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和歌山県日本の醤油発祥の地湯浅広港の伝統産業と伝統文化 湯浅町

湯浅広港
日本の醤油発祥の地湯浅町は、鎌倉時代に味噌の桶に溜まった汁(たまり)を調味料として作りだしたのが最初とされています。湯浅は熊野詣の宿場町として発展した歴史ある町で、紀州徳川の保護を受け100軒近い醤油屋が軒を並べ大変栄えたといわれます。かって熊野詣で人々が往来した熊野街道周辺には、手づくり醤油や径山寺味噌の老舗や古風な醤油蔵など、往時を伝える商家の町家や迷路狭い小路も多く残り、様々な歴史の積み重ねをうかがわせる湯浅特有の町並みは、国の「重要伝統建造物群保存地区」に選定されている。
湯浅町役場:0737-63-7575
湯浅町観光協会:0737-63-2525
湯浅広港は、湯浅の特産品醤油を海上輸送で大阪へ運ばれたのが、安土桃山時代。江戸時代には関東地方へも出荷され、原料の塩や大豆の移入と会わせて湯浅の港は大いに栄えた。また、紀伊水道の港町としての位置や地形に恵まれた湯浅は、紀州藩の有田御代官所が置かれ、行政の中心地としても栄えた。
金山寺味噌は、鎌倉時代に中国径山寺で修行中に味噌づくりを習得し帰国した僧が、径山寺味噌の製法を伝授したのが始源と伝えられている。湯浅は金山寺味噌製造の際、樽の底に沈殿した液汁が調味料に適している事から、工夫を加え発達したのが「湯浅しょうゆ」の起源。
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シロウオ漁
有田みかん
湯浅町の宿文化 湯浅町の宿文化
湯浅町観光協会
:0737-63-2525

湯浅にある多彩な宿は多様な旅に応えてくれます
郷自慢湯浅の果物
全国の9割以上が和歌山県で生産され、内約2/3が湯浅町で生産されている「三宝柑」を始め、温州みかんの代表ブランド「有田みかん」の本場湯浅町は、果物が豊富に収穫されるみかんの郷でもあります。
湯浅町特産物振興協議会
:0737-64-1128
郷自慢湯浅町の名産物
金山寺味噌
風物詩「シロウオ漁」
太平洋の黒潮にのってやって来る鰯の稚魚が広川を産卵のために河川に遡上してきたシロウオを伝統の「四つ手」で稚魚を取る「しらす漁」が盛んです。漁獲したしらすをすぐに大釜で茹で上げのが「釜揚げしらす」、それをさらに天日干したのが「しらす干し・ちりめん」です。湯浅町のしらす加工量は、全国の1割強で和歌山県の9割を占めています。
日本三大くさり寿司
「なれすし」
湯浅の郷土料理

湯浅に古くから家庭料理として受け継がれている伝統料理。