鶴岡市は、2005年(平成17年)10月1日、 鶴岡市(旧)・藤島町・羽黒町・櫛引町・朝日村・温海町が合併し新鶴岡市が発足。山形県の日本海沿岸南部に位置し、人口約13万人の県内人口第2位となり、市の面積は東北地方で最も広く全国7位となった。元和8年(1622年)酒井忠勝 (出羽国庄内藩主)が庄内に遷封され鶴岡に居城、江戸時代に、庄内藩酒井氏の城下町として盛え、加茂港は北前船の着く港町であり、明治以後も羽越本線開通まで新潟港へ向かう船が出ていた。また、出羽三山神社には東北地方で唯一、皇族(蜂子皇子)の墓が存在している。
全国有数稲作地帯の庄内平野南部に位置し、西側は日本海に面し、白山原産のだだちゃ豆・庄内柿・民田茄子などが生産。藤島地区・櫛引地区では稲作が盛で、野菜や果樹栽培なども盛に生産されている。温海地区では温海かぶが特産品として知られ、あつみ温泉も古くから有名。羽黒地区では出羽三山観光が盛んで、映画ロケが行われるなど観光産業も盛んになっている。
庄内浜の湯野浜温泉・由良温泉・湯田川温泉及び湯野浜海岸・由良海岸・三瀬海岸・小波渡海岸の海水浴など観光産業も盛んに行われている。
鶴岡市は、日本の本格的な絹産地の北限で、養蚕から製糸・製織・精練・プリント・縫製にいたる絹織物生産の一連の工程の全てを、同一地域内で行うことができる唯一の地域と言われている。平成15年からは、隔年で「鶴岡シルクサミット」を開催し、鶴岡の絹織物の活性化とブランド化が図られている。現在、鶴岡シルク・羽前絹練など5社が在り。絹入り麦切りなど、絹を使った食品も生産している。
鶴岡市政策企画課:0235-25-2111
加茂港は山形県鶴岡市の北西部にあり、天然の良港として発展し、江戸時代には庄内の一大門戸として栄えました。現在では、主に地域の水産業の拠点として重要な役割を担っています。また、加茂地区においては、近隣に山形県立加茂水産高等学校や山形県水産試験場が立地しており、山形県の海洋研究・海洋教育の拠点としての役割も担っています。このほか、山形県内唯一の水族館である鶴岡市立加茂水族館があり、世界一多くの種類の「くらげ」を展示する水族館として、県内外から多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せています。
山形県県県土整備部空港港湾課:023-630-2625
鼠ヶ関港は鼠ヶ関川の河口に開けた港で、山形県の南西端に位置し、新潟県に隣接しています。弁天島・ミカノ島・ヨコアヂ島等、大小の小島に囲まれた天然の良港であるため、江戸時代より沖合いを航行する船が荒天時に避難する港として利用されてきました。現在は、地域物流と地域の水産業の拠点として重要な役割を担っています。また、港内には鼠ヶ関マリーナや海水浴場マリンパークねずがせきが整備されており、山形県における海洋性レクリエーション基地として、魅力ある港づくりを目指しています。
山形県県県土整備部空港港湾課:023-630-2625
由良漁港は、鶴岡市沿岸のほぼ中間に位置し、漁港区域中央部に突き出た海抜70mの白山島が防波堤の役目を果たしているため、自然地形を生かして漁業の発展がめざましく、山形県漁港の中で最も重要な位置付けにある。また、自然景観に優れ、付近の磯釣り場、東側の海水浴場及び背後の温泉とあわせ観光地としての賑わいをみせている地区でもある。
山形県県県土整備部空港港湾課:023-630-2625
由良漁港魚市場には、年間を通して日本海の季節の旬の魚介類が豊富に並ぶ。また、魚市場の競りが夕方のため、16時〜17時頃に競り落とされた魚が、18時頃には地元の宿泊施設等の夕食に提供され、新鮮な魚介類を食せると人気が高い。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
鶴岡市市内には、山形県最大規模の由良漁港(第2種漁港)を始め、堅苔沢漁港(第2種漁港)や、第1種漁港の(油戸・三瀬・小波渡・鈴・暮坪・米子 ・温福 ・小岩川 ・早田)漁港が各地域に点在し、日本海の季節の旬の地魚を地元漁港に水揚げしている。主な魚種は、寒鱈・岩牡蠣・真鯛・アンコウ・アオリイカ・サケ・ハタハタ・キス・アジ・クロダイ・スズキ・ズワイガニなど日本海の地魚をまるごと楽しめます。山形県漁業協同組合は、昭和40年7月に全国初の一県一漁協として合併発足。また、資源管理型漁業の一層の推進・定着化と海域特性にあった栽培漁業を展開し、明日の魅力ある漁業、活力ある漁村づくりを目指しています。
鶴岡市農山漁村振興課:0235-25-2111
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
平成28年秋季に山形県で開催される「第36回全国豊かな海づくり大会〜やまがた〜」を県内全域で盛り上げるため、県内の漁協等と連携して、子どもたちを対象に、県の魚サクラマスをはじめとした多様な魚種の体験放流事業を県内の様々な地域で実施していきます。
平成27年度第5回目となる大会記念リレー放流を、6月19日(金)に赤川右岸(鶴岡市黒川・黒川橋下流)にて実施し、鶴岡市立櫛引東小学校の2年生13名が参加してくれました。今回の放流は、鶴岡市が毎年この時期に実施している事業で、海づくり大会推進課も参加させてもらい、「全国豊かな海づくり大会〜やまがた〜」をPRしてきました。
山形県水産振興課:023-630-2478
鶴岡市農山漁村振興課:0235-25-2111
平成4年、サクラマスが〈山形県の魚〉に選ばれた。ところでサクラマスとヤマメは、同じ親から生まれながら、育ち方の違いで、全く違う魚に成長してしまうということをご存じだろうか?サクラマスはサケ科の魚で、名前の由来は春、桜の季節に産卵のために川に上ってくるから、あるいは身の色が桜色だからなどといわれる。その脂の乗ったおいしさはマス類の中でも最高とされ、庄内浜の春の味覚として珍重されてきた。サクラマスの一生は、まず春(3〜5月)、海からふるさとの川を上りはじめた親魚が、秋(9〜10月)に上流で産卵する。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
宝暦・明和年間(1751〜 1772)には既に、川にのぼって来たサケを保護し天然繁殖させる〈種川制度〉というものが存在した。最初が新潟県、次いで山形県の月光川で導入され、その後全国に広まり明治まで続いた。晩秋にはおよそ4年間の北洋の旅を終えたサケたちが、懐かしい故郷の川の匂いにたぐり寄せられるように回帰してくる。
JF山形県由良総括支所:0235-73-301
スルメイカ漁は、現在山形県の基幹漁業。鼠ヶ関・由良・酒田・飛島等をはじめとする庄内浜での水揚高は、数量・金額共に全魚種中トップ。漁期は4〜12月だが最盛期は5〜8月であることから、別名夏イカとも呼ばれる。他にヤリイカもとれるがこちらの漁期は1〜5月で、両方合わせると一年中イカがとれる計算になる。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
庄内浜にはマコガレイやアカガレイ・イシガレイなどおよそ20種ほどのカレイがいるが、中でも一番の人気者がこの口細カレイだ。口元が小さいところから、庄内ではマガレイのことを「クチボソ」と呼び、親しんでいる。3〜6月・9〜10月が漁期ではあるが、とくに6月と9〜10月が脂がのってうまい。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
