板柳町は青森県の西部津軽地区の中央に位置し、四季の変化に富む典型的な日本海型の気候を有す。総面積41.88平方キロメートルのほとんどが平坦地で、西は岩木山、東は十川の間にあり、それら水系の分厚く発達した沖積世の堆積物は、りんご園・水田としての利用に適した生産性の高い豊かな平野を形成しています。昭和30年に、板柳町、小阿弥村、沿川村、畑岡村の一町三ヶ村の合併により「板柳町」を制定し現在に至り。町を元気にするには、若い世代が板柳に住んでもらえるような様々な工夫や、安心して子育てができる環境づくり、若者にとって魅力ある町づくりが求められており、町民皆様の声をしっかりと受け止めながら、知恵を絞り汗を流し精一杯の努力を重ね、スピード感を持って町政運営に努めています。
板柳町企画財政課:0172-73-2111
村落への開拓は文禄・慶長年間(1592〜1615)といわれ、津軽藩の城下に近く岩木川きっての良港を有し、藤崎以北で唯一の渡し場が設けられたことにより、百貨集参地として急速に発展し大集落が形成され隆盛を極め、4代藩主、信政の寛永3年(1663)には、廻送米積み立ての藩倉が建てられ、現在の町役場のところに代官所が置かれて、藩の御用船が控えてしだいに発展し、井筒屋・小松屋・若狭屋などの豪商が財を競い、城下町弘前をしのぐ繁栄ぶりだった。しかし、宝暦4年(1754)、当時藩主より突然の「商売差し止めの令」が発せられ、加えて明和の大震災に遭い、しだいに衰えていった。明治以降にリンゴがこの地域にもたらされると、りんごの名産地となり、昭和中期まではりんごの出荷が鉄道に拠っていたため、板柳駅は大いにぎわいました。1955(昭和30)年3月10日 には、板柳町、小阿弥村、沿川村、畑岡村の一町三ヶ村の合併により「板柳町」を制定し現在に至っています。また、海外都市と提携都市協定を結び国際交流を推進しています。ワシントン州ヤキマ市と1972(昭和47)年2月3日提携、リンゴ産業・教育文化の交流。北京市昌平区と1993年(平成5年)6月23日提携、教育・文化・農業技術の交流。
板柳町企画財政課:0172-73-2111
板柳町は、年間約2万6千トンを産出する日本有数のりんごの産地です。四季の変化に富んだ気候と豊かな土壌、高い技術を持った農家の栽培で板柳町のりんごは美味しく育ち生産されています。板柳町のりんご栽培の歴史は古く、青森県にりんごの苗木が入ってきた明治8(1875)年に、板柳町は、北津軽郡で唯一りんごの苗木の配布を受けました。それ以来、板柳町では約140年間、りんご栽培農家を始めりんごに関わる多くの人々と地域市民や消費者に支持され、りんご栽培文化を守り続けています。板柳町のりんご栽培が発展した理由は、岩木川が氾濫して土石流が積み重なったことで土の栄養分が多くなり、りんごの実を大きく太らせてくれ、また東には十川があり、2つの川に挟まれた平野であるということも好条件で、昼と夜の寒暖の差が激しいので、実が引き締まり、甘いりんごが育つ、自然環境に恵まれています。近年は、海外でも日本産りんごの評価が高く、台湾や中国を中心にアジア各国への輸出も多くなっています。
板柳町産業振興課:0172-73-2111
ふるさとセンターは、@りんごによる地場産業(1.5次産業)起こし、A体験農業の推進、B新しい農業技術の提供の3つを目的に、町経済活性化の拠点施設として、昭和61年に建設されました。世界各国250種のりんごを栽培する品種見本園、りんご資料館、りんご加工場など、生きているりんごの博物館として、日本全国からあらゆる方面の方々の訪問を受けるなど、年々発展してまいりました。総ひばづくりの宿泊施設をはじめ、一般の方々もさまざまな作品づくりを体験できる工芸館、モニュメント広場、芝生、せせらぎ河川などの自然を生かし、子供から大人まで楽しめる遊戯施設、農産物直売所、りんご加工集出荷貯蔵施設を備えるなど内容を充実。”人とりんごのコミュニティ”をさらに進めて、”学んで、遊んで、泊まれるりんごの里”として新しく大きな未来を見つめて、前進しています。
ふるさとセンター:0172-72-1500
