も、南房総地域の政治・経済の中心地となっている館山には、海上自衛隊の第21航空群が置かれ、東日本のヘリコプター部隊の司令部となっており、館山飛行場も整備されています。
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3342
館山市は「観光立市」を掲げ、海と陸からの来訪者を温かく迎え、多くの人々で賑わう快適で安全な海浜空間の創出を図るため、館山港を活用し館山湾岸地域に賑わい空間を創出し、市民や来訪者にとって魅力的な海辺のまちづくりに取り組み、地域振興を目指しています。館山港に、平成22年4月オープンした館山夕日桟橋は、桟橋形式では日本最長の桟橋で、海岸通りから400mまで延びています。また、24年3月には、みなとオアシス「渚の駅たてやま」もオープン。館山夕日桟橋のオープンにともない、大型クルーズ客船の寄港や、高速ジェット船「セブンアイランド」などが寄港しています。客船寄港時には歓迎セレモニーや歓迎行事などを行い、来訪者を温かく迎えています。
館山市経済観光部みなとまちづくり課:0470-22-3606
平成24年8月、商船三井客船の豪華客船「にっぽん丸」(2万2472t)は、館山港の花火大会に合わせて館山夕日桟橋に寄港した。同日夜の館山湾花火大会を観賞する「館山花火クルーズ」で、400人の乗客を乗せて横浜港を出港、館山市内ではメロン収穫などのオプションツアーが催された。接岸部いっぱいに停泊したにっぽん丸から続々と乗客が下船すると、金丸謙一市長や、この日が初仕事となる2代目「たてやまポートシスターズ」の福原未咲さんと舞さん姉妹、館山マスコットのダッペエが祭りばやしで出迎えた。また、平成25年1月6日(日)には、大型客船「ふじ丸」が館山夕日桟橋に初寄港します。今回、クルーズのゆたか倶楽部(株)が旅行企画・実施する、チャータークルーズ「ふじ丸で航く伊勢志摩 初詣と館山クルーズ」の寄港地として、早春の館山港への入港が決定しました。
館山市経済観光部みなとまちづくり課:0470-22-3606
小笠原諸島へ向かう小笠原海運鰍フ「おがさわら丸」(6,700トン)は、館山港を出港後、約1日をかけて、約930キロ南にある父島に向かいます。小笠原諸島への交通手段は通常「おがさわら丸」が週1回往復しているだけです。小笠原諸島は、かって一度も他の大陸と陸続きになったことがなく、独自の進化を遂げた希少な動植物が多い海洋島です。2011年6月「ユネスコ世界自然遺産」に登録されました。
大型客船や高速ジェット船も着岸します。東海汽船(株)高速ジェット船「セブンアイランド」 春の季節運航が平成25年2月2日(土)〜4月7日(日)までの間、「“渚の駅”たてやま」を拠点に、館山港からの運行が決定しました。運行期間中、毎日館山⇔大島間が55分間で渡航が可能となります。
小笠原海運(株):03-3451-5171
東海汽船(株):03-5472-9999
館山市経済観光部みなとまちづくり課:0470-22-3606
日本丸・海王丸の設計は、スコットランドのラメージ・エンド・ファーガッソン社で、川崎造船神戸工場が建造した大型訓練船、1930年進水下第1船は「日本丸」第2船が「海王丸」と名付けられた。現在の日本丸は50余年にわたって海の若人を育ててきた初代日本丸の代替船として1984年に建造されました。
海王丸も日本の大型練習帆船で、初代海王丸と、2代目の海王丸II世があります。館山夕日桟橋には、日本丸が、平成24年10月と12月に、海王丸は、平成24年12月に寄港しました。
館山市経済観光部みなとまちづくり課:0470-22-3606
大成丸は、1948年小樽丸を改装して造られた大成丸(タービン船)の代替え船として、1981年日本鋼管株式会社鶴見製作所において建造された、世界唯一の蒸気タービンを動力とする練習船です。先に建造された北斗丸(1976.)を基に、航海訓練所練習船隊の中でも非常に完成度の高い船となった。東京海洋大学海洋工学部・神戸大学海事科学部・商船高等専門学校(富山高等専門学校商船学科を含む)・海技大学校・海上技術短期大学校及び海上技術学校の学生・生徒が実習訓練の実施や、船舶運航技術に関する実験・調査・研究を目的としている。同名の練習船としては三代目。