冬場、誰もが心待ちにする海の幸と言えば…それは寒鱈だ。寒の季節に旬を迎えるから寒鱈。一般的にはマダラのことである。頭から内蔵まで捨てるところがない!と言われ、ドンガラ汁にするのが真冬の大きな楽しみ。味噌仕立ての鍋で、身よりもむしろアラやダダミ(白子)が決め手になる。オスは大きく7〜8kgはザラ。選ぶときは大きい方がいいという。そしてふっくらと全体に張りがあり、色が濃くて模様のはっきりしたものを。ダダミはトロリとして刺身も最高にうまく、この時期は寿司ネタとしても供される。スケソウダラは、10月から11月が旬で、禁漁期に体を休めて徐々においしさを増すのです。12月に産卵期を迎え、子と白子もおいしくなります。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
庄内地方では「甘えび」のことを女性の唇に紅を塗ったさまに色形が似ている事から「紅えび」と呼びます。水深300m付近の海底の大変きれいな海洋深層水域に生息し、7・8月を除く通年、底曳き網で漁獲されます。栄養豊富な水域で育つため、小ぶりながら甘みが強く、刺身で食べるのが美味。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
紅ズワイガニは、庄内浜のズワイガニ漁は、年によって解禁日は違いますが、10月初旬から翌年の春まで行われ、初秋から冬にかけて、旬の食材として高値で取引され、足に身が多く、カニみそがおいしいのが特徴です。庄内浜は天然クルマエビの好漁場で、前日に刺し網を仕掛け、刺し網を巻き上げ、天然クルマエビは、サイズ・鮮度・味・どれをとっても一級品で、高級食材として取引されている。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
日本海庄内浜の天然のワラサ(ブリ)は成長魚として代表的な魚で、関東ではワカシ・イナダ・ワラサ・ブリ、関西ではワカナ・ツバス・ハマチ・メジロ・ブリと大きくなるにつれて名前も変わる出世魚。成長するにつれて呼び名が変わる、出世魚として縁起の良いお魚とされ、祝い事などにお刺身で振舞われる縁起の良い鮮魚。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
鯛の中でも特に真鯛は海産魚の王と称され日本人に愛好されている。日本海で獲れる天然真鯛は、桜のような美しい色をしているので「桜鯛」とも呼ばれています。幼魚はカスゴ、タイ子などと呼ばれ絶好のすし種にて食されている。
甘アマダイはアマダイ中最も普通に見られ、全長45cm位で30〜150mの深さにすむ。シロアマダイは全長60cm位でアカよりやや浅い所にすむ。キアマダイは最も深いところにすみ、全長は30cm位。 旬は夏で、 底引き網、はえ縄、釣りなどで揚る。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
天然の岩ガキは夏場に食べられる牡蠣で、栄養に富み「海のミルク」ともよばれています。獲れる場所も少なく、数も少ないため珍重されています。山形県漁協念珠関支所では、7月末(土曜日)に毎年「天然岩ガキフェスティバル」を開催しています。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
鮑は、メカイアワビ、クロアワビ、マダカアワビ3種の総称。メカイはもっとも平たく赤褐色、クロはやや細長く緑色調の黒色、マダカは3種中最大で、殼も厚くて丸く、背面の孔管が高く突出している。3種とも本州から九州まで分布し、旬は秋の産卵をひかえた夏。 地元岩船では夏場、沿岸の岩場に生息するアワビを潜って獲る。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
スズキは、日本各地の沿岸に分布する日本の代表的海産魚。セイゴ(30cm以下)、フッコ(30〜60cm)、スズキ(60cm以上)と成長に伴い名が変わる出世魚。全長は1mに達し、夏は内湾から川にも入って餌をとり、冬場は深みに移り産卵する。定置網、釣り、刺し網などで揚がる。庄内浜では春本番となり、メバルが旬を迎えます。この時期のメバルは竹の子が出始める時期に採れる為「たけのこメバル」とよばれ、脂ものり、刺身にしても良し、煮物でも焼き物でもとても美味しい魚です。
JF山形県由良総括支所:0235-73-3011
鶴岡市農業協同組合は昭和47年3月31日、豊かな農村社会の建設と農業基盤の確立をめざし、行政区域1農協の旗印のもとに市内の12の農協が大同合併して発足しました。山形県庄内平野の中心に位置する鶴岡市は、出羽三山・鳥海山・金峰山と三方を山に囲まれ、日本海に面し、自然豊かな場所です。米づくりに適した庄内平野での稲作を基盤に、砂丘栽培のアンデスメロン、近年人気急上昇のだだちゃ豆などの園芸品目の振興も盛んに行われています。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合は、旧温海町、旧余目町、旧立川町、旧藤島町、旧羽黒町、旧櫛引町、旧朝日村、三川町の近隣8JAが平成7年に合併して誕生したJAです。山形県庄内平野の南西部に位置し、日本海と修験の山「出羽三山」など雄大で多様な自然に囲まれた管内には、四季折々で多種多様な農畜 産物がとれる環境があります。地域特産物や在来作物などの食材を活かし、JAや行政・関係機関が一体となって歴史や風土に育まれた食文化の再発掘や、豊かで安全・安心な食生活を提案しながら「食の都庄内」としてのブランドづくりを進めています。
また、地域間の結びつきが強く、国の重要無形文化財に指定された「黒川能」などの伝統芸能等を地域の垣根を越えて地域住民に披露しあうなど、社会的・文化的に深い交流が続いています。最近では「庄内映画村オープンセット」を中心に、管内の豊かな自然や風光明媚な町並みなどを利用した映画産業にも力を入れています。第81回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「おくりびと」をはじめとする多くの作品が生まれていて、オープンセットや撮影地には、全国から観光客や映画ファンが訪れています。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
穀倉地帯として知られる庄内平野のほぼ中央に位置する藤島地域は、古くから稲作を基幹産業として発展してきた、全国的に人気のブランド米「つや姫」の発祥の地としても知られています。鶴岡市のJA管内では、各地で特色のある米の栽培および生産体系に取り組んでいます。メダカが生息できる環境で栽培した「めだか米」や月山の麓で伏流水を使った「月山神米」、生活 排水が入らないミネラル豊富な湧き水で栽培した温海地域の「天水田」など、特長は地域によって様々。地域特性を活かし栽培した高品質で良食味、さらには安全・安心な米を「こだわり米」と名づけ、消費者の皆さんにお届けしています。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
徳川四天王の一人、酒井忠次が築いた庄内藩「鶴ヶ岡城」。その城下町に広がる庄内平野は、出羽三山、鳥海山、日本海に囲まれた肥沃で広大な大地に恵まれ。また、山々からの清らかな水、海からの爽やかな風、輝く太陽と、この恵まれた自然により生まれた『庄内米』は、すでに江戸時代からブランド米として日本全国で名を馳せておりました。今もその美味しさは脈々と受け継がれております。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