滞在中は、りんごの里全体を庭にして、コテージを拠点に、あらゆる施設をお楽しみいただけます。楽しみ方も、くつろぎ方も十人十色、お好みしだい。のんびりと、自然とふれあいながら、ゆたかな時間が流れます。四季折々の自然の風景に彩られるりんごの里に、6つのコテージをご用意しております。木のぬくもりに満ちた総ひばづくりの冷暖房完備のコテージです。洋室タイプ4棟、和室タイプ2棟で、いずれもコテージ内には談話室と2つの寝室があり、冷蔵庫、電子レンジ、TV、流し台、洗面所、トイレが揃っています。広々としたベランダ、ひねるだけで温泉がでるひばのおフロが、ご滞在をさらに快適なものにしてくれます。ファミリーやグループで気がねなくおくつろぎいただけます。
ふるさとセンター:0172-72-1500
搾って、染めて、編んで、焼いて。りんごの才能、目覚めさせました。ふるさとセンターでは、りんごを素材とした創作品の開発・育成による地場産品作りをすすめています。「Ringo Work」は、りんごの花・実・葉・幹などから創り出される、すべての製品の総合的なブランド名です。ジュース、ジャム、ビネグレット、ゼリー、お菓子などの加工食品をはじめ、りんご草木染、りんご樹皮加工品、りんご樹木工品など、さまざまな加工品を生みだし続けています。
ふるさとセンター:0172-72-1500
〜良品質のふじをブレンドした完熟アップルジュース〜
板柳町の豊かな自然と風土の中で育まれた「ふじ」りんごのまろやかさと甘味が調和しているおいしいジュースです。ふじのほかに数品種のりんごをブレンドしています。
〜ふじりんご〜
甘味・酸味のバランスが良く多汁で蜜が入りやすい品種です。青森県藤崎町で誕生した世界的品種(国光×デリシャス)のりんごです。
ふるさとセンター:0172-72-1500
日本一のりんご生産地である青森県の津軽平野に位置し、東に秀峰「八甲田連峰」、西に霊峰「岩木山」を望み、肥沃な土壌に恵まれた大地と昼夜の寒暖差が織りなす気候条件によって、色づきの良く果肉が締まった甘味の深いりんごが栽培されています。板柳町は津軽平野の母、岩木川の恵みにより肥沃な土地に恵まれ、りんご栽培の歴史も古く、「日本一のりんごの里」を目指しています。有機質を投入して健康な土づくりに取り組み、農薬の使用を出来るだけ抑えて栽培しています。樹上完熟りんごは最高級品です。ご贈答に最適です。
板柳町産業振興課:0172-73-2111
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
青森県の津軽平野の南西部に位置し、古くから美味しいお米が取れる産地として知られています。西に岩木山と世界遺産の白神山地、東には八甲田連峰が連なり、これらの山々からミネラルなどが豊富に含まれた雪解け水が西は岩木川・平川、東は浅瀬石川に注ぎこれらが良質のお米をつくる源となっています。JA管内で栽培している品種は主に「つがるロマン」そして「まっしぐら」です。特徴としては「つがるロマン」は適度な粘りがあり冷めても美味しく、「まっしぐら」については、米の粒が大きく、弾力・噛み応えがあるのが特徴です。
板柳町産業振興課:0172-73-2111
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
ときわにんにくの品種は「福地ホワイト六片種」です。雪のように白く、粒が大きいのが特徴で、とりわけ県内随一の品質を誇ります。
栽培には、鶏ふん等を活用した安全な堆肥を使用して有機・減農薬栽培、完熟堆肥づくりの推進など環境に優しい安心・安全な商品生産に積極的に取り組んでいます。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
水に入れると沈む。つまり、ちゃんと熟して比重が重い桃太郎トマトは旨味が多いと定評があります。もちろん減農薬栽培です。近年は、果肉の質がしっかりとした「麗夏」という新しい品種にも取り組んでいて、首都圏の市場で高い評価を得ています。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
だいこんはたくさんある野菜の中で消費量が一番多く、サラダ、煮物や漬物といったように幅広く調理されています。もちろん、栄養面では酵素による抗菌作用やガン予防効果があり人気野菜となっています。そんなだいこんですが、意外にも暑さに弱く八甲田高原では冷涼な気候を活かし、特徴となる甘味と辛味を損なうことなく、また、みずみずしいだいこんを6月から10月まで出荷しています。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