銀河丸は、銀河丸二世(1972年12月就航)の代替船として、平成16年6月に就航した。東京海洋大学海洋工学部・神戸大学海事科学部・商船高等専門学校・海技大学校及び海員学校の学生及び生徒を乗船させ、実習訓練の実施及び船舶運航技術の研究の実施を目的としている帆船です。長期間の使用に耐えるよう堅牢な構造で、総ての装置や設備を使いやすいものとし、個々の実習生に対し効率的な実習を可能とし、また、海運界で多用されている装置を搭載し、実際に即した実習と多くの人が乗船することを考え、十分安全な船型、設備とし、十分な研究活動が行えるよう設備を整えられています。
銀河丸は、平成25年 3月1日(金)14:30〜、平成25年 3月5日(火)10:00〜に夕日桟橋に寄港予定です。
大成丸は、平成25年 3月16日(土)15:00〜、平成25年 3月21日(木)11:00に夕日桟橋に寄港予定です。
館山市経済観光部みなとまちづくり課:0470-22-3606
館山市の漁業は沿岸漁業を中心として、大型・小型定置網漁業を始め、まき網漁業、釣り、さし網、採藻、採貝などが行われています。中でも、まき網漁業で生産され、かつおの一本釣りで使用される「えさいわし」の供給基地としては全国的に有名です。また現在、つくり育てる漁業を目指して、水産物の安定的な供給が出来るよう、さざえ・あわび・まだい・ひらめ等の種苗放流や、魚礁等による漁場の整備を行い、資源及び生産量の増大に努めています。館山市には、県営漁港として船形漁港・富崎漁港、市営漁港として伊戸漁港・川名漁港・洲崎漁港・栄の浦漁港・坂田漁港・波左間漁港・見物漁港・下原漁港の計10漁港があり、それぞれ漁業活動が行われています。また、館山船形漁業協同組合・西岬漁業協同組合・波左間漁業協同組合・館山市相浜漁業協同組合・館山市布良漁業協同組合が組織され、漁業者は地元漁港に水揚げしています。また、漁協組合では、直営施設を通じて海産物を直売をしております。
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3397
館山船形漁業協同組合:0470-27-2111
西岬漁業協同組合:0470-29-1133
波左間漁業協同組合:0470-29-0006
館山市相浜漁業協同組合:0470-28-1331
館山市布良漁業協同組合:0470-28-1221
沖合域には、サバ類やアジ類などの回遊魚の好漁場が形成され。背中が濃い青緑色の斑紋とお腹が銀白色の真サバ、ゴマサバは昼は深海に生息し夜間は表層に浮上する。秋サバは、脂がのって丸々と太った美味しい時期にり。アジ類も豊富に漁獲され、美味しい真アジ・小アジが安定して水揚げされている。
館山船形漁業協同組合:0470-27-2111
西岬漁業協同組合:0470-29-1133
波左間漁業協同組合:0470-29-0006
館山市相浜漁業協同組合:0470-28-1331
館山市布良漁業協同組合:0470-28-1221
カツオ漁は「一本釣り」と「曳き縄」等がありますが、一本釣り漁船は、釣り上げた日に水揚されるカツオを、特にその鮮度の良さから「日戻り鰹」として高い評価を受けている。スルメイカは6月〜9月に旬を迎え、夏季に漁獲されるものが特に良質とされ。肉厚で脂がのっており、刺身や一夜干し、塩辛にしても美味しくい魚。
館山船形漁業協同組合:0470-27-2111
西岬漁業協同組合:0470-29-1133
波左間漁業協同組合:0470-29-0006
館山市相浜漁業協同組合:0470-28-1331
館山市布良漁業協同組合:0470-28-1221
栄養豊富な海洋性プランクトンとミネラル豊富な海に恵まれている好漁場では、高級魚の真鯛などの恰好の餌となり、丸々と太った真鯛が水揚げされ高い評価を得ている。伊勢海老は「さし網」を夕方に海底に仕掛け、翌日早朝に網を揚げて漁獲する。沖の恵まれた漁場で育った伊勢海老は自慢の魚です。
館山船形漁業協同組合:0470-27-2111
西岬漁業協同組合:0470-29-1133
波左間漁業協同組合:0470-29-0006
館山市相浜漁業協同組合:0470-28-1331
館山市布良漁業協同組合:0470-28-1221
市内沿岸の磯根は複雑な岩礁と豊富な海草が繁茂し、アワビやサザエの育成地として最適な自然環境に恵まれ、自慢のアワビは地元漁港に水揚げされます。漁獲高が少なくなったサザエは、国内産サザエの中でも歯ごたえ・風味とも良く、高い評判を受けている海の幸です。
館山船形漁業協同組合:0470-27-2111