「だだちゃ」とは、庄内地方の方言で「おやじ」「お父さん」という意味で。その昔、城下町・鶴岡が庄内藩だった頃、枝豆好きな殿様が城下から毎日持ち寄らせては、 「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていたことから、だだちゃ豆と呼ばれるようになったといわれています。 江戸時代から鶴岡周辺の農家が大切に守り伝えてきた味は、今や全国的に知られる味となりました。その産地鶴岡から、おいしさの秘訣をご案内いたします。 。さやに茶色のうぶ毛が生え、とうもろこしのような、独特な香りと甘味のある一度食べるとやみつきになる、美味しい枝豆です。7月25日前後〜8月末まで、枝豆直売所を開いています。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
JA庄内たがわでは、『庄内たがわちゃ豆』の包材に鮮度保持袋オーラパックを採用し、レンジ調理もできるので、おいしさだけでなく、調理の手軽さも好評す。枝豆は傷みやすい野菜なので、本来の美味しさを届けるために鮮度保持機能は必要であり、また、レンジ調理ができることは消費者のも支持されています。枝豆『庄内たがわちゃ豆』は、小粒ながらに豊かな風味で、甘味のある味わいが絶品の庄内平野の特産品として評判が高まっています。JA庄内たがわでは、地域特産物や在来作物などの食材を活かし、JAや行政・関係機関が一体となって歴史や風土に育まれた食文化の再発掘や、豊かで安全・安心な食生活を提案しながら、「食の都庄内」としてのブランドづくりを進めています。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県内各地ではトマトを栽培も盛んで、山形ならではの昼夜の寒暖の差や良質な地下水といった、好適な環境が後押ししていることはいうまでもない。味のノリが良く、完熟に近い状態で収穫されたトマトは赤く色づき、見た目にもおいしそうだ。トマトは健康によいアルカリ食品で、ビタミンA・Cが豊富。脂肪分の消化を助けるビタミンB6も多いことから、肉料理の付け合わせにはピッタリ。また赤い色素はリコピンという成分で、抗酸化作用が あり、ガン予防、老化防止、心疾患予防に有効とされている。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県で注目されているのが、内陸の西村山地方で作付けされている「くろべえ」という品種。色つやが良く、肉質が柔らかいため、いろいろな料理に向くとされ、皮が硬くて日持ちすることも特徴で、主産地は山々に囲まれた中山間地。昼夜の温度較差が大きく、幾筋もの川が清冽な水を運んでくる、恵まれた土壌。収穫は6月下旬〜10月上旬で、水稲と果樹に加わる新たな複合作物として期待も大きい。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県の主産地は、40数年ほど前、水田からの転作で露地栽培をスタートさせた最上地方で、気候的条件が合致したことと、生産者たちの地道な努力が結実。以来、身が締まって歯ざわりの良い上質なきゅうりを産出し、国の指定産地にも選ばれ、よりおいしく安定した供給地としての評価を高めている。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
アスパラガスは種まきから株の育成まで3年間を費やし、4年目以降に収穫となります。JA庄内たがわで扱う栽培品種は、グリーンアスパラ中心に一部パープルアスパラも栽培されています。2004年に発足したJA庄内たがわアスパラ部会では、講習会を開催したり、JA園芸特産指導員に畑を巡回してもらい、生育状態に適したアドバイスを受けるなど、アスパラの品質向上・安定生産に向けて取り組んでいます。
JA庄内たがわアスパラ部会
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県も『白』の食文化圏として、根深ねぎ系を栽培。葉鞘を白く柔らかくするために土寄せをするのが特徴で、秋に種をまく夏〜秋どり、春まきの冬〜春どりの周年生産しています。庄内地方の長ねぎは草丈が高く、土中の白い鞘部分は、冬場で33cmが基準、夏は短めと生産者。冬が旬のねぎは、気温が30度以上になると生育が止まってしまうそうで、土寄せは生長期に3〜4回、土を葉鞘の部分にかぶせるように寄せる。一回目の土寄せ時が大事で、茎がまだ弱かったりすると、ねぎは曲がって伸びてしまうという。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県は食用ぎくの生産量で全国1位で、東京都中央卸売市場で扱う6割以上は山形産が占める特産地です。数ある品種の中でも、独特の香りと風味、味の良さで『食用ぎくの横綱』と評価されるのが、淡い紫色の「もってのほか」であり、黄ぎくは比較的柔らかく、色の華やかさで安定した人気の菊です。山形県では、「寿」「岩風」などの品種を作付けする、電照での抑制栽培、ハウス栽培などを導入、いくつもの品種を組み合わせて周年出荷を行っています。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
温海かぶは寛文12年(1672)に書かれた「松竹往来」にも、庄内の産物として記述があり、天明5年(1785)には、将軍家に献上されたという記録も残っています。赤カブである温海かぶには、旨み成分のグルタミン酸が、白カブの2倍から4倍も多く含まれており、その旨みとほどよい辛味、そしてシャキシャキした歯ざわりが特徴です。
温海エリア一霞地区が特産地として知られ、原始的な焼畑農法で栽培された温海かぶは、表面がきれいな赤紫色をしており、中は真っ白で、一本筋の通った根っこを張っているものが、良いカブなのだそうで。その太い根っこが急な斜面でもしっかり張って、だんだん大きく育ちゆく、己の体を支えているとの事。温海かぶの焼畑栽培は、連作障害を防ぐため、毎年違った場所に植えます。7月頃、その年に植える場所の雑木や雑草をきれいに刈り、火入れをする前の1〜3週間は刈った草を何度か起こしたりして乾燥させ、8月上旬〜中の天候の良い日を選んで、火入れをします。そして、まだ熱く煙の立ち上っている地面に、種をまいていきます。種の上に土をかけることはなく、種はむき出しになっていますが、播種後、数日で発芽し、地面の中にも根を伸ばしていきます。栽培中は間引きや草取りなどを行い、早いところでは10月上旬に収穫ができます。
霞温海かぶ生産組合
鶴岡市温海庁舎産業課:0235-43-4616
温海かぶの食べ方はさまざまですが、代表的なものは「赤かぶ漬け」と呼ばれる甘酢漬けです。砂糖と酢でカブを漬け込むと、数日から数週間で食べられるようになります。表面の赤い色素が中まで浸透し、最初は白かった中味も真っ赤に染まるのはとても美しいものです。産直品などを販売するふるさと物産館「しゃりん」には、温海エリア内を中心とした加工所の製品を、試食しながら選べるコーナーがあります。砂糖の分量やカットの仕方なども、それぞれの好みに合わせて選ぶことができます。甘酢漬けのほかにも、味噌漬けなどがありますが、地元では、生の温海かぶを使った料理コンテストを開催して、広くレシピを募集するなどして、さまざまな食べ方を探っています。おいしいアイデアがあれば、ぜひ!