光沢があり、食味と歯ごたえの良い品種を作付けし、鮮度保持のため出荷形態に工夫を凝らし新鮮なきゅうりを皆様へお届けします。きゅうりはミネラル分を多く含んでおり、利尿効果やむくみ・だるさを取る野菜として知られています。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
青森県での生産が多く、出荷量は全国第6位(平成19年)となっています。品種は、北海道が男爵を中心に生産されているのに対して、青森県では煮くずれの少ない「メークイン」が約9割を占めます。青森県のばれいしょの出荷は、8月がピークとなります。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
冷涼な気候で育まれるはくさいは、かつては、秋から冬にかけての野菜の代表選手でしたが、近年は初夏の収穫も増えてきています。とはいえ、北国青森で古くから親しまれてきた、おいしい漬物や鍋には欠くことのできない食材です。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
青森県のキャベツの出荷は、6月から10月が中心で、特に夏秋キャベツ(7月〜10月)の出荷量は全国第7位です。キャベツには、サラダ向けのサワー系(春系)、歯応えのある寒玉系(冬系)がありますが、本県の生産はサワーキャベツが中心です。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
茄子の皮にはナスニンというアントシアニン系の色素がふくまれており、ガンなどの生活習慣病の予防が期待されるだけでなく、動脈硬化や高血圧の予防もきたいできます。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
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にんじんは6月に播種されると、夏の冷涼な気候の中でじっくり、じっくり育てられることにより、甘さが凝縮しβ-カロチン等の栄養価を低下させることなく9月から10月に消費者へ届けられます。青森県で長ネギの生産は、土寄せをして軟白化された根深ねぎが主体です。特に夏ねぎ(7月〜9月)の出荷量は全国で第5位にランクされています。
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板柳町産業振興課:0172-73-2111
暑さに弱いほうれん草は、夏場に生産できる産地が限られますが、青森県では涼しい気候を活かし、生産の拡大を図っています。出荷先は東北地域が主体ですが、1年を通して関東地域へも出荷しています。ほうれん草にはビタミンC・A・Eが含まれています。また食物繊維・鉄も多く含まれており、高血圧に効果的です。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
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冷涼な気候を好み、糖度が20〜22度と甘みの強い中粒品種「スチューベン」を栽培しています。一般的に貯蔵性が低いと言われるぶどうの中で、スチューベンは貯蔵性の高い品種です。その特性を活かして、酸味が程良く抜け甘みが強くなるよう冷蔵貯蔵し、10月下旬〜2月中旬までの国産ぶどうの流通量が少なくなる期間、北海道や本州全域に出荷しています。
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「ラ・フランス」と「ゼネラル・レクラーク」を中心に、青森県のりんご栽培技術を応用して高品質の洋なしを栽培しています。「ラ・フランス」は甘みが強く、とろけるような口当たりが特徴で、「ゼネラル・レクラーク」は芳純な甘みの中にほのかな酸味を持ち合わせており、きめが細かくなめらかな食感が特徴です。9月下旬〜10月中旬に収穫した洋なしは、一度冷蔵し11月下旬〜1月中旬まで出荷しています。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