西岬漁業協同組合:0470-29-1133
波左間漁業協同組合:0470-29-0006
館山市相浜漁業協同組合:0470-28-1331
館山市布良漁業協同組合:0470-28-1221
ひじきには、鉄、カルシウム、リン、カリウム、ヨウ素が多く含まれ、特に鉄は牛乳の500倍も多く含まれカルシウムはこんぶの2倍も多く含まれる優れもの。ミネラルを豊富に含み食物繊維も多く含むため血液をきれいにし、高血圧や動脈硬化の予防にも効果があり。カルシウムは骨を丈夫にし、中枢神経をやわらげイライラをしずめるなどのはたらきがある。多量に含まれる鉄分は、貧血には有効ですがひじきの鉄は吸収しにくいため野菜と一緒に摂取するとビタミンCが鉄の吸収を良くしてくれる。
テングサ(天草)は、紅藻類テングサ科の海藻で、最もポピュラーなものはマクサで、他にオオブサ、ヒラクサ、ヨレクサ、ナンブグサ、コヒラなどが含まれる。赤紫色をしているが、水にさらし、天日乾燥させることを4〜5回繰り返し、退色して白色になったものを乾燥させ、寒天や心太(ところてん)の原料となり。体に良く、健康食品として皆様に親しまれています。
館山市布良漁業協同組合:0470-28-1221
館山市相浜漁業協同組合:0470-28-1331
館山市内にある船形漁港は、東京湾の入口に位置し、中型漁船による、サバ・サンマ・カツオの水揚げなどが盛んで、船形漁港に水揚げされた新鮮な地魚の鮮度を落とすことなく、活きのいいままでご提供しています。一本釣り宝赤地金目は、良質なプランクトンを食べて育った根付の地金目を豪快かつ大切に1本釣り。船中で活きているうちに素早く氷海水へ。興奮して真っ赤になった体色と金ピカの目玉。とびきり上品な脂が楽しめます。活そり鯖は、活きている鯖を船中ですばやく氷海水へ。あまりの冷たさに体をそり返しながら全身に上質な脂をまわしていく。驚きの食感。鯖の価値観が変わります。心臓抜きワラサは、活きたままワラサの心臓をエラから指をいれて抉りとる。血が身にまわらないようにしばらく泳がせ氷海水へ。体に傷が一切つかない特上ワラサ。
特大拳サザエは、なにしろデッカい。ゆうに大人の拳大はある。普通大きすぎるサザエは身が硬くなるものだが、驚きの柔らかさと甘みをあわせ持つ優秀サザエです。
館山船形漁業協同組合:0470-27-2111
船形漁港は、千葉県館山市にある漁港で、東京湾の入口に位置しています。中型船によるサバ、サンマ、カツオの水揚げなどが盛んで、港内にある漁業協同組合直営の「ふれあい市場」は、新鮮な魚を求めて地元の人やプロの料理人も訪れる漁協直営市場です。漁業協同組合直営の「ふれあい市場」が港内にあり、船形漁港に水揚げされた海の幸は、そのまま『ふれあい市場』へ直送されます。地魚などの販売や食堂の営業が行われている。
ふれあい市場:0470-27-4811
(9:00〜17:00 定休日:木曜日)
館山市相浜漁協の直営店の裏手にある、海鮮バーベキュー「浜のいそっぴ」では、地元の海で水揚げされるイセエビやあわびなどを販売。 また、相浜漁港を望みながらの海鮮バーベキューを楽しむことができます。禁漁時期6、7月をはずせばイセエビを中心にした内容になります。地元産のイセエビやサザエなど生きたまま焼かれます。またイカの姿焼きやイセエビを丸ごと1匹入れた味噌汁など絶品です。バーベky−セットは1500円で召し上がれます。(荒天による不漁の場合はメニューに変更があります)
浜のいそっぴ:0470-28-3035
館山は、終戦直後に真っ先にアメリカ兵が上陸した土地で、本州で唯一直接軍政が敷かれ、多くの進駐軍が出入りし、館山で西洋野菜が作られました。関東圏で比較的温暖で砂地の土壌の館山は、高原レタスとは特徴の異なる良質な冬レタスを栽培できる環境にあり、こうした経緯から、館山が日本で一番早く冬レタスを作り始めたと言われています。農薬や化学肥料を使うと早く育ちますが、棚持ちが悪くなるため、神戸産のレタスは、化学肥料をなるべく使わずに、じっくり時間をかけて育てた冬レタス。中身もぎっしりして日持ちが良い特徴です。出荷時期は露地栽培が12月上旬〜1月中旬、トンネル栽培は1月中旬から4月上旬です。出荷は共撰共販により全量が京浜市場へ出荷されています。また、レタス・パセリ・セロリ・サラダ菜などの西洋野菜も栽培しています。
JA安房神戸支店:0470-28-0559