霞温海かぶ生産組合加工所
鶴岡市温海庁舎産業課:0235-43-4616
櫛引地域は農業を大切にしている。水稲に次ぎ果樹栽培が盛ん地域で、様々な種類の果実が収穫されることで知られ、櫛引産の果実は人気が高い。消費者と生産者や地域交流を目指す直売施設「産直あぐり」が開設し、地元の皆さまを始め県内外の多くの皆さまに利用されています。櫛引地域では農産物の生産を主眼に、域内交流や都市間交流につなげる、農業の総合産業化を目指しと取り組んでいます。
櫛引地域は、県下有数の果樹多品種栽培を誇る自然豊かなフルーツランドで、季節を通して、サクランボ・ぶどう・日本梨・洋梨・りんご等、フルーツ狩りが楽しめます。また、世界的にも有名な国重要無形民俗文化財「黒川能」は、500有余年の歴史を誇る伝承芸能で、永い間農民の手によって大切に守り継がれてきました。
※秋には、観光果樹園内で山形名物芋煮会も楽しめます。
フルーツ狩りについては、下記にお問い合わせ下さい。
観光果樹園紹介所(産直あぐり内)
TEL:0235-57-3677(9:00〜17:00)
期間:6月〜11月
鶴岡市櫛引地域は、一日の寒暖の差が大きく、夏の温度が高いなど果樹栽培に適した気候で、水はけのよい土壌もあり、果樹栽培種類数で県内一を誇ります。
豊かな自然の恵みと栽培農家の愛情を存分に受けて育った、栽培農家自慢のリンゴをぜひご賞味ください。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
鶴岡市羽黒地区では、庄内柿で知られる地域です。庄内柿は平べったい角型の種の無い柿です。果肉が緻密に締まり、みずみずしく歯触りのよい糖度の高い美味しい柿です。また、月山高原で栽培されているブルーベリーは出羽三山の大自然に囲まれた羽黒ならではの美味しい果実です。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
洋梨「ラ・フランス」は、日本で生産する洋梨の7割を占める代表品種で、広く知られていている洋梨です。生産地の気候風土を選ぶ洋梨は、山形県の気候にマッチしていることから、収穫量日本一を誇り、洋梨「ラ・フランス」の最大生産地として知られています。フルーツタウンと呼ばれている鶴岡市の櫛引エリアでは、観光果樹園が点在し、日本梨や洋梨など、フルーツ狩り体験が人気です。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県での梨の栽培は、江戸時代初期から行われており、長い歴史と伝統を誇り、主な生産地域は酒田市と鶴岡市で、地域ブランド梨を栽培している。鶴岡市庄内のフルーツ王国櫛引地域では、6月にサクランボから始まり桃、メロン、大粒ぶどう、日本梨、洋梨、柿、りんごなど、たくさんの果物が生産されいます。周辺には観光果樹園も多くあり、サクランボ狩り、ぶどう狩り、梨やりんご狩りを楽しむことができ、フルーツ狩を楽しむ家族連れなどが訪れ賑わいます。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
鶴岡市の羽黒町松ヶ岡は、明治維新頃に開墾され約140年の歴史を誇る地区で、当初は桑畑が広がり養蚕業で栄えたが、時代と共に桑畑に庄内柿が栽培され、次に桃の栽培にも取り組み、松ヶ岡特産の桃生産地の礎を築いた。信仰の山として名高い出羽三山の主峰月山の麓の羽黒町松ヶ岡地区は、月山の火山泥流が含まれまれる土壌にも恵まれ、松ヶ岡特産の桃を全国各地に出荷している。 桃は、7月末から「暁星(ぎょうせい)」「あかつき」「まどか」「紅錦香(くにか)」の順に9月初めまで楽しめます。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
日本三大砂丘の一つ庄内砂丘で栽培される、鶴岡産「庄内砂丘メロン」は、 昼夜の寒暖差が大きく、また、水はけのよい砂丘地はメロン栽培の最適地とされ。さらに、酒づくりにも使用される地下水を使っての 栽培や「みつばち交配」による受粉など、鶴岡の風土と栽培技術により、“とろけるような食感”と“濃厚な甘み”をもつ卓越した鶴岡自慢のメロンです。
鶴岡市農業協同組合:0235-23-5090
江戸時代から始まっていた鶴岡市櫛引西荒屋地区でのブドウ栽培は、およそ250年前に甲州ブドウに始まったと言われている。現在は、約60品種の生食用のブドウが、櫛引西荒屋地区で栽培されています。櫛引地区でブドウを始め果樹栽培が盛んなのは、海に面した庄内でも山あいに近く、昼と夜の寒暖の差が大きく、果樹栽培に適した気候や、西荒屋地区は保水性の悪い砂利が多い事もあり、栽培農家が増えてブドウ産地に発展した。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形といえば何といっても「さくらんぼ」です。さくらんぼの主な産地として山形県の内陸部が知られていますが、庄内でも昭和30年代からさくらんぼが栽培されています。代表品種の「佐藤錦」は、交配育成をした山形県東根市の佐藤栄助にちなんで1928年に命名された。現在国内で最も人気のあるとされているさくらんぼで、誕生より80年もの間、さくらんぼのトップブランドとして君臨し続けています。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
昭和の「庄内ピンク」で確固たる地位を確立した、淡い色合いの花をつけるストックは、いかにも早春のイメージだ。しかし品種改良が進み、山形県では10月からの秋冬出し生産が盛んに行われている。庄内地方では、秋の冷え込みが早く、乾燥した土地柄という栽培条件を生かし、茎や葉が固く締まった日持ちの良いストックを生産。秋出しのものは、東京・大田市場を始め多くの市場で一番セリで売られている。最近では品種や花色も増え、4〜6本に枝分かれするスプレーストックの生産も増加しています。
収穫時期:10月〜1月
鶴岡市農業協同組合:0235-29-2828
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県では昭和50年代末から栽培され、現在は主に6月〜11月、東北や関東、大阪の市場に出荷している。ピンクあり、薄紫あり、八重咲きのばら風あり、フリル風あり…収穫期のハウス内は、華やかなパーティー会場のようだ。よく見ると、花の部分にいくつかのタイプがある。花びらがあまり開かず、花弁が長めのコップ型、花弁が短めの盃型、花が大きく開く皿型など。品種が多く、これまで全国で900種以上を数えるという。県内でも栽培者自身がオリジナル品種を開発するケースもある。