転作作物として栽培が始まったさくらんぼですが、現在では観光さくらんぼ園もオープンする程に普及し、「佐藤錦」を中心に「紅秀峰」などを栽培しております。中でも「佐藤錦」は甘みが強く“赤い宝石”と呼ばれています。6月下旬から7月中旬までと短期間ですが、初夏の味覚としてお楽しみ下さい。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
冷涼な気候を好むプラムは青森県に適しており、「シュガー」と「ベイラー」を栽培し、国内の主産地の一つとなっています。プラムは酸味が少なく食べやすいのが特徴で、ミネラル、ビタミンを多く含む健康食品として注目されています。9月中旬〜10月下旬まで出荷し、学校給食などでも好評を得ております。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
梅はアルカリ健康食品として需要が増加し健康食品として根強い人気があります。うめは古くから健康食品として知られ、近年は健康ブームを背景に梅干しを始め、梅漬け、梅酒などに、加工され、需要も増大しています。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
水田に巨大化したような稲が林立する風景、これが水田の中の高級食材「マコモタケ」の姿です。「マコモタケ」は、東アジア原産のイネ科の多年草マコモの茎が肥大化したもので、日本で言う「タケノコ」ではありません。味は、タケノコとアスパラガスの中間といった感じで、コリコリとした食感とアスパラガスのような甘さをもった飽きのこない味。“エグミ”は無く、栄養的には、食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムを含む食品。淡泊な味なので料理を選ばないこともあり、料亭や中華料理店で高級食材として利用されている。
JA津軽みらい板柳支店:0172-73-2231
板柳町産業振興課:0172-73-2111
津軽塗は、元禄時代から青森県弘前を中心に作られてきた、わが国最北端の伝統漆器です。堅牢で優美な塗りが特徴ですが、津軽ヒバを素地に、約50ものの工程を経て完成されます。津軽塗を代表する、色漆の断層が美しい斑点模様をなす「唐塗」や、江戸小紋風のパターンが粋な「ななこ塗」、錦風の豪華な「錦塗」、艶消しの渋い黒地の「紋紗塗」など、多彩な技法を誇ります。
弘前津軽塗商工業協同組合:0172-35-4004
板柳町教育委員会生涯学習課:0172-72-1800
板柳町表町の女性の人達によって明治初期から伝えられていた郷土芸能で、長者の家や祝い事のある家へ赴き、いろいろな踊りの表現で流行した。表町七福神は、大正5年63才で亡くなった同町飾師銅屋、葛西惣助の創作として残されているもので、各7人の女の人が仮装し、神官と囃方で構成されている。座敷入りの際は、神官のお祓いの後から神々が続々と現れ酒盛りの後、大黒天から次々と踊り、最後に布袋が納める。
板柳町教育委員会生涯学習課:0172-72-1800
むかし、農家の人達は田うち桜(もくれん)が咲く頃になると、田おこしをします。やがて稲の穂がでる頃になると、お盆の季節になり、農家はホッとひと息つきます。夕方になると墓所で火コ焚き、夕飯後集落の広場に集まり盆踊りをします。盆踊りは精霊を慰め、これを送る踊りで、老若男女は下駄ばきでまるい円をつくって踊ります。娯楽的な催しがない当時のことであり、踊りが唯一の社交の場であったことでしょう。
板柳町どだればぢ踊り保存会
板柳町教育委員会生涯学習課:0172-72-1800
8月12日夜8時より14名の神主が拝殿で神楽舞を踊り、町民や氏子の家内安全と商売繁盛を祈願する。
板柳町教育委員会生涯学習課:0172-72-1800
正休寺は、親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗、真宗大谷派であり、本山は京都市の東本願寺(真宗本廟)です。地元では門徒宗の寺として親しまれ、その住職は親鸞聖人の教えを受け、聖人と同じく肉食妻帯(在家仏教)の生活を営み、世襲制にてお念仏を相続してきた。正休寺住職を務める高澤家の歴史は、新羅三郎源朝臣義家の六代の末裔高澤伊賀守源氏信の二男高澤次郎源朝臣義氏(1267年没)に始まる。加賀、越前での富樫、畠山、朝倉との戦い「文明七(1475)年〜長享2(1488)年」の中で八代隨圓御坊は討死し、堂宇も焼失した。