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3396
落花生といえば千葉県が誇る一大特産品。全国の生産量のうち、7割以上もの落花生が千葉県で生産されています。千葉県は野菜全体の生産高が全国で2位と有数の農産県ですが、中でも落花生はダントツ1位。九十九里の海岸地帯のほか、北総台地といわれる火山灰土の畑作地帯で広く栽培されている。もちろん館山市でも生産されています。種類は千葉半立とナカテユタカ、これは、外見で見分けるのは難しいのですが、薄皮の裏側が赤いものが千葉半立、白いものがナカテユタカです。平成に入ってから、郷の香が、茹で落花生が登場します。茹でて食べることを目的とした落花生が初めて誕生したということで大きな注目を浴びました。掘りたてを塩茹でして食べる習慣は、神奈川県や静岡県、九州などでは古くからありましたが、茹でラッカセイは、煎り豆と違い、軟らかい食感で甘味が強く、美味しい食べ方ですが、日持ちが悪いため販売時期と地域が限定されます。現在では冷凍されたものが通年販売されている。
JA安房豊房支店:0470-22-2195
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3396
千葉県のトウモロコシは生で食べられる。これは、砂地であること。日照時間が長いこと。6月〜7月は昼と夜の温度差が大きいこと。これが生で食べても美味しいトウモロコシの条件です。館山の特に西岬から神戸地区は砂地の大地は、甘味を大事にする作物に最も適している土壌です。加えて、イネ科であるトウモロコシはお天気が大好きで。館山の初夏〜夏の平均日照時間は全国トップレベル。3月から7月の中旬にかけて栽培する。トウモロコシは昼夜の温度差が大きければ大きい程栄養や甘い成分を含みながら成長します。またこの季節は虫が少ないので無駄な農薬を使わずに自然に育てられるところも魅力です。白い身のピュアホワイトは実は千葉の農場で生まれた品種です。また、千葉は全国2位の生産量を誇っています。
JA安房神戸支店:0470-28-0559
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3396
千葉県におけるびわの栽培は、宝暦元年(1751年)に始められたといわれており、およそ250年以上の歴史を有しています。江戸時代の中期には、『房州びわ』が江戸の市場に出荷されたとの記録があります。また、明治以降は一層盛んに栽培されるようになりました。皇室への献上は、明治42年(1909年)6月20日に安房郡富浦町南無谷(現南房総市富浦町南無谷)の木村兼吉氏によって始められ、以来第二次世界大戦中の一時期を除き、今日まで続けられています。千葉県は全国的にも長崎県に次ぐびわの産地で、房総半島南端に近い西海岸の南房総市、館山市及び鋸南町で栽培されており、平成18年の結果樹面積は169ヘクタールです。出荷時期は、ハウスびわで4月下旬から5月下旬、露地びわで5月下旬から6月下旬と、初夏を告げる代表的な果物です。
房州枇杷組合連合会事務局
JA安房富浦支店内:0470-33-3311
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3396
安房地域の食用ナバナの栽培は、昭和18年頃に白浜町で栽培されたのが始まりです。出荷は温暖な安房地域から「春を呼ぶ野菜」として、約50年の歴史があります。食用ナバナは安房地域の特産物として位置付けられており、他産地の追随を許さない文字通りの「日本一のナバナ産地」となっております。11月下旬から4月中旬に出荷されているほか、近年は観光食用ナバナ摘みも人気があります。さっと茹でて、からしやマヨネーズあえ、てんぷら、汁の実、いため物、煮物などでおいしくいただけます。
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3397
切り花としては主にアイスランドポピーが使われ、最近は各色のなか大輪系が多く用いられます。また、館山市では特産のポピーを生かした花摘み園が古くから行われ発展してきました。花摘み園は市場出荷に比べ出荷経費がかからないため、来園者に花を安く提供できます。
トルコギキョウというが原産地は北アメリカです。全国的に本格栽培が始まって十数年と歴史が浅いにもかかわらず、洋花志向により急速に増加した品目で毎年多数の品種が登場しています。花色は紫とピンクの覆輪が比較的多いです。出荷は各生産者が選別、箱詰めし、共同で京浜市場へ出荷しています。