収穫時期:6月〜11月
鶴岡市農業協同組合:0235-29-2828
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
栽培ぎくは奈良時代に中国から薬用として伝わり、平安時代に貴族によって観賞の対象になった。従って栽培の歴史も長く、多様な品種が生まれてきた。山形県では村山地方と庄内地方を中心に輪ぎくやスプレイぎくが栽培されている。
収穫時期:輪ぎく7月〜11月 スプレイぎく5月〜12月
鶴岡市農業協同組合:0235-29-2828
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県産は、寒暖の差による花の色づきの良さが特徴。近年は地中冷却栽培など多様な作型を採用し、秋から初夏までほぼ周年出荷を実現。出荷量は全国第4位を誇っている。また毎年新しい品種が導入され、パーティーやディスプレー、ホームユースにと人気は高い。
収穫時期:9月〜6月
鶴岡市農業協同組合:0235-29-2828
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県での栽培は、10数年前から本格化し、庄内地方と村山地方が主産地となっている。栽培種は、カサブランカに代表されるオリエンタルハイブリッド(OH)と呼ばれる華やかな種類。球根から植える栽培では、暑さによる奇形を防止するために、事前に冷蔵庫で芽出しをしてからハウス内に定植する。村山地方では7〜8月に植えて、秋〜冬(10〜12月)に収穫し、その後球根をそのまま越冬させ、春に伸びた芽から初夏(5〜7月)に再度花を切り出す「2度切り栽培」が主流となっている。
鶴岡市農業協同組合:0235-29-2828
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
山形県では標高200〜600mの中山間地の転作作物として定着し、露地切り花の栽培面積ではキクに次いで広い。栽培種は北海道原産のエゾリンドウと山形の在来種を交配・改良した品種が中心だ。7月上旬から11月まで30種以上を生産し、特に蔵王高原周辺のものは「蔵王りんどう」のブランドで、関西方面まで出荷される。
庄内たがわ農業協同組合:0235-64-3000
科の木の中皮を糸にして織りあげた山形県のしな織布は、沖縄県の芭蕉布、静岡県の葛布と共に日本の三大古代布の一つに数えられ。羽越しな布は、山間部に生育するシナノキの樹皮から靱皮を剥ぎ取り、その繊維を糸にして布状に織り上げたもので、ざっくりとした手触りと落ち着きのある風合いが特徴。昔は衣類や穀物を入れる袋、酒・豆腐等の漉し袋、蒸籠の敷布など、主に生活用品として幅広く使われていましたが、現在はその特性を生かした帯、暖簾、バック、帽子など、生活に彩を与える趣味の工芸品として生産されています。
今なお残る山里の生産地では、冬は雪に覆われるなど厳しい自然条件の中で、女性の貴重な現金収入源として必要不可欠な産業でした。現在も昔と変わらぬ技術・技法が連綿と受け継がれ、人を惹きつける自然素材の布が織られています。その為に、各地から消え去り、今では山形県鶴岡市あつみ温泉の近く、関川とその周辺の村々(雷、山熊田、大代)でしか、織り継がれておりません。
羽越しな布振興協議会:0235-47-2502
関川しな織センター内
養蚕から染織までの絹製品の工程をすべて地元で合わせもつ日本唯一の地域。
日本最北の絹産地である鶴岡の絹産業は、旧庄内藩士が明治5(1872)年に松ヶ岡地区の開墾事業を行ったことから始まります。明治30年代には、地元の発明家である斎藤外市(さいとうといち)が自動織機を発明したことから、広幅の羽二重(はぶたえ)や繻子(しゅす)が盛んに生産されるようになりました。また、それらは洋装用の生地としても輸出されたため、絹産業は地域の基幹産業となりました。現在は、養蚕から製糸・製織・捺染(なっせん)まで、絹製品生産の一貫した工程を有する国内唯一の地域として、その特徴を活かした製品づくりを行っています。
鶴岡織物工業協同組合:0235-22-0507
城下町鶴岡で生まれた静かで堅牢な美しさをもつ漆器工芸の竹塗りは、漆を塗り重ねて竹の風情を表現する、全国でもめずらしい漆器工芸です。庄内藩の武具塗装職人だった阿部竹翁(ちくおう)が、江戸の師匠である橋本市蔵の技をもとに研究を重ね、明治期に生み出しました。華美を嫌い、ものごとの深みを美徳とする城下町鶴岡の中で、質素でありつつも静かで堅牢な美しさをもつ竹塗りは大きく発展し、弟子たちが大切に継承。現在は、鶴岡市内で塗装業を営む鈴木勇氏が受け継いでいます。
鶴岡地区物産協同組合:0235-64-8701
昭和40(1965)年代初めまで、鶴岡では農作業の間、藁で編んだご飯の保温籠「飯詰籠(いづめこ)」に赤ん坊を入れて育てる光景が見られました。その姿をかたどったいづめこ人形は、大正時代初期に大滝武寛という人が、どんぐりのぼうし(殻斗)の部分に布製の人形を入れて作ったのが始まりです。その後、籠は藁になり、イグサになって形も大きくなり、おもちゃなどの飾りが付いて、現在の形が完成しました。
(有)民芸のむらき:.0235-22-1328
紙びなとも呼ばれる庄内姉様人形は、江戸時代末期頃から庄内藩士の婦人たちの間で、手遊びのひとつとして作られ始めたものです。女人形と男人形があり、子どもたちの着せ替え遊び(髪形にあわせて、はしぎれなどで作った着物を着せた)や、雛遊びに用いられてきました。現在、人形づくりの技法は、太田正子さんが代表を務める保存会が受け継いでいます。
庄内姉様人形保存会:0235-22-1199
(致道博物館内)
古くから「獅子の郷」として知られる藤島町。室町時代に舞楽から派生したともいわれるこの獅子踊りは、現在でも毎年9つの神社で奉納されている伝統芸能です。その獅子の姿を、本物の鳥毛や和紙を材料に、手間隙かけて作られたのが、この獅子人形。町おこしの一環として平成7年から作られ始め、「東北むらおこし物産展」で金賞を受賞しました。時間のかかる手作業のため、受注生産となっています。
ふじしま観光協会:0235-64-2229
350年あまりの歴史と伝統を受け継ぐ、美しい色彩の組み合わせや模様が人気の、優雅な飾り用のまりです。 その鮮麗さで評判を集めましたが、明治以降は一部の旧藩士の家に伝承されるだけになっていました。