その子順圓御坊はまだ幼かったことから、母方の北条氏に一時預けられ、17歳の時に水戸に戻り照願寺に一時身を寄せ、暫くして一宇を再興した。しかし、その後兵火による堂宇の消失などが重なったことを機に、家臣門徒と共に念仏流布のため北条氏の縁を頼って奥州に赴く。途中南部花輪に草案を結び、弘治二(1556)年に波岳(現在浪岡)の松枝の山中に堂宇(大道寺精舎)を建立した。浪岡城が津軽によって攻め滅ぼされたことから、元亀元年(1570年)に弘前市堀越に寺地を移され、さらに弘前市新寺町の真教寺内に移された。しばらくして現在の板柳町に移ることとなるが、正保四年(1647年)時の津軽藩家老が大道寺であったことから、その名を遠慮し、それまでの大道寺の名を改め正休寺と名乗り現在に至っている。本堂は、明治二十四年に類焼し明治三十九年に再建したが、山門は消失を免れ、現在板柳町最古の木造建築として町の文化財(第2号)に指定されている。山門は、建築学上の鑑定により寛政年間(1751年〜)の建物とされ、当時の宮大工の力量と気概を存分に示す貴重な建物となっている。
五雲山 正休寺:0172-73-2016
この海童神社は文禄2年(1593)、藩祖である津軽為信が、豊臣秀吉の朝鮮征伐のときに軍を派遣した際、海上安全・国土繁栄の祈願所とするため、「宝量宮」と名づけて建立したもので、海神を祀っている。宝量宮は大川(岩木川)沿いの船岡に建立した。当時、板屋木村はなく、まわりは原野でした。以後、板屋木は開拓の拠点として、また、物資輸送の中継点として河港を中心に驚異的な発展を遂げた。現在の地に遷宮したのは、承応元年(1652)のことで、十三湊までの舟運の安全と町の水難防止を見守ってきた神社です。海童神社境内には、相撲道の哲人・桜錦の胸像や、他にも数基の記念碑などが奉納されるなど、現在も広く信仰を集めている。
海童神社:0172-73-2368
最津軽地方には、鬼を神様と崇める信仰があり、神社の鳥居に鬼が鎮座している神社が西北津軽地方を中心とした4市3町に30か所以上あります。鳥居に鬼を鎮座させるようになった由来は定かではありませんが、これまでの鬼コがすべて岩木川の近くの神社にあることから、大雨で川が氾濫しないようにと奉られた物ではないかと推測されています。稲荷神社は宇迦之御魂神を祀っており。鬼こは、二の鳥居の上に居ます。鳥居は木製の両部鳥居で、鬼こは石でできています。色落ちのためはっきりとはしませんが、ふんどしの色も赤のようです。地域住民の方々によって守られている様子が、本殿等の個人寄贈に見られます。
稲荷神社:電話なし
八坂神社は、素戔嗚尊を祀っています。木製の一の鳥居(両部鳥居型)に鬼こがいます。鬼こは木製で、全身真っ赤(ふんどしは金色?)に塗られています。なかなかに立派な体格な鬼こです。目は金色で睨み付けれると結構怖いかもしれません。境内には、拝殿前(以前はこの中に本殿があったとか)に巨大なご神木がある。
稲荷神社:電話なし
関ヶ原の戦いで敗れた石田三成の次男重成が隠れ住んだ地域にある、石田家ゆかりの神社。杉山八幡宮ともよばれています。板柳町の深味という集落は、昔、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成の次男・重成が隠れ住んだ地域だといわれています。「杉山」とは、石田重成の津軽における別名「杉山源吾」からとられたものです。
稲荷神社:電話なし
板柳町出身で、満州国皇帝溥儀の侍従長を務めた故工藤忠(本名・鉄三郎)の生家を改修した資料館です。これまで町郷土資料館に展示されていた衣類・書・写真などのほか、家にあった関係資料合わせて約60点を展示しています。
お問合せ
工藤忠閣下生家・皇帝の森:0172-73-3725
およそ三千年前、生活の拠点であった土井遺跡の出土品や、先達が我々に残していった農耕文化の足跡、農具や民具など、6,200点を超える資料を収蔵しています。資料館の一部に、旧板柳尋常高等小学校の玄関口が移築保存されているからだ。小学校の校舎は、1899(明治32)年に現在の町役場がある場所へ新築されたもの。2階にベランダのついた洋館風の建物は目を引いた。
板柳町教育委員会生涯学習課:0172-72-18005