JA安房神戸支店:0470-28-0559
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3397
昭和40年頃から安房地域全体で栽培されるようになり、全国の生産量の約半分を占めるようになりました。作付面積・出荷量ともに県内トップで、作付け面積30ha(平成10年時点)、出荷量966万本(平成10年時点)です。主に首都圏の市場へ12月〜3月に出荷されています。最近はボリューム感のあるスプレーストックも出回っています。西岬地区などの露地のストックとキンセンカなど他の露地花と組合せて栽培されている景観は、房州の観光に一役買っています。1月から3月上旬が見ごろです。また、花つみ園もあり、西岬地区では、道路わきにて生産者の方が花つみ園を開園しているところがあります。花の種類はストック、ポピー、キンセンカなどです。
JA安房神戸支店:0470-28-0559
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3397
豊房地区のセンリョウ栽培は、昭和40年代から50年代に、豊房花卉生産組合を中心に生産が急激に増えました。現在は、高品質のものが出荷されるようになり、市場で賞賛されています。センリョウには赤実と黄実がありますが、赤実センリョウの栽培が多く、12月には正月用のおめでたい枝ものとして一斉に市場出荷されます。品質が良いため京浜市場を中心に高値で取引されています。
見ごろは、11月から12月上旬が見ごろですが、土壌病害の関係からほ場に入ることはご遠慮願っています。遮光施設を設けて栽培を行う方法が一般的です。
豊房花卉生産組合
JA安房豊房支店:0470-22-2195
館山市経済観光部農水産課:0470-22-3397
千葉県は有名なイチゴ狩りの産地で、館山市の中心街よりやや東にある安布里地区、豊房地区は、静かな田園地帯でいちご狩り体験ができる。1月始め〜5月連休まで営業。イチゴ狩りシーズンには10万人が訪れると言われる農園では、紅ほっぺ・あきひめ・さちのか・かおりの・などの種類のイチゴが楽しめます。館山いちご狩りセンターは、昭和54年(1979年)にオープンした、いちご狩り体験ができる農園で、毎年大勢のお客様をお迎えし、生産者農園で新鮮な完熟イチゴを楽しんでいただき高い支持を得ています。おかげさまで、来シーズンは33年目を迎えます。
館山いちご狩りセンター:0470-22-3466
(JA安房館野支店内)
館山市下町交差点から南房総市和田町までの約46kmの海岸線の道路が房総フラワーラインと呼ばれます。の通り、1月から春にかけては菜の花やポピー夏にはマリーゴールドと、季節の花々が道沿いを彩ります。伊戸から相浜までの約6Kmは昭和61年に「日本の道百選」にも認定されました。このフラワーラインは美しい砂浜の平砂浦海岸沿いにありますが、海岸と道の間には冬季の強い南西の風を防ぐためのクロマツ林が広がっています。この砂防用の松林と砂浜の美しさから、平砂浦海岸は「白砂青松 100選」に選ばれ「平砂浦海岸遊歩道」も整備されています。そのほかフラワーライン周辺には、洲埼灯台、館山ファミリーパークや南房パラダイス、ゴルフ場や館山野鳥の森、安房神社などの観光ポイントが数多くあり。平砂浦の旧道(山側)の沿道には花摘みが楽しめる農家が点在。千葉県のストックの産出額、全国の32%を占め、館山は作付面積・出荷量ともに県内1位で40%を占めています。また、平砂浦花摘みウォークコースのルート上にあり、花摘みや露天温泉も楽しめます。
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3342
ひと足早い春の訪れを告げる南房総のお花畑。館山でも12月になるとあちらこちらで色鮮やかな花が開き、訪れる人々の心の癒しにひと役買っています。咲き乱れる花々を摘みに人々が大勢訪れます。館山ファミリーパークでは、ポピー・トルコキキョウ・スターチス 金魚草・ヒマワリ・ストック・カーネーション・ケイトウ・ラベンダー菜の花・・など季節の花摘みが殆ど1年中花摘みができます。ポピー摘み12月〜5月上旬。ヒマワリ摘み5月〜9月。トルコキキョウ摘み6月〜7月。