昭和35(1960)年頃に、かつて祖母が作っていた御殿まりを思い出しながら作品と技法を再現した上野富美さんが「上野御殿まり教室」を創設。現在は孫娘の市川由喜さんが3代目を継いで運営しています。
上野御殿まり教室:0235-22-8140
享保年間(1716〜1735)に皆川重兵衛(じゅうべい)によって作られたとされる鶴岡の絵ろうそく。庄内藩主酒井公が将軍に献上する際、途中で破損したろうそくを江戸の職人では修理できず、重兵衛が参じて完成させたところ、江戸幕府第11代将軍家斉に日本一と称されました。献上品として声価を高めたことから弟子も増え、全盛期には10数軒あったとされる店も、大正以降の大量生産で絵師が廃業し、現在、手描きで製造しているのは庄内に数軒のみとなりました。
鶴岡市観光連盟:0235-25-2111
(鶴岡市観光物産課内)
日本の稲作は2000年以上の歴史があり、人々の暮らしは藁文化、藁細工で守り育てられてきました。庄内たがわ農協藤島支所では昭和60(11985)年に、農業のあり方を追究しようと、農協組織の中に有機農業研究会と藁細工研究会を発足、運動を始めました。開催20回目を迎えた日本藁文化大祭や、フランスや台湾での国際交流とともに、地域の子どもたちにも藁細工を伝承し続けています。
庄内たがわ農協藤島支所:0235-64-2212
(藁工芸部会)
庄内浜での磯釣りは、200年以上前、心身を鍛える武芸として庄内藩主の酒井公が奨励したことから盛んになりました。藩士たちは、庄内地方に自生する苦竹を使った一本竿を自分で作り、クロダイ釣りを競い合ったといいます。時代を経るうちに、竿づくりに秀でた職人が現れ、名竿が誕生。 車社会となった現代は、昭和の名人・山内善作(やまのうちぜんさく)が完成した、運びやすさを考慮した「螺旋継ぎ竿(らせんつぎざお)」が主流となりました。
トキワ釣具店:0235-25-1122
昭和19(1944)年、酒井家の事業で飛行機の部品を作る松ヶ岡航空工業株式会社が創設されましたが、戦後に業種転換を迫られ、当時まだ珍しかったガラス産業に松ヶ岡工業株式会社として参入。日東紡出身の前代社長を技術者として招いて、ガラス器具や酒瓶などの製造を始めました。その後、クリスタルガラスの製品化に成功し、手作業による素晴らしいカット技術を持った高級食器ガラスの専業メーカーとして、高い評価を得てきました。
松ヶ岡ガラス工業:0235-22-0468
森敦の小説の舞台ともなった霊峰月山の麓に黒川地区があり、黒川能は、この黒川の鎮守、春日神社の神事能として、すべて氏子たちにの手によって、 500年ものあいだ連綿と守り伝えられてきました。黒川能は、世阿弥が大成した後の猿楽能の流れを汲み、その意味では現存の五流と同系ですが、いずれの流儀にも属さずに独自の伝承を続け、独特の形と中央ではすでに滅びてしまった古い演目や演式を数多く残しています。
現在、春日神社の氏子は約240戸。能役者は、囃子方を含めて子供から長老まで約160人。能面230点、能装束400点、演目数は能540番、狂言50番というように民俗芸能としてはたいへん大きな規模となっています。
昭和51年には、国の重要無形民俗文化財に指定され、生活に根ざした貴重な民俗芸能として全国から注目を集めています。
【お問い合わせ】
鶴岡市観光連盟:0235-25-2111
(鶴岡市観光物産課内)
山五十川地区に伝わる能楽です。地域に伝わる文献では貞観8年(866年頃)に「謡」、「切り能」、「恋慕の舞」などが、寛永年間(1624〜43年)には天龍上人から「座揃囃子」、「道行きの囃子」を教え伝わったとされています。謡は観世流ですが、「座揃囃子」と「恋慕の舞」は全国でも珍しい特色をもっています。櫛引地域の黒川能とも深い関わりがあるといわれています。曲目は明治30年頃までは120番ありました。今は内9番が伝えられ、毎年1曲づつ演じています。
【5月3日・11月23日・8月下旬(夕陽能)上演】
入場料:無料
開催地: 山五十川公民館
【お問い合わせ】
山五十川公民館:0235-45-2949
山戸能と同じ、山五十川地区で伝承されてきました。この歌舞伎は河内神社に奉納する神事歌舞伎であり、山戸能と一緒に公演されます。演目は役者総会で決定されますが、院本歌舞伎の時代物が圧倒的に多いです。 昭和45年には斎藤茂吉文化賞を受けるなど、内外で高く評価されています。
開催地:春の祭典:5月3日 山五十川公民館
秋の祭典:11月23日 山五十川公民館
料金: 入場無料
【お問い合わせ】
山五十川公民館:0235-45-2949
古くから藤島は獅子郷と呼ばれ、現在でも添川、東堀越、谷地興屋、大川渡、渡前、八色木、豊栄などの集落にそれぞれ獅子踊が保存・伝承しています。なかでも、特に添川両所神社御獅子舞は、市の無形文化財に指定され、8月18日の神社例祭時、毎年欠かさず奉納する事で知られています。信仰的には五穀豊穣や悪疫退散、天下泰平などを願って、その集落の若者によって代々踊られてきました。体力の消耗が激しいため、舞い手のほとんどが20代の若者です。
獅子踊りとともに、藤島地域には「神楽」も伝承されています。なかでも特に有名なのが、古郡集落に伝わる「古郡神楽」。毎年8月15日の池神社例祭の際に、保存会員によって奉納されます。添川集落に古くから伝わる伝統の舞い、両所神社獅子踊り。古郡神楽とともに鶴岡市無形文化財に指定されています。
地域にはこのほかにも、色彩豊かで勇壮活発な踊りが今も脈々と受け継がれています。
【お問い合わせ】
鶴岡市藤島庁舎総務企画課:0235-64-2111
羽黒エリアは、山岳修験の霊場として信仰を集めている出羽三山の表玄関にあり、羽黒山の国宝五重塔をはじめ、重要文化財や史跡・名勝など、歴史的文化財の宝庫として、国際的にも名を知られております。
羽黒山参道、“一の坂”上り口の杉並木の中にある。東北地方では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えられる。現在の塔は、約600年前に再建されたものといわれる。高さが29.0mの三間五層柿葺素木造で、昭和41年には国宝に指定された。近くには樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉“爺杉”がある。
所在地: 鶴岡市羽黒町手向 羽黒山
問い合わせ
出羽三山神社社務所 :0235-62-2355