JR東日本五能線の「板柳駅」は、板柳町の中心部に位置し、臨時快速「リゾートしらかみ」が停車する駅で、板柳町の発展と共に歩んできた歴史のある貴重な建築物です。板柳駅は、陸奥鉄道(後に国鉄の五能線となる)が開通した1918(大正7)年9月に開業した。現在の駅舎に新築されたのは1934(昭和9)年1月で。それ以降、部分的な改築改良はあったが、基本的に駅舎本体は当時のものであり、築80年以上活躍している駅舎です。五能線は板柳町の発展に大きく寄与し、板柳町の近代化を支え、町の発展を見守ってきた板柳駅舎は、板柳町の貴重な歴史文化財であり、町民の大切な財産です。
板柳駅:0172-73-2145
「日本一のりんごの里づくり」を目指す板柳町で行われる、夏のメインイベントです。りんごの豊作と作業の安全を祈る「りんご灯まつり」の始まりは1983年。メインとなる「りんご山笠」の提灯は、たわわに実るりんごを表しています。力強い大太鼓のリズムとともに「ノレサ!ソレサ!」の掛け声が夜おそくまで響きわたります。
開催日:8月9〜11日 りんご灯まつり
(りんご山笠、ねぷた合同運行は10日)
8月11日 りんごの里いたやなぎ花火大会
りんごの里いたやなぎまつり実行委員会
板柳町商工会:0172-73-3254
りんごの里・板柳の野外クラフト市。全国からクラフト作家が集まり、展示販売を行います。りんごがたわわに実った秋のアップルモールを会場に、全国から100人を超えるクラフト作家が集まり、各々の作品を展示販売するイベントです。作品販売のほか、クラフト作りを体験するワークショップ、Able Art(障がいを持つ人の芸術)の紹介などを予定しています。
開催日:毎年10月第1土曜日・日曜日
会場:中央アップルモール
板柳町産業振興課:0172-73-2111
第29回となるりんごの里いたやなぎ雪まつりは、を開催します。みかんまきや餅つき、豪華賞品が当たる大抽選会など、楽しいイベントが盛りだくさん。巨大なもつけ鍋で作る豚汁の振る舞いもあります。ご家族、ご友人と一緒に板柳町の冬を満喫してください。
開催日時:2月11日(木曜日) 時間10:00〜14:00
場所:板柳町ふるさとセンターイベント広場
問い合わせ先
板柳町商工会:0172-73-32543
青森県で最も古い酒造蔵元で、今から約370年前の江戸中期に創業しました。お店のすぐ後ろにある岩木川とそこから見える青森県一の岩木山にちなんで名付けた「岩木正宗」は16代目の杜氏が「男っぽいガツンと飲める酒」とその味に自信と誇りをのぞかせます。見学も可能ですが事前にご連絡をお願いします。
営業時間:9:00〜17:00
定休日:日曜日
竹浪酒造店:0172-73-2161
信栄堂はつくりつづけて130年。なつかしくほっとする味。北海道産手亡豆を自家にて製餡した物を使用し、高温でじっくり焼き上げた「川口あんぱん」、元祖洋風ごませんべい「ゴまダラケ」など多数取り揃えております。明治7年(1874年)木村家(現在の木村屋総本店)が、東京で日本最初のあんぱんを販売した数年後には、板柳でも信栄堂川口あんぱんの原型が販売されたそうです。
信栄堂川口あんぱん:0172-73-2711
板柳町にある「板柳町ふるさとセンター」の一角に、地元産のりんごや野菜、農産物加工品等を販売している「板柳町ふるさとセンターとれたて市」があります。この施設は、板柳町の農家を会員とした「板柳町農産物直売アンテナショップとれたて市運営協議会」によって運営されています。
【販売している主な農産物】
春〜秋 野菜・花き 9月頃〜1月 果物(りんご、梨、ぶどう)
【販売している主な加工品】
スチューベンジュース、リンゴジュース、リンゴジャム、マコモタケ(瓶詰)、タケノコ、お菓子(どら焼きなど)
【開催している主なイベント】
8月 お盆市 9月 十五夜市 11月 収穫感謝祭 2月 雪まつり
営業時間:1月4日〜3月31日 10:00〜15:00、4月1日〜6月30日 9:00〜16:00、7月1日〜12月28日 8:30〜17:00
定休日:年末年始
板柳町農産物直売アンテナショップ
「とれたて市」運営協議会 :0172-73-3293
青森県板柳町にある、津軽みらい女性部による直売所。地元農家が心を込めて育てた新鮮な野菜のほか、おしい果物や美しい花々も並ぶ。そのほか、おふくろの味を感じさせる漬物や赤飯、いなりずし、かぼちゃ餅も好評。
野菜・果物・漬物・花・赤飯・かぼちゃ餅・米
営業時間:12月〜 6月 9:00〜14:00 7月〜11月 6:00〜15:00