ポピーの里館山ファミリーパーク:0470-28-1110
館山市を代表する伝統的工芸品である「房州うちわ」は、京都の「京うちわ」、四国の「丸亀うちわ」と並び、日本三大うちわの一つとして有名です。関東でうちわ作りが始まったのは、江戸時代。当時、房州は、材料の竹を送り出す産地でした。房州でのうちわ生産は、明治10年に那古町(現在の館山市那古)に始まり、付近の町村に普及したとされます。明治十七年に、岩城惣五郎(那古町)が東京から職工を雇い、生産を始め、安房郡の一大物産としたとされています。大正12年の関東大震災で、日本橋堀江町河岸のうちわ問屋の大半が大火に見舞われ、震災後、竹の産地に近く、東京への船便があった那古港にも近接した船形町(現在の館山市船形)に問屋が移住し、生産を始めまたことがきっかけとなり、房州でのうちわ生産が拡大していきました。那古、船形、富浦(現在の南房総市富浦町)は古くからの漁師町で、男たちが漁に出たあと、留守番のおかみさんたちの手内職として、うちわづくりは歓迎されました。母から娘にその技術が受け継がれ、大正末期から昭和の初めにかけては、年間7〜800万本もの「房州うちわ」が生産されるようになりました。内職として携わる人は、1,000人ほどいたそうです。平成15年には、千葉県では唯一の経済産業大臣指定伝統的工芸品として認定されています。
房州うちわ振興協議会:0470-22-3362
(館山市商工観光課内)
木綿の縞織物の一種で、ヤマモモ・ビンロウジュ・ハンノミなどの植物染料を用いるところに特色があります。染料作りから、原糸染め、整経、織りに至るまでの全工程のほとんどをひとりで行い、特に染料の調合は味覚によってなされるため、秘伝とされています。砧(きぬた)打ちにより、独特の艶(つや)やかな光沢としなやかさが生まれます。天然染料の持つ深い色合いと、赤や紺を基調としたすっきりした縞割りも特色で、作品は着物をはじめ、ネクタイ・財布などに加工され、幅広く利用されています。
館山市で、唐桟織を織っている、四代目齊藤裕司は、平成21に千葉県の無形文化財に認定されました。齊藤家は明治時代には、初代の茂助が東京で織っていましたが、病気をしたために妻の郷里の館山に移ってきたのが、唐棧織と館山とのかかわりの始まりです。昭和59年に千葉県の伝統的工芸品に指定され、二代目豊吉、三代目頴光司も、千葉県の無形文化財に認定されています。
齊藤裕司様TEL:0470-23-1509
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3362
安房竹工芸品は、竹のもつ素朴な味わいと肌ざわりを生かした製品です。小川勝義さんは南房総の土質と気候が育てた豊富で良質な千葉県産の竹材と漆を素材に竹製の茶道具を製作しています。漆とよく調和して使う人にひとときの安らぎを与えてくれます。製品には茶しゃく・竹製水さし・なつめ・かたつき・茶道用具(茶せんを除く)があります。
小川勝義様TEL:0470-22-2655
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3362
千葉県指定無形民俗文化財 やわたんまちは、鶴谷八幡宮で大祭が執り行われます。古く、安房の国の国府・三芳村府中に総社が創建され、その流れを汲むのが鶴谷八幡宮です。平安時代の末期に諸国で六所宮として各地の神社の神々を、同じ社殿・境内に祠り国司の重要神事として六所祭を行うようになりました。この頃、安房国では安房・洲宮・下立松原・手力雄・山宮・山荻・莫越山・木幡の八神社の分霊を祠り六所祭を行うようなります。これが、現在の「安房国司祭やわたまち」につながっていると言われています。現在は鶴谷八幡宮と10の神社合同の盛大な祭礼となり、10万人の人出で賑わいをみせます。9月中旬の土日に開催され、町内巡りを済ませた5台の山車とお船が北条海岸に1年ぶりに再会し合流します。
鶴谷八幡宮:0470-22-1258
安房国一宮であり紀元前660年創始された歴史ある安房神社は日本における全ての産業創始の神「天太玉命 (アメノフトダマノミコト)」を主祭神としています。例祭は、1年間の祭典の中で最も重要で、尚且つ盛大に執り行われる神事。神社本庁からの幣帛をお供えし、国家の安泰・皇室の弥栄・国民の安寧を祈ります。8月9日には 子供神輿、翌10日には安房神社神輿が出御し、2日間に亘って境内は大いに賑わいます。