鶴岡は、徳川四天王の筆頭酒井公が統治した城下町。江戸時代、参勤交代で江戸から、西廻り航路によって京の都から運ばれた雛人形や雛道具が、幾度かの時代の大きな移り変わりの中、庄内藩主酒井家をはじめ旧家によって代々大切に受け継がれてきました。享保雛、有職雛、古今雛、芥子雛など、日本を代表する雛人形研究家をも虜にした秘蔵の雛たちが奏でる雅の世界をご堪能ください。からの技術を継承している伝統職人や新進アーティストが一同に集結し、作る・触れる・食べるなど、様々な体験ができる催しです。
【日 時】平成28年3月上旬(日)10時から16時まで
【場 所】荘内神社 参集殿(〒997-0035 鶴岡市馬場町4-1)
【内 容】雛菓子作り、絵ろうそく、御殿まり、いづめこ、ガラスアート、パステルアート、水引きアートなど
【体験料金】200円から(入場は無料)
【お問合せ】
鶴岡雛祭り実行委員会:0235-22-8100
(荘内神社内)
鶴岡の天神祭は、老若男女の別なく、派手な花模様の長襦袢に角帯を締め、尻をからげ、手ぬぐいと編み笠で顔を隠し、手に徳利と杯を持ち、無言で酒を振る舞う習わしで、通称「化けものまつり」として広く知られています。
この祭りは、学問の神様といわれる菅原道真公(845〜903年)を祀る鶴岡天満宮のお祭りで、その昔、道真公が九州太宰府に配流された時、公を慕う人々が時の権力をはばかり、姿を変え顔を隠して密かに酒を酌み交わし、別れを惜しんだという言い伝えによるものです。
鶴岡天満宮では天狗舞が奉納され、道真公や手踊りのパレードが市内を練り歩き、お祭り広場では様々な催しが繰り広げられ街中が祭り一色に賑わいます。
【お問い合わせ】
天神祭実行委員会:0235-25-2111
(鶴岡市観光物産課内)
椙尾神社の例大祭として、300年以上もの昔から続いている。お祭りのくねり(行列)と前後して始まったといわれる豪華な「からぐり山車」が繰り出すことで有名。かつて「からぐり山車」は、台座の上に枝振りの良い木を立てて、枝の上へ上へと15〜16m位の高さに制作し、山車が遥か鶴岡の城下からも見えたとか。
【お問い合わせ】
おおやま観光協会:0235-33-3213
【7月最終土曜日(平成27年度は7月25日)】
500年以上にわたり、農民の手で受け継がれてきた国指定重要無形民俗文化財「黒川能」を櫛引総合運動公園内の特設水上野外ステージで、かがり火の中、幻想的に上演いたします。
開催地:櫛引総合運動公園野外ステージ(雨天時 櫛引スポーツセンター)
駐車場:有り
料金:入場料
前売券 1,000円(高校生以上)
当日券 1,500円(高校生以上)
【問い合わせ】
鶴岡市櫛引庁舎産業課:0235-57-2115
映画「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」の舞台、藤沢周平の小説に登場する「海坂藩」のモデルとして知られる庄内藩。鶴岡市は、江戸時代240年のあいだ、徳川家譜代大名の酒井家がおさめる庄内藩14万石の城下町でした。荘内神社が創建された明治10年に、旧藩主を慕う市民の手でかつての大名行列が再現され、天下人秀吉より賜った金びょうたん槍を先頭に、奴振り、鎧武者の甲冑列など総勢約400名からなる「荘内藩伝承大名行列」が、城下町・鶴岡に歴史絵巻を繰り広げます。
【お問い合わせ】
荘内大祭奉行所:0235-22-8100
(荘内神社社務所内)
入峰した山伏が開祖蜂子皇子を祀った蜂子神社に祈願しつづいて大紫灯護摩を行うことからはじまったものと伝えられ山伏たちによって点火された護摩は夜の羽黒山頂を照らしえんえんともえる様子は壮厳そのもので、1,400年の歴史と伝統をしのばせるものがある。
開催地:羽黒山山頂
駐車場:有り
【問い合わせ】
出羽三山神社社務所:0235-62-2355
【10月中旬】平成27年度は10月17日(土)・18日(日)開催
しな織製品の展示・即売、全国古代布の展示・販売、しな織姫によるしな織実演、しな織各作業実演と体験コーナー(コースター作り)、ふるさと市(山菜類、とち餅、なめこ汁他)、ステージ発表。
今年度も、しな織まつりの華、「しな織姫」を募集いたします!詳しくは、関連ページの「しな織姫募集ページ」をご覧ください。
開催地:しな織の里ぬくもり館・関川しな織センター・戊辰の役史跡公園まやみ広場
【問い合わせ】
関川しな織センター:0235-47-2502
大みそかから元日にかけて行われる羽黒山の代表的な火祭り。平成26年3月に国の重要無形民俗文化財に指定された。100日間参籠し、精進潔斎した2人の山伏がどちらが神意にかなったかを競い合う験競べが祭りの中心。大みそかの昼ごろから元日未明にかけて合祭殿内や鏡池前広場、補屋などで、烏跳び、国分神事など、様々な神事が行われる。中でも若者衆による迫力ある大松明引きはみどころである。
開催地:羽黒山山頂
駐車場:有
【問い合わせ】
出羽三山神社社務所:0235-62-2355
鎮守である春日神社の年4回の例祭に、神事として黒川能が奉納されますが、中でも天地凍てつく旧正月に行われる「王祇祭」(おうぎさい)は最も重要なお祭りとなっています。
2月1日の未明、春日神社の神霊が宿る王祇様を上座、下座それぞれの民家(当屋)にお迎えします。座衆一堂に会しての座狩(総点呼)があり、振る舞いが行われた後、夕刻から幼児が勤める「大地踏」で黒川能は始まり、式三番、続いて能5番、狂言4番が夜を徹して演じられます。
【問い合わせ】
春日神社社務所:0235-57-3019
黒川能保存会:0235-57-5310
春日神社内の能舞台で蝋燭の灯りが揺らめく中、幽玄の能が舞われます。第2部の交流会は、凍み豆腐煮などの郷土料理や樽酒を囲みながら、お客様と能役者や地元ボランティアスタッフとの交流で盛り上がります。
開催地:春日神社 他
駐車場:有(約80台)
【問い合わせ】
黒川・蝋燭能実行委員会:0235-57-5310
温海地域(旧温海町)は、鶴岡市の西南端新潟県境に接し、三方を摩耶山系の豊かな山々に囲まれ、西側には変化に富んだ海岸線が続く、自然の魅力が凝縮された地域です。弘法大師が発見したと伝えられ、開湯1,000有余年の歴史を誇るあつみ温泉。あつみ温泉の誕生は今から1,000年以上もむかしに遡ります。弘法大師の夢枕に童子が立ち、その示現によって発見したとか、傷ついた鶴が草むらから湧き出る湯に足を浸しているのを木こりが見つけた、など諸説語られております。庄内藩主酒井忠勝公が入国した後、藩公の湯役所が設けられ、以来近郊の湯治場として栄えてきました。古くから文人墨客も多く訪れ、松尾芭蕉、与謝野晶子、横光利一など、小説、詩歌に数多くうたわれています。1,000年にも及ぶ長い間、あつみの湯は人々に愛され守り伝えられてきました。今では山形・庄内を代表する温泉地として皆様に親しまれています。