定休日:年末年始
JA津軽みらい板柳支部
朝市部会女性部:0172-73-2231
レトロな建物が特徴の直売所。トマト、りんご、ほうれんそうなどの旬の新鮮な野菜、果物などをお手頃価格で販売。餅類、赤飯、りんごジュースなどの加工品も販売。
野菜・花・果物・みそ等の加工品・米・赤飯・いなり・りんごジュース
営業時間:12月〜 7月 8:00〜14:00 8月〜11月 6:00〜14:00
定休日:年末年始
JA津軽みらい板柳支部
朝市部会女性部:0172-79-3139
あすなろ温泉は、岩木山の麓、りんご樹と田園に囲まれたのどかな環境にあります。日常から離れ、部活動やサークル活動の合宿に集中して取り組むことが可能です。 客室の他に大広間もございますので、大人数のお客様にも快適にお寛ぎいただけます。
温泉は、筋肉痛や運動麻痺・打ち身・切り傷・疲労回復等に効果的です。体調を崩している選手のリハビリに、運動後の疲れた心と体のケアに、温泉合宿は最適です。
あすなろ温泉は、全国的にも少ない油臭の温泉で、 泉温63.8度、ph7.86で毎分450リットルもの湧出量を誇ります。油臭の温泉は独特の香り、ツルツル感のあるお湯が特徴です。 浴室内には油臭が充満しており、温泉に触れていない部分もまるで湯船に入っているような気分を味わえます。神経痛・筋肉痛・慢性皮膚病・冷え性・五十肩や、健康増進などに効果があります。
大浴場:(営業時間 7:00〜22:00)
入浴料:大人 350円/1名様(税込)子供150円/1名様(税込)
家族風呂:(営業時間 9:00〜16:00)
1時間4名様まで1,200円/貸切(税込)
5名様から1,000円/1名様(税込)
あすなろ温泉:0172-73-2641
超シンプルな浴室に ものすごくきれいなエメラルドグリーンのお湯が目を惹きます。浴槽の中央から源泉が贅沢に流れています。お湯自体に石油っぽい香りがしてちょっとぬるぬるしています。お湯の温度は42℃くらいの適温で ちょっとしょっぱかったです。
入浴料:400円
営業時間:8:00〜19:00
定休日:不定休
駐車場:あり
板柳温泉「板柳公衆浴場旅館部」:0172-73-2151
高増温泉不動の湯は泉質こだわり派には知られている日帰り温泉施設です。
泉質:ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉
温度:47.8℃ pH 7.6 溶存成分総計 1,403mg/kg
湯の様子:茶褐色透明、かけ流し、つるつる、ぬるめ、アブラ臭、泡つきあり
お湯の泡つきも良く、たくさんの地元の人で賑わっている。たくさんの人に愛されている公衆浴場です。
入浴時間:7:00〜21:00
入浴料金:350円
高増温泉公衆浴場不動の湯:0172-77-2155
鶴田町はニューヨークと同じ緯度に位置し気候風土が似ていることから、昭和50年代から転作作物として、スチューベンぶどう栽培を行ってきました。貯蔵性にもすぐれ、リンゴの貯蔵技術を応用した専用施設に貯蔵することで、10月から翌年2月頃までおいしく食べられるスチューベンぶどうは、糖度は22度以上の甘さと、あと味はさっぱりと、両者を兼ね備えたフルーツです。価格も手頃であり、フルーツが品薄になる冬の時期には、まさに救世的存在で人気があります。 販売は10月から2月。
鶴田町農政課:0173-22-2111
JAつがるにしきた鶴翔統括支店:0173-22-2428
十三湖は、青森県津軽半島北西部の岩木川の河口にある、海水と淡水が混合した、汽水湖と呼ばれる湖で、周囲は30km、水深は最大でも1.5mですが、独特の荒涼たる風景に囲まれた湖です。幻の鳥といわれるオオセッカや天然記念物の大鷲などの姿が観察できるほか、スズキ、チヌ等の好釣場でもあります。特産物の大和シジミが生息する自然豊かな湖です。
五所川原市観光物産課:0173-35-2562
日本を代表するりんごの品種「ふじ」は、我が藤崎町が生まれ故郷。生産量で世界一の品種である「ふじ」は、国光とデリシャスの交配により生まれ、1962年に日本を代表する富士山と藤崎町の一字をとって「ふじ」と命名されました。実が大きくて歯ごたえがあり、果汁も多く、日持ちもするため、贈答用として好まれ、蜜入りのものは特に人気があります。
藤崎町農政課:0172-75-3111
JA津軽みらい常盤支店:0172-65-3111