近隣地区も合せて神輿6基・屋台2台が繰り出されます。
安房神社:0470-28-0034
今から約500年前の安房の国を治めていた、足利氏の側近であった、房総里見氏が徐々に勢力を伸ばし、房総半島全域に勢力を広げていきました。館山城は、天正19年(1591年)に里見義康が現在の城山公園に築城し、その子里見忠義が慶長19年(1614年)に倉吉に移されるまでの24年間、里見氏の本拠地となりました。里見氏の歴史を題材にした「南総里見八犬伝」は、江戸時代の戯作家曲亭馬琴が28年を費やして完成させた長編小説です。里見氏の娘、伏姫ゆかりの仁義礼智忠信孝悌の8つの霊玉をもつ八犬士の活躍が106冊にわたり描かれています。祭りは、伏姫をはじめ八犬士が、鉄砲隊や槍隊など、総勢約150名以上が戦国武者行列を鏡ヶ浦通りから館山駅西口をパレードします。また、合戦シーン・火縄銃の演武など戦国絵巻が行われ、市内各地から23台の山車・お船・屋台・神輿など集結して里見祭りを盛り上げます。夜には夜空を花火が彩ります。
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3346
館山市観光協会:0470-22-2000
毎年、2月の初午と8月の神社例祭に奉納されるもので弥勒踊りと鹿島踊りの2種類からなり、土地ではこれを称して「ミノコオドリ」と呼んでいる。昔はおとな(男)によって踊られたが、現在では小学生の少女が踊る。いずれも2人の音頭とりと一人が打つ太鼓を囲み、女の子たちが輪になって踊る。弥勒踊りは右手に扇、左手に御幣(おんべ)を担ぎ、手足をからませながら豊富な振りと動きで踊る。鹿島踊りは右手に扇をもち、編み笠をかぶる。動作はゆるやかで、単純なものである。県無形民俗文化財に指定されている。
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3346
神社を中心としたお祭りはたくさんありますが、那古地区祭礼は、、お寺を中心とした珍しいお祭りです。(県内では成田山新勝寺とここ那古寺だけ) 山車5台・屋台1台が繰り出し、1日目は各町内廻り、2日目は合同引き回しが行われ、特に、夜は那古寺前道路は歩行者天国となり、多くの人で賑わいます。
船形地区祭は、山車3台・御船1台・屋台2台の計6台が繰り出し、1日目は各町内を引き回し、2日目は合同引き回しが行われる。特に、2日目の夜は船形小学校前の道路が歩行者天国となり多くの人出で賑わう。
館山市経済観光部商工観光課:0470-22-3346
第49回「館山湾花火大会」は、多くの市民の皆様をはじめ、スポンサーの皆様、関係者各位のご協力によりまして、盛況裡に終了することができました。心から厚くお礼申し上げます。
毎年8月8日に開催される館山湾花火大会は、海面から直接打ち上げられる水中花火です。約10000発の花火が上がります。見どころは大小合わせて一斉に100発打ち上げられる特大スターマインを始めとする75分間の花火大会。名物は直径250mの水中8号玉花火です。また、海岸特設ステージでは、花火をバックに全国学生フラメンコ連盟による情熱的なフラメンコが華やかに繰り広げられます。※雨の場合は順延されます。
入場は無料ですが、マイカーの来場は不可です。
館山観光まつり実行委員会:0470-22-8330
(館山商工会議所内)
日本屈指の良漁場に囲まれ、一年じゅう季節の魚たちで賑わう館山には、そんなうまい魚とうまい鮨をじっくりと堪能できる鮨処が数え切れないほどあります。館山が「鮨の町」といわれる所以です。鮨は、「魚」へんに「旨い」とかいて、「鮨」となります。やはり、獲りたての新鮮な魚が鮨の旨みの基本です。館山の鮨処は、みんな個性派揃い。ネタ、シャリ、仕立て、心意気、味わい。どれひとつとっても、本物の鮨職人の技とこだわりが光る。館山鮨商組合では、「鮨の町・館山」として、地元食材を中心に厳選されたネタなどを使った安全で美味しいお鮨が食べられる町づくりに積極的に取り組んでいます。
館山鮨商組合:0470-22-2544
(館山市体験交流センター内)
さんが焼きは、漁師が船上で始めた料理といわれています。新鮮なアジやイワシなどのショウガなどと一緒に包丁で叩いて細かくした素材をねぎや味噌などと混ぜ合わせます。小判の形に形を整え大葉で包んで焼いたり、そぼろのようにして食す郷土料理です。なめろうも、漁師が船上で始めた料理です。新鮮なアジなどを3枚におろします。ねぎ、味噌、しょうが、シソ等を一緒に包丁で細かくたたき生で食す郷土料理です。