【共同浴場】
あつみ温泉には、住民の皆さんに親しまれている共同浴場が3ヶ所あり、どなたでもご利用になれます。
無人なので、料金箱に協力金200円を入れて入浴してください。正面湯午前6時〜午後
【飲泉所】
あつみ温泉には、湯之里橋と葉月橋通りの足湯のところに飲泉所が2ヶ所あります。効能は胆石、胃腸弛緩症、尿結石、金属中毒症、慢性便秘、じんま疹です。
【お問い合わせ】
あつみ観光協会:0235-43-3547
商うものは、特産の赤かぶなどの農産品から水産加工品そして日用品など様々です。下駄に浴衣姿でのんびりと。「あば」と呼ばれる売り子の女性とのかけあいが楽しく、魅力のひとつにもなっています。
平成27年開催期間:4月1日〜11月30日
時間:午前5時30分〜8時30分
所在地:鶴岡市湯温海 朝市広場
【問い合わせ】
あつみ観光協会:0235-43-3547
朝市の起源は定かではありませんが、260年以上の歴史があるとも言われています。天保9年(1838年)酒井公御入浴のおり「毎朝市立候儀常々の通り相心得候」ともあり、湯治宿の発達とともに相当以前より存在していたものと思われます。
出羽三山の精進料理は、羽黒山山頂にある斎館、羽黒山麓の手向(とうげ)宿坊街で召し上がることができます。
【羽黒山参籠所斎館】
三の坂を登りきれば、山頂間近の左手に斎館があらわれます。もとは羽黒山の三先達の一つ華蔵院であり、内部には僧侶の礼拝施設が現存しています。玄関は桃山時代の作であり、明治の神仏分離のときに移築されたもの。はるか鳥海山を望む眺めは素晴らしく、静寂が包まれた斎館でいただくお食事は格別の趣があります。現在は一般の方々も宿泊可能で、美味で知られるフランスやハンガリーで絶賛された精進料理を召し上がっていただけます。
斎食料1,620円(5品)、2,160円(7品)、2,700円(8品)、3,240円(10品)、3,780(11品)季節によって料理の内容が変わります。
料理・宿泊は全て予約制となっておりますので、予めお申込みください。
【お問い合わせ】
羽黒山参籠所斎館:0235-62-2357
【宿坊街】
羽黒山の麓に軒を連ねる手向(とうげ)宿坊街は、全国から出羽三山を参拝する方々(道者)を迎え山へと案内する、出羽三山信仰の玄関口です。宿坊は、精進料理を食し、白衣を着、お山へ入るために身を清める潔斎(けっさい)所であり、出羽三山の文化を体現し、伝えていく生きた文化施設であり、まるで歴史そのものが語りだすかのような空間です。坊主は代々血を受け継いだ羽黒山伏。おかみさんのつくる精進料理は絶品。宿坊で過ごす時間は他では得られない特別なものとなるでしょう。
月山ワインにおける原料は、すべて地元鶴岡市をはじめ近隣のぶどう農家に栽培をお願いしていま す。山形の庄内地方で育まれる風土に適したブドウ栽培を行い、地元で愛される地元産100%を誇りと したワイン造りを行っております。朝日地区では、月山ワイン誕生のきっかけとなった山ぶどうがもっとも多く生産されています。朝日地区山梨大学の山川祥秀氏が1990年に作り出した赤ワイン品種。山ぶどうとカベルネ・ソーヴィニョンの交配品種。月山ワインでは、1997年頃から朝日地区を主体とし栽培を行っています。櫛引地区西荒屋で栽培されている甲州ぶどうは、250年の栽培の歴史かおり幕末の頃、酒井藩の家老が甲州を取り寄せ自宅に植えていました。朝日・袖浦地区フランス、セイベル氏により生み出された交配品種。セイベル9110というように育種番号つきで呼ばれています。朝日地区は粘土質の土壌で袖浦地区は砂地での栽培が行われています。月山ワインでは白ワインの大半を占める品種です。
【お問い合わせ】
月山ワイン山ぶどう研究所:0235-53-2789
鶴岡には日本酒の酒蔵7軒と山ぶどう研究所のワイン1軒があります。
庄内の米どころ、清冽な豊富な清水が、美味しい酒処として息づいています。
鶴岡商工会議所:0235-24-7711
日本海庄内平野城下町鶴岡の伝統産業文化と食文化
厳寒の日本海の荒波でもまれ脂ののった寒だらをぶつ切りにし、みそ仕立てで丸ごと鍋にして味わう「寒鱈汁」(どんがら汁)は、鶴岡を代表する野趣あふれる冬の味覚。この寒鱈汁を思う存分味わってもらおうというイベントが「日本海寒鱈まつり」。鶴岡銀座通りを会場に、毎年約2万人のお客様を迎えて開催しています。10店舗を超えるお店で寒鱈汁を準備するので、食べ比べも楽しみの一つです。また、鶴岡の特産品や冬の味覚も販売され、さらには、太鼓の演奏や歌、音楽などのステージイベントや新潟・秋田・石巻・北茨城などの観光物産展も開催されるなど、食べて満足、見どころたくさんのイベントです。
【日時】 2016年 1月17日(日)
10:30〜15:00
【場所】 鶴岡銀座商店街 特設会場
【問合せ】 鶴岡銀座商店街振興組合
電話:0235-22-2202
【内容】 寒鱈汁店出店や特産品
お菓子などの出店 (寒鱈汁1杯600円)
日本海荒波太鼓などの各種イベント
新潟・秋田・石巻・北茨城の観光物産展
村上の鮭の歴史は古く、平安時代には遠く京都の王朝貴族に献上されていた記録があります。江戸時代に入ると村上藩の大事な財源として、自然ふ化で増殖を考案し、明治時代には日本初の人工ふ化にも成功、溯上数の大幅な増加ができるようになりました。この長い歴史の中から鮭文化を築き、一年を通して美味しく食べられる百種類以上の鮭料理が生み出され、守り伝えられています。
村上市役所:0254-53-2111
西川町は古くからそば栽培の文化があり、夏暑く冬寒い寒暖の差の激しい気候は、蕎麦の生育に最適な自然環境です。西川町は、山形県下でも特に豪雪地帯として知られ、日本名水100選にも選ばれた月山の雪解け水と、ブナ林が生み出す清涼な空気は、美味しい麺つくりに大切な財産となっています。
西川町役場:0237-74-2111
刈屋梨は日向川と荒瀬川という鳥海山系のふたつの清流の合流点、鳥海山のブナ林の養分を含んだ肥沃な大地に育っています。刈屋では梨畑に網をかけません。日光をサンサンと浴びて美味しい実をつけます。約2割の梨は野鳥が食べて喜んでいるようです。
酒田市観光物産課:0234-26-5759