館山市観光協会:0470-22-2000
日本はサンゴとサンゴ礁の分布からは北限にあたりますが、サンゴ分布の中心から黒潮が流れてくるため、同じ緯度に比べて多くのサンゴが分布しています。館山湾海岸線のちょうど中央の大房岬から洲崎に陸から繋がる沖ノ島があります。沖ノ島では約30種類のサンゴが発見されており、いずれも比較的浅いところで観察することができます。これには南から上がってくる黒潮が水温を高く保ってくれていることや沖の島の海がきれいで、栄養分に富んでいることが関わっている。沖ノ島の海は、速い流れの黒潮が通過しているため、いつもフレッシュな状態であり、また深層水によって常に栄養が補給されるなど、サンゴが生育するために必要な条件に恵まれている。珊瑚が生育している海は海が透明清澄です。それは、サンゴ体内の共生藻が光合成によって海中の汚染をきれいにしているためです。そしてその複雑な体の形から多様な生物が育つ環境を提供しているからです。またサンゴ礁ともなれば、波浪から海岸の侵食や崩壊を防ぐことにも役立っています。
館山市観光協会:0470-22-2000
館山市内には、地下深くから豊富に湧き出る天然温泉を使用す宿泊施設が多数あります。天然温泉の泉質は、メタほう酸ナトリウム・塩化物泉などが多く、神経痛・関節痛・疲労回復等に効能があり、温暖な館山で、のんびり旅を楽しんでいただいております。館内の展望大浴場からは、館山湾が一望出来、晴れた日には、富士山も望めます施設や。房総半島最南端に広がる雄大な平砂浦海岸を一望する、極上の景色や個性豊かな貸切風呂を楽しめる施設など、たてやま温泉自慢の宿泊施設です。また、産地ならではの豪快な味わいをご堪能いただきたく、舟盛り・アワビ・伊勢エビ・さざえ・等など、目の前の海で獲れた新鮮魚介の数々を、目にも美味しい逸品に仕上げてお客様のお膳にお届けしています。
館山市観光協会:0470-22-2000
開催日:2016年1月31日(日)雨天決行
大会会場:館山市営市民運動場
競技規定:日本陸上競技連盟規則及び本大会申し合わせ事項による
参加資格:各種目の制限時間内に完走できる健康な方
参加料:フルマラソン:5,000円 10km:3,500円 ファミリー:3,500円
前日受付
前日:1月30日(土)14:00〜18:00
場所:南総文化ホール(館山市北条740-1)
当日:1月31日(日)7:30〜9:00(フル)、7:30〜9:30(10km、ファミリー)
場所:館山市営市民運動場
当日受付は大変混み合いますので、前日受付がおすすめです。
※大会当日の受付場所が変わりました。会場案内図でご確認ください。
※受付とは、申込ができるということではありません。申込を済まされた方のナンバーカード引換のことをいいます。
◆大会に関するお問合せ
館山若潮マラソン大会事務局(館山市教育委員会スポーツ課内)
〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
TEL:0470-22-3696
(月〜金/9:00〜17:00 祝日除く)
1853年(嘉永6年)ペリー艦隊が幕府に開国要求を迫って来た為、幕府は直接防衛のため、品川沖に海上砲台六個と御殿山下台場と合わせ八個の砲台が建設されました。御台場があった場所。臨海副都心地区全体を指す愛称として「お台場」と呼ばれています。お台場付近は港区・江東区・品川区のちょうど境界線にあり場所によって区が異なります。東京都港区台場と東京港埋立13号地一帯を舞台に、ウォーターフロントの魅力を最大限に活かした水辺や緑の空間、うるおいとやすらぎのある都市景観を創造し、色々な機能が複合したアメニティの高いまちづくりが進められています。商業施設の充実と都会のアーバンリゾートとして人気がある地域です。
東京港埠頭(株)公園センター:03- 5500-2455
初カツオは初春の頃、フィリピン近海から黒潮にのって千葉県沖にやってきます。沖に達した鰹が漁獲され初カツオとして勝浦港に水揚げされます。漁は「一本釣り」と「曳き縄」等がありますが、一本釣り船が主体となっています。釣り上げた日に水揚されるカツオは、特にその鮮度の良さから「日戻り鰹」として高い評価を受けています。
新勝浦漁業協同組合:0470-70-1130